2018年08月14日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(883話)

『清田の執念と1vs1の概念』





「清田の執念???」






「あぁ、清田の執念から来るパワーが、湘北の最強コンビにも負けていないぞ」






弥生「清田信長、、、彼は今年間違いなく神奈川のトッププレイヤーの一人だわ」



記者・中村「今大会スタッツでは、既に当時の牧君と比べても遜色ないですよ、これ!!」パラパラと資料をめくる



弥生「そうね、得点、アシスト、リバウンド、そしてリーダーシップも含めMVP級の活躍、、、後ほしいのは、、、???」










弥生・中村・彦一、口を揃えて「チャンピオンベルトのみ!!!!!」







海南の攻撃



清田のプレイに引っ張られ、他プレイヤーも躍動する



ディフェンスでは、天崎の突進をゴール下で里崎がブロック!!!



天崎「くそぅ、、、」




オフェンスでは一ノ瀬が、フェイダウェイ・ジャンプショットを決める!!!



荒石「くそがーーーーー!!!」









それでも、湘北はハーフタイムの指示通り流川・桜木のコンビプレイが爆発



桜木のドライブから、流川が合わせゴール下を決める!!!



このクォーター、流川・桜木の得点が伸びる












だが!!!!!





清田と一ノ瀬のピック&ロール、ヘルプが出てきた所、インサイドアウト、嶋がツーポイントを決める!!!







湘北は直ぐ、流川がジャンプショットを返す




彦一、興奮を抑えられない「スゴイ、スゴイスゴイ、スゴイ攻防戦やでーーーーー!!!」





弥生「湘北は流川・桜木の二大巨頭で!!!!海南は清田君からの展開で、全員が点を取っている!!」



記者・中村「湘北の最強コンビに、清田君が対抗する展開が続いてますね!!?」






観客「凄い!!!湘北のコンビプレイにも屈していない!!!」



観客「あぁ、海南、そして清田信長恐るべし!!!」













そして遂に!!!!!スクリーンから、清田がこの日初、桜木と対峙!!!



「来た!!!清田vs桜木!!!!」





桜木「来い!!!野猿!!!」



清田二、三の細かいドリブルワークから急突進!!!!


ダダダッ!!!!!



弥生「凄いドリブル!!!!!?」



彦一「元々ボールハンドリングは最強レベル!!!?」





清田「オラッ、赤毛猿がぁぁぁぁ!!!!!」



ギラッ!!!(ここだーーーー!!!!)





桜木「ヤらすかぁぁぁーーーーー!!!!?」








清田無理やりレイアップ!!!





バシィィィィィィ!!!!





桜木が清田の腕を叩く





桜木「あーーーーー!!!!?」





清田そのままシュートを放り込む



サッ

























トン、、、トントトト、、、、







サァァァァ









ボールは細かくリングに跳ね返った後、ネットを揺らす、、、









桜木、振り返り目を疑う「入った…………???」










そして審判、大きな笛!!!

『ピィィィーーーー!!!!パーソナルファウル赤#8番!!!バスケットカウント・ワンスローーーー!!!!!』














清田自身、そして海南ベンチ、応援席全部が大きく万歳&ガッツポーズ!!!!





「よっっっっ」



「しゃぁぁぁぁーーーーーー!!!!!」



ワァァァァァァーーーーーーー



ワァァァァァァーーーーーーー






そしてこの声



「桜木に勝ったぁぁぁぁぁ!!!!」





桜木は自分の手を見つめ、そして清田を睨み、悔しがる




「くっ、くそっ、野猿が、、、」





流川「・・・・」











弥生「遂に桜木君からも点を取ったわ、、、」



記者・中村「清田君、もしかしたら3年間で、この試合がベストパフォーマンスかも?!!」



彦一、固唾を呑む「因縁のこの対決で今までで最高のプレイが出きとるんや、、、同学年、、、尊敬するで」





清田はボーナススローもきっちり決め



湘北60
海南68



「また8点差まで開いた!!!」



「湘北の勢いを海南が、、、いや清田が掻き消しているんだ!!!」







流川がダブルクラッチ気味のシュートを決める!!!



海南ベンチは顔を歪める






だが





「追いつかせない!!!!!」



清田がまたもやジャンプショットを決める!!!






弥生「要チェックやわーーーーー」



彦一「要チェックやーーーーーー」



高頭「グッドリズム!!!グッドリドゥム!!!グーーーッドウィドゥム!!!!!」



海南ベンチ宮益たち「・・・・」








流川がドライブの構え



「あくまでこちら(湘北)は流川!!!」



安倍大きくディフェンスの構え







だが流川が選んだのは



シュッ



安倍「あっ???」ゴールを振り返る





「ここで???」



「ワンモーションの」



「スリーポイントとは」







ザシュッ!!!!!!







流川のスリーポイントが海南ゴールを射抜く







会場全体、もう開いた口が塞がらない






「ここへ来て流川のスリーポイント!!!」



「流川、一体何連続ゴールだよ?!!」



「アンストッパブル・流川!!!」






弥生「ドライブが冴えてきたから"まさに"忘れていたわ、流川君、この試合初のスリーポイント!!!」



彦一「更に安倍君のディフェンスを警戒して、動作を出来るだけコンパクトにしてきよった(ワンモーション)、相変わらず技が豊富過ぎるで、、、」





記者・中村ここで一つ質問「にしても、、、何故流川君は後半急に、安倍君のディフェンスをモノともせず、ゴールを量産出来てるんだ?!!完全に安倍君との1on1を制しているじゃないですか??!それだけ余力があったって事?それとも単純に馴れてきたって事なのかな………???」



「後半の指示にしても、そんな上手くいくのか???」









弥生「おそらく、、、」



記者・中村「はい、、、」



弥生「1vs1トータルの話ね」



記者・中村「トータル???」







弥生「確かに、流川君vs安倍君、オフェンスの鬼vsディフェンスのスペシャリスト、、、この構図だけにスポットを当てるなら、安倍君のディフェンスは前評判通り、この試合も輝きを放っていた、、、だけど、、、」



記者・中村「だけど、、、?」



弥生「1vs1の勝敗の概念は、オフェンスディフェンス全てを通して!!!この試合ほとんどの時間、安倍君と攻守マッチアップしていた流川君、オフェンス時、ほとんど攻めてこない安倍君をマークしていた!!!これは案外気持ち的に楽なものなの、、、流川君にはそこでの体力面・精神面のアドバンテージは大きかったはず!!?それが今こうして、1on1のトータルでの優位性に繋がっていると思われる、バスケ経験者の1vs1の勝ち負けの概念は、そこ(攻守トータル)にある!!!」





観衆のバスケ民たちは



ざわざわざわざわ


「あのマッチアップは、、、あそこの1VS1は、、、トータルで、、、」





「流川の勝ちだ!!!!!」






彦一も「そうか、ワイもそうや、相手とのマッチアップは、相手に決められても、ワイの方が点を取ってたら、何や勝った気になっとるし…………」



外川「マッチアップ、1vs1てのはそういうもんだよな…………」



流川は知ってか知らずか





安倍、ハアハア「くそっ、流川楓…………」



安倍の交代が告げられる










海南は清田の執念から、、、湘北は流川が安倍を蹴散らし、、、ともにキャプテンが圧倒的な力を魅せた所で第3クォーターが終わろうとしていた




湘北65
海南72



続く

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この記事へのコメント
いつもおもしろい作品をありがとうございます

この試合桜木2年次の県選抜湘北VS海南に似ています!
あの時と違うのは神がいなくて、清田VS花道&流川の構図ですけど。

清田が牧みたいなプレーを!(◎_◎;)

赤◯「この試合清田VS桜木&流川だ。
これでわかりやすくなった。
やはり…俺の予想通りだ」

花形 木暮 宮城「マグレだろ…」

いつも楽しみにしています(^^)
Posted by ミッチー at 2018年08月14日 07:51
ミッチーさん→こちらにもいつも温かいコメントありがとうございますm(_ _)m

そう、まさにそれですね!!!その構図、、、何せ清田からインフレ起きてますが(゜ロ゜;ノ)ノ


そして、ゴリの予想と周りのツッコミの鉄板のくだり笑いました(笑)
Posted by 赤木夏紀赤木夏紀 at 2018年08月14日 08:03
なんだか作者さんはスポーツに明るいですねー!海南は他の3校と違って毎年強いイメージです、なんだかんだで毎年この高校甲子園出てるよね的な|ω・`)

これから桜木と流川の関係性の変化も含め楽しみです!
Posted by こばやかわ at 2018年08月14日 23:49
お久です(^^)/これめっちゃわかります!!面白い話をありがとうございます!!!
Posted by 神奈川のバスケ部 at 2018年08月15日 00:16
こばやかわさん→ありがとうございますm(_ _)m確かにスポーツは競技問わず大好きですが、日々勉強です(笑)
和歌山の野球なら智辯和歌山、バスケなら初芝橋本みたいなもんですーって言ってもめちゃ地元トークなんですが(笑)

そうですね、桜木&流川の関係性が一番のテーマの漫画ですもんね!!!
Posted by 赤木夏紀赤木夏紀 at 2018年08月15日 09:07
神奈川のバスケ部さん→ありがとうございます\(^o^)/割りと回りくどい感じで書いたけどそう言って頂けるとめちゃ嬉しいです~(*´ー`*)
Posted by 赤木夏紀赤木夏紀 at 2018年08月15日 09:11
どゆ事すか?
Posted by あ at 2018年08月15日 22:29
あさんへ→流川vs安倍のマッチアップは、安倍はほとんど点を取ってないので流川の勝ちって感じですかね?
わかりにくかったら申し訳ないです
Posted by 赤木夏紀赤木夏紀 at 2018年08月16日 01:55
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