2018年10月14日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(895話)

『2勝3敗? 1勝4敗?』





Xデーがやってきた



桑田「2勝3敗か…………」



石井「何が???」



佐々岡がアレアレと指を指す




湘北高校職員室前



そこには、流川・桜木・天崎の三人が並んでいた


しーーーん


毎年恒例、赤点過多でインターハイに行くことができない男たちが頭を下げる、あの見るも情けないイベントが始まる所だった





だが


石井「あっ?!!」 気づく



桑田「そうだよ、うちのスタメンの勝率、、、」



佐々岡「追試組はこの三人、、、今まではスタメンは四人、今年は三人、これは過去最高の勝率なんだ!!!」




石井「荒石は去年で学力はお墨付、確か学年7位」



桑田「須形はよほど、優秀と聞く…………」






そして案の定、ドーーーーーーーン!!!!!!



『須形拓弥・学年3位』



湘北バスケ部員、震撼!!!!!


「おおおぉぉーーーーーー」



「須形、スゲーーーーー!!!!!」


「バスケも勉強も優秀!!!!!」



桜木・天崎「マジかよ………」


流川、しーーーん




3年生の喜びもひとしお



桑田「遂に、この時が」



石井「2勝3敗!!!見事な成績だーーー!!!」



佐々岡「何か感慨深いな」



希望に満ちた(いや、少しズレている)三人とは別に







流川・桜木「ちぃ!!!!」プイッ




天崎は「たまたまっすよ、たまたま、今回は運が悪かっただけっす」







桜木は赤点8つ「背番号に合わせたまでよ」






流川は7つ、飛躍的に英語の点数だけあがっている「What one likes, one will do well.」


桜木「ルカワのヤロー、この天才より一つ少ない」グギギギギ






天崎は4つ「俺は去年の成績をキープしてますからね!!!」


桜木「たったの4つ、、、、こいつやはりできる!!!」







佐々岡「あぁ、余計な事言ってないで誰かツッコんであげてくれーーーー」



晴子も「あぁ、彩子さんのハリセンがあれば」


桑田「副キャプテンのオレが仕切らなければいけないんだが、、、」(ちょっとムリだ)


石井「あっ、けどこんな時、スタメンであり成績優秀、いつも彼らと対等に振る舞えるのは」





バスケ部全員



『荒石しかいない!!!!!!!!』










しかし、その荒石の姿が見当たらない



桑田「おかしいな…………荒石からしたらこんなの格好の餌なのにな」



石井「普段こんな時は真っ先に皆をからかいに来るのになぁ…………」



佐々岡「あっ!!!いた!!!!」






荒石の姿を見つける








しかし荒石、物陰に隠れオドオド、淀んだ空気、重い足取り








石井、声をかける「ん?荒石??どうした???浮かない顔して」



佐々岡「早く桜木たちをからかいに、いや誘導してあげてくれよ」



桑田「ほらっ」と手を引っ張ろうとしたその時





荒石が一言「シャ……シャレにならん……………」





桑田「何が???」





そして、荒石は返ってきた答案用紙を見つめ、震えている、プルプルプルプル





石井「ん?」と覗き





そして一同「あっ!!!!?」









そこには


30点


29点


25点


28点






と、湘北高校基準の赤点の点数がズラリ!!!!










そう!!!!!!!!



昨年学年7位の成績を収めていた荒石は





一年間で





急激に





成績が





落ちたぁぁぁぁ!!!!!!








荒石、ズッコーーーーン!!!!!!










その様子を直ぐ様嗅ぎ付け桜木、天崎「わはははははは!!!!!!ザマーミロー!!!!!」大爆笑



流川は少し頼っていたので無言








荒石顔面蒼白「バ、バスケやり過ぎた…………」



石井「まぁ確かに、、、」



安西も参加「フムッ困ったものですね…………」












そして桑田「ああぁぁ、今年も1勝4敗だぁぁぁ!!!!!!!」嘆く












成績優秀・須形も登場、心配しているが「先輩たち、大丈夫ですか………???」





流川・桜木・天崎、そして荒石が、須形に僻む「グソゥ、一年坊が、、、」



須形「えっ????」










晴子「じゃあ、桑田君、須形君、一緒に行きましょう!!!!!」



その3人が引率










桜木「いざ、出陣!!!!!!!!」




ガラガラガラガラ、扉を開け




小池、ニヤリッ「例外どもが」









だが、全員で


「お願いします!!!!!!!」






晴子の赤木の妹というコネや、副キャプテン桑田の謙虚な姿勢、須形の成績への温情などから




流川・桜木・天崎・荒石、追試決定!!!!





晴子「ふぅぅー、やれやれ、でも今年はこれもあるし」と『赤木式メソッド』を取り出す



続く  

2018年10月14日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(894話)

『赤木式メソッド』





深沢体育大学バスケットボール部



既に2年生でスタメンの座を奪い取った史上最強の三銃士・牧、諸星、河田が週間バスケットボールを手に取り、高校バスケへ各々の見解を述べている



河田「今年はそれぞれ母校が出場だな」



牧「ああ、だがお前ほどオレらは手放しでは喜べないぞ」



諸星「ああ、山王は相変わらずぶっちぎりで秋田を制覇したみたいだが、オレら(の母校)は二位通過、愛知に関しては、名朋に圧倒的な差をつけられての屈辱的な出場だからな、何か複雑だよ」



牧「年下をこんな呼び方するのも変だが、この表紙の通り名朋には怪物がいるしな!!?」



河田「森重寛か………一度対戦した時はまだ荒削りだったが、今やったらオレもヤバいかもな、それだけのポテンシャルがヤツにはあった」





諸星「オレも嫌な思い出がある…………」冷や汗



牧「オレもだ、アイツに最後の夏は優勝を持っていかれたからな………」







そこへ、監督の唐沢が


「お前らに、ここまで言わせるとは、、、森重寛か………こいつの進路はもう決まってるのか??どうだ河田、ウチに来てもらうか???」







同ポジションの河田、少し考えて



「別に構いませんけど………」



牧・諸星(おおーー、強気だ!!!)



唐沢「フッ、冗談だ、河田、うちは(スカウトは)お前の弟狙いで行くぞ…………」



河田も苦笑いで「それはそれで苦労しますよ、監督………」





王者ながらの余裕にも聞こえる会話が続く










一方、青葉学院大学バスケットボール部



ザシュ、ザシュ、ザシュ



藤真「やっぱりスリーポイントは、お前には敵わないよ」





「神!!!!!」




そこには鳴り物入りで青葉に入った元・海南大附属キャプテンの神がいた



神「ありがとうございます」




藤真が続ける「神、海南インターハイ出場おめでとう、って翔陽が出れなかったりオレも色々複雑なんだけどな………」



神「うちもです、去年の事もあります、、、信長はよく頑張りましたが、やはり湘北に勝てなかった、流川と桜木がまた成長しているのかと思うとゾッとしますね」



藤真「湘北、、、流川と桜木か…………」もの思いにふける



神も「・・・・」遠くを見つめる




藤真と神、二人はここから二年後、大学優勝という大きな栄冠を掴む事になるが、しかしこの二人には、高校時代に共通の挫折があった





それは、ともに流川と桜木という自分より若い才能に敗北を喫し、高校最後の年に、母校を全国に導けなかったという事実






お互い、苦い思い出である










しかし、この挫折を経験していなければ、彼らはその後の大学での栄光を、勝ち取る事が出来なかったのかもしれない






そして二人は、残り何百本とあるスリーポイントの練習に戻る



家村という選手も負けじと練習を繰り返す



既にチーム内でサバイバルが始まっている





その様子を見ていた青葉学院の監督・陸川は


(藤真、家村、そして神、バックコートはこの三人を中心にチーム作りをしていくか………問題はセンターだな)



手にある週間バスケットボールを見つめる










続いては、昨年大学二部で旋風を巻き起こし、晴れて今年度より一部に昇格した明利大学



「3年連続インターハイ、そして今年は優勝、さすがだな」


こちらも週刊バスケットボールを片手に、赤木の横に座る花形


シューズの紐を結んでいる赤木の横に現れた





だが赤木「フン!!まだ県を突破したに過ぎんわ」






そして

「そのとおーーーーーり!!!!」




赤木「ん???」





宮城だった「その通りだ、ダンナ、アイツらは去年このNo.1ガードの宮城様抜きで県を突破している、ここまでは当然の出来…………」





赤木、呆れ顔で「その通りだ!!!誰がNo.1ガードかは別に、あと"様"もおかしいが、まだまだ全国制覇への道のりは長く険しい!!!」




花形「ふっ、厳しい先輩たちだな」





宮城、No.1ガードなどを否定され「ムッ」とし、反撃の糸口を見出だす


「はっ!!?去年は夏は全国ベスト8、冬は3位、、、この宮城キャプテンの体制の下、湘北は歴代最高の成績を残した…………」



赤木「ぬっ???」







宮城「あいつらに残された道はただひとつ、全国制覇のみ!!!!!」会話のイニシアチブを握る







赤木「くっ…………」湘北の成績の事を言われ、一気に分が悪くなる



花形(確か赤木の時の湘北はベスト16だったかな………?)







そこへ、遅れて木暮が登場



「ちゅーす」


「ちゅーす」




木暮、開口一番「けど今年もあの問題があるぞ…………」


赤木・宮城、ぴくぅ!!!!!





花形「ん?何だ?木暮、去年も同じような事言ってなかったか」





宮城はピンと背筋が凍りつく「まさか???」(あれの事なのか???)







赤木は!!!?





ここぞとばかりに反撃「そうだーーーーー!!!うちにはこれがあるんだ(意味不明)!!!!!""今年も""キャプテンが指導出来んヤワな体制だ!!!!ガハハハハハ」(ゴリよ、何故笑う?!!!)





しかし宮城、ズッコーーーーン「やっぱりねーーーー」





湘北高校教室、皆さんお気づきの、まさに期末テスト中の流川「はっ」ピクッ!!!!!









少し全体が落ち着き、、、





赤木「だが木暮、安心しろ、今年は既に手は打ってある!!!!!」





木暮「ん?何???」



そそくさと、その場を立ちさそうとしていた宮城も振り返る「????」(何だ????)






赤木「それはと…………」











赤木、バッグをゴソゴソっと漁り









大量の冊子を取り出す





赤木、ドーーーーン「これだ!!!!!」





そしてその一枚目(表紙)には!!!!!



『湘北高校追試必勝策・赤木式メソッド』と書かれていて








赤木、誇らしげに「既に、この完璧な問題集を晴子に送りこんである、これで全国制覇だ!!!!!」







宮城、ふてくされた顔で「""これで全国制覇だ""は絶対おかしいけどな」ボソッ



花形(全国制覇?何かバスケの資料か???)





木暮は微笑む「フッ」(赤木は、やっぱ何だかんだで後輩思いなんだよな)



宮城、一応中をパラパラと確認、だが「全くわからん…………」









しかし






木暮、ボソッ「けど、これ追試になるのが前提なんだなーーーー」





赤木、固まる「はっ???」(しまったーーーーーー)





宮城・流川(遠隔で)「どあほう………」(しかし語気は弱め)








赤木「と、とにかく、全国制覇で安西先生をオレたちOBも胴上げだ!!!!!」



木暮・宮城「おう!!!!」



「そして、明利もリーグ戦とインカレで優勝だ!!!!!」




木暮・宮城・花形「おう!!!!!」





かなり無理やり感はあったものの、湘北OBが後輩を想う空









湘北高校職員室前ーーーー



流川が眠たい目を擦りながら





桜木「いざ決戦へ」



続く  

2018年10月09日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(893話)

『ニシエヒガシエ』





インターハイ神奈川県予選が終わって一週間、引退した彦一がいる場所は!!!!!?












和歌山!!!!!!!







故郷の大阪を拠点に関西地区をぐるりと一周り、各府県の予選を観戦に訪れ、最後に大阪市から電車で約1時間の和歌山市へ





隣には、


彦一「うっとうしいのーー、何でお前ついてくんねん?!!」









「テルオ!!!!!!!」




そう、彦一と腐れ縁とも言えよう豊玉高校の大川輝男である



輝男「まぁええがな彦一!!?我が最強・豊玉もどこと戦うかわからへんからな、他府県の試合も要チェックしときたいんやーーー」



彦一「ああ?このーーー!!!今、""要チェック""言いよったのーーーー!??」(怒)



輝男「うるさいのー、別にそれぐらいかめへんがな!!!」



しょーもない喧嘩はさておき









彦一は、まず地元大阪の決勝リーグ最終戦を観戦した



輝男のいる豊玉高校と新勢力の守口工業の対戦だ


彦一「さすが激戦区大阪や、常に7、8校は全国レベルにあるわ、、、そして遂にあの大栄学園が全国を逃してしもた」


結果は


豊玉が接戦をモノに優勝を果たした


輝男「なははは、この大川輝男様のおかげや!!!」


彦一「くそぅ、ただのベンチウォーマーのくせに?!!」※実際の輝男の実力はシックスマンぐらいの役割にある


激戦区・大阪の代表はこの対戦の2校がそのままインターハイ出場となっている









そしてここからは輝男も帯同、彼らが向かった先は古都京都



『おいでやす京都』



彦一「はぁ、外人はん多過ぎやわ~」


輝男「彦一、舞妓さんやで、綺麗やのぉ~」





さてここ京都の決勝は、全国優勝の経験もある超名門の洛安と、






彦一「こちらのチームも面白いで!!!」



『東村高校』



年々その洛安に迫る勢いで力をつけ、今年はこの決勝で、一点差まで詰め寄るゲームを繰り広げた



彦一「大阪も京都も、伝統ある強豪校に対し他チームが台頭してきている勢力図が、どことなく最近の神奈川に似とるわ」


京都も上記2校が全国進出を決めた









続いて、彦一with輝男が向かったのは兵庫



輝男「何かオシャレな街やのーーー」


彦一「港町やさかいの、何か横浜に似とるわ、あっ南京町!!!」





そしてこちらは、


ザシュ、ザシュ!!!



北野坂の勢いが止まらない


昨年度より全国でも注目されるようになったエースセンター・樋口が兵庫のインサイドをドミネイト!!!


樋口「ふぅ、、、」(桜木!!待ってろよ!!また全国の舞台で勝負だ!!!)




更には、彦一「何やーーーーーあの速さは!!!??」


樋口の新しいパートナーとなったのが1年の相葉潤という選手


身長165cmという極めて小さい選手だが、圧倒的なスピードとクイックネス、全身バネのような身体で得点を量産!!!


大会新人王にも輝いている




彦一「樋口君と相葉君、、、北野坂はインターハイでもきっとええとこまで行くはずや!!!?」












そして、現在和歌山、、、



彦一「ひょえー、他に比べたら人少ないのーーーー!!!!」泣



輝男「おい彦一、この体育館、くじらの形しよるやんけー?!!」



彦一「おおーー、ホンマや、結構デカイのーーー!!!」



だが、通りすがりのおっちゃん「兄ちゃんら、今日バスケそっちちゃうで!!?」



彦一たち、思いっきり会場を間違う(そのくじらを象った体育館ではなく、駅を挟んで逆方向に1キロぐらいの場所が本日の会場だった)



彦一と輝男は慌てて走り出し




彦一・輝男「ハアハアハアハア」


その会場に到着



ワァァァァァァーーーー



歓声があがっている



彦一「おおぉぉ、かなり盛り上がっとるで、これは要チェックや!!!!!」


会場内


和歌山の決勝は、松下橋本vs雑賀工業


彦一「ここ最近の和歌山は私立の松下橋本が一強、そして残りの公立高校が打倒・マツハシを掲げてる図式やな!!!で、数年に一回どっかがマツハシを倒すんや!!!!!」※松下橋本の略





そして、その""数年に一回""が起こる年となった!!!!!



雑賀工業が優勝!!!!!!!


ワァァァァァァーーーー


輝男「おっ?雑賀が行きよったか!!!?」(隣県なので何度か練習試合経験あり)




その瞬間


ドカドカドカドカドカドカドカドカ


彦一「何や何や??!!!」



何と、嬉しさのあまり下級生や応援団(ガラの悪い)が、応援席から次々と飛び降りる!!!!!


「ひゃっほーい!!!!」


狂喜乱舞を繰り返す!!!!


彦一「危ないーーーー!!!三メートル以上はあるのにーーーーここは道頓堀ちゃうでーーーー!!!!」(まぁ嬉しさはわかるけど)





彦一「にしても、どんなスポーツでも公立が私立を倒すと美談になりやすいわ、これも湘北と今の神奈川に言えたことかもしれん」


和歌山は、この雑賀工業が全国への切符を手に入れた



彦一「さぁ、資料も集まった事やし、和歌山ラーメンでも食べて帰るか?!!」



輝男「おう!!!!!」



ズルズルズルズル



彦一(テルオ、インターハイ頑張れよ)







そして週間バスケットボール社内では、彦一の姉・弥生が仕事に追われている



「要チェックや!!!」


「要チェックやわ!!!!!」




弥生「順番に!!!!速く!!!」



中村「ふぁい!!!!!」必死


各地方予選の結果が上がってき、弥生や中村、町田が入稿に向け大忙し!!!





弥生は、自ら取材した強豪校の結果を改めて分析している

パラパラパラ




愛知県予選決勝ーーーー


名朋工業vs愛和学院




名朋は森重寛を多くの時間、温存する余裕


それでも決勝・愛和学院を相手に120対62とほぼダブルスコアで撃破する



伊達健、伊達翔、そして河村(199cm/3年)、大村(192cm/3年)とスタメンのビッグマンが奮起し、どこからでも点が取れるチームに


弥生「タレント、サイズ、バランス、経験などを見ても名朋史上でも最強のチームね、まさに名朋王朝時代!!!!!冬に続きインターハイも優勝候補の筆頭格!!!!」


中村「王者・名朋、死角は無しか…………」






続いて秋田県予選決勝ーーーー

『ビーーーーー、試合終了』


山王工業161
昭和農業 27



弥生「・・・・」



中村「・・・・」



樽瀬が50得点16アシスト
若月が18リバウンド
菊地が9本のスリーポイント
畑山も3本のスリーポイント10アシスト
河田も25得点10ブロック



弥生「秋田県で山王が敗れる時代なんて来るのかしら…………」



中村「全く想像出来ません…………」





弥生「い、いずれにせよ、山王も、名朋に冬の雪辱を果たすため、原点に戻って一から鍛え直しているみたいよ」








そして、表紙が出来てき


見出しは


『インターハイ出場校出揃う!!!~Who stops the Monster?~』


弥生「フフッ、まあまあね…………」



中村「誰がその""怪物""を止めるのか???ですね」



怪物ーーーー



それは勿論、昨年の冬の王者・名朋工業の絶対的なエース・森重の事だった



全国の強豪たちが打倒・名朋、打倒・森重を誓う






写真も



森重を中心に、全国の有力選手が並ぶ形の構図で出来上がる



2番目の大きさで山王からは樽瀬が



その次に湘北から流川と桜木が



カマラや樋口、笹岡(宮城)、常誠(静岡)メンバーの姿もある







発売日


湘北高校・バスケットボールでは




鬼の形相で



「許さーーーーーん!!!(写真が)小さ過ぎる!!!打倒・メイホー!!!!!打倒・デカ坊主!!!!!」



流川は(日本一!!!!!)




インターハイまで1ヶ月、男たちの戦いは既に始まっている



続く  

2018年10月03日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(892話)

『M●P』





試合終了


湘北 96
海南 89



「優勝だぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」


湘北ベンチメンバー全員が一斉にコートに飛び出す!!!!!




桜木は、誰よりも空高く跳び両腕を突き上げる


天崎と須形は抱きあう


荒石が空気を殴るようにコブシを突き出す


流川は、ホッと息を吐く


「キャプテン、もっと嬉しそうにしろぃーーーー」荒石のツッコミがきっかけで、部員たちが流川に群がり手荒い祝福(おっしゃーーー、今日は無礼講だ!!!!!)ドカドカ、バシバシ


流川(痛ぇ、痛ぇ)




安西も拍手で選手に賛辞を贈る


晴子は、やはり泣いている「皆、お、おめでとう、グヒッ」




湘北高校が初めて""神奈川の夏""を制した瞬間である





一方、海南は色々な表情が入り交じっている


その中でも、清田信長は人目もはばからず大声で泣き叫ぶ「うお゛あぉぉぉぉんーーーーーー」






記者・中村「海南は(二位で)全国に行ける、何故あんなにーーーー」



弥生「それだけ流川君、桜木君、そして湘北に勝つ事にかけていた、それに、、、」



清田は、何となく感じていた、得意の動物的カンからなのか、おそらく""桜木と流川がいる湘北""と戦うのはこれが最後になるかもしれない、という事を、、、それがわかるのはもう少し未来の話



そして



パチパチパチパチパチパチ!!!!!


大きな歓声と大きな拍手

両軍の健闘を会場中が称える


「ナイスゲーム!!最高の試合だったぞ!!!」


「お互い全国行っても頑張れよ!!!!!」


「最強・神奈川!!!!」





桜木軍団も野間を中心に


「花道ーーーー」


「流川ーーーー」


「野猿ーーーー」


湘北・海南分け隔てなく選手の名を大声で叫ぶ









そして最後に出場していた両メンバーが整列し






審判「96対89、赤(湘北)!!!」



「あ(りがとうございま)した!!!!!!!!!」



パチパチパチパチパチパチパチパチ




大歓声の中、両軍選手が握手をかわす


荒石と一ノ瀬が


天崎と嶋が





だが清田は、まだ涙を流し嗚咽、憔悴仕切っている、里崎が肩を貸してようやく歩けるぐらい、この試合にどれ程の気力と体力を費やしたかが窺える







そこへ







流川が無言で手を出す










清田が気づき、、、「流川…………」





少し復活










そして



ギュッゥ









流川と清田の、最初で最後の握手





同学年のライバルとして三年間凌ぎを削り、今大会、お互いにキャプテンとしてチームを引っ張り全力を出しきった



そして今、互いの健闘を称えあった




観客も涙が止まらない


「清田ーーーー!!!!」


「流川ーーーー!!!!」


「いいぞー、両キャプテン!!!!」


「感動をありがとうーーー!!!!」





彦一・菅平・外川の陵南、古賀・中村・中澤などの翔陽、他会場にいる同学年の面々も、その様子に惜しみ無い拍手を贈る







桜木はモジモジ恥ずかしそうにその様子を見守る


荒石はニヤニヤしながら「キャプテン殿が行ったんだ、花道も握手してこいよ」と煽る



桜木、噴火「誰が野猿ごときと握手するかーーーーーーーーーー!!!!!!!」






その様子を察知し清田も「うるせーーーー、テメーとの握手なんて、こっちから願い下げなんだよ!!!!!!」



里崎「おっ?!!」



清田も元気が出てき




""神奈川""のいつもの雰囲気に戻る








弥生はスコアブックを確認し


「三人ともこの試合30点超え、三者三様の大活躍、まさに彼らの集大成となった大会だったわ…………」(まぁ三年生は冬がメインな所もあるけど)


そして、クォーター別の数字も見て


1Q 2Q 3Q 4Q
(19|10|36|31)96
(20|21|34|14)89


記者・中村「湘北は後半67点、県大会と言えど決勝でこの爆発力は脅威ですね!!!?」


弥生「そうね、特に第4クォーターの桜木君の超エース級の活躍は、最も印象に残るプレイだったわ」



彦一「これはMVPも期待出来まっせ??!」(ワイもベスト5ぐらいいけるか!!!?)








閉会式ーーーー



最終順位


湘北 3勝0敗(+31)優勝
海南 2勝1敗(+88)準優勝
ーーーーーーーーーインターハイ出場ライン
陵南 1勝2敗(-53)3位
翔陽 0勝3敗(-66)4位





『優勝は』



『湘北高校!!!!!』



ワァァァァァァーーーー

ワァァァァァァーーーー


パチパチパチパチパチパチパチパチ



流川・桑田・石井・佐々岡の背番号の若い順でこの四人が前へ出て、優勝トロフィーや表彰状、記念品などをいただく


ーーーー桑田・石井・佐々岡「いいのか?俺たちろくに試合に出れてないのに、、、荒石や天崎たちが行くべきじゃ、、、」


荒石「いいっていいって、俺らは来年、自分らの学年でまた優勝するんだからよ!!!」


天崎「そうっすよー、来年もタイトル総ナメすよ!!だから先輩、ほらほら」


石井「ぐひっ、湘北に入ってよかった…………」泣いているーーーー





荒石「おっと、花道テメーはいいのかよ???超目立ちたがり屋のくせに、、、あのど真ん中でインタビューでも受けたいんじゃねぇのか??!」



桜木「いい、あいつらが行けば…………」



荒石「けっ、仲間思いなこった」



桜木「狙うはMVPのみ!!!!!だから今はいい!!!」



荒石「やっぱりかよ!!!」ツッコミ



(だけど、あの第4クォーターの花道の爆発っぷりは本当に凄かったぞ、ひょっとしたらひょっとするぞ)





海南の準優勝も表彰され







『続きまして、今大会の各賞を発表します』




荒石「きたきた」





『最優秀選手賞………』



桜木「サイユーシュー??!」



会場が、一瞬静まる







『湘北高校、流川楓君』




大拍手と大歓声


「うおおおーーーーーーーー!!!!」


「流川来たぁぁぁーーー!!!!!」


「優勝チームのキャプテンで大会得点王、""この賞""も文句無しの選出!!!!!」




荒石「やっぱりかよ?!!」





桜木軍団も根拠はないが「ああぁぁ、やっぱり流川だ、、花道惜しいーー!!!!」そして、千円札を水戸と野間が、大楠と高宮に払っている



弥生(本当に桜木君とは僅差だったのかもしれないわ、そして海南が勝っていれば)チラッ



清田はこの様子を黙って見つめている



桜木、少しずつ思いだし何か悪い予感がする「サイユーシューって確か…………」



荒石と湘北メンバーは慌てて「あーーーー、はいはい次々!!!!!」と誤魔化す






続いて新人王



『湘北高校、須形拓弥君』



須形「はい!!!!!」



「おおおおおーーーーーーーー!!!湘北の須形!!!」


「額面通りの活躍だったぞ!!!!」


「これで新人王は3年連続湘北!!!」


「湘北、強いわけだぜ!!!!?」


「これはしばらく王朝が続くか??!」








荒石「まぁそうなるわな」(今年は須形の断トツか??!)


昨年の受賞者・天崎「須形もなかなか」何故か勝ち誇っている






そして、ベスト5



流川楓 (湘北3年)
桜木花道 (湘北3年)
清田信長 (海南3年)
一ノ瀬剛士(海南2年)
外川晴樹 (陵南3年)



荒石「あーーーー!!!!!一ノ瀬!!!!」めちゃくちゃ悔しそう


荒石「何故だ??俺様のディフェンスのほうが上だったんじゃねぇのかよ??!」


天崎も「チェッ、同じ2年なのに、、、けど他の試合で30点連発してたからしょーがないか…………」



荒石「くそっ」グググと堪える




彦一、外川に「くそっ、獲られてもうたわ」








『続きましてーーーー』



荒石「ん?まだ何かあるのか???」



桜木「ついにMVPかーーーーー??!!!!」待ちわびる



荒石(だからそれは、さっきのキャプテン殿のやつだよ)



流川「どあほう」





『ええと、こちらは今シーズンから導入され、最も印象に残ったプレイヤーに与えられる賞でありましてーーーー』グダグダグダグダ




『""MIP""はーーー!!!??』



桜木「エムアイピー????」(MVPは無くなったのか??!)



弥生「今年から新設された賞よ!!!Most Impressive Player、、、優秀な数字やタイトルを残したMVPとは少し属性が違い、最も印象に残ったプレイヤーに与えられる賞」











『湘北高校・桜木花道君!!!!!!』


オオオオーーーーーー



「桜木来たーーーーー」







だが当の桜木は、まだしっくりきていない「俺???エムアイピー、、、」




弥生「まあ、こちらの選考は桜木君で文句無しなんだけど、、、」(桜木君がMVPを逃して暴れたりする時の特別措置だったりして、いやまさか…………)変な勘ぐりをしてしまった




桜木軍団は「花道、何かわからんが貰えるものは貰っておけ!!!!」



桜木、まだ怪訝「お、おう」





だが、晴子が「キャー、桜木君、スゴいわ、MIP!!!!!いきなり新しい賞を取るなんて、、、それだけ桜木君のプレイが皆を感動させて印象に多く残ったって事なのよ!!!!」鶴の一声



桜木、豹変「そうすか~♥️」ほんわ~



流川・清田「どあほう」



湘北メンバー「いや、ナイスマネージャーだ!!!!」






少し狐につままれたような感じもあるが





観衆も


「いいぞーーー、桜木!!!!」


「初代MIP!!!!!」


「そうだ、お前が最も俺たちに感動を与えてくれた選手なんだ!!!!」


称賛の声ーーーー





桜木は堂々と前へ



カシャカシャ、カシャカシャ

フラッシュの嵐




インタビュアーがいくつか質問して、


『最後に全国に向けて意気込みをどうぞ??!』




桜木!!!!!






くわっ!!!!!!!




「このエムアイピー・桜木がいる限り湘北は負けん!!!!!全国制覇だ!!!!!待ってろよ、ヤマオー、そしてデカ坊主!!!!!」


オオォォォーーーーー

大歓声!!!!!!!



続く
  

2018年10月02日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(891話)

『two of us』





湘北の速攻は、先頭を走っていた天崎にボールが渡る


だが、その天崎が放ったレイアップは、後ろから追いかけていた清田によってブロックされた


空中でさ迷うボール



それを



ドカァァァァァァァァ!!!!!!!!!!



更に追いかけてきた桜木が


そう!!!!!


リバウンドダンクを炸裂!!!!!!!



清田は一瞬何が起こったのかわからなかった









そんな時、審判の大きな笛が鳴る「ピィィィィーーーーー!!!!」


興奮ぎみ汗


審判、この試合で一番大きなアクション、そして一番大きな声





それは???!!!!!!!!













「白#4番ブロッキング!!!!!!!バスケットカウント・ワンスロー!!!!!!!!」









桜木はリングにぶら下がったまま、ある一定に興奮状態




清田はそれをひざまずいて見上げる、ハアハア





一瞬、静寂が生まれる













そして













唸り


ウォォォォォォーーー!!!!!!!!


「うわぁぁぁぁーーーー!!!!桜木がやりやがった!!!!!!」


「清田をぶっ飛ばしてのリバウンドダーーーンク!!!」


「超絶ビッグプレイーーー!!!!!」


「しかもバスカンで!!!!!」





「清田は??????」



「4ファウルだぁぁぁぁぁ!!!!!」


ワァァァァァァーーーー


ワァァァァァァーーーー










清田は茫然自失「4ファウル・・・」身体が震えている







桜木が着地し



清田を無言で見下ろす




身体が一回り大きい桜木だがいつもより更に大きく見える





清田は怒りに満ちた眼差しで桜木を睨む「赤毛猿、、、」が、、、



桜木は意に介さず



それはあまりにも強大であった






高頭はタイムアウトを取るが、清田の交代は無し


ラスト2分弱で4ファウルの清田をコートに残す事を選択





弥生「正解ね、海南はここで清田君を代えたらジ・エンド」



記者・中村「海南の心臓ですもんね、ここまで孤軍奮闘、交代したら残りのメンバーでは、もう完全に勝てる見込みが無くなる」





だが、点差は



桜木がボーナススローを決め


湘北90
海南83




「おいおい第4クォーター入るまでは10点差で海南が勝っていたんだぞ?!!」


「それが今ラスト2分で湘北7点リード!!!」


「湘北のこの勢いは何なんだ??!」


「毎試合どこかで爆発する""湘北リズム""!!!!!」に


観衆は皆、愕然としている







海南の攻撃



清田が、ようやくスクリーンを多用し、天崎のディフェンスを掻い潜る


湘北はスイッチで流川がマーク



清田、無理やりドライブ!!!


清田「ウォォォォォォーーー!!!!!」



ゴール下に突っ込む!!!



観客「無茶だ、流川を振りきれていない!!!!」


観客「血迷ったか清田????」








清田のレイアップに流川がブロックに跳ぶ



「高ぁぁぁぁぁぁい!!!!!」








だが、清田は






くるっ





「ダブルクラッチ!!!!?」





陵南・外川「上手い!!!!!」



翔陽・中村「流川をかわした?!!!!」



清田、全神経を集中させた最高のプレイ




流川「清田ーーー???」


















だが!!!!!












「このバカギツネがーーーーーー!!!!!!!」


流川「うるせー、今だ!!行けーーー!!!!!!」





流川の背後から、桜木が現れ






バシィィィィィィ!!!!!!!!!!





清田のダブルクラッチを大きくブロック!!!!!!





清田、またもや真っ白に「なっ????」


そしてそのままコートに倒れる


ザァァァーーーー





流川と桜木は、ほぼ同時に着地



そして、二人同時に速攻の先頭に


何か文句を言い合いながら走っている


テメーは

いやオメーが





清田は自陣のコートからその二人の背中を見つめるしかなかった

「流川、、、赤毛猿、、、」




ザシュ!!!!!



流川のレイアップが決まり



湘北92
海南83


残り1分25秒


9点差ーーーー





観客は


「これは決まったぁーーー!!!!?」


「今の湘北相手に逆転不可能だぁぁぁ!!!!!」


「残り時間で決定的な点差!!!!!」





海南は再度、残されていた最後のタイムアウトを取る



湘北のお祭り騒ぎは止まらない、アンセム、割れんばかりの歓声、応援団のほとんどは勝ちを確信



逆にコートメンバーは、陵南戦で奇跡の追い上げを許した事を教訓に、和やかな雰囲気の中にも集中を切らしていない


流川がマークの確認を徹底し全員を引き締め


天崎も手を叩きチームを鼓舞


荒石も顔をパンパンと叩き、気合いを入れ直している


須形は、先ほどの速攻のフィニッシュを流川に選択しアシストした事で、桜木に頭突きを喰らっている、ドカァ「はうぅぅぅ」





その桜木「オヤジ、優勝して全国だろ?!!」


安西、ニコリッ「もちろん」


最高の雰囲気でタイムアウトを過ごす











一方、海南は最悪の状態


カタストロフィー


第4クォーターまで守り抜いていた10点差が、いまや逆に9点差を許す展開に


湘北のディフェンスに屈し第4クォーター途中から、ほとんどチームが機能していない


そして、個人ファウルが4つとなり現在完膚なきまでに流川と桜木にやられているこの男





『清田信長』



放心状態ーーーー




荒削りだった昨年までとは違いこの試合、キャプテンとして、そしてエースとしてMVP級の活躍でチームを引っ張ってきた


何度も流川や桜木のプレイにも臆する事なく立ち向かった











だが遂に!!!!





完全崩壊、、、





監督や他のメンバーの声は、うわの空



それを見た観衆は


「清田、可哀想によ、、、」

「放心状態かよ、、、」


「あぁ、ここまで頑張ってきたのに、結局湘北には敵わなかったな」






記者席も


弥生「清田君、、、」


記者・中村「あれだけ頑張っていたのに残酷だ、、、」


弥生「清田君が悪いわけじゃない、彼はこの試合ほとんどの時間、MVP級の活躍をしていたわ」


記者・中村「そうですね」


弥生「同学年としてライバル視していた流川・桜木と互角、時には彼らを上回る時間もあったわ」


記者・中村「三人の実力差がそんなにあるようには見えなかった、何故最後崩壊したんすかね???」

















弥生「清田信長は二人存在しない!!!!」



記者・中村「あっ???!」







弥生「湘北には流川・桜木という、そうね10年に一人(級)の逸材が同学年で同じチームにたまたまいた、これはスポーツ界では奇跡的な事なのね、、、海南にも清田君という彼らに勝るとも劣らない才能は存在した、だけど皮肉な事にそれは一つしか持ちあわせていなかった、桜木君を抑えれば流川君が、流川君を抜いても桜木君が待っている、、、一人と二人、、、」


「清田君は最期にその絶大な差に心身ともに力尽きた」









その清田は相変わらずベンチで廃人と化している



そして、それらのネガティブな発言も独り言で呟いてしまう


「流川、、、赤毛猿、、、」


「何で二人なんだよ、、、」


「何で俺は一人でやってんだよ、、、」






更には、こんな事も想う


(牧さん、相変わらずあなたの様にはなれませんでした、、、)



(神さん、すみません、リベンジ出来なかったっす)



諦めムード、完全に悲観的に



清田、そして海南は終わった

























そんな時




「ャプテン、キャプテン、清田キャプテン!!!」


フェードイン




清田を呼び掛ける人物















それは、海南の2年生エース・一ノ瀬であった


清田「????」





そして、こう声掛ける


「キャプテン、諦めたらダメですよ、まだ勝てる!!どんどん俺に回して下さい!!!」



清田、反応「一ノ瀬、、、」




そして、また色々な事がフラッシュバックされてきた



それは、一年時冬の選抜全国決勝・山王戦


牧らの引退試合であるこの試合


終盤の大事な所で痛恨のミスを犯してしまった事


直後のタイムアウト時に、牧や神が慰め声を掛けてくれた事


牧の高校ラストプレイが自身へのパスであり、それをしっかり決めた事


敗けて顔をくしゃくしゃにして泣いた事






そして二年時選抜神奈川予選・湘北戦


海南キャプテン・神、、、彼のために全力でプレイした事


同学年の流川・桜木の双璧に何度もトライし反撃の布石を作った事


己の実力の無さが原因で、神を全国に連れていけなかったとの自責の念







湘北戦、陵南戦、、、


全国大会


ルーキー・センセーション


そしてこの試合



海南バスケ部として築いた様々な想い出が、走馬灯のように流れる











沈黙の後









清田、フッと笑い

(あの時、牧さんや神さんは俺の事どう見てたのかな………???)


(一ノ瀬、、、こいつら後輩は俺の事をどう見ていたのかな………???)







(そして俺はこいつらの事をどう見ていたんだ???ちゃんと信頼していたのか???)


(結局自分一人で流川と桜木と戦おうとしていた…………)




「キャプテン!!!」

「清田さん!!!」

「まだ行ける!!!!」



徐々に全員の顔と声を認識出来るようになる


安倍「こっからは俺が何があっても流川を止める!!」


嶋「俺にも回して下さい、スリー三本決めたら同点っすよ!!!」


副キャプテン・里崎「清田、今こそ海南の実力を見せる時だぞ!!!」


(まだ諦めてない????)



「キャプテン!!!」


「キャプテン!!!」


「キャプテン!!!」


部員は熱い眼差しを清田に送る



(そして、こいつらがこんなに想ってくれてるのに、、、)



(俺はキャプテン失格だな…………)猛省








そして、くわっと目を見開き(キャプテンの俺が仲間と勝利を信じれなくてどうすんだよ!!!!!!)



『常勝・海南』の横断幕を見つめ





吠える「うおぉぉぉぉぉーーーーーー!!!!!!」



清田「おらっ!!!!行くぞ、オメーら!!!最後まで諦めるんじゃねぇ、海南の底力を見せてやる!!!!!」




海南メンバー「キャプテン!!!!!」生き返る



高頭も今までで一番熱く、選手たちにラストの作戦を告げる







湘北ベンチも横目で反応


流川「清田、、、」


桜木「超(スーパー)野猿だ、、、」(今までと何かが違う)














試合再開



海南は残り時間、一ノ瀬、嶋が起死回生のスリーポイントを決め必死に追い上げ


清田は最後まで走り続ける




海南はフリースローゲームに持ち込む





だが




湘北は、その間のフリースロー4本を全て沈める










そして、


「3~」




「2~」




「1~」









『ビッビィィィーーーーーーーーー!!!!』




『試合終了ーーーーー!!!!!!!』





湘北96
海南89



湘北史上初となる!!!
インターハイ・神奈川予選優勝、夏の王者となる



続く  

2018年09月26日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(890話)

『SHOHOKU RHYTHM』





神奈川の頂上決戦・湘北vs海南戦はいよいよ全体の9割を消化、ラスト4分を切った



一進一退の攻防の末、現在ほぼイーブン(一点差)の戦い





海南の攻撃は、一ノ瀬が久々スリーを狙うが、荒石のリズミカルなディフェンスに翻弄され、大きく外れる




リバウンドは桜木


ガシィィィ!!!!!







そこで


記者・中村「湘北の方がやや有利なんじゃ………?」



弥生「ほう、その根拠は??!」



記者・中村「湘北は完璧なディフェンスをやっている、海南は攻めあぐねている」



弥生「私も同感ね、ここまでお互いしのぎを削り戦ってきたわけだけど、今になって天崎君の清田君への執拗なマークなど全ポジションで海南の攻撃をシャットアウトしているわ」



中村、満足気に「はい、湘北のディフェンスが上回っています」










弥生「逆に湘北の攻撃は???」






流川のドライブにディフェンスが集中し、キックアウトで須形が値千金のスリーポイントを決める!!!




ザシュ!!!!!





湘北、再び逆転!!!!!!







須形この日、3/3のスリーポイントの確率!!!





普段真面目で大人しい須形、安西の方を見てガッツポーズを送る







~~~~この試合での回想~~~~


前半、同ポジションの清田にペースを握られ無念の交代を強いられた須形だったが


安西「君のポテンシャルは清田君以上だ、まずこの試合で彼に勝る部分を探す、そして経験を積んで彼を超えてくれる事を信じていますよ」


須形、この試合中、または未来のリベンジを心に誓う


~~~~回想終わり~~~~





安西はその抜群のセンスを持つ""未来のエース""に、微笑み拳を握り応える、グッ




須形、嬉しそうに「安西先生………」






桜木は絶句「う、上手ぇぇ…………汗」


先程までスーパースター級の活躍をした自身ではあったが、まだ己の武器にないスリーポイントを決め続ける後輩に、呆気にとられる







会場全体も高評価


「うわぁぁぁーーー、スーパールーキー・須形!!!」


「三本目のスリーポイント!!!」


「めちゃくちゃシュートの上手いPG!!!」





湘北ベンチ


桑田「いいぞー!!!須形!!!」


石井「相変わらずシュートの上手いヤツだ!!!」


佐々岡「宮城さんとまたタイプの違ったPGだ!!!」





~明利大学体育館・宮城、ピクッ「あん???」
まさにスリーポイントの猛特訓中であった~







戻って湘北の一年生たちも喜びと同時に、同学年の須形への羨望と新たな目標を掲げる


(あいつより上手くなりたい)


(ユニフォームを取って試合に出たい)


(須形みたいに活躍したい!!!)


うずうずうずうず


桑田それを見て、くすっ(まるで昔の自分たちを見ているようだ、湘北はこれからも強くなるぞ!!!)



湘北がラスト3分半で二点のリード


湘北85
海南83







更に!!!まだ!!!


清田、天崎を振り切れない
「くそっ!!!」(こいつを俺が振り切らねぇと!!?)


天崎は集中している(止める!!!)


ダダダダ、キュッ、キュッキュッ



観客も「元々スタミナのある選手なのに休憩していたから力が有り余っている?!!」





清田、無理やり突進でレイアップ!!!





天崎はギリギリ届かない!!!!「くっ!!!?」








だが!!!!!











流川が天崎の背後からブロック


バシィィィィィ!!!!!



清田「流川??!!!」



流川「さっきやられたお返しだ…………」(爪だけブロックがよほど悔しかった模様)


天崎、後ろを振り返り「あざす!!!!」


ブロックでボールがボードに跳ね返り、それを荒石がリバウンド











そして落ち着いた湘北の攻撃





流川のドライブ



安倍を含め全員が警戒



の、瞬間



サッ




清田「あーーーーー?????」(やられたーーー)



水戸「これだもの」呆れ顔




桜木にボールが渡り、楽々ゴール下



バスッ!!!



桜木「スーパーエース・桜木!!!!!」



湘北87
海南83




観客爆発


ワァァァァァァーーーーー


「ここへ来て久々のコンビプレイ!!!!!!」


「流川へディフェンスが寄ったところ桜木へ!!!!」


「グッドリズム!!グッドリドゥムーーー!!!!!」




高頭、怒りMAX「ぐっ!!!」だがもう折る扇子がない………



荒石・天崎・須形の後輩三人は「キャプテン殿!!花道!!」「流川さん!!」「桜木さん!!」と喜ぶ





流川桜木は、勿論目も合わさず、ディフェンスに戻る








弥生「流川ー桜木ー流川、そしてまた桜木ってところかしら??!」



記者・中村「確かに、、、プラス後輩の三人がそれぞれ与えられた役割をこなしている………」



彦一「最高のリズムや、ここへ来て湘北が最高のリズムなんや、、、」興奮している




桜木にトライアングル・ツーでマンマークについていたはずの清田、完全に裏をかかれた形となった


清田「くそっ、流川、、、赤毛猿が!!!」ハアハア




四点差ーーーー






次攻撃


清田はゲームを組み立て、スリーポイントラインの嶋へ


だが嶋は須形のマークが気になり、安倍へ



安倍は流川のマーク故に里崎へ




里崎、背後の桜木が気になり勝負出来ない



一ノ瀬は???!





荒石のすっぽんディフェンスにより、首を横に振る(無理っす)



清田「おいっ!!!萎縮するな!!!」檄を飛ばすが



時間ギリギリ無理やり嶋のショット



ガコンッ!!!


落ちる!!!



弥生・中村・彦一「やはりこちら(海南)はリズムが悪い!!!」





荒石のチップアウト~須形~先頭の天崎へと素早く繋ぎ、湘北の速攻



天崎が「最速男・天さーーーーー」



レイアップを楽々







バシィィィィィ!!!!!!!




決めれない!!!!!





天崎「きっ???」





秒速で戻った清田のブロックが炸裂していた!!!!!



清田「小僧、調子に乗るなよ!!!!!」



天崎「だぁぁーーやられたぁぁぁぁ!!!」(そして調子に乗ってたーーーー)



会場大盛り上がり


「清田が追い付いてブロック!!!!」


「さすが、清田!!!!!」


「元々同タイプならでは??!!!」

















だが!!!!!















「バカチョローーーーーー!!!!!!!」















そのボールを











ドカァァァァァァァァァァ!!!!!!!!










清田「えっ????」訳もわからずぶっ飛ぶ!!!!!



ドカァァァーーーー



観客「わぁぁーー危なーーーーーーい!!!!!!」




ザァァァァァ



清田、何とか滑るように受け身を取り大事には至らず







すぐ様コートにひざまずき「何????」








振り返ると












ひときわ大きな影













湘北の背番号8が、リングにぶら下がっていた



続く  

2018年09月19日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(889話)

『Hack-a-Sack』





清田「今んとこ赤毛猿のフリースローの確率は5割以下、ファウルして止める価値は十分ある」



超エース級の活躍の桜木に、海南は清田をはじめ徹底したファウル攻勢でフリースローに持ち込みその勢いを止める









弥生「これは""ハック・ア・シャック""、、、NBA歴代No.1センターの呼び声高いシャックことシャキール・オニール!!!その強靭な体躯と圧倒的なパワーを持っていたにも関わらずフリースローが大の苦手だった彼に対し、相手チームが意図的にファウルを繰り返した事から付いたその作戦の名…………」



「その他にはデニス・ロッドマンやベン・ウォーレス、ブルース・ボウエンなど名だたるNBA選手にも使われていたわ」※wikipedia参照


「まぁシャックはファウルしなきゃ止める事は出来ないって感じだったけど」






彦一「桜木さんをハックする、、、そやネーミングは""Hack-a-Sack""にしといたろ!!?」カチカチカチカチ











桜木、再度(嶋に)ファウルを受け、フリースロー


海南はチームファウルがかさむ


清田(やむを得ない)




桜木、フリースローラインに立ち


(次はまた今のフォームに戻してと、、、)


桜木、上からの投げ方に戻す




が、ゴンッ!!!



一本目を外す



清田、ニヤリッ






桜木「何故だ、何故入らん、、、」険しい表情、思い詰める




二本目(やはり旧式の方がいいのか?)、下から放るが


ジレンマーーーー



ガン!!!



落ちる!!!



桜木「あぁ、何故だぁぁぁぁぁーーー?!!!」



流川、ため息「ふぅ、どあほう」



晴子は、また心配そうに「桜木君…………」





彦一「あぁぁぁ、桜木さん、あれこれ考え過ぎで負の無限ループに陥っとるで!!!」



里崎がきっちりリバウンド



海南は「よーーーし!!!!!」暗かったベンチも息を吹き返す







次、海南の攻撃は、その里崎が下柳からゴール下を決める!!!


湘北78
海南81



「おおーーー、里崎が決めた!!!」


「完全に海南のペースに戻ったんじゃ?!!!」


海南ベンチ「ナイッシュー、里崎!!!」


「サト!!!サトさん!!!」






そして、遂に!!!!!










バシィィィィィ!!!!!







清田が桜木を捕らえた!!!!




清田の手が桜木のドリブルを弾く!!!!!



桜木「猿!!!!?」



清田、ニヤリッ






ボールをキープしたのは一ノ瀬




一ノ瀬、味方ボールになるのを確信しいち早く走っていた清田へタッチダウンパス!!!


Outlet!!!!!



誰も追い付けない



清田、ここで自身のシグネイチャープレイ



ワンハンドダンクをかます!!!!!!!



「ウォォォォォォーーー」



ドカァァァァァァァァ!!!!!!!!!





そして自ら雄叫び、清田「うおおおっ!!!!!」



会場・大爆発!!!!!



ワァァァァァァーーーーー

「えっ???ウソーーーーーーー???!!」


驚きを隠せない


「ワァァァァァァーーーー!!!!清田が桜木からスティール!!!!」


「更にワンマン速攻でダンクだ!!!!」


「また海南5点差!!!!!」


「清田のファウルから流れが変わった!!!!!」


「見事な作戦だ!!!!!やぱ海南のキャプテンも伊達じゃねぇ!!!」





そして、桜木には見事な手の平返し


「桜木!!!フリースロー外し過ぎなんだよ!!!?」


「清田に完全に負けてるんじゃねぇか?!!!」


「何やってんだ?!!さっき褒めたのは取り消しだ!!!!」


「あぁ、まだエースとしての安定感に欠けるぜ!!!!」



桜木「グギギギ」グッと噛み締める



桜木軍団は、ムカッ!!!!



彦一も「な、何とゲンキンな!!!?」





湘北78
海南83



安西は、すぐ天崎を呼び下柳と交代


安西「清田君を捕まえて下さい」


天崎「はい!!!」





これで海南、湘北ともにスタメンに戻る


オオォォーーーー

「両チーム、スタメン!!!これで本当の最終決戦!!!!」



湘北の攻撃、海南は相変わらず桜木に清田、流川に安倍のトライアングル・ツー






弥生「ファウル攻勢により桜木君のペースが崩れている!!さぁ湘北これからどうする??!」





須形、流川に渡す


「まぁそうなるわな!!?」


「ずっと桜木だったから次は流川!!!」





弥生「けど、そんな単純に行くものかしら?」



流川「行くもの!!!」



弥生「えっ???」



ザシュ!!!!!



流川がステップバックで安倍との距離を2メートルは開け、安倍はファウルすらさせて貰えない、流川はそのままジャンプショットを難なく決めた



桜木「????」



湘北80
海南83



「うわぁぁぁ、ステップバックで決めやがった!!!!」


「安倍がいててもお構い無し!!!」


「そこ(安倍)は流川も超えている!!!!!」


「真のエース・流川!!!!!」



桜木「ぬっ??!何をーーーー」






陵南・外川「不敵…………!!」



弥生、呆れ顔で、何と独り言で謝る「はいはい、すみません、お見それいたしましたと、、、」


記者・中村、ハっと振り返る「・・・・」(さては、もう流川君のスーパープレイに裏切られるのは馴れてるな???)


彦一「やっぱ流川君の安定感は半端ないで!!!ここって時にちゃんと仕事出来るんや!!!」(これが真のエースって事なんか??!)





湘北ベンチ


桑田「しばらく桜木一辺倒だったから攻撃したくてウズウズしてたんだな??!」


石井「あぁ、それに負担も減っていた分、体力もあり余ってるぞ!!!?」



佐々岡「これなら最後まで点を取ってくれるはず、頼むぞ流川!!!」


安西や晴子もホッとした様子



流川は桜木と目が合い「ふんっ」と鼻であしらう



桜木は悔しそうに「ぐそぅ、ルカワのヤロー、さっきまでこの桜木様の影に隠れていたのにおいしい所だけ持って行きやがって、、、」けど(ファウルされないために、今のルカワの技も覚えなくては、、、)



水戸「おっバスケットマン」








フリースローは勿論、技の多さと安定感、これが今桜木が流川に劣っている部分、今後の彼の課題なのかもしれないーーーー



桜木「ぬっ???!」(誰???)






湘北ディフェンス


湘北も1番と2番のポジションは逆になったが従来のマッチアップに戻る



天崎は清田にベタ付き


清田「ちぃ!!!このガキ」


天崎「しばらく休み貰ったんす、絶対あんたを離しません!!!」


走り合う





そしてこのマッチアップなら桜木、里崎を中に入れさせない


荒石も必死に一ノ瀬を抑え





嶋がドライブを仕掛ける所、須形がバックファイヤー


嶋「????」


バシィィィィィ!!!



「須形の得意技!!!!!」



次は湘北の速攻


流川・須形・天崎が3対2の形を作り



天崎がレイアップを決める!!!



ザシュ!!!


湘北82
海南83


天崎「イエーーース、最速男・天崎!!!!!」



ハイタッチ!!!



海南の『Hack-a-Sack』により桜木の勢いは止まったが、湘北は他のメンバーの攻守に渡る輝きにより、再び一点差まで詰め寄り試合はクライマックスに近づく、お互いに一進一退の攻防が続く



続く  

2018年09月16日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(888話)

『どんな手を使っても』





桜木がスーパースターの仲間入りを果たした!!!



第4クォーター開始から超エース級の活躍で、連続得点、、、ゲームを支配している




識者たちも


「桜木だ!!!桜木がスゴいぞ!!!」



「一人で10点差を捲りやがった!!!」



彦一「""桜木タイム""や!!!ディスイズ・サクラギタイムなんやーーー!!!!」騒ぐ



弥生「第4クォーター、一気に爆発した桜木君、それこそ牧君、仙道君に近いMVP級の活躍ね」


記者・中村「MVPは流川君と、勝敗の行方次第では清田君との三つ巴の争いですかね??!」


早くもそんな声も






そして、逆転された海南は非常に暗いムード



対峙した宮益・嶋・安倍が次々と桜木にKO!!!


一ノ瀬や里崎も同様に、桜木の恐ろしさを肌で感じている


全滅状態!!!







だが、残るはこの男



清田「俺が赤毛猿につく…………」



「今の(全員が凄い)湘北にダブルチームやトリプルチームが有効的とは思えねぇ、まず誰かが一人で赤毛猿を止めねぇと」



一ノ瀬「キャプテン・・・」



高頭が受け入れ指示「すまん、桜木がここまでとは………最期はお前に託したぞ、清田」



清田「はい!!!!!」




「そして流川はお前に任せる」



安倍が頷く



海南は、再度嶋と小林が交代でスタメンに戻る



清田「俺が""どんな手""を使ってでも赤毛猿の勢いを止める、皆諦めるな、海南の底力を見せよう!!!!」



海南メンバー「おう!!!!」









湘北も気を引き締め直し、先程までのメンバーがそのまま交代無しでコートに送られる


「桜木の3番が当たりに当たっているから交代不要!!!」




ゲームは桜木のフリースローから再開



ザシュ!!!



桜木、乗ってる勢いそのままにボーナススローも決める


桜木「天才!!!」




引き続き桜木には大歓声が


「三点プレイ!!!」


「難なく決めたぞ!!!」


「よっ、エース・桜木!!!」



湘北77
海南75





海南の攻撃


湘北はマンツーマンで


清田(182cm) ×流川(192cm)
嶋(183cm) ×須形(180cm)
安倍(190cm) ×桜木(194cm)
一ノ瀬(194cm)×荒石(193cm)
里崎(197cm) ×下柳(195cm)



「引き続き、清田には流川!!ポジションより人で選んだ守備だ!!!」



「さぁいよいよ最終決戦!!!海南はベストメンバーだ!!!」






だが、流れは変わらない!!!




湘北全員による気迫のこもったディフェンス



里崎がシュートを放つが、大きく外れ荒石がきっちりとリバウンド!!!



荒石「どうだーーー!!?花道!!!リバウンドは俺の仕事だぁぁぁ!!!」


桜木「フンッ、一本ぐらいでいちいちうるせー」







弥生「さぁ、注目の湘北のオフェンスよ!!!」



彦一「タイムアウト後、一番の問題は桜木さんをどう抑えるかやで!!?」



記者・中村「このディフェンスに勝負の行方がかかっているって感じすか?!!」


観衆全てが大注目



海南は作戦通り



安倍と清田が先程と逆でトライアングル・ツー



桜木に清田がつく



桜木「ぬっ???猿!!?」



観客「おおぉぉーーー、いよいよ桜木に清田が?!!」



「海南最後の砦!!!?」



「これで突破されれば最早海南には桜木を止める手立てはないんじゃ!!?」


歓声が沸く


弥生「お客さんの言う通りね、、、そう、今の桜木君を止められる可能性があるのは神奈川(の相手チーム)では清田君のみ!!!もし突破されるような事があれば、、、海南はその時点でジ・エンドよ!!!」



記者・中村、ゴクリッ、固唾を呑む「・・・・」



弥生「だけど、、、」



中村「だけど???」



弥生「逆に止める事が出来れば、海南にもまだ勝機があるわ!!!!!」





安倍(頼むぞ、清田)不安気





桜木に右45度スリーポイントラインでボールが渡る




清田は「・・・・」集中している



頭の中では(さっきの嶋のディフェンスはセオリーなんだ)



清田、桜木のスリーポイントを選択肢から消し距離を取ったディフェンス




続けて(だが赤毛猿は一歩目でこの距離を詰めてくる、問題はその後の動き…………そのまま直進なのか方向転換かそれとも止まってジャンプシュートなのか、寧ろ""二つ目""のアクションを見極めるのが肝心なんだ)



清田「牧さん、動物的カンは一時封印です!!!」



深体大体育館・牧「ん???くしゅん」





桜木は「あん????」





観衆大注目!!!!!



静寂に






清田は全神経を集中させる


ジィィーーーー




そして






桜木「野猿、勝負だ!!!」


清田「来やがれ!!!!赤毛猿!!!」






ザクゥゥゥゥゥ!!!!!!




清田、くわっ!目を見開く「来た!!!!!!」




桜木、案の定リーサル・ウエポン『爆発的な一歩』で清田に並ぶ




これで距離のハンディが無くなる





陵南・外川「どうする、清田???」


翔陽・中村「次は????」






清田は、



"これだけ"に集中する







「""二つ目""だ!!!!」




桜木「何?????」









ぐっ!!!!!



その考えが功を奏す!!!!




並走



桜木が、巧みなステップで清田に近づいた方向と、次はほぼ直角で進路を取っていた



全神経を桜木の""二つ目""の動きに集中させていた清田は、相手の動きを読む事に成功




清田「そしてそっちに行ったって事は、、、」



桜木がシュートのアクションの様に身体を浮かす



清田「ジャンプシュートだ!!!!!」




清田、手を高く上げブロックに跳ぶ
















だがしかし!!!












桜木、それもフェイントだった、、、


「ほっ」



清田が跳んだ所、再度脇をドリブルで抜く





桜木「三つ目だ、野猿!!!!!!!」



清田「?????」




観客「三つ目!!!?桜木の勝ちだぁぁぁーーー!!!!!!」






だが、





ガシィィィィィィィ!!!!!




清田のとった行動は??!



何と桜木を後ろからホールド、桜木の腰辺りを抱え込むようなプレイ



桜木「ん????」





当然




「ピィィィィィーーーーー」大きな笛が鳴り





観衆の誰もが「当然ファウルだ!!!」





だがその上




審判、こう告げる『※アンスポーツマンライク・ファウル!!!白#4番!!!!!』※以前のインテンショナルファウル(悪質なファウルと見なされ、シュート時でなくても相手にフリースロー二本&相手ボールで再開)








「ワァァァァァァーーーーー!!!アンスポ取られたぁぁぁぁ!!!!」



「清田の読みの上を行く桜木のプレイ!!!!!」



「最後の砦・清田でも無理だったぁぁぁぁぁ!!!!!」



「海南為す術無しーーー!!!!!」



「これで勝負あったぁぁぁ!!!!!」



ワァァァァァァーーーー


ワァァァァァァーーーー



観衆は確信








清田は落胆、膝に手を突きながら、ハアハアと息を切らしている


「赤毛猿、、、」




そして桜木は清田の読みを超えたのだったが、それでもシュートまで行けなかった事を悔やんでいる、ハアハア「くそっ、野猿め、、、」








しかし記者・中村「これは完全に桜木君の勝利ですね?!!海南もこれで終わりだ!!!」



弥生は口をつぐむ「・・・・」




アンスポーツマンライク・ファウルなので桜木にフリースロー二本が与えられる



桜木は二本中一本外し




湘北78
海南75



湘北ボールで再開(アンスポーツマンライク・ファウルなので)





湘北は、まだ桜木にボールを集める


「また桜木!!!!!」


「まさに一辺倒!!!」


「第4クォーターは全て桜木からだ!!!」







清田が同じ


桜木も同じ






次は二つ目、三つ目まで清田はついていく



海南ベンチ「よしっ!!さっきよりは!!!」



だが、今度は桜木その場でジャンプショットを放つ


湘北ベンチはガッツポーズ!!!!


海南ベンチは悲鳴!!!!





清田も手を伸ばすが届かない


「身体能力の高い清田でも無理だ!!?」


「元々12cm差!!!」


「高いし速い!!!!!」



「桜木の超必殺!!!!?」





桜木「合宿シュートだ!!!!!」








が、バシィィィィィ!!!





清田が、強く桜木の腕を叩く


桜木「猿!!!?」


桜木、シュートは打てず



『ピィィィィ、白#4番・ハッキング!!!』




観客「また清田のファウル!!!?」


観客「ファウルしなきゃ止められない?!!」


観客「もう完全に清田の負けだ!!!?」


観客「清田三つ目!!!マヌケに退場すんじゃねぇぞ!!!」



清田は鋭い眼差し



記者・中村「ホントにそうだ、ファウルしなきゃ桜木君を止められなくなっている、このまま退場しちゃうんじゃ???」



弥生「・・・・」(これを止められなかったって言うのかしら???)



味方の安倍は(""どんな手""を使ってでも、、、)何かに気づき始める





桜木フリースロー、今度は



ゴンッ!ゴンッ!!




二本外れる!!!!?







桑田「あぁ、フリースローはまだ得意じゃないんだ」



桜木「はわわわわ、、、」



流川「ちぃ!!!!!」






弥生「やはり!!?」



記者・中村「やはり???」







点差はそのまま


リバウンドは一ノ瀬が取り、久々の海南の攻撃





その時



弥生が重たい口を開く「いや、案外違うのかもしれない???!!」


記者・中村「????」(何が????)






海南の攻撃は一ノ瀬のシュートを荒石がファウルで止め、フリースロー二本



こちらは一ノ瀬がきっちり決め


湘北78
海南77




「圧倒的湘北有利と思われてもまだ一点差」






また桜木には清田からの指示「頼むーーーーー」



『ピィィィィーーーー、ハッキング#白5番(里崎)』



桜木の動きを止める



「またファウル??!!!」


「海南のファウルが重んでいるぞ!!!」



「海南、諦めちまったか???」





シュートモーション時のファウルだったので、桜木にまたもやフリースローが二本与えられる



桜木「・・・・」



桜木、用心深くなのか、何故か投げ方をかつての下手投げに変更(3年時は多くのプレイヤーと同じ、足を着け上からの投げ方をしていたのだが)「そーーーっと」



だが、ゴンッ、ゴンッ



投げ方を変えたが、それでも二投外れる



桜木「あっ!!!?くそっ!!!!」(旧式にしたのに!!!)








弥生、分析「一つは今の桜木君の唯一の弱点、フリースローの確率の悪さ」


「いくら神奈川で随一の存在になったとは言え、バスケ歴二年、フリースローの上手さはさほどと伺っている、海南もその情報を知らないわけではない、現に桜木君のフリースローは落ちてきている」





弥生「そして、波に乗ってるプレイヤーへ対するファウルの絶大さ」



「あくまで私の考えだけど、得点を重ねてる選手への最も効果的な守り方は、ファウルなどで最悪フリースローに持ち込み、そのリズムを切る事!!その選手がフィールドゴールで決めれない分リズムを狂わす事も多々ある!!!」



海南の攻撃は、清田が切り込み、下柳が、
流川「よせ!!!」と忠告を無視しファウルを犯し




清田が、フリースローを二本きっちりと決める



清田がガッツポーズ


湘北78
海南79


海南が再逆転




弥生「そして清田君の今の顔を見てわかったわ、彼は以前もそうだったけど、""計算出来るプレイヤー""」



「意味もなく桜木君へファウルを重ねるような選手ではない」





それは昨年冬・まさに湘北戦での話



~~~~回想~~~~


ーーーー清田が仕掛ける
ジャンプシュートは、はじき返された。



ーーーー清田、かまわず突っ込む。


バッシイイイ!!!!!!


無情のブロックショット。



ーーーー中村 「あのふたりに対して、ひとりで挑むなんて…」

町田 「同じ学年、ライバル意識は分かるが、無謀だな…」


弥生 「冷静さを失っては終わりよ、司令塔が」



ーーーー神は小さな声で告げる。

(果敢に攻めた甲斐があったよ、信長。もう行けるぞ)

ーーーー清田、パス。


ーーーー清田の果敢なドライブがコート上の選手の動きを変えた。


ーーーー「神、2連発!!!!」



ーーーー宮城「何度ブロックされても攻めていたのは、このためだったか」



~~~~回想終わり~~~~





弥生「それは、桜木君が勝ったとか清田君が負けたとかの話でもなく、止めたとか止められなかったとかの話でもなく、、、」


「オフェンスもディフェンスも清田君は何かしら意図を持って仕掛ける選手!!!」


布石ーーーー


「でなきゃ海南の#4番(キャプテン)は張れない」





清田、息を一つ「ふぅーーー」





安倍「アンスポの代償などはあったが""どんな手""を使ってでも桜木の勢いは止めてくれたじゃねぇか?!!キャプテンよぉ!!!」





海南が清田の"""どんな手でも""と""何かしらの意図""で再逆転!!!!



続く  

2018年09月10日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(887話)

『SUPER STAR』





海南はシューターの嶋を下げ、ディフェンスのスペシャリスト・安倍を再び投入している



だがチームは噛み合わず、数回の攻撃を失敗する


そして



ガシィィィ!!!!!



桜木が飛び込みリバウンドをもぎ取る


桜木「3番でもリバウンド王・桜木!!!」




弥生「リバウンドも桜木君!!!?攻守に渡りまさに大車輪の活躍だわ!!!」


彦一「外からでもリバウンドは桜木さんが無双なんや!!?」





荒石、ニヤつきながら憎まれ口「おいおい花道、今のは俺らの仕事だぜ?!!」


下柳もうんうんと頷く



花道「フンッ!!関係ない!!!ほら攻めるぞ!!!!」全速力で走り出す





荒石・下柳「ダメだ、集中してやがる…………」苦笑い



荒石「だが、今の花道はちょっとやそっとじゃ止められないぜ!!海南さんよ!!?」






湘北の攻撃!!!!



桜木がまたアイソレーションで受け取り構える


観客「湘北はあくまで桜木で攻めるつもりだ!!!?」


観客「スゲー、いつもの流川みたいな事を桜木にさせてるぞ!!?」


観客「3番が完全にハマってるじゃねぇかよ?!!」



海南は安倍がマンマークでつくが、




バッ!!!!!



安倍「こいつ!!!!?」




桜木がスケールの違う一歩でかわし、簡単にジャンプショットを決める



ザシュ!!!



湘北、1点差に詰め寄る



湘北74
海南75


湘北応援団は先程からずっとお祭り騒ぎ


いいぞいいぞ・サクラギー♪♪♪いいぞいいぞ・サクラギー♪♪♪サクラギー・サクラギー♪♪♪いいぞいいぞ・サクラギ・もう一本♪♪♪



ベンチも


桑田「あと一点差!!!」


石井「よしっ!!このまま一気に逆転だ!!!!」


佐々岡「今の桜木ならすぐやってくれるはずだ!!?」










記者席


弥生「完全に、"ゾーン"に入ってるってやつね………」



記者・中村「いったい彼は何点取る気なんだ?!!」



彦一もペラペラと資料をめくり「桜木さん、スタッツ云々でも過去最高行くんやないか??!」






安倍、ハァハァ「くそっ、あいつ、ドライブのキレが異次元だ…………流川とほぼ同等、いやパワーを考えるともしかして…………」ディフェンスのスペシャリスト・安倍をも異次元のレベルで黙らせる、そしてその湘北の二枚看板と対戦した安倍ならではの評価も






流川「・・・・」




海南は、清田が孤軍奮闘、ドライブで攻めこむも


清田「うぉぉぉぉーーーー!!!!」



ギラッ


バチィィィィィィ!!!!!



その流川にブロックを喰らう!!!!!!




桑田「よしっ!!清田を止めれている!!!」


石井「ディフェンスに専念した流川!!!!」


佐々岡「やっぱ、桜木の活躍が流川にも火をつけている!!!?」



流川「・・・・」否めない





海南は攻撃の核・清田が抑えられ攻め手がない


清田「くそぉぉぉぉぉ!!!!」








湘北は、また桜木に






そしてその時、信じられない光景が!!!!!











桜木がボールを持つだけで、、、



ワァァァァァァーーーーー


ワァァァァァァーーーーー



観客「また桜木だぁぁぁ!!!」


観客「いいぞー!!桜木に全部やらせろ!!!」


観客「行けーーー!!!赤頭!!!!!」


大歓声が!!!!!




桜木軍団も「スゲー、花道、もう完全に大スターじゃねぇかよ!!!?」


晴子はキョロキョロ、辺りを窺う






そして



ブワワワワーン!!!!!!



安倍「えっ???」



安倍、桜木が何重にも映る



桜木、今度は細かいフェイントで安倍を欺き、そして一気にかわす


「さいなら」


安倍は桜木のオーラなのか足が絡まっただけなのか、 そのまま尻餅を突いてしまいノックダウン、諦めモード(ダメだ…………)


ヘルプを呼ぶのがやっと


「頼む、桜木をーーー!!!?」



桜木はお構い無しにトライアングルの中、ステップインで里崎をかわし


里崎「なっ????」


そして一ノ瀬のブロックをもろともせず


一ノ瀬「????」



レイアップを決める



バスッ



その際


『ピィィィィーーー、ファウル白#6番・バスケットカウント・ワンスロー』


一ノ瀬が桜木の手を叩き



ワンスロー付きで!!!











湘北が遂に逆転する!!!!!!!!!!



湘北76
海南75





観客は?????












超・爆発!!!!!!!!!!


ワァァァァァァーーーーー


「何だそりゃーーー!!!?」


「桜木がエグ過ぎる!!!」


「何か三人倒して決めた!!!」


「もう手がつけられんぞ!!!!」


「桜木一人で逆転だぁぁぁぁぁ!!!!」









そして遂にはこんな声も








『スーパースター・桜木!!!!!』


『大エース・桜木!!!!!』



桜木、ピクッ、ピクッ!!!!



観客のほとんどが桜木のそのスーパープレイに魅了され、すっかり虜に(一部の女性ファンを除いて)



更に


「さーくらぎっ♪♪♪さーくらぎ♪♪♪」桜木コールが


さーくらぎ、さーくらぎ!!!!

さーくらぎ、さーくらぎ!!!!


地鳴りのような大歓声







その様子を見た彦一はプルプル震え泣き出す「スゴいで、スゴいで桜木さん………あんたっちゅー人はもう完全にスーパースターの仲間入りや………」それは仙道から得た感動を再び感じているかの様に





湘北ベンチ


桑田は「スゴい、一年時の翔陽戦や牧から決めたダンク、その他の試合でも桜木への歓声は何度かあったけど、、、」


石井「あぁ、だがプレイも歓声も、、、」


佐々岡「桜木史上一番だ!!!?」







晴子や桜木軍団の普段身近な存在たちは


晴子「お兄ちゃん、救世主どころじゃないわ!!!これは紛れもなくバスケ界のスーパースターよ!!!」感動へと変わる



水戸「超えたって俺たちダチの想像をも超えてるじゃねぇか、花道………」(桜木との過去を振り返る)


大楠も感動、野間は既に大泣き、高宮はポテチを食べる手が止まる「スーパースター・花道ーーーー!!!!」



「SA・KU・RA・GI!!!SA・KU・RA・GI!!!」歓声は止まない



記者席も騒然


弥生「た、確かに、この歓声、そして圧倒的なプレイはいつもの流川君、去年一昨年で言えば牧君、仙道君クラス…………」


記者・中村「一気に神奈川No.1のスターに???」



清田も、それらの名前と桜木が比較されショックを隠しきれない「赤毛猿・・・・」




『ピィィィィーーー、白(海南)・チャージド・タイムアウト』



高頭、清田、その他メンバー全員が強ばった表情でベンチにつく



新たに誕生したスーパースター・桜木に、大事に大事に守ってきた10点差をものの三分ほどでひっくり返されてしまう結果に





一方、湘北は桜木がベンチメンバーとハイタッチ、荒石や天崎と飛び跳ね身体をブツけ狂喜乱舞、気持ちが高ぶる



だがその後は冷静にベンチに座り


拳を握り


桜木「まだまだやってやるよ………そして海南に勝つんだ!!!」


オオォォーーーー


荒石・天崎・須形「スゲェ、、、」


流川は少し不満そうだが冷静に「フンッ、勝つ」


安西は歓びと驚きで身体が震えている、そして「おい、見てるか………谷沢………」



桜木「ん?」










弥生「昨年冬、海南相手に覚醒したあの瞬間を、、、更に超えたんじゃない??!」


記者・中村「どんどん進化していってるんだ………」


彦一「サクラギーズ・エボリューションや!!!」





清田「・・・・」





歓声は鳴り止まない



続く  

2018年09月01日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(886話)

『スモールフォワード』





海南メンバー


PG/小林誠/1年/178cm
SG/清田信長/3年/182cm
SF/嶋宏基/2年/183cm
PF/一ノ瀬剛士/2年/194cm
C/里崎智樹/3年/197cm


「安倍は、もう少し休憩させるようだ」


「控えガードの小林をそのまま、清田が2番か!!?」






湘北メンバー


PG/須形拓弥/1年/180cm
SG/流川楓/3年/192cm
SF/桜木花道/3年/194cm
PF/荒石淳也/2年/193cm
C/下柳健/1年/195cm


「センターの下柳を出してきたぞ!!!」


「190台四枚の大型ラインナップだが、、、」


「えっ??桜木は何番やるの??!!!」



観衆はザワついている





弥生「下柳君と荒石君がアウトサイドとは考えにくい、まさか桜木君が3番をやるの???」



記者・中村「スモールフォワード、、、インサイドプレイヤーとしての印象が強い桜木君が???」





清田(赤毛猿が3番…………???)


高頭は冷静に「・・・・」




『ピッ』海南ボールで第4クォーターの幕が開けた




清田「って事は………」



湘北はこの試合、終始マンツーマン





清田の前には





流川!!!!!




観客「おおーーー、エースで#4番(キャプテン)対決!!!」



観客「さっき一本あったが、こっからは同ポジションでガチガチのマッチアップじゃねぇかよ?!!!」



観客「こっちはこっちで注目だ!!!!!」



彦一「流川君vs清田君、要チェックや!!要チェックやーーー!!!」カチカチカチカチ





バッ!!!!!



キュッ、キュッキュッ




流川、清田に隙を与えない



清田「くっ!!!?こいつ!!!」







桑田「おお、流川気合い十分だ!!!」



石井「さっき清田に一本止められたんで火がついた?!!」



佐々岡「あと、第4クォーターの(桜木主体で攻める)作戦ありきでディフェンスに専念出来るんじゃ?!!」






流川「何もやらせねぇ」ゴォォォォォと闘志を燃やす



清田「ちぃ!!!」



清田は味方に一時パス、24秒ギリギリで小林が無理な体勢のシュートを打たされ、これはリングに嫌われる



湘北ディフェンスの勝利


















そして、、、



大注目の湘北の攻撃!!!!!



荒石と下柳がインサイドでポジションを取る



桜木は観衆の予想通り、外で待ち構えている



桜木(いつものルカワのポジションと………)






オォォォォォォーーーー



どよめき



「やっぱり桜木が3番やるっぽいぞ!!!?」


「確かスリーはないだろう???」


「あのポジション出来たっけ???」



陵南・外川「桜木…………」






海南ディフェンスは


清田「赤毛猿の3番は奇妙だが、、、」



とりあえず、流川へ清田がつき、ボックスワンを崩さない


残りの四人は四角形でゾーンを組む




高頭「それでいい、湘北には流川以外はマンツーよりゾーンが鉄則だ、そして、、、」






右45度スリーポイントライン、アイソレーション気味で桜木にボールが渡る




弥生「アイソレーション??!あれは前回の冬にあった覚醒された桜木君シフト!!!それでも、海南のディフェンスはあくまで(流川君だけの)ボックスワン??!」





桜木に一番近い嶋は、ある程度距離を空ける



嶋(桜木にスリーはない………)





観客「ああぁぁ、桜木にスリーは無しと見てむちゃくちゃ離してるじゃないか?!」


観客「あれじゃ桜木の良さが全く活きないんじゃ!!!?」


観客「桜木の3番は早くも失敗か?!!」




高頭、ニヤリッ「桜木に外はない、そうやって離して守れ」



桜木は、ほぼフリーな状態なのにスリーポイントを打てない



下柳や荒石もどぎまぎしている



高頭「更に大型ラインナップで、機動力という湘北の良さも落ちている」



高頭、ニヤリッ「安西先生、桜木に付け焼き刃のSF(スモールフォワード)をやらせることは、愚策なのでは?!」



キュッ、キュッキュッ




嶋はドライブのみに警戒



海南ベンチ・安倍も「よしっ!!それでいいぞ!!!」手を叩く










だが









流川「どあほう相手にそれでいいのかよ」



清田「????」


















桜木、何に応えたのか 「よくない………」ギラッ



ザァァァァァァ!!!!!!!!


嶋「えっ???」






桜木、距離を開けていたにも関わらず爆発的な一歩目で嶋に近づき、二歩目で置き去り



キュッ



シュッ




急ストップでジャンプショット



場所はフリースローレーン横あたり右45度ミドルレンジ




後列の里崎がブロックに跳ぶが



全く届かない、お構い無しに



里崎「ちぃ!!!?」(速いし高ぇ!!!)





ザシュ!!!!!




高頭「な、何ぃ??!!」


海南ベンチも唖然





観衆からはどよめき



オォォォォォォーーーー



「桜木が難なく決めた!!!!」


「海南のディフェンスを突破した!!!」


「桜木3番初得点!!!?」




湘北67
海南75



ワァァァァァァ


ワァァァァァァ




高頭、まだ驚いた様子で「・・・・」



清田は気づく「ちぃ、あれは去年散々ヤられたやつかよ」





まだ海南&会場全体がざわついてる中









海南の攻撃は



嶋がスリーを放つ



「フリーになる天才!!!!?」



海南応援席は「イエーーーース」とスリーのジェスチャー







を、









バシィィィィィ!!!!!!!!






桜木がハエたたき


「飛んで火に入る夏予選の虫・二匹目…………」





嶋「なっ????」




観衆「何ぃぃぃぃぃぃ!!!??」








「神の後継者・嶋だぞ!!!!??」



「何故あんな簡単に??!!」









桜木「後継者は後継者、恐るるに足らず、、、」




そして会場全体、そして弥生もハっと気づく


「そもそも桜木君は去年、本家本元の神君を捕らえている、そして海南を、、、」




湘北ベンチは確信、全員が口を揃え





弥生・湘北メンバー「超えている!!!!!」



清田が思い出し「くそがぁぁぁーーーーーーー」(神さん!!!)








観客「スゲー、第4クォーター、桜木が攻守に渡っていきなり仕事したぁぁぁ!!!!!」







そしてまた湘北の攻撃は


桜木が全く同じ位置、右45度スリーポイントライン、ボールが渡る



だが、海南は何も変えれない、嶋もやはり距離を開けた位置取り、複雑そうな顔をしている


嶋(くそっ)



桜木はまたもやフリーな状態



記者・中村「さっき決めたばかりの桜木君をフリーに??」


弥生「ゾーンの弱さが出てるわね、位置取りの縛り、闇雲に人についていけない、チームの決め事は咄嗟に変えれるものではない」



弥生「そして何度も言っているけど、ゾーンはある意味、圧倒的な"個"にマークをつけていないという自殺行為のディフェンス………」




桜木は、爆発的ドライブで再度嶋を置き去り、今度は里崎までをフェイントでかわしレイアップを決める


ザシュ!!!



湘北69
海南75


ワァァァァァァーーー


観衆は爆発!!!!


「桜木、3番に入って早くも二連続得点!!」



「海南ディフェンスを超えたぁ!!!!」






そして桜木「ここに天才スモールフォワード・桜木誕生!!!」(まだポジションの事はそれほど理解していないが)




記者席、識者の間でも新たな評価が


記者・中村「桜木君みたいなスリーポイントのない選手でもスモールフォワードをやるのは可能なんだ………」


弥生「そうね、バスケットも進化を重ねハイブリッドな選手が増えてポジションの定義は無くなっては来たけど、言ってもスモールフォワードはど真ん中のポジション、攻撃のバリエーションは求められるわ、スリーポイントも打てる選手の方が重宝されるでしょうが、、、」



「桜木君にはそのハンディを凌駕する、相手を一瞬で置き去りにする爆発的なドライブ、そして誰も止められない打点の高い正確なジャンプショットがある!!!」



桜木(合宿シュートだ!!!!!)



「それらを活かせるポジションは、実はスモールフォワードだったのかもしれない………」



「チーム事情で毎回とは行かないかも知れないけど、桜木君の3番は湘北の新たな武器ね………」



安西、キラッ、メガネが光る




逆に高頭は「くそっ、桜木はいつもこちらの予想を超えてくるじゃないか!!!?」バキッ、扇子が折れる



海南はやむを得ず安倍を再投入、ディフェンスを※トライアングル・ツーに変更


※相手二人にはマンツーマン、残りの三人で三角形のゾーンを作るディフェンス(この場合、流川に清田、桜木に安倍、残りはゾーン)





湘北はこの後、桜木のドライブからフリーになった須形へボールが渡り、須形がこの日二本目のスリーポイントを決める


一気に3点まで点差を縮める事に



湘北ベンチはお祭り騒ぎ


「ナイスパーーース、桜木!!!」


「ナイッシューーー、須形!!!」








「す、スゴい…………」





会場全体、そして湘北メンバーさえもが、桜木の進化と才能に驚き、そして酔いしれ、風あざみ



第4クォーター序盤が過ぎる



続く  

2018年08月24日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(885話)

『motto』





インターハイ神奈川予選、運命の最終決戦、湘北vs海南は第3クォーターまでが終了した



第3クォーター終了間際、湘北は流川のペネトレイトからのシュートを清田の執念による「爪だけブロック」に止められ、逆に10点差となる痛恨のブザービーターのスリーポイントを決められてしまう



流川単独、もしくは桜木とのコンビプレイで一時点差を詰めるも、海南は清田を中心に再度10点差まで広げる


それはハーフタイムより、点差を2点しか縮める事が出来なかったという事実



これは



「痛い!!!!!」



湘北にプレッシャーが重くのしかかる





湘北ベンチ



桑田「コンビプレイもいい感じで出ていたのに」



石井「清田は、桜木から得点を決め」



佐々岡「最後は流川を止めた……」



桜木「・・・・」



流川「・・・・」








弥生「最後の嶋君のスリーも湘北に絶大なダメージを与えたわね」



記者・中村「それよりも、流川君を清田君が止めたのが大きいですよ!!!」



彦一「何にせよ海南がめちゃくちゃ強いで!!!」










海南ベンチは最高潮の盛り上がり



嶋は頭を叩かれるなど全員から手荒い祝福を受ける



清田も全員とハイタッチで迎えられる








弥生「ハーフタイム前よりいい雰囲気ね………」



記者・中村「第2クォーターのあの閉塞感ある戦い方より、攻めてなお点差があるからだ………」



彦一「自分たちの確かな実力で勝っとるんや、スゴいで海南!!!」













再度湘北ベンチ



安西が切り出す「強いですね…………」



「ハーフタイムから2点しか縮める事が出来なかった、こちらが最強のコンビプレイを使ってしてもなお、それに対抗してくる海南の強さは本物です…………だが、、、」





桜木、突如「俺に回せ…………」




安西、振り返る



荒石・天崎・須形も



流川は、睨みつけるように鋭い眼差し「・・・・」



桜木「この大エース・桜木にもっとボールを集めろ」





荒石「花道???」



天崎「もっと」



須形「集めろって…………」






流川は「・・・・」










桑田「今よりもっと???」


石井「けどコンビプレイもそうだけど途中までは、ある程度、君にも集めていたんじゃ???」



佐々岡「そうだ、第3クォーター半分ぐらいまでは桜木も点を取っていたのに???」






桜木「もっとだ!!!!!!!」繰り返す









桜木「そうしないと、、、」



『海南に負ける』






全員が反応する



「桜木(さん)に集めなければ、海南に負ける???」



部員たちは半信半疑、ヒソヒソヒソヒソ


(根拠がないよ、根拠が)


(引き続き流川さん中心の方がいいんじゃ??!)


(今よりもっと集めるって本当に流川さん級だぞ?!!)


(またエースは誰だの流川さんより点を取るだの、流川さんに対抗しているだけじゃあ???)


(何より安西先生と流川さんの作戦じゃない!!!)


ざわざわざわざわざわざわざわざわ





その様子を見た桜木「ぬっ?テメーら!!!!」










そんな時








流川「いや…………」





「このどあほうの言う通りだ」







周りが驚く


(流川さん?流川さん??!)


「流川さんが同調???何故??!」






そして安西も


「私も同じ意見でした、桜木君、まだまだ足りませんよね???」



桜木、ニヤリッ「おう」



安西「君にボールを集めます、そして海南に勝ちましょう!!!」



桜木「おうよ!!スーパーエースとしてな!!!!?」





(確かに、完全にエース級の扱いだ)


(何故、そこまで???)


ヒソヒソヒソヒソ








安西が説明する「確かにコンビプレイも増えてきてますが、ずっとボックスワンで守られながらも攻め続けた流川君の負担が相当に大きい…………」



流川「・・・・」




安西「桜木君!!!君がもっと攻めて、この状況を打開するんだ!!!!」







「桜木(さん)がもっと攻めて…………」



(けど、それって流川さんを助けるって意味だ、それじゃあ二人とも納得しないんじゃ??!)





が、



大の負けず嫌い・流川は!!?






無言で安西の言葉を受け入れている様子





「何故????」














安西、そして流川はともに気づいていた、、、







ここまでを総合的に判断して、流川だけでは海南には勝てない事を、、、先程、清田にブロックを喰らった原因も流川自身に負担がかかり過ぎていたためであった





そして!!!



もう一つ大事な事を、、、








それは、昨年の冬・選抜の神奈川予選・準決勝の出来事だった



~~~~回想シーン~~~~



宮城 「どうやら次のステージに突入しちまったか…」


安西「ついに自分でも気付きましたね」


宮城「気付いた…? とは…?」


安西「前半20分で改めて自覚したのでしょう。自分の潜在能力を。最後のブロックショットのあと、確信に変わった感があった」


宮城(最後の…、あれか…)


安西「彼の才能が、いま弾けようとしている」


ゾク……!!!


宮城「花道……」



流川「…………。」


仙道「やっぱりか……、まいったな…」





桜木の右腕が、神のスリーポイントを叩き落とす。


安西「超えた……」


―― 超えた


宮城「超えましたね、海南を」


安西「ええ」


少し間をおき、


安西「いや…」


宮城「…?」


安西「私の想像も超えてくれました」








それは、相手エースの神を止め、開花された圧倒的な力で、ゲームを支配し周りの全てを超えた桜木の姿であった



~~~~回想終了~~~~







桑田「海南を超えている…………???」


安西も「そうです、桜木君は既に海南を超えているのです、あの力がまた必要なのです」








流川が繰り返す、そして「テメーは海南を超えている、そして監督や……………」











「俺の想像をも…………」









静寂









それを聞いた晴子、湘北ベンチ、そして聞き耳を立てていた観客席の桜木軍団、口を大きく開け、近くの人間と確認しあう




「う………そ…………????」





晴子は「流川君………桜木君………」悦び



水戸「流川の口からスゴいのが出ちまいやがった」



荒石「こんなに花道を認める発言なんて今まであったかよ?!!」





他部員たちも


石井「そうか、桜木は既に海南を超えているんだ」


佐々岡「あぁ、あれはしかも2年時、更に去年はあの神がいたにも関わらずだ!!!」


野茂「今年はまだもっとやれると??!!」



天崎「安西先生と流川さんはそう確信している………」








桜木、使命感からか厳しい表情で「ルカワ…………」











流川「テメーのその"超えている力"を"もっと"出せ!!!!!」






オォォォォォォーーーー、一同どよめき







桜木、自ら志願し、責任とプレッシャーがかかるこの作戦を提案
、それを安西・流川までが認め、最終チーム全員からも期待される







もう一度自問自答をし










決意!!!!!!!





手の平を拳で叩き「よしっ、やってやる!!やってやるよ!!!!!!」








オォォォォォォーーーー


湘北ベンチから歓声があがり、全員はしゃぐ様に


「おいおいおいおい、イケるぞ!!!イケる!!!」


「末広がり・桜木!!!!!」


「逆転だ!!!!!」


「優勝だ!!!!!」



気運が高まる!!!!!








そして最終戦、大円陣で


流川が「いいか?絶対勝つぞ!!!?」

「おう!!!!!」





「オレたちは強い!!!!!!!!!!!!」



湘北の大声が会場に響き渡った










桑田「けど、具体的にはどうやって…………」






安西のメガネが光り、こう呟く「桜木花道、3番説…………」






桜木「3番???」





一瞬間が空き



与田「スモールフォワード…………???」



長谷川「桜木さん、ポジションが変わるって事ですよ???」





桜木「ぬっ?3番??スモールフォワード???ポジションよーわからん!!!」



荒石「バカ、いつもキャプテン殿がやってるポジションだよ!!!?」



桜木「ぬっ?!!」(ルカワがいつも…………)





安西「下柳君!!!」



下柳、頷く



安西「交代です、下柳君は5番(センター)に入ってもらって、荒石君は4番(パワーフォワード)、須形君はそのまま1番(ポイントガード)」



それぞれが返事



「流川君は2番に(シューティングガード)」


流川も頷く、コクリッ





「そして、、、」



「桜木君は3番(スモールフォワード)、ボールを集めるので、ガンガン点を取って下さい」



桜木「おうよ!!!!!」(ポジションの事はあまりわかってないが点を取るミッションに反応)



湘北が奇策なのか得策なのか最終兵器を携え、第4クォーターに挑む事となる



続く  

2018年08月17日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(884話)

『最悪』





桜木「くそぅ、前回は途中から主人公の事を完全に忘れてやがったな」


「この天才・桜木を差し置いてキツネと野猿ごときを良いように書き過ぎだ…………」




第3クォーターは残り48秒



海南にとってこのクォーター、おそらく最後になる攻撃を、清田が組み立てている



清田(一本決めれば9か10点差、止められ逆にまた流川にスリー入れられちまうと4点差、第4クォーター迎えるには天国と地獄のような差だぜ)



清田「一本、一本だ!!!」



高頭(そうだ清田、この一本大事だぞ………)





弥生「スリーなら10点差、湘北にとって、、二桁得点差と前半終了時の(12)点差からさほど追いつけなかったというダブルの重圧がのしかかってくるわ」



海南メンバーが各ポジションにつく



湘北もマンツーで追いかける





ダム、ダム



清田がドリブルを突きながら全体のバランスを見





出した答えは




ふわっ



ローポストで面を取っていた一ノ瀬への山なりのパス




一ノ瀬キャッチ!!!









そして清田「一ノ瀬勝負だぁぁぁぁ!!!!!」指示を出す





観客「おぉぉぉ、ここ一番では、やはり海南一のスコアラー・一ノ瀬で勝負!!!?」


どよめき





一ノ瀬、ローポストからの攻撃を画策



だが、後ろには勿論



荒石がぴったりマーク






観客「だが今日の荒石なら止めるぞ!!!」



弥生「先程久々に一本ヤられたけど、基本的には前半からの荒石君のディフェンスが効いている!!!」







「大事な場面でのライバルセンター対決」




「どっちが勝つ???!!!!」



高松「一ノ瀬、荒石………」






そして



一ノ瀬、パワーアタック「うぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」





荒石、耐える「うぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

























しかし荒石












(何かおかしい????)
















一ノ瀬、ターン、そしてフェイダウェイ



桑田「うわっ、あれはさっき防げなかったフェイダウェイ!!!!」



観客「一ノ瀬のテクニックが上か??!!!」







荒石、必死で右手を伸ばしブロックに跳ぶ!!!!!!(それでも、何かがおかしい………)



疑念を抱く



(本当にこいつで攻めてくるのか?)














そして





















荒石、吠える



「わかったぁぁぁぁぁ!!!!!」









会場全体が「何が???」





















荒石「清田へのパスだぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!!!」


















一ノ瀬、そしてボールを受け取ろうと全力で走ってきた清田「何っ??????」



















バシィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!





荒石の左手がボールを弾く






荒石、ニヤリッ





「何ぃぃぃーーーーーーー???」




そう、清田の指示も一ノ瀬のアクションも"ブラフ"だった、清田がシュートフェイントギリギリでパスを受けとる作戦、それを荒石が見事な読みでパスカット





一ノ瀬・清田は悔しがる「ちぃ、こいつめ!!!!」(気づきやがった)




湘北は大盛り上がり「荒石ーーー!!!!!!」



晴子「スゴいスゴいスゴいスゴい、荒石君スゴーーーい」



そして会場も


「荒石のディフェンス!!!」


「荒石の読みが勝ったぁぁぁぁぁ!!!!!」



「お見事!!!荒石!!!!!」



高松「荒石か………」






ボールは須形が保持



ワァァァァァァーーーーーーー

ワァァァァァァーーーーーーー




湘北の攻撃に替わり



今度は須形が、「一本!!!」(この一本が大事だ!!!)



弥生「まさにさっきの逆だわ!!!」



記者・中村「何点差まで縮めれるか?!!」



彦一「海南が一つ攻撃を失敗しよった、、湘北にとってむちゃくちゃ大事な攻撃やでぇぇぇ!!!」







残り27秒



須形は24秒をフルに使って攻める模様



須形(荒石さんが作ってくれたこの流れを大事にしたい)







そして海南メンバーは今のミスから気持ちを切り替え


「ハンズアップ、ハンズアップ」





ディフェンスは、安倍が一時ベンチに下がっているので、遂に





清田「#4番!!!」





「あっ、清田が流川についている!!?」



「そして、残りは引き続きゾーン!!!」



「ボックス・ワン!!?」




海南は安倍がやっていた流川へのマンマークを清田が引き継ぎ



「ともに超当たっている流川vs清田」



「頂上決戦!!!!!」



「エース対決!!!!!」



「MVP候補同士!!!」



桜木、聞き捨てならぬ「あん???テメーらまたぁぁぁ!!!!!」怒り






そして須形は、敢えて





その流川にパスを出した





識者たちは「いい判断だ…………」



「ボックスワンで付かれていようが、流川はキャプテンであり大エース、湘北の象徴だ」



「そして、今めちゃくちゃ当たっている」



「ここで清田から決めれば湘北は一気にノれる」



「最高の状態で第4クォーターを迎えれる」





清田も(あの1年、いい判断だ………俺でもそうするか………)



桜木「あぁ、バカァ、バカスガタ!!!!」



流川「いちいちうるせえ」





そしてドライブの構え



清田は先程のスリーポイントも警戒



会場・大大大注目!!!!!



一瞬静まり返り







そして清田は「なぁ流川???」



謎の問い





流川、応える「またNo.1がどうこうって話か」




清田は何故か不敵に笑う「フッ」








そして流川「関係ない!!!!!」



くわっ!!!!!!!!!!







究極のドライブ








だが清田「あぁ、関係ねぇーーー!!!!!」







流川「何???」









宮益「そうだーーーーー!!!!!今の清田の拘りはそこじゃなーーーい!!!」



高頭「海南が勝つ事だ…………」





『常勝・海南』





ざぁ!!!!!!!



清田、そのドライブに必死で食らい付き、流川のレイアップに!!!!!!!



























チッ














爪だけで触る!!!!!





流川「?????」




驚愕



誰もが疑う



「マジかー、マジなのかーーーーーーー???!」





「流川を止めたーーーー」







湘北ベンチ「そんなバ、カ、な、、、」



荒石「キャプテン殿が」


天崎「流川さんが」


須形「負けた???」






晴子、口を押さえ「うそ…………???」




そして桜木「・・・・」








流川「清田ーーー」





清田、遂に吠える「どうだーーーーーー??!!!」












ゴンッ





シュートが外れ





「リバウンドーーーーーーーー!!!!!!!」







桜木!!!!!



荒石!!!!!






ぐっ!!!!!





ともに、里崎・一ノ瀬の最高のスクリーンアウト!!!!!



ここ一番で、二人のリバウンド王に仕事をさせない






「やはり、王者・海南のスタメン、、、一流!!!」





ガシィィィィ!!!!!





里崎が見事なリバウンド!!!!!





そして、シュッ






残り時間3秒





渡った先は、いち早く走っていた








シューター・嶋








嶋、シュッ





クイックリリースで放たれたそのロングスリーは






















ザシュゥゥゥ!!!!!!













見事リングに吸い込まれる





「スリー???!!」








「じゅ、10点差だ……………」


ワァァァァァァーーーーーーー

ワァァァァァァーーーーーーー



湘北65
海南75



第3クォーター終了、湘北、荒石の好プレイも虚しく、、、


最悪!!!!!



続く  

2018年08月14日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(883話)

『清田の執念と1vs1の概念』





「清田の執念???」






「あぁ、清田の執念から来るパワーが、湘北の最強コンビにも負けていないぞ」






弥生「清田信長、、、彼は今年間違いなく神奈川のトッププレイヤーの一人だわ」



記者・中村「今大会スタッツでは、既に当時の牧君とも遜色ないですよ、これ!!」パラパラと資料をめくる



弥生「そうね、得点、アシスト、リバウンド、そしてリーダーシップも含めMVP級の活躍、、、後ほしいのは、、、???」










弥生・中村・彦一、口を揃えて「チャンピオンベルトのみ!!!!!」







海南の攻撃



清田のプレイに引っ張られ他プレイヤーも躍動する



ディフェンスでは、天崎の突進をゴール下で里崎がブロック!!!



天崎「くそぅ、、、」




オフェンスでは一ノ瀬がフェイダウェイ・ジャンプショットを決める!!!



荒石「くそがーーーーー!!!」









それでも、湘北はハーフタイムの指示通り流川・桜木のコンビプレイが爆発



桜木のドライブから流川が合わせゴール下を決める!!!



このクォーター、流川・桜木の得点が伸びる












だが!!!!!





清田と一ノ瀬のピック&ロール、ヘルプが出てきた所、インサイドアウト、嶋がツーポイントを決める!!!







湘北は直ぐ、流川がジャンプショットを返す




彦一、興奮を抑えられない「スゴイ、スゴイスゴイ、スゴイ攻防戦やでーーーーー!!!」





弥生「湘北は流川・桜木の二大巨頭で!!!海南は清田君からの展開で全員が点を取っている!!」



記者・中村「湘北の最強コンビに清田君が対抗する展開が続いてますね!!?」






観客「凄い!!!湘北のコンビプレイにも屈していない!!!」



観客「あぁ、海南、そして清田信長恐るべし!!!」













そして遂に!!!!!スクリーンから、清田がこの日初、桜木と対峙!!!



「来た!!!清田vs桜木!!!!」





桜木「来い!!!野猿!!!」



清田二、三の細かいドリブルワークから急突進!!!!


ダダダッ!!!!!



弥生「凄いドリブル!!!!!?」



彦一「元々ボールハンドリングは最強レベル!!!?」





清田「オラッ、赤毛猿がぁぁぁぁ!!!!!」



ギラッ!!!(ここだーーーー!!!!)





桜木「ヤらすかぁぁぁーーーーー!!!!?」








清田無理やりレイアップ!!!





バシィィィィィィ!!!!





桜木が清田の腕を叩く





桜木「あーーーーー!!!!?」





清田そのままシュートを放り込む



サッ

























トン、、、トントトト、、、、







サァァァァ









ボールは細かくリングに跳ね返った後、ネットを揺らす、、、









桜木、振り返り目を疑う「入った…………???」










そして審判、大きな笛!!!『ピィィィーーーー!!!!パーソナルファウル赤#8番!!!バスケットカウント・ワンスローーーー!!!!!』














清田自身、そして海南ベンチ、応援席全部が大きく万歳&ガッツポーズ!!!!





「よっっっっ」



「しゃぁぁぁぁーーーーーー!!!!!」



ワァァァァァァーーーーーーー



ワァァァァァァーーーーーーー






そしてこの声



「桜木に勝ったぁぁぁぁぁ!!!!」





桜木は自分の手を見つめ、そして清田を睨み、悔しがる




「くっ、くそっ、野猿が、、、」





流川「・・・・」











弥生「遂に桜木君からも点を取ったわ、、、」



記者・中村「清田君、もしかしたら3年間でこの試合がベストパフォーマンスかも?!!」



彦一、固唾を呑む「因縁のこの対決で今までで最高のプレイが出きとるんや、、、同学年、、、尊敬するで」





清田はボーナススローもきっちり決め



湘北60
海南68



「また8点差まで開いた!!!」



「湘北の勢いを海南が、、、いや清田が掻き消しているんだ!!!」







流川がダブルクラッチ気味のシュートを決める!!!



海南ベンチは顔を歪める






だが





「追いつかせない!!!!!」



清田がまたもやジャンプショットを決める!!!






弥生「要チェックやわーーーーー」



彦一「要チェックやーーーーーー」



高頭「グッドリズム!!!グッドリドゥム!!!グーーーッドウィドゥム!!!!!」



海南ベンチ宮益たち「・・・・」








流川がドライブの構え



「あくまでこちら(湘北)は流川!!!」



安倍大きくディフェンスの構え







だが流川が選んだのは



シュッ



安倍「あっ???」ゴールを振り返る





「ここで???」



「ワンモーションの」



「スリーポイントとは」







ザシュッ!!!!!!







流川のスリーポイントが海南ゴールを射抜く







会場全体、もう開いた口が塞がらない






「ここへ来て流川のスリーポイント!!!」



「流川、一体何連続ゴールだよ?!!」



「アンストッパブル・流川!!!」






弥生「ドライブが冴えてきたから"まさに"忘れていたわ、流川君、この試合初のスリーポイント!!!」



彦一「更に安倍君のディフェンスを警戒して動作を出来るだけコンパクトにしてきよった(ワンモーション)、相変わらず技が豊富過ぎるで、、、」





記者・中村ここで一つ質問「にしても、、、何故流川君は後半急に、安倍君のディフェンスをモノともせずゴールを量産出来てるんだ?!!完全に安倍君との1on1を制しているじゃないですか??それだけ余力があったって事?それとも単純に馴れてきたって事なのか………???」



「後半の指示にしてもそんな上手くいくのか???」









弥生「おそらく、、、」



記者・中村「はい、、、」



弥生「1vs1トータルの話ね」



記者・中村「トータル???」







弥生「確かに、流川君vs安倍君、オフェンスの鬼vsディフェンスのスペシャリスト、、、この構図だけにスポットを当てるなら安倍君のディフェンスは評判通りこの試合も輝きを放っていた、、、だけど、、、」



記者・中村「だけど、、、?」



弥生「1vs1の勝敗の概念はオフェンスディフェンス全てを通して!!!この試合ほとんどの時間、安倍君と攻守マッチアップしていた流川君、オフェンス時ほとんど攻めてこない安倍君をマークしていた!!!これは案外気持ち的に楽なものなの、、、流川君にはそこでの体力面・精神面のアドバンテージは大きかったはず、それが今こうして1vs1のトータルでの優位性に繋がっていると思われる、バスケ経験者の1vs1の勝ち負けの概念はそこ(攻守トータル)にある!!!」





観衆のバスケ民たちは



ざわざわざわざわ


「あのマッチアップは、、、あそこの1VS1は、、、トータルで、、、」





「流川の勝ちだ!!!!!」






彦一も「そうか、ワイもそうや、相手とのマッチアップは、相手に決められてもワイの方が点を取ってたら勝った気になっとるし…………」



外川「マッチアップ、1vs1てのはそういうもんだよな…………」



流川は知ってか知らずか





安倍、ハアハア「くそっ、流川楓…………」



安倍の交代が告げられる










海南は清田の執念から、、、湘北は流川が安倍を蹴散らし、、、ともにキャプテンが圧倒的な力を魅せた所で第3クォーターが終わろうとしていた




湘北65
海南72



続く  

2018年08月06日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(882話)

『美しすぎる速攻と』





湘北の攻撃!!!!!



宮益「来い、桜木!!!」



桜木「フンッ!!!」



バスッ!!!



桜木が難なくゴール下を決める!!!






湘北35
海南41




「ワァァァァァァ、遂に桜木が宮益から得点を決めたぞ!!!」



「三年越しの呪縛が解けた~!!!!」







攻守ともに桜木、宮益を攻略!!!



桜木「怖いものなどない!!!!!」完全にふっ切れた模様







海南はやむを得ずメンバーチェンジ!!!




『ピィィィーーー、白(海南)メンバーチェンジout#15(宮益) in#7(嶋) 』



嶋と宮益の入れ替えが告げられる



宮益「クソッ」ハアハアハア


部員たちは心配そうに「宮さん………」



そして海南は一気に6点差を詰められた事も悔やむ



高頭「くそっ、あれほど湘北のペースに巻き込まれるなと言ったのに…………」




ともにスタメンに戻った形でリスタート





清田が仕掛けるが、須形、鋭い読みでこれを止める



ぐっ



湘北「よーーーし、須形、ナイスディフェンスだ!!!!」




清田「くそっ!!」(こいつ、前半よりディフェンスが良くなった?!!)



須形(天崎さんのディフェンスを研究していた、この人を止める事に全力を尽くす)



「海南の攻撃は清田から全てが始まる、よってここが止まれば全体的にリズムが悪くなる」



ボールは何とか嶋に渡るが、こちらも"その"天崎の平面のディフェンスに苦戦し


無理やりスリーを放つ


「それは嶋のリズムじゃねぇーーー」



天崎、ゴールを振り返り(落ちる!!!)


嶋「ちぃ!!!」確信



案の定、ガコンッ


シュートは大きく外れ



今度は湘北、全員が入念なスクリーンアウト


須形もガッ!!(さっきみたいに飛び込ませない)



桜木がこの日10本目のリバウンド!!!


「ふんがぁ!!!!」







そして、


ダダダダダダダ!!!!!



湘北の残り四人が一斉に走り出す


「速ーーーーーい!!!!!」





桜木「チョローーーーー!!!!」


ブンッ!!!!!ショルダーパス!!!



天崎「痛ぇぇぇ!!!」と言いつつも、右サイドハーフライン辺りで何とかキャッチ



そして「荒石!!!!!」



敵陣内の対角線コーナーからフラッシュの動きでフリースローラインに戻ってきた荒石へ



荒石、受け取る「あいよ!!!!」







やいなや、ゴール前に走り込んできた流川にダイレクト・ジャンプパス



荒石「キャプテン殿!!!」



観客席の高松、吠える「見事なポストプレーだぁぁぁ!!!!!」








しかし戻った安倍と清田



安倍・清田「ヤらすかーーーーー!!!!!!!」ウォォォォォ!!!!


先程の流川の超絶トリプルクラッチが頭によぎり完全警戒、全力で抑えに行く




が、



流川は



サッ



そのブロックをあざ笑うかのようにパス



清田(パス???赤毛猿にか??!!!)


















そう、実は清田の読み通り桜木はリバウンド後、全速力で相手ゴール下まで走り込んできていた










だがそのパスは桜木の丁度後ろ、通った道筋と交差するように!!!!!




桜木「はわわわわ、、馬鹿者、下手くそーーーー」手を後ろに出すが届かず










流川「(テメーは)速すぎだ!!!!どあほう…………」












しかしそのパスは












Catch!!!



延長線上、ノーマークの須形へ!!!!





桜木が見事なスルーをした形となった「あん???」




(勿論流川は計算済み)




「フリーだぞ!!!???」




須形、迷わずスリーポイントを放つ


















ザシュ!!!!!



これが見事に決まる!!!



湘北38
海南41






会場、大爆発!!!!!!



ワァァァァァァーーーーーーー



「きっちり仕止めたぁぁぁ!!!!」


「須形のスリー!!!!!」


「全員絡んだ湘北の見事な速攻!!!!」


「美し過ぎるーーーー!!!!!」


「日本一の速攻、健在!!!」


「12点差があっちゅー間に3点差!!!」







湘北ベンチも、大喜び!!!!!


「ナイッシュー須形!!!ナイースパス流川!!!!ナーーーイス速攻!!!!!」


「最高の形だぁぁぁ!!!!!」



「美しすぎる速攻、誕生!!!!!!」




須形もディフェンスで清田を止め、この試合初得点を、貴重なスリーポイントで決めた事によりホッとした表情





結果的にまた出汁に使われた桜木、プルプルプルプル「あのーーーーーーー」




高頭「キツネがぁぁぁーーーーー!!!!!」遂に扇子折り!!!バキィィィィ!!!!!


桜木「へっ???」




高頭「こらーーーー、何をやっとるんじゃぁぁぁぁ!!!!」憤怒









海南メンバーは二つの意味でへこんでいる



湘北に美しすぎる速攻を決められた事、そして前半非常の選択で得た12点差が一気に3点まで縮まった事




不安が募る








だが、今年の海南には









清田「ふぅ、湘北か…………」







この男がいる





打倒・湘北と打倒・流川&桜木のためにしてきた努力は想像を絶するものであり



三年間積み上げたその想いはこれぐらいでは全く崩れず





キャプテン・清田が仕切り直し!!!!!




鮮やかなドリブルワークで須形をかわし、他のメンバーがヘルプに寄せる間もないまま



ザシュ!!!!



ジャンプショットを決める!!!!!



湘北38
海南43




「うわっ、次は清田が個人技で返した!!!!」



「やっぱ海南のキャプテン・清田がスゲー!!!!」



「ペースは譲らない!!!!!!」








高頭も落ち着き、腕を組み頷く「清田、お前を信じるぞ…………」




そしてここから


桜木が連続得点、湘北の●●すぎる速攻も決まる



海南は清田・嶋・一ノ瀬と順に点を取る



湘北48
海南55


前半と打って変わってトランディション・ゲームとなる!!!!


この第3クォーター5分までの展開に観衆は釘付け


「うわっ、スゲー!!!!一気に点の取り合いだ!!!」


「どちらも負けてねぇ!!!!」





高頭も一定の評価「よしよし、この攻撃的なバスケでも7点差をキープか、行けるぞ!!!!」





だが!!!!!




流川、安倍をかわす!!!




高頭&海南ベンチ「はわわわわ、流川だーーーー!??」ビビる





観客「後半は完全に流川が安倍に勝っている!!!!」










「そしてここから???!!!」



「パスかシュートか?????」



「シュートのバリエーションも多彩だぞ!!!」






そして、ふわっ




流川ゴール間近に山なりのパス、かなり高い




「次はパスだーーー??!!!!」


「コンビプレイ???」





だが



桜木「はわわわわ、バカ野郎、バカギツネ!!!またパスが悪過ぎる!!!誰が取れるんだーーーーーー??!」







流川、言葉を返す「テメーなら取れるだろ!!!?どあほう…………」

































ガコォォォォォォォォ!!!!!!!!!!






湘北ベンチは高揚



海南ベンチは目を伏せる







桜木のワンハンドダンクが決まる!!!!!!!





湘北50
海南55


観衆あんぐり


「つ、遂に来た……………」



「流川・桜木のコンビプレイ、、、」



「しかもアリウープ、、、」





爆発!!!!!!!



「スゲェェェーーーーーーー!!!!」



観客「あんなの桜木にしか取れないぞ!!!!!!」



桜木、ニヤリッ「やはり???」



観客「それを見越した流川のハイセンスなパスなんだ!!!!!!?」



流川「当たり前…………」




観客「息ぴったし!!!!!!」


観客「最強すぎるコンビプレイ!!!!!!!!!!」



流川・桜木「ぬっ???? 」



流川・桜木、自分個人のプレイを褒められるのはよいが、コンビプレイを褒められるのにはまだ抵抗があるようだ



ぷいっ、二人ともそっぽを向く





晴子「もぉ、、、照れ屋さん同士なんだから、、、」



湘北のメンバー「こんな場面でも意地の張り合い…………」呆れ顔



桑田「だがそれでこそ湘北だ!!!!!」



石井「あぁ、超コンビプレイが成功した事は間違いない」



佐々岡「反撃開始だぁぁぁ!!!!!」














だが、清田は動じない




バスッ!!!




無理やりゴール下に突進しては体勢が大きく崩れながらもタフショットを決める


湘北50
海南57


ワァァァァァァーーーーーーー


「また清田だぁーーー!!!」


「湘北のビッグプレイをモノともしねーぞ!!!」



「獅子奮迅の活躍!!!!!」









そして清田「同じ二点だ!!!!!来い!!!流川・赤毛猿!!!!」








ゴォォォォォ!!!!火が点く


流川・桜木「にゃろう…………」









そして、記者席も唖然としている


弥生「凄い、凄すぎる、、、今年の清田君は元々の闘争心溢れるプレイに、冷静さも加わった最高級のガードに成長しているわ」



彦一「相手の最強コンビにも負けてへんで、、、」



弥生「湘北は美しすぎる速攻や流川・桜木のコンビプレイで追いつこうとするが」



記者・中村「清田くんの執念がそれに立ちはだかっている」



弥生・彦一「Too アンビリーバブルや…………」







清田「絶対にお前らには負けない」



続く  

2018年08月01日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(881話)

『Mars Attacks!』





両チームが再びコートに登場する




そして




湘北メンバー


PG/須形
SG/天崎
SF/流川
PF/桜木
C/荒石


「湘北はスタメンに戻してきたぞ!!!」






海南メンバー


PG/清田
SG/宮益
SF/安倍
PF/一ノ瀬
C/里崎


「こちらは、宮益を残してきた!!?」



「嶋もいつでも行く準備万端だな」



ポキッ、ポキッ、コートサイドで嶋がウォーミングアップをしている






「さぁ後半どんな展開になるんだ!!?」


「お互いに手札をどれだけ残しているか???」


「とにかく後20分で神奈川の王者が決まる!!!」


「海南が逃げ切るか湘北の逆襲があるのか」


ワクワク、ワクワク





前半同様大注目の後半戦!!!!!!




「始まるぞーーーーー!!!!!」









湘北ボールでスタート、スローイン!!!!



ワァァァァァァーーーーーーー



再びフラッシュの嵐、カシャカシャ、カシャカシャ



彦一「要チェックやーーーー!!!!」カチカチカチカチ








須形がドリブルで攻撃を組み立てる





海南のディフェンスは???



彦一「トライアングル・ツー」




流川には安倍、桜木には時折ボックスを崩して宮益が



前半同様、変則的なトライアングル・ツー



「海南はディフェンスを変えてこなかった…………」



「当たってるものをわざわざ止める必要はない、当然だ!!!」








「では、、、」








「湘北(の攻撃)は???!」







流川にボールが入り、安倍と1on1の構え






「特には変えてこない!!!!?」


「安倍に勝てるのかよ?!!」






前半、湘北の大エース・流川を他のサポートがあるにせよ7点のみに抑えた安倍、、、エースキラーの名に恥じぬ働き、彼もまた前半の殊勲者であろう










だが



















「あのディフェンス野郎はルカワの"本気"を知らない」ボソッ









そう語ったのは、光と影か、太陽と月のような関係か、はたまた終生のライバルなのか、、、












桜木であった!!!!!






これまで仙道や沢北など自分より強いと認めた相手との勝負や、チームがピンチの時に本能のまま発揮される流川の"本気"の力





そして、まさにその能力を練習時、何度も体感している人物、、、





それこそが桜木であった









流川、ハーフタイムの誓い通り、、、点を取りにいく雰囲気満載









そして一言「別にテメーに本気を出した覚えはねーー」(意地っぱり)



桜木「なぬ???」





しかし流川、鋭い眼光、ギロッ





直後!!!!!!!




大きなドリブルで安倍を揺さぶり、次に細かいレッグスルーとクロスオーバー、そして右に動いたそのまさにその瞬間



流川は安倍の左側を抜いていた



ザクッ!!!!!!



桜木(最後の右へのフェイントが効いた!!?)





安西、二つの意味で微笑む、ニコリッ












安倍「っくしょーーーー、ヘルプ頼むーーーー」(今のは無理だ!!!!!)








ここからが流川のもう一つの勝負





一ノ瀬と里崎、二人のビッグマンが恐ろしい速さでヘルプに襲来、ブロックに跳ぶ










あの二人相手に突っ込むのか??????











そんな時








また桜木、ボソッ「いや、俺にパスだ…………」サッ、ポジションを取る













そしてこちらも「赤毛猿だーーーー!!!??」



清田の声だった



清田も経験則により、そう予測!!!!!



そして全速力で、パスを受け取るための動きをしていた桜木に近づくーーーー



桜木「ぬっ?野猿??!」











だが、、、










ザシュ!!!!!!!!







清田、半身で「えっ??!」




桜木は完全にパスを貰う姿勢で止まったまま、究極にしかめっ面(歪んだ顔)で「いぃぃぃぃ????」





ワァァァァァァーーー!!!!!!















流川はやってのけた




安倍を抜き、一ノ瀬と里崎を空中でかわしレイアップシュート!!!!!





ダブルクラッチなのかトリプルクラッチなのか





最早高校生の域をはるかに超えた超絶ビッグプレイ!!!!!





会場、超・爆発!!!!!!!!




「うわぁぁぁぁぁーー!!!何じゃぁぁぁぁ今のーーー??!!!!」



「何か空中でくねくねくねって動きやがったぁぁぁぁぁ!!!!!!」ジェスチャーで真似する者も



「安倍を抜き一ノ瀬と里崎を空中でかわしやがったーーー!!!!!」



「あいつ、重力あるのかよ!!!!?」




「超絶ミラクルスーパーウルトラグレート最強圧巻超絶ビッグバンアタック!!!!!!」※ごめんあそばせ










清田「流川・・・・」





そして桜木も「あの野郎・・・・」









弥生「清田君、そして味方の桜木君さえも、自身へのパスを予想した??!」



記者・中村「いや、誰だってそう思いますよ!!自分より背が高い選手二人の所に突っ込むなんて無謀だ、それより桜木君、もしくは他のプレイヤーにパスを捌く方が確実だ!!!」




彦一「アンビリーバボー…………」身体が震えている







桜木は自身の成長と経験故に、流川が安倍を"本気"の力で抜く所までは読んでいた




だが桜木、清田、そして会場誰もの想像の上を行った流川のスーパープレイに、館内はしばらく騒然としている



湘北31
海南41










そして次の海南の攻撃は、パス回しが上手い事繋がり、フィニッシュは荒石のマークを久々に離した一ノ瀬がゴール下




荒石「しまったーーーーー????」












を、

















バシィィィィ!!!!!!!











ヘルプの流川がブロック!!!!!!





「流川のブロックーーー!!!!!!」



「守備も一流!!!!!」



「大エースがノってきたぁぁぁ!!!!」









流川そのまま猛ダッシュ、止まらない!!!!!



ダダダダダダ


ダダダダダダ



須形とのツーメン速攻で、軽々ダンクを決める








SPACE JAM!!!!!!!!!












湘北33
海南41



ワァァァァァァーーーーーーー



「うわぁぁぁぁぁーーーー!!!流川二連発!!!!!」


「今度はダンクだぁぁぁぁ!!!!!」



「超(スーパー)エース・流川楓ーーーー!!!!」




湘北ベンチ・応援団も最終戦・後半、他の観客お構い無しにはしゃぐ!!!!



甲子園に負けないほどの熱量♪♪♪





流川が須形と荒石とハイタッチして戻ってくる



荒石「すまねぇ、次は気をつける」


流川「ドンマイ」


須形「ナイッシュー、流川さん」


流川「ナイスパス」




相変わらずクールだが、そのプレイにチームが引っ張っられる



ぽぉぉぉぉ、晴子の心は既に宇宙に











そして桜木とすれ違い様に



「テメーは口だけなのか………ハーフタイムのは何だったんだ???」





桜木軍団・水戸、困り顔「あーあ、スイッチ入れちまった」










当然!!!!!






桜木




「だ、だ、だ、だ、、、」



「誰が口だけだってぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーー!!!!?」赤い髪、火山噴火





観衆は凍り付く








その間、海南の攻撃は素早いパス回し





そして、ノーマークになった宮益がスリーポイント







海南ベンチ「よしっ宮さんフリー!!!!!」






ドォォォォォォォーーーーーーー








「どこがーー!!!!」



「フリーだ!!!!!」



「この宇宙人がーーーーーーー!!!!!」







バコォォォォォォーーーーーー!!!!!







ヘルプに飛んできた桜木の異次元のブロックが炸裂する!!!!!






宮益の目の前を、美しい弧を描き始めていた球体がまっ逆さまに墜ちる







宮益(どっちが宇宙人だ????!!!)その桜木の超人的な能力にツッコんでしまう








後半戦、流川と桜木の驚異のアタックで幕を開けた



続く  

2018年07月29日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(880話)

『ハーフタイム~それを超えるコンビ~』





インターハイ予選・最終戦・湘北vs海南は前半が終了



海南は第2クォーター終盤、パス回しなどで時間を使い、敢えて重い試合展開を選んだ!!!



ロースコアの試合で12点差のアドバンテージは大きいと読み、主力の交代など後半に余力を残す形を取った



観衆はざわめいている



「海南は本気で勝ちにきてるぜ?!!」


「あぁ、内容より"湘北に勝つ"という"結果"に拘った試合展開だった」


「スポーツではよくある事だけどな………」


「それでもよー、もうちょい面白い試合をしてくれよーーー」



観客の中には、まだ納得いっていない者もいる








弥生「さぁ、この選択が後半どう活きてくるか…………」



中村「僕は間違いだと思います、、、まだ前半ですし、湘北は必ずどこかで爆発するチーム………」



弥生「確かにそうね、、、だけど、ここまでもガチンコで湘北とやり合ったのも事実、その上で湘北に第2クォーターをたったの10点、そして12点差を開けたという事実、後半かなり優位に戦えるという海南の判断だわ」



記者・中村「なるほど、、、けれどまさか海南があんな試合展開を選択するとは…………面白くないってバッシングの嵐だな、こりゃ」



弥生、語気を荒く「中村君!!!いつも勝ったチームが面白いバスケをやっているとは限らないわよ!!!」



記者・中村、我に返る「ハッ!!!?そうですね、ボクシングやサッカー、どんなスポーツでも勝つための戦い方があるという………」



彦一「昔、サッカーのベッケンバウアーが言っとった、、、」





「強い者が勝つんじゃない!!!勝った者が強いんだ!!!!!」



各方面で物議を醸す









だが当の海南ロッカールームは熱し過ぎず冷め過ぎず、ゲームに集中している



高頭「よしっ、見事な前半だったぞ」



清田「あれでいい、全ては勝つためだ」



高頭「だが、相手は湘北だ、どこかで必ず仕掛けてくる、そして勢いに乗らすと日本一のチームだ、このままのペースで点の取り合いは絶対に避けろ!!!」



海南メンバー「おう!!!!!」







清田、語りかける「皆、、、牧さんの王者としての誇り、神さんの雪辱、失ったものを取り戻そう、後半全てを賭けてくれ!!!!!」



「王座奪還!!!!!」



海南メンバー「おう!!!!!!!!」

















一方の湘北ロッカールームは











空気が重い!!!!!






一つの原因はそのまま、、、海南の閉塞感漂うバスケにペースを奪われ気持ちまで重くなっている





もう一つは、湘北は久しく12点差などを開けられてハーフタイムを迎えた事がなかったからだ、後半の試合運びに不安が募る







選手全員が気づいていた



翔陽・陵南とは違う海南の"確かな強さ"



翔陽にはベンチ層の厚さと須形のテクニックで、、、陵南には最終追い付かれたものの終始"個"の違いを魅せつけ、勝利をもぎ取った





だが



海南の老練かつ確かな強さに12点差を開けられ湘北はかなりナイーブになっていた



もしかして海南の方が上なのかも???そんな弱気な考えも






荒石「ちきしょーが、あいつらちんたらバスケやりやがってよーーー」



天崎「相手に上手い事試合を作られた感じだ………」



須形(後半僕は清田信長に勝てるのか…………???)



流川は何か打開策を考えているようだが一度黙りこむ



桜木「あの宇宙人がーーーーーーー」



ハアハアハアハア



全員がこの大会一に心身ともに疲弊しているハーフタイムとなっている




安西も今回は困惑の表情、選手たちと同様、海南の強さを実感している










しかし監督・安西は重い口を開かなくてはいけなかった






「皆さん…………どうですか?海南の強さは???」





全員が答えに詰まり下を向く




安西「うちが20分間で12点を開けられたのは久しぶりです、確かに海南は強い」



「試合運びも巧い」



「清田君をはじめ、個でうちを上回っている部分もある」




須形・天崎・荒石は暗い顔をする



荒石(いいとこ無しかよ………)







だが









「おや、どうしてそんな暗い顔をしているのですか???」








「天崎君はオフェンスに、荒石君はディフェンスに君たち2年生コンビは充分に活躍しましたよ??!!引き続き最高のプレイをして海南に勝ちましょう」






天崎・荒石は少し驚いた顔で「はい………」「おお………」











「だが、、、」





チラッ









「湘北にはそれを超えるコンビがある」



天崎・荒石自身、そして全員が安西の指摘に気づき、視線を二人に送る




桜木「ぬっ?」


流川「・・・・」






安西がゆっくり歩き、彼らの背中をポンッと叩く





流川・桜木が反応、目を見開く





安西続ける「湘北の心臓は君たち3年生コンビだ、そしてこれは間違いなく全国最強の武器です」




「君たちが爆発しないと今の海南には勝てない」










少し間を空け





「君たちの力はまだまだあんなものではない」







確かに前半、流川・桜木はともに7得点、一度あったコンビプレイも宮益に阻まれる事となった



桑田、ボソッ「平均30点以上の流川が前半7点じゃ物足りない………」



石井「あぁ、桜木も宮益の前でいつものペースを掴めていない」



佐々岡「去年からのコンビプレイもいまだ不発か」






流川、自分に苛立ち、ゴォォォォ(点取る点取る点取る点取る点取る点取る)




桜木、一定に納得したようだが「だがしかしオヤジーーー、あの宇宙人が近づいてくるんだぞーーー汗」









安西「おや?桜木君、君に怖いものは元々、、、」




桜木、即答「ない」反射的に応えてしまう





安西、にこっ「宮益君は君の相手ではない」




一同どよめき「おおおぉーーーー」






そして流川に問いかける「安倍君のディフェンスはどうですか???」



流川「チョロい…………」



一同再度どよめき「おおおぉーーーー!!!!!」(あのディフェンスのスペシャリストの安倍に対して)(ここへ来て負けずぎらいが出たーーーー)





「キャプテン、後半爆発しますね?!!」won’t you?





流川「うすっ」





安西「桜木君は???」





桜木「おうよーーーー、オヤジ!!!!!この天才の爆発なくして湘北の勝利無し!!!!」生き返る





安西「よろしい」







「須形君!!!」



須形「はい!!!」



安西「君のセンスで、流川君なのか桜木君なのかコンビプレイなのかコントロールして下さいね」



須形「はい!!!!!」





安西のマネジメントが冴える、キラッ




湘北、小康状態







安西「では、最終戦です、優勝して全国に乗り込みますよ」




「おう!!!!!」



「オレたちは強い!!!!!!!!!!」



続く  

2018年07月24日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(879話)

『70秒の審判』





「あぁぁぁ、何やってんだ桜木??!」


「せっかくの流川のナイスパスを」


「いや、宮益を意識し過ぎたんだーーー」





宮益、ニヤリッ



桜木はこのクォーター、幾度もミドルのジャンプシュートを外す事となる



桜木軍団「あぁぁぁ、花道のジャンプシュートが決まらないーーーー!!!!」


「雛鳥がぁぁぁぁーーーー」



ボックスだが桜木サイドには、いつも宮益がいる



彦一「流川君には安倍君、桜木さんには宮益君、、、変則的なトライアングル・ツー・ディフェンスとも言えるで」



桜木vs宮益、身長差は言わずもがな、身体能力には圧倒的な差がある





しかし宮益は桜木にはタイトとは程遠い、ほぼ無気力なディフェンスを繰り返す





桜木は何故かそれにハマっている!!!


チラッ



チラッ



ガコンッ



桜木頭を抱え「あーーー、また外れた」



そして桜木「テメーーーーまともにディフェンスやってこい」



宮益「うるさい、決められるもんなら決めてみろ」



桜木、ムカッ!!!!



ガコッ









流川「ちっ、相変わらずうまい…………」





流川、高頭を見る





高頭、扇子を扇いでいる、パタパタ





流川「そして、相変わらず扇子が目障りだぜ、ジジィ…」







しかしその海南も、清田に天崎が付きだしてからは、あまりリズムの良い攻撃は生まれない





お互い"重い時間"が続く







湘北ベンチ


桑田「くそぅ、せっかく海南の攻撃は止めれているのに………」



石井「桜木がどんどんと萎縮して、他にも伝染してシュートが入らない」



佐々岡「何かこの状況を打破する手はないのか!!!?」




お互いフリースローや単発のシュートが入ったものの、約4分の間5点ずつしか決まらず、なお湘北に至っては第2クォーター自体の得点がその5点のみ



第2クォーター残り2分48秒


湘北24
海南36



観客「あの圧倒的な攻撃力の湘北が、第2クォーター7分で5点しか取れてないぜ汗」



「湘北に12点差、海南にしたら万々歳だな」



「桜木を抑えているのが大きい!!!」







そして流川へも



『ピィィィィーーーー!!!!白(海南)#4番・ファール!!!』



流川「にゃろう………」




流川が徐々に安倍のディフェンスを攻略していくが、ヘルプの清田が直ぐ様ファウルで自由を与えない



「ナイス・キャプテン!!!」



「ナイスファウル!!!」





安倍は「すまない」と謝るが



清田「いや、これでいい、流川にも赤毛猿にも好き勝手させない、そしてここからは、、、」





海南は、嶋・一ノ瀬を休ませ里崎と控えの#12.小林を投入



弥生「一旦スモールラインナップは終了ね、スタメンに休みを取らせ、このまま第2クォーターを終わらす作戦のようね、、、というよりまさか???」



記者・中村「何か???」



弥生、考え込む「・・・・」








相変わらず試合は重い















いや





実はこれは、海南が敢えてそういう試合展開を意図して作ったものだった




閉塞感ーーーー



停滞する試合内容





「それでいい」




海南はこのクォーター途中より、攻撃時はパス回しなど時間をなるべく使い、守備でも宮益の無気力な桜木対策に始まり、相手に勢いを与えないよう要所でファウルを繰り返す



12点差のアドバンテージを後半に残すため



そんな画を描いていた









しかし観客は

















Booーーー!!!!!


試合内容に怒りブーイングをし出す



「おい、さっきみたいに面白い試合やれよーーーー」



「海南!!!何休んでるんだよ!!?もっと攻め気で行けよーーー!!!」



「ファウルばっかすんなーーー」



ブーブー、ブーブー








高頭と清田は堪える





















さて、よく議論された昨年度のインターハイ神奈川予選・海南VS陵南



海南はその試合、負けたとしても得失点差の関係でインターハイに出場出来る可能性があった



しかし、彼らが選んだのは『(全勝)優勝で全国へ』、よって『その試合も(逆転)勝ちを狙う』、それが『王者・海南』たる所以であった



結果、海南はこの試合ラスト70秒で、リスクのあるオールコートディフェンスなどを仕掛け、それが天才・仙道に突破され、点差を逆に開ける事となってしまう



そして、そのまま陵南に敗れるだけではなく、海南は17年続いていたインターハイ出場を逃す事となる








この選択は後に「The judgment of 70 seconds」として、各方面で議論が起きた







"あれで良かったのか"




そして

「もし海南が2位での出場を選択していたら?」


「王者の戦い方とは何なのか???」


「全国に行けなきゃ元も子もない」



などの声が、、、







神には、インターハイ連続出場を途切れさせたキャプテンとして不名誉なレッテルが貼られ



清田や里崎、一ノ瀬とあの時コートにいたメンバーはこの一年間、高校生には非常に重たい十字架を背負う事となっていた





結果的に冬も含め、神にチャンピオンベルトと全国行きを与えられなかった清田たち後輩の後悔の念は、強まるばかりとなった






そう、本人たちが一番考えた






一年間"探し続けた"







だが

















""答えは見つからなかった""







更に今年は既に全国行きを決めている


今現在も12点差で勝っている展開



何もかも状況が違い、この湘北戦で、戦い方や方向性を変えても、全ての呪縛から解放されるわけではない










それでも人は常に選び続けなくてはいけない





そして海南は、











""勝つ事""





を、"もう一度"選んだ



上記の通りあの試合とは状況は全く違う





今度は卑劣、狡猾、つまらない、スポーツマンらしくない、などの声と戦わなくてはならないかも知れない










しかし







"常勝"の横断幕が目に入る


清田(牧さんと神さんが教えてくれた)









高頭「勝てば官軍………」



清田「どんな試合内容でもいい………海南は勝たなくてはいけない!!!だから湘北に勝つ!!!」自分に言い聞かせる




そんな海南の想いが強く残るまま前半が終了する






弥生「まるで去年の答え合わせをしているようだわ、流川君には徹底的にファウル、桜木君へも弱味をつく、そしてロースコアでの12点差、体力面などでスタメンの温存、後半の逃げ切りも意識して海南はあくまで勝ちに拘った試合をしている」



記者・中村「なるほど、、、何か去年のがフラグだったのか、今日の結果次第では持ち越しなのかと、色々考えさせられる試合内容ですね…………」








彦一「ワイはこれこそ王者の戦い方や思うで………」



俺は、私は、僕は、、、


会場のあちこちで意見が飛び交う



そして全体がどんよりとした雰囲気で



『ビィィィィーーーー、第2クォーター終了』



湘北29
海南41



海南メンバーはハイタッチで迎えられた



続く  

2018年07月13日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(878話)

『海南の逆襲~トラウマ~』





インターハイ予選・最終戦・湘北vs海南は第2クォーター3分を経過



海南がスモールラインナップから機動力とスリーポイント攻勢で一気に12点差をつける展開に


湘北はたまらずタイムアウト





湘北メンバー、はあはあはあはあ「強い……………」



海南の"確かな"強さを肌で感じている



観客も


「わかっていたが、ここまでとは………」


「"個"、"組織"ともにむちゃくちゃハイレベルなチームだ」


「いよいよ湘北が敗れる時が来るか?!!」


「王座奪還!!!!!」





そして海南ベンチ大盛り上がり



ベンチ全員が嶋・宮益とハイタッチ



「ナイッシュー、嶋!!!」



「宮さん!!ナイス!!!」



清田「よしっ、うちのペースだ!!!このまま攻め気で行くぞ!!!」



海南メンバー「おう!!!!」












湘北ベンチ




安西、交代を指示


「急場凌ぎですがこれで行きましょう」



須形に代えて与田



そしてマッチアップを



清田に天崎、嶋に流川、宮益には交代の与田がそれぞれマークする事を指示



天崎「がってん承知の助!!」


流川、コクッ


与田「了解です!!!」







桑田(須形が清田にヤられ続けている、確かに元々スタイルが似ていて身体能力が高い天崎がマッチアップするほうが得策か)


石井(あぁ、清田のドライブからの捌きで周りのシューターたちがどんどん調子づいてくるからな)


佐々岡(流川なら嶋を抑えられない事もないし、与田もディフェンスはいいし)



桑田・石井・佐々岡(うーん、さすが安西先生!!!的確!!!)






攻守ともに清田にイニシアチブを握られ(未だ無得点)、ひとまずベンチに退いた須形


「くそっ、、、」ハアハア


悔しさを滲ます







安西、声を掛ける「須形君、ゲームから集中を切らしてはいけませんよ、君の出番はまたすぐに来ます」



須形、頷く






そして安西告げる「これが高校トップレベルのPGです」





須形、ハッと気づき悔しそうに再度頷く









安西「しかし君のポテンシャルは清田君以上だ、まずこの試合で彼に勝る部分を探す、そして経験を積んで彼を超えてくれる事を信じていますよ」






須形、グッと拳を握り大きく返事「はい!!!!!」



そしてこの試合中、または未来のリベンジを心に誓う








『ビィィィーーー、タイムアウト終了』



試合再開





観客「おぉぉぉー、湘北はメンバーを代えてきた!!!」


観客「2年の与田だ!!オールラウンダーの与田が登場だ」




湘北ボールでスローイン





攻撃はそのまま与田がPGの位置に



天崎とボール運びを交互に分担するようだ



ゲーム作り




だが、そう簡単に流れは変わらない!!!!!



その与田がスリーポイントやや中のロングレンジを狙うがリングに嫌われる



ああぁぁぁぁぁ



湘北落胆








そして海南の攻撃


相変わらずスモールラインナップによるファイブアウト・モーション




湘北ベンチは自己暗示


「いや今はオフェンスよりディフェンスなんだ………」



「ああ、相手のファイブアウトをまず止めないと流れが来ない!!!」


「そして、これ以上点差をつけられるのはマズい!!!」







湘北




問題の司令塔・清田に天崎!!!






ディフェンスの評価が高い天崎、清田のスピードにも屈しない


タッタッタッタッ



グッ!!!


クッ!!!



清田「こいつ!!?」



天崎、ニヤリッ「ヘヘッ、安西先生からの特命を受けたんだ!!必ずあんたを止めてやる!!!」



清田、振りきれない



フィニッシャーの一ノ瀬や嶋を確認するが



キュッ、キュッキュッ



一ノ瀬は引き続き荒石の巧妙なディフェンスに



嶋は「ぐっ」(くそっ俺に流川楓かよ?!!ディフェンスもこいつ最強過ぎる)





海南、湘北のディフェンスに手こずり、今回、遂に安倍がスリーを落とす




ガコッ!!!




湘北ベンチガッツポーズ



「よぉぉぉし、一本守ったぁぁぁ!!!」





互いにタイムアウト明けに一本ずつ止めた形で



再度湘北オフェンス





彦一「一本止めた後や、ここを決めれば湘北はノっていけるで!!!」








そしてこんな時は





勿論!!!!!










""流川or桜木""ダブルエース?どちらかが決める事





そして







""流川and桜木""のコンビプレイ




観客も(ここだ!!!)(ここが試合のターニングポイントだ!!!)と試合に大注目









そして図ったかのように久々流川にボールが渡る




流川が1on1の構え、そして鋭い眼光



安倍、腰を落とし手を大きく広げる



「流川vs安倍」



会場全体、固唾を呑む、ゴクリッ





そして安倍(絶対抜きに来る)

















ザァ!!!!!





集中した流川、今日一のドライブ







安倍、一瞬で置いていかれる


安倍「あっ?!!!」



遂に流川が安倍を抜く



「あの安倍がーーーー!!!!?」



「やぱ流川のドライブが上だーーーーーー!!!!!」





しかし、流川には直ぐ様残りのゾーンが一斉に囲みに!!!










瞬間、ビュッ!!!!!





流川が選んだのは












「コンビプレイ!!!!!」







渡った先は勿論



(ナ~イスアシスト!!ルカワ!!!)










桜木!!!!!!!






桜木、ダンクに!!!!!
















しかし、、、、、












スッ!!!!!!








桜木の前に1つの影!!!!!






















桜木「宇宙人?!!!!!」(2号)














「何故跳ばん?????」




ゴール下に戻った宇宙人こと宮益、桜木の前で仁王立ち






桜木、一瞬気の迷い




「あっ!!!!?」






結果








桜木「あわわわわ」





観客「危なーーーーーーーい!!!!」





Crash!!!!!!



桜木、宮益の上にのっかかるように衝突!!!!!







ガオォォォン



桜木の手からボールが滑りダンクも外す













そして桜木が宮益の上に完全に乗り掛かる





ドカドカドカーーーー




ウワァァァァァァーーーー





「大丈夫かーーーー???」


海南メンバー「宮さん!!!」心配するが



宮益、ニコリと顔を覗かす




幸い両者に怪我はないよう




だが



『ピィィィィィィーーーーー、オフェンス・チャージング!!!!』





会場は爆発



「ウワァァァーーーー、宮益が桜木を止めた!!!!」



「せっかくの流川とのコンビプレイをーーー!!!?」




海南はまた宮益を讃える


「宮ーーーーー!!!」


「宮益!!!」


「宮さん!!!!!」






海南少し遅れての桜木対策・宮益が奏功す





流川からの最高のドライブからの最高のパス


湘北にとって勢いにのれる最高のシチュエーション


それを桜木がまさかの宮益を意識し過ぎるという痛恨のミス





湘北ベンチが更に不安を募らす




流川「ちぃ」ハアハアハアハア





桜木も「ちくちょう、あの野郎」ハアハアハアハア



そして「張り合いがないんだ…………」ぼやく







水戸「昔ほど極端ではないにせよ花道はやり辛そうだな」



晴子「やっぱりトラウマが蘇ってきたんだわ…………」



桑田「・・・・」







高頭、ニヤリッ



海南の時間が続く



続く  

2018年07月06日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(877話)

『海南の逆襲~スモール・ラインナップ~』





記者・中村「スモール・ラインナップ???」



弥生「そうよ、、、敢えて小さいメンバーで挑む作戦よ」(まぁ海南の場合はガード陣も180cm以上あるからそこまでとは言わないけど)





記者・中村「敢えて??僕がこの2年間バスケを見てきて、一つだけ言える事があります!!それはバスケは絶対的に高さ有利のスポーツ………」








弥生「ところが…………現代バスケでは高さがあるだけじゃもう意味をなさないの………それより小さいチームでも全員が外を打てたり走れたり機動力を活かしたバスケのほうが優遇されているのよ」



「NBAでもここ数年スモール・ラインナップで優勝しているチームが多い」








彦一「無論この作戦は、ストレッチ・フォーの一ノ瀬君がいるから成立しよる………」





弥生「スモール・ラインナップでの※ファイブアウト、全員が外に出ていたわ!!?」※5人全員がアウトサイドプレイヤーとして攻めるセットオフェンス、またはその概念





記者・中村「なるほど、、、け、けど、ディフェンスはどうするんですか???里崎君の高さがなければ明らかに不利なんじゃ??」




弥生・中村、戦局を見守る






しかし湘北、攻めあぐねる







弥生、確信「その懸念は既に先程から流川君へのボックスワンで解消されている………」



インサイドの桜木に渡るが、海南囲む!!!!!



流川には依然、安倍の厳しいディフェンスでほとんどボールが渡らない!!!!!



桜木・流川「ちぃ!!!!!」



弥生「今は流川君につきっきりだけど、中外守れる安倍君のディフェンスも魅力的だわ、このスモールラインナップのディフェンスでも重宝されているわ」





記者・中村「なるほど………オフェンスでは一ノ瀬君、ディフェンスでは安倍君と、ポリバレントな選手がいるから、この作戦が成り立つんですね?!!」





弥生「フフ、そういう事ね、要チェックやわ」









そして天崎がスリーポイントを放つが



ガコンッ!!!



「流れじゃない!!!」



「天崎の爆発も一旦落ち着いた?!!」



「それに、、、」





「天崎はピュアシューターではない」





天崎「くそっ!!!」






清田がリバウンド!!!



そのままドリブルでカウンターを開始する







海南、宮益がその流れからスリーポイント!!!



Splash!!!




海南、嶋・宮益の連続スリーが決まる!!!




海南ベンチは大騒ぎ!!!


「イエース、イエース、イエスイエスイエスイエス!!!!」




弥生「こちらはピュアシューターが二人、一ノ瀬君も含め全員に外がある」



湘北19
海南26



湘北、攻め手が皆無



荒石から桜木へはパスミス



荒石・桜木「あっ??!」





湘北ベンチ「あぁぁ、今度はうちがチグハグだーー」





そのボールを清田が確保



速攻は清田~嶋~安倍へと繋がり、安倍がレイアップを沈める



ザシュ



湘北19
海南28





「おおー、海南が見る見る内に点差を広げていく!!!」



「スモールラインナップで機動力がアップしているんだ!!!」



「スゲー!!!あの走れる湘北相手に!!!」









湘北の攻撃



キュッ、キュッ




相変わらず流川にはフェイスガード



安倍を振りほどけない



流川「ちぃ!!!」



安倍、ニヤリッ



荒石「ダメだ、安倍がノってきてやがる、、、ヤツも自らディフェンスのリズムを作れる選手なのか?!!」







桜木(キツネが捕まっている、俺様が決めないと)



気負いする



『ピィィィーーーー、3秒オーバータイム!!!』





桜木、ローポスト付近で3秒止まってしまった





湘北、落胆「ああぁぁーーーーーー」








桜木、ハアハア「し、しまった…………初歩のミスを…………」





流川、ハアハア(違う、あのどあほうがミスったのは俺のせいだ………)





「湘北またターンオーバーだ!!!」


「めちゃくちゃ苦しんでいるぞ」









弥生「この大会を通じてわかったのは、湘北はゾーンディフェンス(ボックスワンも含む)で守られると力が発揮されにくいという事ね………彼らの今後の課題かも知れないわ」






海南、再度ファイブアウト・モーションから宮益~一ノ瀬~嶋と素早く繋ぎ、嶋、スリーポイント



Splash!!!



湘北19
海南31





ワァァァァァーーーー


「また嶋だーーー!!!!」


「海南がスリーポイント攻勢で湘北を大きく突き放してる」



「湘北、第2クォーター、まだ得点無し!!!」





『ピピーーーー、チャージド・タイムアウト・赤(湘北)』




「あぁぁ、やぱ湘北たまらずタイムアウト!!!」



「一気に12点差開いたぞ!!!」








湘北メンバー、ハアハア「強え、、、」



第2クォーター、3分経過、湘北ピンチ!!!



続く  

2018年07月06日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(876話)

『海南の逆襲・スタート』





湘北19
海南18


「荒石のディフェンスがスゲー!!!」


「湘北再逆転!!!」



観客はざわついている





清田、一つ息をつき「なるほどな…………相変わらずホネのある5人だぜ…………」



悔しがる一ノ瀬「くそっ荒石のやつ、調子にのりやがって、、、キャプテン、次は決めます!!」



清田「あぁ、わかってる、但し湘北には一筋縄ではいかねーぞ、俺が仕掛けて全体に捌く、お前はここぞの場面でまた点を取ってくれ」



一ノ瀬、コクリッ「わかりました」









湘北はマンツーマンを続ける



荒石は勢いにのる「#6番オッケー!!!」(リズム!!ディフェンスのリズム!!!)


キュッ、キュッキュッ



ステップが冴える



一ノ瀬がスリーポイント付近に出るも今度は近すぎず遠すぎず絶妙な位置取りできっちり守る



一ノ瀬「ちぃ」(今度はセオリーかよ?!!)








清田がちょっと苛立ちぎみに(回せ回せ)とジャスチャーを送る




そして清田にボールが戻ってきた瞬間、素早いドライブで須形を抜こうとする








グッ



須形がコースに入り止める



清田(こいつ!!!?)



陵南・宮野「おおおぉーーー止めた」感心する



湘北ベンチ「よぉぉぉし、須形!!!清田にヤられるなーーー」



須形(今の流れだとアンタだ)




弥生「清田君、、海南一の得点源である一ノ瀬君が抑えられているので、自ら切り込もうとしたが!!?流石に今回は須形君に読まれてしまったようね??!」




記者・中村「荒石君のおかげで湘北全体に"ディフェンスのいいリズム"が生まれた?!!」






ショットクロック5秒


清田は何とか里崎にボールを渡し、シュートを催促「すまねぇ、シュート頼む!!!!」



里崎、桜木に守られながら苦し紛れのタフショット



桜木「ふんっ!!!」


里崎「くっ」




観客「それはダメだ!!!」




弥生・中村、会場が声を揃え「やはり湘北ペース!!!?」




案の定、ガコンッ!!!!



里崎のシュートが落ちる



里崎「くそっ」




弥生・中村、会場「完全にーーーーーーーー!!!!?」(湘北ペース!!!?)














ところが

















ガコォォォォォォオ!!!!!!!!!!










「いぃぃぃぃぃーーーーーー!!??」











リングに






ぶら下がる






清田














桜木「猿!!!???」






会場、爆発!!!!!!



「ウワァァァァァァ、何だそりゃーーーー!!!???」



「清田のリバウンドダンク炸裂!!!!!!」



「超ビッグプレー!!!!」


「あいつ!!!180cmそこそこだろ?!どんだけ跳ぶんだよーーーー」



「バカ、あれが"海南の"清田なんだよ!!?」



「早くも本日ダンク二本目だ!!!!」






桜木は里崎のシュートのチェックに、、荒石は一ノ瀬のディフェンスで外に、、流川には安倍がスクリーンアウトを制す




出来たインサイドのスペース



その隙間に清田は、里崎にパスした直後、一気に走りそして飛び込んでいた



弥生「確かにああいう場合、外のプレイヤーのほうが飛び込んだ勢いでリバウンドを取れるケースもあるけど…………」


記者・中村「ダンクまでって、、、圧巻だ、、、」



弥生・彦一「アンビリーバブル…………」






海南メンバーは大喜びで


「清田さん!!!!」


「清田ーーーー!!!!」


「キャプテン!!!!」







しかし当の清田、着地後また息を一つ、ふぅーーー



そして告げる「危ねぇ、、、ギリギリだった、俺も含め攻撃がチグハグだったぞ、お前ら!!相手は湘北だ、絶対に気持ちで負けるなよ!!!!」





海南メンバー


里崎・安倍「おう!!!!」(何て頼りになるやつだ)


一ノ瀬・嶋「はい!!」「キャプテン!!!!」







弥生「スゴい、、、あのビッグプレーにも浮かれる事なくチームを引き締めている………」



記者・中村「荒石君のスーパーディフェンスによる湘北ペースを断ち切った」



弥生「海南のキャプテンにしてポイントガード、何て素晴らしい選手に成長したの」



記者・中村「あんなの高校生のレベルじゃないっすよ汗、清田君もやっぱりスゴい逸材だ?!」








湘北は悔しそう


荒石「くそっ、せっかく抑えていたのによ」



須形(いや、また僕のミスだ、、、1つ抑えた後、清田さんを見失った)



天崎「チェッ、俺だって、あれぐらい、、、」



桜木「グギギギギ、野猿のヤローーー!!!」



流川「・・・・」



海南、再再逆転


湘北19
海南20




清田のおかげで、海南メンバーも落ち着きを取り戻し、湘北へ流れかけたペースをフラットにさせる





そして、『ビィィィーーーーー、第1クォーター終了!!』















弥生「オフェンス・ディフェンスとメリハリがあってこれまたいい試合だわ」



記者・中村「本当に神奈川の頂上決戦にふさわしい展開ですね…………」



弥生「第1クォーターはほぼ互角、さて、お互い相手を突き放す策はあるかしら??おや…………?」



弥生、気づく












弥生「出てきたわね、宮益・弟…………」


彦一、「おーー、要チェックや」カチカチカチカチ



そう、海南のシックスマン、宮益正範!!!


かつて素人時代の桜木を苦しめた"あの宮益"の実の弟



兄同様、線はかなり細いが身長は当時の兄より20cm以上高い



桜木、悪寒「出てきやがった汗、宇宙人2号、、、」



そして交代は何と!!!



里崎!!!!!





「これは?!!!」






湘北にとって











「ややこしい…………???」





桑田「ん?センターの里崎と交代???」


石井「宮益は何番に入るんだ??!」


佐々岡「桜木につくのか??いや、こちらもマークマンを早く決めないと」







それに



晴子、不安げに「桜木君にとって苦手意識とかトラウマとかないのかしら…………???」



桑田「いや、流石に今の桜木にはそんなものはないはずだよ!?」








桜木、流石に!!!!!






あった「あの宇宙人は嫌だ………」晴子図星!!!





桑田「????」









桑田「そ、それよりある程度桜木とやれてた、いや寧ろ相手では唯一桜木とパワーでやりあえる里崎を下げてシューターを投入って海南にとって逆にリスキーじゃないのか?」



石井「いやそれに、一ノ瀬のマークはどうする?せっかく当たってたのに、、、引き続き荒石か?ずらして桜木か??」



佐々岡「海南はどういう作戦なんだ?くそっ、この交代だけで頭が混乱しそうだ」





コートメンバーも戸惑っている


(どうする?とりあえず●●をお前がマークだ)


(あの宇宙人は??)


(ゾーンにするか??)






安西、海南ベンチに目を向ける(知将・高頭君………仕掛けてきましたね、しかも一つの交代だけでこちら側をこうも混乱させるとは………)



高頭は扇子を扇いでいる、パタパタパタパタ





安西、選手に声を掛ける「落ち着いて………流川君、マークマンを確認して下さい…………」



流川が頷き指示



湘北ディフェンスのマッチアップは


清田(182cm)×須形(180cm)
嶋(183cm)×天崎(180cm)
宮益(184cm)×流川(192cm)
安倍(190cm)×桜木(194cm)
一ノ瀬(194cm)×荒石(193cm)



桑田「よしよし、何とか変な組み合わせにはなってないな、とりあえずこれで様子を見れる」



石井「荒石もそのままだし」



佐々岡「嶋と宮益のツインシューターにも気をつけろーー?」






だが、、、










高頭「ツインだと??」






高頭、不敵な笑み「甘い…………」




そう、海南ボールで第2クォーター開始の笛が告げられた瞬間




バッ!!!!!



海南メンバーは目まぐるしく動く、そして、、、



「カーテン!!!??」



その他にも巧みにスクリーンと複雑なカットが駆使され



同時に清田がドライブイン!!!



須形、ついていく!!!




が、




一ノ瀬、外!!!


嶋、外!!!


安倍、外!!!


そして宮益、外!!!




湘北メンバー「えっ????」




清田はその瞬間インサイドアウトのパス!!!!






渡った先は















完全フリーになった、、、神の後継者「嶋ーーーーー!!!!」



天崎、叫ぶ「あぁぁぁーーーーーーー!!!?」(こいつ、また!!?フリーになるの上手すぎかよ)



海南応援団は「イエーーーーーーース!!!!」両手で三本指を立て、スリーポイント成功のジェスチャー














スッ













それは








まるで





絹の糸の様に




繊細にリングを潜る




晴子、ゾクゥ









時が止まったかの後、


爆発、ワァァァァァーーーー


「嶋のスリーポイント!!!」


「海南のセットがスゲーーーー!!!」


「湘北は、後手後手だった」


「そして最終全員スリーポイントラインに立っていた」




弥生「こ、これは、、、」




「近年流行りの、、、」




彦一「スモールラインナップや…………!!?」




第2クォーター、海南の先取点で幕を開ける



湘北19
海南23



続く