2020年09月30日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(953話)

『Chasing』





会場ざわつく


「荒石がユーロ・ステップだと??!」


「いや、ユーロとは少し違ったステップに見えたぞ………」


「素人だ!!!!!」


「邪道だ!!!!!」


「いや、ハイブリッドだ!!!!!」


あれこれ





彦一、早速「ジノビリ・ステップ………荒石君独特のステップか………そや、これは荒石・ステップにしたろ!!!!?」カチカチカチカチ






近代バスケで重宝されるユーロ・ステップやジノビリ・ステップと言われるモーションに


荒石がハンドボールの要素を取り入れ開発された独自のステップ





命名『荒石・ステップ』






「荒石オリジナルのステップ………」


「アラシの………ステップ………?」


「荒石ステップだ………」


ざわざわざわざわ



桜木軍団も

「アラシ・ステップ!!!?おお何かカッコいいな!!!!いいぞーアラシ!!!!」

わーいわーい





荒石は「フンッ、何とでも呼べ!!!!!」

いつも通り斜には構えるが、悪くないと言った表情



悔しがるは桜木「アラシの野郎、、、この天才を差し置いて、自分の名がついた必殺技だと………何と生意気な後輩だ………グギギギ………」羨ましいらしい



水戸「ありゃりゃーー、さ
っきまで大人な先輩だったのにな………」





彼(荒石)はノッた


次の相手の攻撃を、その稀有な存在と動きにより惑わす


『攻めるディフェンス』



畑山(何だ、アイツの動きは????)


樽瀬(バスケの動きじゃない??!予測不能???)


若月「こ、こいつ??!!!」



山王、攻撃が噛み合わず



まさかの



『ビィィィィーーーー!!!!!』



「24秒ヴァイオレーション!!!!!」



驚愕ーーーー


山王の攻撃をシャットアウト!!!!!


「うわぁぁぁーーー!!!!山王が24秒ヴァイオレーション!!!!!」


「荒石のディフェンスに、てんやわんや!!!!!」


「荒石、まるで2年前の桜木みたいな存在だ!!!!!」


と、二年前、山王・沢北たちを惑わした、桜木の様な存在に、この時間なっている



「うーん、まさに第二の桜木!!!!!」


「桜木二世!!!!!」



桜木・荒石ともに「けっ!!お断りだ!!!!!」



だが荒石は


「速攻!!!!!!!」



と、味方を牽引する





タン、タタン



またもや独特なステップで、ボールを受け取り



これに山王サイドが迷った瞬間に



ゴール下にパス



ボールを受け取ったこちらはその桜木が、冷静にこれを沈める



バスッ!!!!!!





二人とも思わず


桜木「ナイスパァァァス!!!!シロートコーハイ!!!!!」



荒石も「ナイッシュー!!!パイセン!!!さっきのお説教代だよ!!!!!」



バチィィィィンッ!!!!!!!!!



憎まれ口の二人が、ハイタッチ!!!!!!!!!



晴子「桜木君!!!!荒石君!!!!」



湘北、このシロートコンビが躍動し、雰囲気は最高潮に





一方

若月は「歩いた!!!?歩いただろう??!!!」



審判「イヤ!!歩いてないよ!!!!!」









荒石「へへっ、嘘も2歩までなんだよ………」





ウィットに富んだ言い回し





まさに絶・説・舌好調!!!!!!!!!




湘北49
山王55



湘北、荒石が復活を遂げてから、8-0のランを見せる



14点差が一挙6点に





この展開に観衆が、驚きと高揚感を覚える


「な、何だ???この試合はーーー???!!」


「ペースがあっちに行ったりこっちに来たり!!!??」


「14点あったのがまた6点差!!!!!」


「何て目まぐるしい試合展開!!!!?」


「超絶面白い試合じゃないか????!」





またもや押され気味の山王監督・堂本だが、タイムアウトを使わない!!!!!



「何故ーーーー?????」



素人とは違い名将たちは察する


海南・高頭「さっき取ったばかりだからな………難しい所だ………」



名朋・豊田「第4クォーター終盤に取っときたいか………???」



笹岡・佐藤「湘北相手だから余計ですかな………??!」





堂本「・・・・」





山王の攻撃


「だが山王、ここらで一つ返さないと???」


「どうする?畑山?樽瀬???」





だが山王!!???





バァァァァァ!!!!!

流川(止める!!!!!)

菊地には流川



バァァァァァ!!!!!

桜木「丸男!!!もうテメーには何もさせん!!!!!」

河田には桜木



バァァァァァ!!!!!

荒石「おらおらおらっ!!!もうバテたのかよ??!えっ若月??!!」トラッシュトーク

若月にはノッている荒石が



湘北、前半からヤられていたポジションを順に攻略しては、優位に立っている





ならば


「二つのガードのマッチアップは?????」





争点となる一つ目のポイント・畑山vs須形は



元々スラッシャータイプでは無い畑山に対し、須形は



須形(問題無い!!!!!)



と、1on1の強さを見せる




記者席

中村「凄い、湘北!!!!ほとんどのポジションで優勢!!!!」



弥生「勿論それだけでは計れないけど、個ではやはり湘北なのかも??!」



彦一「流石やで湘北、、山王をも超える個の力、、個性では恐らく日本一のチームや………」



町田「いや、一つポジションが残っている!!!!?」





町田が言うポジション、、、


そして、注目されたもう一つのガードのポジション





樽瀬vs天崎!!!!!!!!!!



樽瀬にボールが渡る


観客

「来たぁぁ!!!!樽瀬!!!!!」


「樽瀬と天崎のマッチアップ!!!!!」


「前半何度もピンチを救った樽瀬の1on1!!!!!」


「日本の至宝・樽瀬!!!!!」


「山王、頼みの綱!!!!!」




そう、今の山王で唯一イニシアチブを取れるとされる同ポジション


ピンチの山王に対して言わば、最後の、頼みの綱


そして高校バスケ界の象徴


全バスケットファンの希望の星


「頼むぞ!!!樽瀬!!!!!」


「だが、ここがダメなら一気に湘北だ!!!!!」


「いや、樽瀬なら"きっと"何かしてくれる??!!!」



期待に満ちた大注目の樽瀬の1on1



ごくりっ









だが!!!!!!!!!





"きっと"は無かった






山王・樽瀬ファンの期待とは裏腹に、、湘北はいつまでも、樽瀬個人の力に、全てを凌駕・流れを変えられるほど、脆弱なチームでは無かった







いや!!!!!



天崎が、そうさせない!!!!!!!!!



前半散々ヤられた同学年の樽瀬に対して


最大限に集中し、ディフェンス




元々天崎もディフェンス能力に長けている上、荒石の活躍にも看過され


神経が研ぎ澄まされている



天崎(来い!!!もうお前にはヤらせない!!!!!!!)


ぞわっ


オーラめいたものさえ感じられる





至宝とまで言われた樽瀬だが



天崎のこの気迫に気圧される



樽瀬「くっ!!!!?」



抜けない!!!!!!!!!



「樽瀬が抜けない!!!!!」


「天崎、ナイスディフェンス!!!!!」




山王、またもやショットクロックが迫り



樽瀬がそのままタフショット!!!!!



「樽瀬がタフショットだと???!!」


「いつも飄々と、余裕有り気にプレイする樽瀬が???!」


「無理をせざるを得ない??!!!」




「いや、それだけ天崎、そして今の湘北のディフェンスがいい!!!!!」





ゴォォォォォン!!!!!!!!



案の定外れる!!!!!


「あの樽瀬が外した!!!!!」


天崎「よっし!!!!!」


樽瀬を一つ抑えガッツポーズ!!!!!




湘北、全員がスクリーンアウトをきっちりと行い



桜木が掴み取る


「ふんがぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」



湘北サイドが

「ナーイス・リバン!!!!!!!」


桜木も、荒石に触発されたのか、攻守に渡ってパフォーマンスが上がって来ている!!!!!




そして樽瀬vs天崎の対決は、天崎に一つ軍配が上がった




頼みの綱だった山王サイドは失望


「あぁぁぁ、樽瀬までーーー???!!」



観衆

「また山王が攻撃失敗!!!!!」


「全ポジション完封!!!!!」


「完全に湘北ペースだ!!!!!」






湘北の攻撃



ここで湘北の思惑を観衆が読み解く


「ここで一気に詰めたい所!!!」


「いや湘北のこの勢いなら逆転も狙えるぞ!!!!」


「やはり後半に強い湘北は健在か??!!」





弥生「さぁ、局面よ!!!!!」



彦一「要チェックやで、要チェックぅぅぅーーーー!!!!!」彦一も騰がって来ている






湘北、勢いそのままに小気味良くボールが回る



須形~天崎~荒石~流川



そして



「天才!!!!!!!!」



流川から、河田の背後を取った桜木にボールが渡り



バスッ!!!!!!!!!



湘北、全員にボールが経由した、非常に綺麗な形での得点!!!!!



湘北51
山王55



桜木、連続得点!!!!!


湘北これで10-0のラン





これには会場もあんぐりで


「しょ、湘北、、、」





「強ぇぇぇーーー!!!!!!」




ドワァァァァァーーーー!!!!!!


「強過ぎるぅぅぅ!!!!!!!」


ワァァァァーーーー!!!!!


「見る見る内に4点差!!!!!」


ワァァァァーーーー!!!!!


「何だ、この湘北の追い上げはーー?????」






湘北にヤられたライバルたちが応える



彦一「これなんや………湘北のこの追い上げは日本一なんや………ワイらも何度これにヤられた事かぁぁー??!くぅぅぅ泣」



清田「再三再四言っているが、湘北相手だと10点でも20点でもセーフティは無い、、、何故なら後半どこかで、この爆発があるからだ………ちぃ………」



野比「うちも前半までは5点リードで勝ってたんだ………なのに後半20点差で敗れた………くそぅ…………」



三者とも染々、、、





そしてそれは、山王工業も同じでだった



畑山「ハアハア、ハアハア、湘北、、相変わらず凄い追い上げをしてくるチームだ………」(うちの先輩たちは、あの試合20点差(以上)をひっくり返された………)



河田「ハアハア、ハアハア………兄ちゃん………」(今年も湘北は強いよ………)



阿部「一体どうすれば………??!」



あの二年前の試合を、実体験している山王三年生たち(河田は出場、畑山・阿部も当時ベンチ入り)も、険しい表情



山王、艱難辛苦



会場全体が完全な湘北ペース、山王の苦しさを感じ取る



ここまで来れば、やはりまた


「堂本監督、、何故タイムを取らない???!!」


「もう限界だよ、山王!!!!!」


「一旦湘北のペースを切らないと一気にヤられるぞ!!!!!」



と、野次を通りこし最早呆れモード






同調していた敵将たちも言葉に詰まる



高頭「・・・・」



豊田「・・・・」



佐藤「・・・・」









渦中の堂本、沈黙を貫く



だが、、、



彼には三つの答えがあった



続く  

2020年09月30日

『SLAM DUNK』宮城リョータのプレイが勇気をくれるワケ ハンデを武器にする男の格好良さ

ヤフーに出てきた記事
この方にありがとうと言いたい
極めつけは「翔陽戦以降フル出場は彼だけ」ここ!!
時々見る湘北スタメンの中で宮城の格落ち感を指摘する人
この功績が宮城リョータが唯一無二の存在である事、全てを物語っている
さっ自分の「スラムダンク」最終チェックしまーす(笑)

https://news.yahoo.co.jp/articles/cadcec295a957681772d0b9bf484be2ebc16bd9e  

2020年09月27日

9月27日の記事

えっ竹内結子も?
信じられん(;∀;)  

2020年09月26日

9月26日の記事

よしっ!!!やっぱりセルティック推しで行くぞ!!!
決勝そっちの方がドラマチックだから!!!
全てはレイカーズのためだけど、、、(笑)  

Posted by 赤木夏紀 at 09:32Comments(0)バスケ

2020年09月25日

9月25日の記事

南野、点決めた!!ええぞ!!!  

Posted by 赤木夏紀 at 04:35Comments(0)サッカー

2020年09月24日

9月24日の記事

いつも思うんやけど

驚異の粘りするなら、あの時気抜けてたん勿体ないみたいなゲーム多いよな

今日もNBA面白かったっす


ボストンもう無理かなぁ(;∀;)  

Posted by 赤木夏紀 at 12:24Comments(0)バスケ

2020年09月22日

2020年09月21日

9月21日の記事

ADーーーー!!!!!!  

Posted by 赤木夏紀 at 11:09Comments(0)バスケ

2020年09月19日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(952話)

『HYBRID or HERESY』





荒石が二度、イージーシュートを落とす痛恨のミス、、、



山王から攻撃の弱点とされ、屈辱的な扱いを受ける



更には、同系のプレイヤーとされていた若月との差も顕著に表れ



厭世的になる





神奈川のライバルたち


一ノ瀬「荒石………大丈夫か???!」



神奈川より高松(荒石、今日は山王との対決か………若月に負けるなよ………)






プレイは進んでいるが





湘北ベンチ


石井が再度提案

「先生!!!?やっぱり荒石は限界です!!!交代させましょう???!!」


佐々岡も続く


「それが無しなら、もう一度タイムアウトです???!!」



晴子・その他のベンチプレイヤーも、不安そうに見つめる




だが、安西


「いや、荒石君を信じる………彼ならきっとこの状況を打開出来る………」


と、意志を伝える





コート内は、トランジション・ゲームが続いている



若月が隆々と、駆け巡る



荒石(こいつ、益々勢いが増してる???!!)


(俺と違って、休んでないんじゃねーのかよ??!)


(一体どんな体力してやがんだ???!!)


(やっぱり俺は、こいつに敵わねーのか????)


自信家の荒石が、ここまでネガティブな思考に陥るほど


若月が波に乗っている







そんな時、、、





流川「おいっ!!!!集中しろ!!!!」


渇!!!!!!!!!


荒石、これにこくっと頷き、何とか正気を保つ





だが山王、畑山が桑田を抜き、ジャンプショットを放つ!!!!!


桑田「くっ???!!」



湘北ベンチ

「うわぁぁぁ、ヤバい!!!??」





だがこれは



何とか落ちる、、、



ゴォォォォン!!!!!





リバウンド争い!!!!!


これを


またも若月が、リバウンドをもぎ取った!!!!!


観客沸く!!!!!!


ワァァァァーーーーー!!!!!


「オフェンスリバウンドも取った!!!!!」


「若月、大車輪の活躍!!!!!」


「荒石、万事休すか??!!!」





若月迷わず、ゴール下シュート!!!!!!




を、、、













「バカ後輩がぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」





バシィィィィィ!!!!!!!!!




と、、、



桜木が、庇うよう渾身のブロック!!!!!!!!



荒石「花道ーーーーー!!!!?」





観客、またもや!!!!!!!!


「桜木のブロック!!!!!!!!」


「スゲーーーー、桜木!!!!!!!」


「荒石をカバーしたぞ!!!!!!」





だが!!!!!!!?




「ピィィィーーーー!!!!!!」




と長い笛が吹かれ




審判、桜木のファウルを宣告!!!!!!!




桜木「何っ???!!」




湘北ベンチも、ため息が洩れる


ああああぁぁぁーーーーー


「惜しい!!!!!」


「えーーー!!!?ノーファウルだよーー!!!!」



無情にもこれは、桜木のファウルを取られ、、若月のフリースローが告げられる





桜木、手を挙げ「ちぃ、、、」




荒石「ハアハア、花道………ハアハア………」





「荒石、、、、、」


と、湘北ベンチ全員が荒石を気遣い、空気が重いまま




若月、ツーショット



その際、山王・湘北ともにメンバーチェンジ



山王は、阿部に代わって河田


湘北は、桑田に代わって須形を投入


両チームともスタメンに戻した格好となる



若月のフリースロー、各々フリースローレーンとその他配置につく












そんな時だった、、、











「わかるぜ、、、」










独り言?????





いや、荒石の向かい側から聞こえる声





荒石「?????」





続く、、、








「わかるぜーーー、俺らシロートだからなぁ??!」





と、ここで荒石、この声が自分に掛けられているモノだと気づく





山王メンバーは、不思議そうに様子を見る


(何だ………???)

(何だ………???)



ガンッ!!!!!!!



若月の一投目は落ちる


若月「あっ??!しまった!!!!?」(だって何か喋ってるんだもん!!!!?)







二投目の準備がされる中



再度その声が





「わかるぜ後輩、、、この天才も大昔そーだったからな、、、」





荒石「?????」





「バスケの事がよ、、色々わかってくる度によ、、どうしても他の奴らと埋まらない差があって、、、」



「自分に嫌気がさすんだよ、、なぁー!!???」






荒石、黙り込む「・・・・」








「だがよーー、そんな中でも、、、」



「シロートにも、できることは、沢山あんだよ!!!!!」




「それがバスケだ!!!!!」







荒石「それがバスケ………」







「そしてテメー、""第二の桜木""なんて呼ばれてんだろ??!認めんが………」ボソッ





荒石「なっ??!そりゃ、こっ、こっちだって願い下げなんーーーー」






「その名に恥じぬプレイをしろ!!!!!」





荒石「?????」





「そんな名誉ある称号を戴いて、情けないプレイは許さん!!!!!」



「""第二の桜木様""なら、絶対諦めねー、、諦めたらそこで試合終了なんだよ!!!!!」






荒石「あ、当たり前ーーーー」







「ここからは俺たちが、シロート上がりのプレイを魅せてやるぞ!!!!!」





荒石「は、花道…………」









桜木「アイツに負けんな!!!!行くぞ、アラシ!!!!!!!」







何と、、、









あの桜木が、後輩の荒石を諭し鼓舞する事に、、、






これには湘北ベンチ・応援団も驚きを隠せず



桑田「大人………大人過ぎる………」



水戸「何と後輩思いなこった…………」ポロっと呟く



晴子「エライワ桜木君!!!」嬉そうに



安西、にこっ





その荒石、、、、






深呼吸をして一旦気持ちを整える




すぅーーーー



はぁーーーー



すぅーーーー



はぁーーーー







そして、少し落ち着いたのか、苦笑いを浮かべ、こちらもぶつぶつと




荒石「フッ、まさかお前にお説教食らう日が来るとはな………まいっちまうぜ………」







桜木「ふんっ、世話の焼ける後輩だ………」









そして荒石





くわっ



「負けねー!!!!!負けねーよ!!!!!!!!!」



と、目を輝かせ咆哮










荒石、復活なるか??????????











若月、二投目は成功



ザシュッ!!!!



湘北41
山王55


「14点差………」


「またどんどん開いていく………」





山王は、ここでフルコートディフェンスを止め、元の形のハーフの2-3のゾーンに戻す




高頭「これは三回連続で突破されたからな………賢明な判断だ………」



豊田「河田も戻したし、14点差ある、、元の形で様子を見るのもいいだろう………」





湘北はこれにより、ハーフまではノンプレッシャーで


須形が、ゲームを組み立てる



残りの4人の動きを指示、冷静に攻めるポイントを見極める




その須形から流川に



次は流川がトップの位置



弥生「ここぞの時には、やはり流川君かしら???!!」


彦一「流川君のオフェンスは絶対や!!!須形君、それでええんや!!!!!」



流川、トップの位置から攻撃を狙う


「ドライブなら、ほぼ抜ける!!!!?」


「スリーもある!!!!!」


「いや、パスかも知れん!!!!?」





山王、流川に最大級の警戒を示す


「流川!!!何をしてくる!!!!?」




その瞬間!!!!!!!!?





荒石がハイポストに上がってくる!!!!!!



前半何度も見せたプレイ



だがこれは、山王ディフェンスがきっちりケア



若月が「#10番(荒石)上がった!!!!!」と声を掛け



これをケア!!!!!



荒石「ちぃ??!」(さすがに対応して来てやがるか???!!)



「なら??!!!」



荒石は動きを止めない、、そのまま流川にスクリーン!!!!!


「ん?集中し出したか???!!」


「動きに連動性がある!!!!!」


「よしっ荒石!!!それでいい!!!!」



と、湘北ベンチも一安心と言った所




荒石は


(花道や、ベンチにも心配かけてばっかで情けねー)


(今の俺に出来る事!!!!!!!)


(それをやる!!!!!!!!!!)


と、集中



ガシィィィィーーーーー!!!!!!!



流川、この荒石のスクリーンを使い



ペイントエリアに進入!!!!!!


「行けえぇぇーーー!!!!!キャプテン殿!!!!!」



流川、巧みなステップでゴール下を掻い潜り



ザシュッ!!!!!!!



レイアップを決める!!!!!!



湘北43
山王55



荒石のスクリーンから、流川が一本返した!!!!!!



湘北ベンチ、沸く!!!!!!!

「ナイッシューーー!!!!!流川!!!!!」


「荒石も良かったぞ!!!!!!」





荒石も「よしっ!!!ナイスキャプテン殿!!!!!」


と、声を出し流川に手を差し出しハイタッチ


流川も応える



パチンッ!!!!!!!!!








この復活した荒石のプレイに、湘北ベンチがホッと胸を撫で下ろした所



何故か安西はこう呟く



「いや、、まだだ………」



晴子「えっ?????」







そして湘北は、フルコートを止めない!!!!!



観客

「湘北側はまだ走り合いを止めない!!!!?」


「フルコートは山王には通用しないんだぞ???!!」


「特に荒石の所だ!!!!!あそこでイニシアチブを取られている!!!!?」



と、まだ若月vs荒石には圧倒的にこの評価



その若月、またもや縦横無尽に走り、底無しの体力を魅せる!!!!!







荒石は?????









必死でついていく!!!!!!!





ダダダダダダダッ!!!!!!!





「荒石大丈夫かよ???!!」


「若月とかけっこは、勝ち目は無いぞ!!!??」


「おいおい、もう下がったらどうだーーー???!!」



と、辛辣な声







だが、そんな時






バチィィィィン!!!!!!!!





荒石が、 若月へのパスをカットした!!!!!






県予選の海南戦でも見せた、緩急を使った『攻めるディフェンス』に、パスを出した畑山も予想外だった



ライバル・一ノ瀬・高松も「よしっ荒石!!!!!」



観客も、少し盛り上がる


「遂に、荒石が一本止めたぞ!!!!?」


「何か、変わったディフェンスだったぞ!!!!?」


「あいつ、ディフェンスは元々いいんだったっけ!!!!?」




そして記者席


中村「あれは、、、海南戦でやった荒石君の必殺・攻めるディフェンス………」


弥生「そうね………彼の長いリーチと強靭な足腰を活かし、インテリジェントで巧い守り方ね!!!!!」


町田「けど何か俺にはバスケの守り方に見えなかったな………」


彦一「彼は、素人と言っても元ハンド部の有名な選手なんや!!!※今のもハンドの言葉から来てるみたいやで、、ある意味""ハイブリッドなディフェンス""と言えるんちゃうかーーー!!!?」※875話参照



と、元々定評のあるポストプレイやディフェンス能力、黒子の動きで、息を吹き返した荒石に、評価が戻りつつある所で




安西の真意


「まだだ………ここからが荒石君の真骨頂…………」










湘北の攻撃が、流動的になる

人とボールがよく動く


「荒石の調子が戻ってきたから???!!」


「黒子の荒石の動きが良いと、歯車が噛み合う!!!!?」



そんな中、桜木と流川が動いて出来たスペースに飛び込んだのは










桜木「アラシ!!!!!」



流川「行け!!!!!」






またもや荒石にボールが渡る



「おい!!!!湘北!!!!!」


「二本イージーを落とした荒石に、ボールを渡して大丈夫か???!!」





だが桜木「おらっ!!シロート!!!決めやがれ!!!!」



流川「決めろ!!!!!」




と、二人の先輩が信頼、荒石に託した







荒石、無言でペイントエリアにツードリブルで進入



前方には211cmの河田が、両手を広げ仁王立ち!!!!!


ぶぁ!!!!!!!!!


荒石の前に立ちはだかる





荒石、ボールを持ち、ランニングシュートの構え



右足1歩目を進行方向に踏み込む



グッ!!!!!!!!



河田がこれにきっちり反応、ブロックに備える!!!!!



河田(叩き落としてやる!!!!!)



この河田の動きは、タイミングも高さもベスト














だが!!!!!!!!!!!





















ぴょーーーーーーん



















荒石の2歩目(左足)は、右足と同じ進行方向に無かった



「?????」



荒石、1歩目の右足は斜め右に、、2歩目はその右足を軸に蛙のよう大きく左に跳び、まさかの方向転換



2歩でジグザグに方向を変えるステップ




「?????」


河田この動きに、ついていけず




荒石、河田をかわし、リングの左側から右手で、ランニングシュートを決める!!!!!!



ザシュッ!!!!!!!!!!!!



湘北45
山王55



会場、爆発の前に、、、


まずこのプレイを紐解く




「今のはーーーー」







『ユーロー・ステップだぁぁぁぁぁ!!!!!!!!』



ざわざわざわざわ、ざわざわざわざわ


「あぁ、ユーロ・ステップだ!!!!!」


「ユーロだ!!!!!」


「ジノビリだ!!!!!」



何やらざわつき始める



記者席も


弥生「あれは、、、""ユーロ・ステップ""、、、普通のレイアップとは違い、ディフェンス前でジグザグに動き相手を抜き去るステップ、、アルゼンチン代表でNBAでも活躍したジノビリが編み出したとさせる技で、別名ジノビリ・ステップとも呼ばれる、近年、バスケットで多用されるテクニックの一つ、、、」


中村「荒石君、シロート上がりなのに、そんな技を、いとも自然に使えるもんなのか???!」


町田「いや、基本のユーロとはちょっと違うようにも見えたぞ!!!?」


彦一、興奮「言いましたやろ??!荒石君は元ハンドボールの名選手なんや!!!!あれは、その、つまり、、その辺の動きをハイブリッドに………これは要チェックやぁぁぁ!!!!!」カチカチカチカチ




現に荒石、次の山王の攻撃失敗後、速攻に参加し



次は、もっといびつな形



右、右とけんけんの様な異質なステップ


「同じ方向に同じ足だと???!!」


「けんけんでステップ!!!!?」


「あれは確かにハンドのシュートの動きだ!!!!!!」



荒石、勿論3歩目は踏まず※ハンドは3歩OK



先程とはまた違った何とも独特なステップで


次は遂に宿敵・若月をかわし得点を奪う!!!!!


ザシュッ!!!!!!!



湘北47
山王55



若月「な、何だと?????」



荒石「よっしゃーーー!!!!!!」






ライバル・一ノ瀬・高松「荒石!!!!!!!」※高松は遠隔





荒石がディフェンスだけでなく、オフェンスでもハイブリッドで特有な選手だという事を証明する






そして安西「荒石君………見事だ…………」とここまでの期待に応えた荒石を称賛







桜木は「ふんっ、出来すぎた…………」いつぞやの光景









荒石「異端………邪道………???何とでも言え、、、大いに結構!!!!俺は、、、」




「シロート・アラシだぜ………」




いつもの自信気な不敵な笑み








いつの間にか、歓声はその素人荒石に向けられていた



続く  

2020年09月17日

9月17日の記事

昨日はあきさんとあっくんか

まさにやな、、、  

Posted by 赤木夏紀 at 13:22Comments(0)ツイートブログ

2020年09月16日

9月16日の記事

昨日はともみーで今日はゆきちゃんか
確かに古巣に感謝せなな  

Posted by 赤木夏紀 at 15:01Comments(2)ツイートブログ

2020年09月15日

9月15日の記事

ちぃ  

Posted by 赤木夏紀 at 15:15Comments(0)ツイートブログ

2020年09月14日

9月14日の記事

安倍さん清々(菅々)しいなぁ  

Posted by 赤木夏紀 at 15:31Comments(0)政治・経済ツイートブログ

2020年09月13日

9月13日の記事

レイカーズvsセルティックスでもいいなぁ

コービーの無くなったシーズンに因縁の相手を倒して優勝

バックスも前年度チャンピオンも消えたから

うん、これがいい  

Posted by 赤木夏紀 at 14:30Comments(0)バスケ

2020年09月13日

9月13日の記事

優勝ーーー!!!!!  

Posted by 赤木夏紀 at 07:11Comments(0)スポーツその他

2020年09月11日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(951話)

『シロート・アラシ』





観衆、その何とも異様な光景に、驚きを隠せない!!!!!!!


「湘北、全員がバックコートにいる!!!??」


「山王も吊られてコート上10人が、ハーフコートに!!!??」


「おいおい、攻めるのは、あっちのゴールだぞ!!!!?」


と、完全オープンになった逆サイドを指差す





山王も


「何だこの形は???!!」


と、湘北の奇異な動きに、一瞬慌ててしまう



透かさず畑山が「慌てるな!!!!!!!」


と整えるが、時既に遅し





くるっ



桜木と荒石の方に、注意散漫となった樽瀬に、流川が身体を入れ替え、ポジション(面)を取る



天崎がそこへ確実にボールを入れる





観客

「流川にボールが入った!!!!!」


「ボールを貰う動きが秀逸!!!??」


「湘北、遂にパスが通ったぞ!!!!!」



ダァァァン!!!!スッ!!!!!



流川、直ぐ様強いドリブル一つ、そして前方に大きくループ気味の、リードパス!!!!!!!








そこには!!!!!?





阿部「しまったぁぁぁ!!!!?」






バックコートに戻って、相手を撹乱、流川にボールが入るや否や、急ストップで方向転換!!!!!




猛スピードで前へ





桜木に、ボールが渡る!!!!!




阿部は完全に遅れた形





桜木、ノーマーク!!!!!!!!!!



ブァァァァァァ!!!!!!!!!!!



空を翔び



ドカァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!



豪快なランニング・ボースハンドダンクが、決まる!!!!!!!!!!!



桜木「ウホッ!!!!!!!!」






湘北がタイムアウト開け、いきなりのフルコートプレス突破、、そして桜木のダンクと超ビッグプレイで、得点を上げる!!!!!!



湘北41
山王49



館内、やはり桜木が決めると大盛り上がり!!!!!!!!!


ドワァァァァーーーー!!!!!!!!


「桜木の両手ダーーーーンク!!!!!!!」


ワァァァァーーーー!!!!!!!!


「湘北、タイムアウト後、いきなり点を取ってきたぞ!!!!!」


ワァァァァーーーー!!!!!!!!


「あのディフェンスを攻略かぁ???!!」





そして湘北も


バァァァァァ!!!!!!!!



畑山と樽瀬の二人に、前から桑田と天崎が、激しく当たる!!!!!


観客

「フルコートのマンツーマンだ!!!!!」


「湘北、前から当たってきた!!!!!」


「共にフルコート!!!!!」


「これは湘北、完全に走り合いを、挑んできている!!!!!?」





だがこれには、畑山が身体で、ボールをブロックしながら、ジグザグにドリブルし、前進!!!!!


ハーフまで一人で運ぶ


「さすが畑山!!!!!」


「慌てない!!!!!」


「効かない!!!山王にはオールは効かない!!!!!!」





そして山王の攻撃は、ハーフに入っても足を止めない!!!!!


「山王に""遅攻""の文字は無い???!!」


「湘北の走り合いに受けて立つ???!!」


「それが日本一走れるチーム・山王工業だ!!!!!」


ダダダダッ!!!!!


ダダダダッ!!!!!


キュッ、キュッキュッ!!!!!


キュッ、キュッキュッ!!!!!





ここからしばらく、10人の男たちによる激しい走り合い!!!!!!!!!!


樽瀬がカットイン~桜木が出た所を、ノールックパスで阿部へ



桜木「あっ??!しまったーー??!!!」



阿部が、臆する事なくゴール下を決める!!!!!


バスッ!!!!!!



阿部の得点!!!!!


湘北41
山王51


「控えの阿部の得点!!!!!」


「さすが山王のシックスマン!!!!!」


「山王また10点差!!!!!」






桜木「ぐぬぬぬ………NBA弟とホケツめ………こざかしいマネを………」







だが湘北、またもや5人全員がバックコート内!!!!!



流川が先程同様、ポストプレイの要領で、樽瀬とポジション争い




樽瀬(取らせない!!!!!)

と、細心の注意を払うが






ガシィィィィ!!!!!!!!!






その流川に!!!!?



桜木がアップスクリーン!!!!!※味方をゴール側へ行かせるスクリーン


ダァァァァァ!!!!!!!!


流川が一気に前線へ走る!!!!!





山王の新・ゾーンプレス突破作戦の、""参の矢""が放たれた





ここまでこの二人は無言



観客

「桜木が、流川にスクリーン!!!!?」


「入れ替わる作戦か??!!!」


「無言なのに意志疎通が出来ている???!!」




晴子、嬉しそうに「桜木君!!!流川君!!!」








その時天崎は、駆け上がった流川へ、一気に合わせるよう


タッチダウンパスの格好


大きく振りかぶる!!!!!


ぐわばっ!!!!!!!!






これに、スロワーチェックの菊地が

「させるかーーー!!!!!」


と大きく跳び、それを塞ぐ






が、天崎




ダンッ!!!!!!!





冷静に、、、


フェイント


跳んだ菊地の股の間にバウンズパス



ダムウンッ!!!!!



菊地「しまったーー????!」と、後ろを振り返る




伊達翔「上手い!!!!!」


清田「野郎!!!!!」






そしてそのボールを受け取ったのは?????













ガシィィィィ!!!!!



桜木「天才!!!!!!」



そう!!!桜木がサイドを走る流川に、アップスクリーンを掛けた後、、斜角をつけ天崎(エンドライン)から、5m程の中央後方まで戻ってきたのだ




この動きに山王対応出来ず、完全に桜木をフリーにしてしまう!!!!!







観客

「上手い!!!!!」


「フラッシュの応用!!!!?」


「桜木、ボールを受け取る動きも成長している!!!!?」


「だがあの桜木が、随分と後方だぞ??!!!」






伊達翔「さっ、桜木どうする????!」


清田「けっ、あんな位置で赤毛猿に、何が出来るって言うんだ???!!」





樽瀬が慌てて詰め寄るが



桜木、意に介さず、そのまま素早くターンし、ストライドの大きいドリブルを二回、一気にハーフコートまで、ボールを運ぶ!!!!!



樽瀬を置いてきぼりにする



樽瀬「何????!」




これには観衆、度肝を抜かれる



「何ぃぃぃーーー???!!」


「あの桜木が、ボールを運んだ!!!!!!?」


「樽瀬を抜いた???!!」


「湘北がまたもや、あのプレスを突破したぞ!!!!!」





伊達翔「お見事!!!!!」



清田「んなアホな・・・」






桜木は意気揚々「切り込み隊長・桜木ーーーー!!!!!!!!」と叫ぶ



湘北ベンチも沸く!!!!!!


「よぉぉぉっし!!!!!」


「ナイース!!!桜木さん!!!!!」


「""皆で""突破したぁぁぁぁ!!!!!」



湘北、安西監督の指示通り、『全員(の動き)で運ぶ』事を実践し、二回連続、相手のフルコートプレスを突破する



グッ

安西もガッツポーズで称賛を送る





ボールを運んだ桜木は、ここで先にコーナーに開いていた流川に、チェストパス



観客

「更にその桜木が、すんなり流川にパス???!!」


「さっきのお返しか???!!」





その流川は、瞬間、ギラッ!!!!!


ビュゥゥゥン!!!!!!!!!


矢の様なパス



観衆


「流川もパス???!!」


「いや、ナイスパァァァスだぁぁぁ!!!!!!」





受け取ったのは、逆サイドから流川側に走り込んできた荒石


湘北、プレスを突破した勢いを落とさない見事な速攻












だが!!!!!!???


















ガコンッ!!!!!!!!












荒石、ゴールを左右に跨ぎながらのリバースレイアップが、少し難しい体勢だったのと、後ろから追ってきた若月のブロックが気になってしまい




このシュートを落とす事に!!!!!





荒石「しまったぁぁぁぁ!!!!!」



桜木「あぁぁぁ!!!!大バカ者!!!!バカ、バカアラシーーー!!!!!」





湘北ベンチ・観客からは、ため息が漏れる


「ああぁぁ、惜しい!!!!!」


「イージーだぞ!!!!?」


「せっかくの流川のナイスパスをーーー!!!??」


「荒石、ちゃんと決めろよ!!!!!」




リバウンドは、若月がきっちりキャッチ!!!!!


荒石「若月ーー???!!」



と、荒石が気づいた時には



若月、前線の樽瀬に大きくパス!!!!!





湘北、完全に陣形が崩壊している!!!!!





こうなれば山王、次に樽瀬からボールを受けた菊地が




菊地「ワンツー!!!!!」※937話参照





シュッ!!!!!!





ザシュゥゥゥゥゥ!!!!!!!!!



価千金のスリーを沈める!!!!!!



湘北41
山王54



今度は山王サイドが、一気に沸き立つ!!!!!!!


ワァァァァーーーー!!!!!

「ここで菊地のスリー!!!!!」

ワァァァァーーーー!!!!!

「ナンバーワン・シューター!!!!!」

ワァァァァーーーー!!!!!

「若月~樽瀬~菊地の最強トリオ!!!!!」

ワァァァァーーーー!!!!!

「湘北のミスから、逆速攻!!!!!」

ワァァァァーーーー!!!!!

「また13点差まで、広げたぞ!!!!!!」






記者席


彦一「うわぁぁ、湘北、今のは、かなり痛い失点やでぇぇぇぇ!!!!?」


弥生「えぇ、ゾーンプレスを突破し、ここで点差を縮めて勢いを付けたい所での、ミスからの失点………これはしんどい…………」


町田「逆に山王は、そんな時でも二年生トリオが躍動か、、若月のリバウンドから樽瀬のアシスト、最後は菊地のスリーと、最高の形で、ゴールまで持って行ったよ………」


中村「相変わらずスゴい二年生トリオだ…………」




そのトリオと同学年、、特に若月とは同じ『走れるビッグマン』として比較され、この試合熾烈な闘いを繰り広げている、この男のシュートミス





荒石淳也ーーーー



ハァハァ、ハァハァ


肩で息をし、かなり悔しがっている


「し、しまった………俺は何てミスを………っくしょ………」



引き続き記者席

中村「今のシュートは難しいもんなのかい、キャプテン???!!」と、彦一に振る


彦一、答える「うーん、難しいと言えば難しいんですけど、やっぱり決めやんとあかんかったんちゃいまっか???!!」


町田「ましてや、湘北が勢いに乗ってきた所で、、、あれは頂けないなーーー」


弥生「ここへ来ての荒石君の初歩的なミス………言ってもまだバスケ歴一年と数ヵ月なのよね………」




そう、、この試合ここまで、特に影響は無かった荒石の経験値(の無さ)が、懸念され出す



荒石、更に肩で息をする

ハァハァ、ハァハァ、ハァハァ





桜木「アラシ・・・」←今回大丈夫だった人





また湘北ベンチ陣が慌て出す


石井「先生、荒石やっぱりマズいんじゃ???!」


佐々岡「また下柳か、他には※スモールボールで行かれては???」※スモールラインナップ


須形は勿論のこと

また下柳、与田や野茂もアップをし出す、、、




が!!!!






安西「彼はひっこめませんよ………」



石井・佐々岡「????」



「先程も彼に告げましたが、、若月君、そしてこの山王の速い展開についていけるセンターは、彼しかいない………もうひっこめる訳にはいきませんよ………」



晴子「先生…………」





そんな中、湘北三度目のフルコート・プレス突破!!!!!!



「よっし!!!!ここは完全に攻略した!!!!!」


「湘北が、パターンを変えながら、"全員で""運んでいる!!!!!」




湘北、またもやその勢いのまま、速い展開に持ち込むがーーーー



バァァァァ!!!!!!!!





荒石の動きに、若月がぴったりついていく!!!!!!



荒石「?????」



若月、ニヤリッ!!





湘北、これが連鎖してしまい、速攻は失敗、、ハーフコート・バスケに切り替える事を余儀なくされる



観客

「あぁぁぁ、速い展開に持ち込めなかった!!!??」


「山王、プレスを突破されても、戻りが早い!!!!!」


「完璧なディフェンス!!!!!」




山王、湘北と同じマッチアップで、この日初めてのマンツーマン


桑田×畑山
天崎×樽瀬
流川×菊地
桜木×阿部
荒石×若月


「山王がこの試合初めてのマンツーマン???!!」


「湘北相手に大丈夫か???!!」


「あぁ、流川と桜木の所はどうすんだ???!!」





そこは山王、徹底したダブルチーム!!!!!



流川や桜木に入るや否や



バァァァァ!!!!!!!!



ローテーションを速く



湘北もパスを素早く回す



そして、最終空いたのが、ローポスト少し外の荒石



ノーマークの荒石だが



観客も気づく

「これは?????」





『荒石は捨てている???!!』






そう!!!山王、、得点能力の低い荒石をある程度捨てて、流川や桜木に集中するローテーションだった





これには荒石、憤慨「な、ナメやがって!!!!!!」



だが!!!!!!




また中途半端!!!!!!!




荒石、やはりヘルプが気になり、馴れないワンハンドジャンパー









を、落とす!!!!!



ガコォォォン!!!!!!!!





荒石「くそっ!!!また!!!?」



このリバウンドも、若月!!!!!



走る事も含め若月、淡々と仕事を遂行!!!!!!




記者席

中村「また荒石君のシュートミス???!!」


町田「そして、若月はきっちりリバウンドか………」


彦一「ああぁぁ、どうしたんや、荒石君??!」


弥生「バスケ歴一年数ヵ月の荒石君と、小学校からずっとバスケをしてきて基礎がしっかりある若月君の差が、如実に出てきたかしら??!!」


観客も

「このマッチアップ、若月の方が、体力面も含め圧倒的に上じゃね??!!!」

と、結論づけてしまう





更に

「若月、出ずっぱりだろ??!本当に良く走るよな………」

「リバウンドにディフェンスにと、汚れ役も厭わない………」

後半から続く、若月への称賛の嵐






そしてきっちり比較され低評価、このレッテルを貼られる


『素人荒石だ………』





荒石「ハアハア、ハアハア…………クソッ!!!!」




桜木「アラシ・・・・」



続く  

2020年09月09日

9月9日の記事

NBAプレーオフの新しいアングルのカメラ、ホンマに彼らにとったらリングって、俺らが小学生のゴールの高さ見てるみたいやな  

Posted by 赤木夏紀 at 10:41Comments(0)バスケ

2020年09月09日

イミテーション・ゲーム

『イミテーション・ゲーム~エニグマと天才数学者の秘密~』

観ました

ド文系の私にもまぁ全体のストーリーは掴めたので

なかなか面白かった

本当にあった話なんやなぁ~びっくり

もうちょい話広げても良かったかもぐらい  

Posted by 赤木夏紀 at 08:02Comments(0)映画

2020年09月09日

9月9日の記事

やっぱり旅行行かなね、、、  

Posted by 赤木夏紀 at 01:41Comments(0)ツイートブログ

2020年09月08日

9月8日の記事

最近裏道ばっかやのに

思いっきり知り合いに会った

しかもあいつ人がランニング中に保険の営業してきた(笑)(それぐらいの仲やからええけど)


この道も変え時やな