2019年04月13日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(915話)

『継続』





ワァァァァーーーー!!!!!



観衆が沸く!!!!!




「湘北が手を緩めない!!!」


「メンバーが入れ替わっても、そのままフルコート・プレス!!!」


「あいつら、まだまだ走る気か!!!??」








桜木、叫ぶ「始めっから最後まで走るんだよ!!!!!」



流川は、ベンチで腕を組み、厳しい目で試合を分析



安西は「ふむっ」と顎をさする





湘北は前から


  天崎
桑田  野茂
  桜木
  荒石


のフォーメーションで1-2-1-1のフルコート・プレスを敷く





トップの天崎「右!!!左!!!右!!!!」


キュッ!!キュッ!!キュッキュッ!!!!


素早いフットワークで、エンドラインからのスローインに猛プレッシャーを与える



「うわっ、スゲえプレッシャー!!!!!」


「天崎、動きまくってるぜ!!!!」


「何だ、アイツの運動量は??!」




「おいおい、5秒になっちまうぞ!!!?」※5秒以内にコート内に入れなくてはいけない



スロワーの阿部が、何とか右斜め前にいる佐藤にパス!!!


阿部「くっ」




しかし!!!!



ザァァァァァ!!!!!


天崎がその佐藤との間を一気に詰め、桑田と彼を挟む



そして


天崎「桑田さん、コース頼んます!!!!」



桑田「オッケー!!!!!」


桑田も扇動されるよう足が動く


キュッ!!キュッ!!!



そして佐藤のコースを外側へ絞る


佐藤、ここに強引にドリブルを仕掛けるが、桑田がこれを行かせない


ドッ!!!!!



佐藤は、そのままストップしてしまう「ちぃ」


湘北ベンチが沸く


「副キャプテン!!!!」


「ナイスディフェンス!!!!」


「桑田さん、ナイス!!!!!」






そして止まったが最後



瞬間!!!!!





天崎の手が伸びてくる



バシィィィィィ!!!!!!




天崎がボールを触り「っし!!!」



「触った!!!?」





ボールが転がるーーーー



佐藤「あっ??!」





そのルーズボールに佐藤と天崎が、一斉に飛び込む!!!!!!



ガァァァァ!!!!!!!!








これを天崎「ふんがーーーー!!!!!!!」



ヘッドスライディングから身体を入れ、これを奪取!!!!!!


ルーズボールを制す



佐藤「なっ???!!」





会場、また沸く!!!!!!


「あいつ、瞬発力がハンパない!!!!」


「いや、ボールへの執着心もある!!!!」



桜木「なぬっ??!チョロの野郎!!!」(ボールへのシューチャクシン・ナンバーワンはこの天才・桜木様だ!!!!!)












だがそんな桜木、真っ直ぐゴールへ走り込み!!!!「チョローーーーー!!!!!!」





天崎、気づき「桜木さん!!!!!」



天崎、倒れたまま、バウンズバス!!!!!



バウン!!!!





ザシュッ!!!!! !!!



桜木のレイアップが決まる!!!!



湘 北38
南大塚 6



桜木「うぉぉぉーーー!!!!天才!!!!!」



ワァァァァーーーー!!!!!


「うわっ、また桜木が決めた!!!!!」


「連続得点!!!!!」


「流川がいなくても、桜木が点を取る!!!!!」





流川「ふんっ………」





「それより天崎だ!!!あいつのディフェンスがハンパない!!!」


「何せ動きが速すぎる!!!!!」


「右に左に動き回っている!!!」


「あぁ、さっきからスティール連発!!!」





「ナイッシュー、桜木さん!!!!!」


「ナイスカット、天崎!!!!!」









海南・清田「ちぃ、アイツら………」



一ノ瀬「相変わらずディフェンスの能力が高いですね、天崎は………」



安倍「守備範囲も広く脚力のあるアイツを、トップに置いとく事によって、より活きる作戦だな、これは………」



清田「ちぃ………」イライライライラ








天崎は意気揚々、キラリッ「スティール王・天崎???!!」



桜木「ぬっ??!●●王の称号は一つも与えーーん!!!!!」



天崎、反論「そんな~桜木さんだっていつも自分で色々名乗ってるじゃないですかーーー??!」



桜木、睨む「あん???!小僧??!」



天崎、シーンとなる「・・・・」












ブンッ!!!!!!





南大塚、桜木と天崎がアホな会話で?油断した?その隙に、、、ボールを最前線の伊藤に放る




天崎・桜木「あっ???!」



流川「どあほう×2!!!!」





観客「不意討ち??!」



「これは誰も反応出来ない!!!?」











が、、、






バシィィィィィ!!!!!





ニヤリッ




ボールはある選手の手の中に!!!!














荒石ーーーー!!!!!!!!!




観客、驚く!!!!!


「荒石???!!」



「うわぁ!!!今度は荒石が取ったぞ!!!!!」


「インターセプト!!!!」


「何であれが取れたんだ??!」



「読んでた??!」






荒石「この荒石様を忘れてもらっちゃ困るぜ!!!」不敵な笑みを溢す








清田「つぎはアイツかよ………」



一ノ瀬「ええ、荒石の守備も冴えてきましたね………」苦笑い



安倍「ヤツは身体能力も十分スゴいが、それ以外に危機察知や空間認識能力に長けている、、、それらを活かし、様々な状況を予測しながらディフェンスをしている、、、だから今も先に動いていた分、ボールを奪い取る事が出来たんだ!!!」


清田(動物的カンじゃねーのか、くそっ)





観衆、熱気!!!!!


「スゴい二年生コンビだ!!!!!」


「揃いも揃ってディフェンスのスペシャリスト!!!!!」









名朋・豊田「フンッ、ガキどもめ、調子に乗りおって!!!?」



伊達健「天崎、、、荒石、、、」



伊達翔「前より更に強力になってやがるな………」(あれをPGの俺が突破しなくちゃいけないんだ!!?)





山王・堂本「運動能力の高い天崎を先頭に、、戦術理解能力に優れた荒石を最後方にか、、、桜木も含め縦のラインをスタメンで固める事により、チームとしてのバランスも取れ、ディフェンスの強度も増してくる、これは相当厄介だな、、、」



畑山「うちのお家芸を、、くそっ!!!」



樽瀬「・・・・」



河田(うちよりスゴいかも………)ゴクリッ







『湘北・超強力フルコート・プレス』は





あの山王工業にすら、脅威を与える





湘北は目論見通り、観衆と山王を、""走るバスケ""で魅了する



それを選手たちは知ってか知らずか






フルコート・プレスを継続し走り続ける





前半終了間際には、石井と佐々岡もコートに



だがようやく、このディフェンスに馴れてきた佐藤が、石井と佐々岡の間を突破


「さすが佐藤!!!!!」



(ただ今)ベンチの桜木が「あぁ!!!バカモノ!!!三年坊主!!!!」


石井・佐々岡「はぅ、やってしまった………」



ザシュッ!!!


時折、伊藤が得点を返すが



「ビィィィーーーー」


第2クォーターが終了





スコアは衝撃の


湘 北75
南大塚28


で、ハーフタイムを迎える



「湘北は第1クォーターのペースが全く落ちなかったな………」


「あぁ、どのメンバーを出しても、コンスタントに同じバスケが出来ていたからだ………」


「前半で勝負はついちまったな………」


「あぁ、インターハイ3回戦とか、山形史上最強のチームだとかまるで関係ない………」






圧巻!!!!!!!!!



「湘北・恐るべし!!!!!!!」







後半スタート、スタメンに戻した湘北は、再び流川の独擅場!!!!


様々な形から得点を取る!!!



「あ、あいつ、本当にカマラや森重と比べても全く遜色ないぞ!!!?」


「超強力・スコアリング・マシーン・流川楓!!!!」


「この大会の得点王も気になる所だ!!!?」



流川は、この試合ほぼ半分の出場時間で40得点を記録する







「ふんがーーーーー!!!!!!!」


桜木は27得点19リバウンド


彼もまたダブルエースとして、恥じぬ数字を残す





湘北、全員得点でこの試合を終える



湘 北134
南大塚 77



3回戦突破!!!!!!


続く  

2019年04月05日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(914話)

『開花宣言』





インターハイ3回戦、湘北×南大塚、湘北は流川を中心に""走る作戦""を遂行し、南大塚相手に大量リードで第1クォーターを終えた



館内は、騒然としている


「おいおい、湘北強すぎるぞ!!!」


「ここは全国大会だぞ!!!県予選の1回戦並みの点差じゃねーか??!」


「相手は山形県史上最強のチームだぞ!!!?こんな事ってあるのかよ??!」


「あぁ、奇襲のフルコート・プレスに南大塚は全く対応出来ていない!!!」


「そして、流川だ!!!1クォーターだけで20点!!!?」


「あいつ、80点取る気かよwww??!」


「さっきのフレッドにも森重にもインパクトは負けてねーぞ!!!」


「超高校級プレイヤー!!!!」


「天才・流川!!!!」


「キャプテン・流川!!!」


「大エース・流川!!!!!」





流川への歓声に桜木、ギリギリ堪える「グギギギギ、、、グソゥ、、、」






しかし第2クォーター、湘北はその流川と須形を一時ベンチに下げる





桜木「けっ、ザマーミロ、ルカワ、、体力ねーからな、ヤツは、ひっひっ、、よし、観客どもめ!!!ここから真のエース・桜木様が目にもの見せてやるわ!!!?」



流川「ちぃ………」(ずっと出れるっちゅーに)


※830話と繰り返しになるが、(流川は、1年時の海南戦で倒れて以来、体力面での強化も既になされている)





しかし流川はチームメイト全員に讃えられている


「ナイス・流川!!!!」


「流川さん!!!!」


「キャプテン!!!!」


「一生ついていきます!!!!」


「♥️♥️」





桜木「ちぃ!!!あれぐらい俺だって………」(見てろよ、ルカワ)



「あーー!!晴子さん???!!まさか???!!」慌てふためき涙目








両選手がコートに着く(南大塚は交代無し)


PG/桑田
SG/野茂
SF/天崎
PF/桜木
C/荒石



観客「"その"流川を温存………」


「誰で攻めるんだ湘北は………??!」


「一体どんなバスケを………??!」





桜木、気合いを入れる「見てろよ、見てろよ!!!」







「ピッ!!!!!」


注目の第2クォーターが始まる


南大塚ボールでハーフコートからスローイン



湘北は、ハーフコート時のディフェンスで、それぞれのマークマンにつく



南大塚、ベンチと応援席は安堵の表情

「あのスゴいディフェンスがないターンは、何かホッとするよな………」ふぅー


「流石に点差もあるし、もうしてこないよ、あれは………」


「あぁ、流川もいねーし、相手は戦力ダウンだ、、、」


「よーし、今のうちに追いつくぞ!!!」


「南大塚の反撃開始だ!!!」


「南高(なんこう)魂見せろーーー!!!!」






キャプテン・佐藤(確かにさっきは、いきなりのフルコートプレスに完全にヤられた、、、だが、必ずここから立て直してやるよ!!!自分たちのバスケをやって、徐々に点差を詰めるんだ…………よしっ、得意のハーフコートバスケで勝負だ!!!?湘北!!!)




バッ!!!!!




ローポスト、エースの伊藤にボールが渡る




背後には



「天才!!!!!」



桜木!!!!!!!





この日初の伊藤vs桜木の1on1


おぉぉーーー!!!

「山形最強のセンター・伊藤vs桜木!!!!!」


「山形県じゃインサイドで敵無しだったみたいだぜ、伊藤は!!?」


「1・2回戦も得点を量産!!!」


「大学界も注目のセンター!!!」


樋口などの時同様、大学関係者が目を光らす





「よしっ!!伊藤!!!桜木を倒せ!!!!」







伊藤(くらえ、桜木!!!!!)


ドッ!!!!!!!


伊藤、フロントターンからのゴール下アタック











だが!!!!!!!








桜木「ふんがーーーーーー!!!!!!!」





バシィィィィィ!!!!!!!!





ブロック炸裂!!!!!!!!!!




佐藤・伊藤「なっ??!!!」




(何て高さだ!!!!?)驚愕




弾かれたボールを



「ふんっ!!!!!!」


桜木、もう一度跳び奪取!!!!



伊藤(そんな??!!!)



(こいつ動きが速すぎる!!!!?)







桜木、直ぐ様、ドリブル開始!!!!!


ダダダダダダ


「おらっ!!!!行くぞ!!!!!オメーら!!!!!」



ダムッ!!!ダムッ!!!!!




中継に野茂、桑田の姿が見える



彼らは「へいっ!!」「パスッ!!」とボールを要求!!!




ディフェンスがパスを警戒








だが桜木、これに首を横に振りドリブルを続ける






ダムッ!!!ダムッ!!!!!



そのやりとりに釣られたのもあり



「えっ?」




「えっ??!」







自然と






桜木の""花道""が出来る











そして桜木、舞う








ディフェンス二人が追い付くが!!!!!?











散る!!!!!!!!!!!





「うわぁ!!!!!!!」







ドガァァァァァァーーーー!!!!!!!!!!





二人を吹き飛ばし、桜木のワンハンド・ダンクが豪快に決まる!!!!!!!!







審判の笛「ピィィィィィーーーーー!!!!!」







「ディフェンス!!!!!」







「バスケットカウント・ワンスロー!!!!!!」







会場、再び大・大・大爆発!!!!!!!!!



うねりを打つ!!!!!



どわぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!!!



「第2クォーター初得点は桜木だぁぁぁぁぁ!!!!!!」



「流川の次は桜木が魅せたぁぁぁぁ!!!!!!!!」



「伊藤をブロックの後、ダンクでバスケットカウント・ワンスロー!!!!!」



「※コースト・トゥ・コーストやりやがったんだーーー!!!??」



「端から端まで??!ホントだ!!!!コースト・トゥ・コーストだぁぁぁ!!!!」※そのままです(笑)




湘 北35
南大塚 6



桜木、咆哮!!!!!!!


「ウォォォォォーーーー!!!!天才!!!!!」



桜木軍団、湘北ベンチ、応援席


「うぉぉぉぉぉ!!!!!ホントに天才だぁぁぁぁぁ!!!!!」

否定無し・同調!!!!!!


桜木「やはり??!」かなりニヤける



そして晴子も、このプレイで目がハート状態から解放されて「スゴいスゴいスゴいスゴい!!!桜木くん!!!スゴすぎるわーーーーー!!!」





桜木、満開!!!!!!!!!!


「晴子さん♥️」ほんわー











流川「ふんっ、あれぐらい…………」





安西がその様子を見て微笑む











流川の次は、桜木の華やかなプレイにより、会場全体が酔いしれ春うらら








記者席もまたもや唖然



弥生「す、スゴい………」


彦一は大興奮で「桜木さん、あんたっちゅー人は、あんたっちゅー人は、何でこんなに人の心を惹き付けるんや」涙を流している


中村「何て華のあるプレイをするんだ彼は………」


町田「それに伊藤は全国でも有数のセンターだぜ………それを軽々ブロック??!一体どうなってんだ全く??!」





弥生「まさか………今の桜木君はその全国(有数)レベルをも寄せ付けないと言うの??!」



彦一「流川君とともに今の桜木さんは、それよりもワンランク上のステージにおるんや…………」








山王・河田も「桜木君………また上手くなってる………」



堂本もじっくりとプレイを分析、だが汗をかく「桜木………」







そして名朋・森重は、顎に手を当て(ふーん)



豊田(へっヒロシ、珍しく起きてるじゃねぇか)





カマラや清田も驚きを隠せない












『ここから真のエース・桜木様が目にもの見せてやるわ!!!?』



つい先程、流川への嫉妬など邪で軽い気持ちが原因で発したと思われる自身の""開花(爆発)宣言""だったが、今の桜木はそれを即実現出来るほどの圧倒的なプレイヤーになりつつあった………



いや、流川への嫉妬(=ライバル心)は、常に彼の原動力であったか







ザシュッ!!!!!



桜木、ボーナススローもきっちり決める!!!!



「ハッハッハッ、どうだーー見たか、ルカワ!!!!!」



流川「フンッ」



湘 北36
南大塚 6



「ボーナススローも決めた!!!」


「いいぞ!!!桜木!!!」


「あっぱれ、桜木!!!」







「さっ、南大塚、一本返そう!!!」






だが、、、




バッ!!!!!!!!!






「えっ???!」











「フルコート・プレス!!!!!!!」



「変わらない???!!」



「マジ??!」



ワァァァァーーーー!!!!!


観衆どよめき









そんな中彼らは



安西、流川、桜木「始めから終わりまで走るって言(いましたよね)っただろが!!!!?」






桜木のビッグプレイで始まった第2クォーター


湘北、手を緩めない!!!!!



続く  

2019年03月25日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(913話)

『キャプテン・流川楓』





流川「走るぞ………」



天崎「うすっ!!!」


荒石「当たり前よ!!!」パチンッ


須形「速い展開作っていきます!!!」


桜木「フンッ、えらそーに指図すんじゃねぇ………」





ベスト8を懸け、湘北(神奈川1)vs南大塚(山形)の試合が始まる




「南大塚ーーーー!!!!!」


「このチームは、間違いなく山形史上最高のチームだ!!!」


「佐藤~!!!キャプテン頼むぞ!!!!」



「伊藤~!!!!ダンクかませー!!!!」



期待を寄せる山形県民





コートに出る両スタメン



桜木「フンッ、チェリー軍団が!!!!」



佐藤、汗(チェリー軍団………??!)



伊藤、汗(何か物凄く恥ずかしいネーミングだ…………)



桜木「フッ、この天才のネーミングセンスに驚いているようだな………」にやりっ



荒石・天崎・須形は頬を赤らめる「いや、そうじゃなくて………」


晴子も赤面


流川「どあほう………」





「白・湘北、赤・南大塚」


湘北高校 スターティングラインナップ

PG/13 須形拓弥(1年/181cm/68kg)
SG/9  天崎和彦(2年/180cm/69kg)
SF/4  流川 楓(3年/193cm/82kg)
PF/8  桜木花道(3年/195cm/90kg)
C /10 荒石淳也(2年/194cm/82kg)




南大塚高校 スターティングラインナップ

PG/4  佐藤 稔(3年/175cm/66kg)
SG/13 阿部善則(1年/185cm/69kg)
SF/6  羽島悠大(3年/190cm/82kg)
PF/9  渡辺紀孝(2年/193cm/84kg)
C /5  伊藤雅哉(3年/200cm/92kg)




弥生「平均身長はほぼ一緒、、、ただ湘北は2mセンター伊藤君の所をどう抑えるかよ??!」





荒石「#9番!!!」



桜木が、センターサークルに入る



そして「君がこの天才の相手ね………」と余裕たっぷりに伊藤を指を指す



伊藤(桜木…………)





中村「どうやら伊藤君には桜木君が付くみたいですね?!!」


弥生「桜木君にとって、幾度目かの2メートル選手との対決、次は山形史上最高のセンター伊藤君よ」






審判が構える



桜木と伊藤が対峙



「さぁ、最強対決の始まりか!!!??」













「ティップ・オフ!!!!!!!!!!」


「始まった!!!!!!」


湘北×南大塚の一戦の幕が上がる






「ふんがーーーーーー!!!!!!!!!!」


バッシイイイ!!!!!



桜木・圧勝!!!!!!





2メートルの伊藤をものともしない




伊藤「クッ??!」(マジかよ???!!)





湘北ベンチ、晴子も盛りあがる



「よしっ!!!」







弥生「ここまでは見馴れた光景!!!!!」


中村「相変わらずのジャンプ力!!!!」

※湘北&桜木をよく知る者はさほど驚かなくなっている





ボールは須形の懐にパスのよう正確に!!!!


「それだけ余裕があった??!」



桜木「天才!!!!!!」



次の瞬間、


ブン!!!!!!!!



須形がショルダーで前線へと速球を放る


桜木「スガタ????」


観客

「なに!!!?」


「いきなりロングパス!!!?」


「この形はまさか???!」





『湘北式ロケットスタート!!!!!!!!』(いつそんなネーミングが??!)




須形(宮城さんだけじゃないんだ!!!)



桑田「よしっ!!!須形!!!」(今も練習でやってるからね)グッと小さくガッツポーズ


石井「けど今日打ち合わせあった??!」


佐々岡「ない、元々共通意識の中にあるんだ!!!!」




案の定



そこには背番号#4!!!!





流川がいた!!!!!!!




「フリー!!!!!!!」




桜木「ああぁぁぁぁ???!!!待て!!!ルカワ、待て!!!!」慌てる男(笑)


清田「おいし過ぎる…………」しかめっ面





湘北ベンチ、応援席のメンバーは立ち上がる



「流川!!!!!」


「流川さん!!!!!!!!」


「キャプテン!!!!!!」






「行けえええええーーーーーーーーーーーー!!!!!」









流川は、二歩踏み込み、シンプルなワンハンドダンクの構え





しかし






ブンッ!!!!!!!!!









腕を一回転!!!!!!!!






桜木「何っ????!!!」


観客席・清田「あの目立ちたがり屋め!!!?」身を乗り出す





観衆「あっ、あれは????!!!」









『ウインドミル!!!!!!!!!!』








ドカァァァァァァァ!!!!!!!!!!



炸裂!!!!!!!!!!











会場大爆発!!!!!!!!



ドワァァァァァァァーーーーーー!!!!!!!




「うわああああーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」


「いきなりダンク来たああああーーーーーーーーーー!!!!!!」


「それもウインドミルーーーーーダーーーーンク!!!!!!!」


「流川が一本目から魅せたああああーーーーーーーーー!!!!!」









「嘘………??!スゴ過ぎねーか??」


南大塚の選手、応援団はいきなり困惑の表情







記者席は


中村「うわっ、またこのパターンで湘北が先制点!!!!!」



弥生「違うわ!!!!」即、何かを否定



町田「何???!!」



弥生「流川君はノーマークで敢えて派手な事をやるような選手ではない!!!」



彦一「ホンマにや!!!!?人一番クールやのに!!!あんなエンターテイメントめいた事するような人ちゃうでーーー!!!?」



何故ーーーー????





湘北ベンチ&応援団も早速狂喜乱舞!!大興奮!!!!!!



しかし、3年生の間では


桑田「あの(クールな)流川が、、、」


石井「ワンマン速攻でウインドミルだって!!!?」


佐々岡「敢えて派手にした???」



何故ーーーー????





そこへ安西


「チームに勢いを、もたらすためです………」


桑田・石井・佐々岡「えっ??!」


安西続けて「会場を見て下さい………」




3年生は、そう言われベンチ、応援席、会場全体を見渡す





そこには、希望と歓喜に満ちた下級生、そしてバスケファンの顔で溢れていた


ワァァァァァーーーー

「いいぞいいぞ流川!!!!いいぞいいぞ流川!!!!!」♪♪♪


ワァァァァァーーーー


「さすが流川だぁぁぁ!!!!!」


「魅せてくれるぜ、流川!!!!!いきなりウインドミルダンク!!!!」


「あんなダンク出来る高校生は他にはいねー!!!!」


「湘北に流川がいるんじゃ南大塚に勝ち目はねえ!!!!」


「L・O・V・E、ル・カ・ワ♥️」



ワァァァァァーーーー




少年少女たちにも、夢と希望を与える


「ルカワ、カッコいい………」


「いつかオレもあんなダンクしたい!!」


「ボク、ショーホクを応援する!!!!!」


「オレも!!ワタシも!!!」





逆に南大塚ベンチ&応援団は、依然不安げな表情

「何だよ、今の………???」


「もしや俺たちとじゃレベルが違うんじゃ………???」








安西「流川君は敢えて今のスーパープレイを演出する事で、一気に観衆を味方につけた…………」


「キャプテンとして湘北に勢いをもたらした…………」



流川に夢を描く安西、至福の表情



桑田・石井・佐々岡も納得!!!!一気にボリュームを上げ応援!!!!!


「スゲーぜ、流川、そこまで計算して!!!!」


「よーーーーし!!!俺たちも!!!!!」


「いいぞいいぞ流川!!!!いいぞいいぞ流川!!!!!」♪♪♪





晴子は既に目がハートに「カッコ良すぎる♥️♥️」










そして、もう一人の"夢"であるこの男は



当然


「カ、カ、カ、カ、」



「カッコつけやがってーーーーーーー!!!!!!!!!」


桜木・大噴火!!!!!!




与田(桜木島?????)







だが、ザシュッ!!!!!



桜木、また叫ぶ「あーーーーーー!!!??」



その間、流川が相手陣内でボールを取り、二本目のゴールを決めたのだ!!!!!!



湘 北4
南大塚0



観衆は展開の速さに、理解不能、、呆気に取られる



「こ、これは???」



「フルコート・プレス?!!!!」


「そうだ、湘北がフルコート・プレスを敷いた!!!!!」







そんな時、流川は桜木に、強い口調で「どあほう!!!走るって言っただろうが!!!!ボサっとつっ立ってんな!!早くポジションにつけ!!!!」




桜木「ハッ???!!」





そして、



びくっ!!!!!!!


戦慄ーーーー

他の湘北メンバーはビビり、そして少し驚いている


「えっ??!流川さんがあんな(大きな)声を?!!!!」





観客席からも

「何か流川、気合いの入れようがいつもと違う!!!?」


「あんな喋るヤツだったか??!」


「プレイでも魅せ、声も出す」


「スゴいリーダーシップだ!!!!!」






安西、先程の続きを語るよう「彼はキャプテンとして、どんどんと成長していっている…………」



湘北メンバー、全員の目が輝く


「そのプレイで、俺たちを引っ張って行ってくれる!!!」


「最高のキャプテンだ!!!!!」


「俺たちのキャプテン・流川!!!!!!」


晴子「キャプテン♥️♥️」



高揚、大合唱♪♪♪

「いいぞいいぞ流川!!!!いいぞいいぞ流川!!!!!」♪♪♪











桜木「ぐぬぬぬ、クソッ、ルカワのヤロー、エラソーに!!!!!!」だが今回ばかりはぐうの音も出ず、持ち場(3列目)に






バシィィィィ!!!!!!



次は天崎がボールをカット


「ナイス!!!!!天崎!!!!!」



天崎、にやりっ「これ専売特許ね!!!!!」




須形~流川とパスを繋ぎ



桜木「あーーー、またルカワに!!!?バカチョロ、バカスガターーー!!!」連続の悲痛な叫びも通じず




桜木軍団・水戸「あーあ、今日は花道はダメか?!」苦笑い




ザシュッ!!!!流川レイアップを決める!!!!!



湘 北6
南大塚0



『ピィィィィーーーー、チャージド・タイムアウト!!!』


南大塚は、いきなりのタイムアウト

まだ状況を飲み込めていない様子

ハアハア、ハアハア





湘北、予定通りのスタートからのフルコート・プレスが見事にハマり


開始30秒で、流川がウインドミルからの怒濤の三連続得点!!!!!!




観衆騒然


ざわざわざわざわ


「おい、まだ30秒だぞ??!」


「何せ流川がスゴすぎる……」


「この試合あいつ何点取る気だよ………」





安西「ほっほっほっ………」(よほど、先程のカマラ君と森重君の対決が刺激になったのでしょう…………)





流川、チームを鼓舞「行くぞ、まだまだ走る!!!」ゴォォォォーーー、炎が上がる


湘北メンバー、全幅の信頼&羨望の眼差し「おお!!!!!!!!」(説得力の塊だよ、この人)


桜木、何とか堪える「ぐぬぬぬ…………」







流川(日本一のプレイヤーに…………)







安西にこっ(近づいてきましたよ…………)






タイムアウト開け




流れは変わらない!!!!!!



湘北、安西・流川の『走る作戦~フルコート・プレス』を継続、南大塚はそれに全く対応出来ず




何と、第1クォーターを


湘 北33
南大塚 6


と、圧倒的なスコアで終える



流川は、このクォーターだけで20得点!!!!!!



驚愕のステージ!!!!!!!!!


観衆はキャプテン・流川のプレイに酔いしれた



続く  

2019年03月23日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(912話)

『夢のまた夢』





館内、ロビーへの廊下を歩く流川


「チッ、にゃろう………」


イライライライラ





他校の生徒が気づく


ヒソヒソヒソヒソ


(おいおい、湘北の流川だぞ)


(やだ、カッコいい~♥️)


(背高ぇ~)


(けど、何か物凄く機嫌悪そうだぞ??!)


(恐っ!!!)


ヒソヒソヒソヒソ





ポカリを買う流川



イライライライラ


流川(あのデカブツ、外人相手に一人であんだけの事を…………)



(俺は…………)



昨年冬の選抜、自身のフレッドとの勝負が頭によぎる



カマラにブロックされた事、そのブロックを意識し過ぎてシュートが入らなかった事、カマラが桜木から得点を量産するのを目の当たりにした事





流川「くそっ………」拳を握る















一方観客席、残りの湘北メンバー



桜木、唇を噛みしめながらこう語る「俺たちの時とは違う…………」





他メンバーも気づく


桑田「そ、そうか、、、うちは流川と桜木が二人で勝負したのに対して………」



石井「森重は、一人でカマラ同等、いやそれ以上の活躍………」



佐々岡「最後はフレッドを凌ぐインパクトを残した………」ごくりっ





桜木、コートを後にする森重に灼熱色の眼差し、強く拳を握る


「くそっ!!くそっ!!くそっ!!!!!」


何度もこう叫ぶ





他メンバーが心配する「桜木(さん)…………」






記者席も驚きを隠せない、そして各々見解を述べている



町田「圧巻のパフォーマンスだ!!?さすが森重………」


彦一「46得点18リバウンド9ブロック………アンビリーバブルな数字や…………」


中村「こ、これは、、、個人的な勝負もカマラ君に勝ったと言えるのでは………?」


弥生「そうね、、スタッツもカマラ君を上回ってきた………森重寛………改めて恐るべき選手だわ」







当のカマラは珍しく肩で息を、、、そこにはいつもの爽やかな笑顔は無く、茫然としている


ハアハア、ハアハア


「モリシゲ…………」


コートを去る森重を見つめる




そして


「クソッ………」悔しさで身震いする



外国人留学生、フレデリック・カマラが、チーム、そして個人の敗けをも認めた瞬間だった



フレッド敗れたり、、、








日本中のバスケットボールファンが歴史的一戦と位置づけた対決


『森重vsフレッド』は、


チームを勝利に導き、個人スタッツをも同等以上に残した森重に、軍配が上がったと言える





一人の""日本人""が『黒船』を討ち砕いた





かくして、昨年起こった『フレッド・インパクト』は終焉を迎えると同時に、新たに『森重伝説~Japanese Monster~』が始まった






それは観衆を、何故か晴れやかとは程遠い、おぞましい空気で包む





どよめきが残る中





桜木は改めて、打倒・森重を心に誓う「見てろよ、デカ坊主!!!!!」パァァン!!!!拳を叩く





流川は静かに闘志を燃やす
(にゃろう…………)ゴォォォォ!!!!





森重はしばし休息へ




















鹿児島インターハイは激闘が続く







同時刻に行われた


海南大附属×道後大附属は


海南がダブルスコアの圧勝


海南大92
道後大45



清田はトリプルダブルの活躍でチームを牽引、一ノ瀬は30得点を稼いだ





次はいよいよベスト4の常連・博多商大附属と闘う


草津一 61
博多商104



清田(牧さん、この大会であなたを超えてみせます!!!神さん、見てて下さい、決勝で湘北に勝って流川と赤毛猿にリベンジを果たす!!!!)キリッ








戻ってトーナメント表左上・第一シードのブロック、、屋良城との試合を制し、益々優勝へ勢いづく名朋工業に、次に挑戦するチームが決まった



スタメンの身長が日本一の静岡・常誠×地元鹿児島・種子島工科大学附属の一戦は



ウワァァァァァーーーーー!!!!!



観衆が沸く



「高過ぎる!!!!!
!!」




その歓声は、


種子島の中国人留学生選手・陽明命(ヨウ・メイメイ)へだった!!!



ザシュッ!!!!!


ザシュッ!!!!!



常誠の摩天楼を粉砕!!!!!


202cmの常誠・藤木からフックシュートを決め



199cmの丸尾の上からダンクをかます



193cm浜崎、191cm花輪を見下ろす



「おいおい、嘘だろ??!」


「常誠だって190以上のプレイヤーばかりなのに………」



「何か全員小さく見えるぞ!!!!」



「あぁ、赤子のようにあしらわれている…………」





213cm(セブンフッター)の陽明命が制空権を完全に制覇



「異次元の高さだ!!!!!」



「デカ過ぎだ!!!!!」




丸尾「ズバリ、高いでしょう!!!?」汗






試合を終え観客席に着く名朋工業も



監督・豊田「おーーほおっ、あの高さはお前でも少々厄介か、ヒロシ??!」



森重はウトウト半寝、「んっ?おっちゃん……何て??!」目を擦る



豊田「黒人の次は中国人かよ?!!へっ、ヒロシ、お前も大変だな??!」



森重「ふぁ~あ」欠伸






山王工業も


監督・堂本、苦笑い「美紀男、お前よりデカいとはな?!中国は日本よりバスケットが盛んでレベルも高い、ヤツのプレイも色々参考にするんだぞ…………」



河田「ふぁい………」



常 誠62
種子島77








ワァァァァーーーーー!!!!


ワァァァァーーーーー!!!!



焦り



右のブロックでは波乱が起きる





兵庫県代表・北野坂高校が湘北戦を前に敗退を喫する事となったのだ




桜木「テナガザルが敗れたか…………」




テナガザルこと北野坂・樋口は涙を流す



樋口(終わった…………)





中村「樋口君の夏が終わった………」



町田「号泣しているな………」



弥生「樋口君ぐらいの選手なら、おそらく冬まで残るんでしょうけど…………」



彦一「高校生にとって、夏は夏で思い入れが強いんや、、、」




樋口はこの日も30得点12リバウンド、チームのエースとして、更には全国区のインサイドとして十分な数字



敗れたが、その活躍にスカウト陣の目が光る





その樋口と北野坂を下したのは、ルーキー二人が旋風を巻き起こしている宮城代表・笹岡




「野比!!!!夏嶋!!!!」


「いや、あの二人以外にも全員がかなり高いレベルにある!!!!」


「本当に強い!!!これは近い将来、笹岡王朝時代が来るんじゃないか??!」


「山王に南大塚、去年の白松もそうだけど東北勢はとにかく強い!!!!!」



北野坂69
笹 岡88






右下ブロック、超名門である両校・洛安と山王はそれぞれ、ここまで勝ち上がってきた強豪たちを危なげなく退け、ベスト8に進出した


洛 安100
浦安商 68



掘   59
山王工111





弥生「ここで好プレイヤー、浦安商業・鵜澤、堀・五十嵐が散る事となるのね………」(五十嵐君はなかなか甘いマスクをしてるわね)


町田「ええ、樋口もそうだけど、全国の有志たちが、どんどんと大会を去っていく」



中村「彼らほどのプレイヤーでも勝てない、、、簡単そうに見えて、ベスト8に残るってのはよっぽど大変な事なんですね?!!」



彦一(フフッ、陵南は去年ベスト4やで)ニヤリッ



弥生「そうね、私たちのよく知る神奈川のチームは、ここ数年ずっと当たり前のように好成績をあげている、けど、、、才能、努力、チームとしての団結力、メンタル、、そして運さえ持ってないと、全国ベスト8やベスト4には、なかなか進めない、ましてや全国制覇なんて"夢のまた夢"なのね」



彦一、今度は我に返り(そうや、うちも去年かてあの仙道さんがおってもベスト4で名朋に負けた、それだけ全国優勝までの道のりは遠く険しいんや、、、ハッ、そもそもうちは今年インターハイ出れてないやないか、くぅぅぅ)思い出してまた泣く彦一



中村「夢のまた夢………か…………」








そして、その夢のまた夢を、現実とし追いかける者たち



神奈川県代表・湘北高校の試合が今始まろうとしていた



桜木「ダンコたる決意だ………」



続く  

2019年03月05日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(911話)

『インパクトの果てに』





インターハイ三回戦屈指の好カード、名朋vs屋良城の試合は、第4クォーターの約半分が過ぎ、屋良城はカマラを中心に一気に元々の点差の半分、14点を縮めた



王者・名朋は、たまらずタイムアウトを取った




追い上げムードの屋良城に対して名朋は重い雰囲気





だが、「世界ってなんなん?」



森重のあっけらかんな一言により、逆にチームに落ち着きと自信を与える



五人全員が希望に満ち溢れた表情で、コートへ戻る





観衆は

ざわざわざわざわ

「ラスト5分で14点差、このままの勢いで屋良城が追い付くか名朋が引き離すか???」


「1クォーターで28点差を逆転なんて高校生の試合で聞いた事ないよ!!?」


「二年前のあの奇跡の山王vs湘北は最大何点差??24点だってよ??!こりゃ絶対不可能だ!!!!」



桜木、耳を大きくし「その通り!!!あの偉業はこの天才・バスケットマン・桜木率いる湘北にしか出来ん!!!!!」


水戸「あーあ、もう完全に自分以外の活躍は受けいれねーな、ありゃ」呆れ顔



しかし観衆、続けて

「いや、今のフレッドならそれぐらいやってのけるぞ!!!?」



桜木「なぬ??!」



「何たって世界レベル!!!このクォーターも、あいつがゲームを支配している!!!」



桜木「何だってーーーーこの野郎!!!!!」激怒



流川まで不機嫌に「ムッ」








そんな観客席のやり取りをよそ目に


「ささっ、いよいよラスト勝負だぞ!!!」



「ピッ!!!!」


名朋の攻撃にて試合再開





ダムダム、ダムダム


伊達翔がコントロール



会場にいる各校のガード陣も注目


山王・樽瀬(いよいよ最終局面………)


南大塚・佐藤(タイムアウト後、名朋にとって大事な一本だ………)


湘北・須形(伊達翔太さんはここで一体どんなゲームを作って来るんだ………)


たった今試合を(勝利で)終えた海南・清田も「さっ、伊達兄よ、お手並み拝見と行くか!!?」









ダムダムダムダム


ドリブルを強め安谷屋のディフェンスに警戒しつつ





伊達翔、考える(このクォーター、オフェンスもディフェンスもカマラ一人にヤられている、、、何とかして流れを変えないと、、、)



(PGはコート上の指揮官、ここで俺がゲームを立て直さなくちゃいけない、、、)



(勿論勝利が大前提、、、)



(セオリーは、相手の弱点を突く事、相手に優っている部分で勝負する事、、、即ちカマラから遠いポジションで勝負だろう…………)


チラッチラッ、弟・伊達健太と大村・河村それぞれのポジションを確認











その時、伊達翔太は何故かフッと笑う


そして心の中で(だったら、俺はPG失格なのかもしれない、、、)自嘲


「何故なら、、、」





マークマンの安谷屋「何故なら????」(笑ってる?)

















伊達翔、目を見開く





くわっ!!!!!!!!!





伊達翔「俺は森重がカマラに勝つ所が見たいんだよ!!!!!!!」



安谷屋、後ろを振り返る



ボールは既に山なりでローポストの森重へ


ガシッ


森重、きっちりキャッチ




会場、それぞれのガード陣も驚く!!!!!!


「何???!森重だと???!」



「敢えてカマラの所で勝負???!」



「今はカマラのいない外の方が確実なんじゃ??!」



須形、ごくりっ「伊達翔太………さん…………」








カマラは自信満々に「カモン!!!モリシゲ!!!!!」





森重もギラッ「テメーに勝つ」












そして


ドスッ、鈍い音とともに




森重の最強のパワーアタック!!!!!!!!



桜木「パワーか????」


観客「それは、今のカマラには通用しないんじゃ??!」







案の定!!!!!!


カマラ、強靭な足腰と最大の集中力で森重を中に入れない


カマラ「グギギギ!!!トメテヤル!!!!」




観客「あーーー、やっぱりフレッドの勝ちだ!!!!」





そして森重、くるっ!!!!!


リバースターン




カマラ、これにも対応!!!!!


その動きを止める!!!!!



桜木「デカ坊主のパターンだ?!!!!」


観客「それも読まれている!!!?」


「しかもまたチャージング取られるぞ?!!!」







が、、、




森重、チャージングギリギリで身体を止め、続けて咄嗟に





サッ、サッ、サッ




素早いステップワークで右へ左へとフェイント!!!!!!


ボールも上下に大きく揺さぶりシュートのアクション!!!!!!!



桜木「なっ??????」


観客も「えっ?????」




その間カマラは















跳んでいた!!!!!!



カマラ「What????!」







森重は、カマラが跳んだのを見越し、その脇をすり抜け大きく踏み切りゴール下シュート!!!!



ザシュ!!!!!!!!



伊達翔「っし!!!!!」と大きくガッツポーズ!!!!!!






館内


一瞬の静寂


のちに爆発!!!!!!!!!






「な、な、な、な、」





「何ぃぃぃぃぃーーーーーー??!!!!!」



ドワァァァァァァーーーーー


「森重がフレッドから決めたぁぁぁぁ!!!!!」


「何かめちゃくちゃ巧かったぞ!!!!!」


「リバースターンからのピボット、そしてステップインでのシュート!!!!!」





豊田、武者震い「おほっ、、ヒロシのやつ、やりやがった………翔太の選択も見事だぞ!!!!!」






山王メンバー上級生は


「あ、あれは…………」



「河田(雅史)さんの…………」



「ドリームシェイク!!!!!」



河田美紀男「た、確かに兄ちゃんのに似てる…………」唖然







湘北メンバーにも衝撃が走る


桜木、超絶悔しがる「ぐぎぎ、ぐぎぎぎ、ぐぞう、、デカ坊主の野郎、、、丸ゴリの技をパクりやがって、、、」



荒石「誰だよその丸ゴリってのは、、、にしても今の森重のプレイ、めちゃくちゃ巧かったぞ!!?」



天崎「ドリームシェイク、、、剛のセンターの森重があんな動きをするなんて…………」



流川(野郎、、、この試合今まで隠してやがったのか)



須形「それに、森重さんに託した伊達さんにも正直驚いています………」






記者席も騒然


彦一「確か1年の国体の時に森重君と河田雅史さんは一度だけ戦っとる、そん時にあの技を見て盗んどった記憶やが、、、3年になってあれがここまで巧くなっとるとは…………」



弥生「森重君の凄みはまさにそこね、只々パワーだけのセンターじゃなくて、、この3年間で加速度的に技も増えていっている」



町田「いよいよ最強かつ最高のセンターへ登り詰めたな、、、」



中村「伊達翔太君のゲームメイクはどうなんですか?第4クォーター無双中だったカマラ君に対しては、少し危険な賭けの様にも見えましたが???」



弥生「そうね、優位な所を狙うというセオリーを無視して、敢えてカマラ君vs森重君を選んだ、森重君を信頼して、、、そしてこの作戦は成功、カマラ君に圧倒されていたチームの嫌なムードをガラッと変えた、結果として最高の判断をしたPGよ!!!」(オールドスクール型で冷静なタイプと言われているけど意外に勝負師なのかも??!)





カマラ、悔しがる「Shit!!!!!」






森重はディフェンスでも覚醒!!!!!!!



カマラのロールターンからのレイアップを、撃ち落とす



パァァァァァァン!!!!!!!!




カマラ「Why?????」



ウワァァァァァーーーー



「また森重だぁぁぁぁ!!!!!!」


「今度はカマラをブロック!!!!!」


「この時間一気に、攻守に渡りカマラに勝利!!!!!」


「完全に形勢逆転だぁぁぁぁぁ!!!!!!」



桜木「・・・・」





次の名朋の攻撃は、ハイポストの森重にヘルプを寄せる際、サッ



森重、片手ノールックで、右コーナースリーポイントラインの伊達健太にパス!!!!


「巧い!!!!!」


「森重、パスも進化した??!!!」




伊達健太、これを確実に決める


ザシュゥゥ!!!!!!



名 朋84
屋良城65



ワァァァァァーーーーー


「ここで伊達健太のスリーポイント!!!!」


「流石ダテケンだ!!!!!」


「名朋、抜け目ない………」





この後も得点を重ね


名朋は、森重のあのドリームシェイクをきっかけに詰められた点差を24点まで戻した







ラスト1分



ゴンッ!!!!!


カマラのスリーポイントが外れる


河村がきっちりディフェンスリバウンド



名朋最後の攻撃は、森重が再度ドリームシェイク!!!多彩なステップでカマラを翻弄、トドメのダンクが炸裂!!!!!!!



ドカァァァァァァァァ!!!!!!!!!


最後に館内が沸き




そして「5~4~3~」



カマラ、呆然「モリシゲ…………」


目を閉じ天を仰ぐ





『ビビーーーーーーーーー!!!!!』


『試合終了ーーーーーーー』



名朋のメンバーはホッとした様子



屋良城のメンバーは泣き崩れる





名 朋95
屋良城69


『世紀の一戦』と銘打ったこの試合も、終わってみれば26点の大差で名朋の勝利



26点差ーーーー



昨年の選抜の湘北vs屋良城と同じ点差



桑田「同じだ…………」



石井「あぁ?点差がね………それにフレッドは相変わらず凄かったけど、チーム力の差が出て、最後は再度名朋が引き離した、、このゲーム展開もうちの時と似てたよね」



佐々岡「うちもチームとして勝ったし、ゲームの中で桜木と流川が、フレッドに対してやれていた部分もあった、そこも今日の試合と同じだよな?!!」






「同じじゃねーーーー!!!!!!!!」




怒りで思わず大声を出してしまった男



桜木ーーーー


「クソッ、クソッ、クソッ!!!!!」



流川の姿は既にそこにはなかった





桑田・石井・佐々岡「桜木…………?」





そして桜木「あの試合は…………」



自身の湘北vs屋良城の試合を思い出す



~~~~回想~~~~

フレデリック・カマラは1人で44得点を記録した。
桜木にとっては過去に類をみない大量失点だった。

そして、
流川は、カマラとマンツーマンで対峙した時間は、
9得点しか記録できなかった。

この試合で最も強い印象を残したのは、

敗者チームの選手だった。


フレッド・インパクト―――

わずか2試合で大会を去ることとなったが、
まさしくそれは、「インパクト=衝撃」であった。


フレッドvs桜木、フレッドvs流川の勝負は、二つともフレッドに軍配が上がった


~~~~回想終了~~~~




そう、あの試合は、桜木と流川は攻守でカマラとの勝負を分担していた


にも係わらず、外国人の能力に圧倒され、個のパフォーマンスでは二人ともカマラに勝ったとは到底言えない結果だった



本日もカマラは、45得点/16リバウンド/8ブロック/ダンク5


と、驚異的なスタッツ


まさに『フレッド・インパクト』だった、、、









だが、、、













名朋・#5森重寛

46得点/18リバウンド/6アシスト/9ブロック/ダンク5



続く  

2019年02月20日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(910話)

『世界ってなんなん』





カマラがアリウープのお返し、ボーナススローもきっちり決める


ザシュッ!!!!


名 朋79
屋良城63



「16点差…………」


「スゲー、フレッドの粘りがとにかくスゲー」


「残り5分半でこのぐらいの点差なら逆転も見えてきたぞ!!?」





記者席

中村「奇跡の大逆転劇、あるのか?ないのか?」ワクワクドキドキ


弥生、ゴクリッ




会場がフレッド・インパクトに沸く





湘北メンバー



桜木「ぐぎ…ぎぎ………ガイジンめ、、、」





荒石「あん?花道テメー、フレッドの応援してたんじゃねぇのかよ???」



桜木「だ、だ、だ、誰がガイジンの応援なんか…………」



荒石「あっ、だって、フレッド寄りのコメントばっかしてたじゃねぇかよ!!?」





地元のパチンコ屋で一戦終え、本日もバスケ会場に現れた桜木軍団、少し離れた場所


水戸「あいつは自分以外誰が活躍しても悔しいんだよな………」苦笑


大楠「特にデカ坊主とガイジン、それにチームメイトのルカワは絶対だな………笑」


野間「目立ちたがりやで負けず嫌いは変わらないよな」


高宮、『白くま』を頬張る


水戸「お前こっち(鹿児島)来てそれ何個目だよ………?あんま欲張るなよ………」


高宮「知らん!!!」むしゃむしゃむしゃむしゃ、「あっ???!」キーーーーンとなり頭痛、悶絶「ああ゛ーーーーー」


水戸「ほらっ言わんこっちゃない……… 」呆れ顔








名朋の攻撃



バッ

伊達翔太が安谷屋をかわし、ゴール下に突進



カマラのヘルプが迫る



シュッ



伊達翔、ギリギリのギリギリでジャンプしながらのバックビハインドパス


須形「上手い!!!!」






森重に




通らない!!!!!!



バチィィィィィ!!!!!!


伊達翔「えっ????」



須形「????」





カマラの腕がパスを察知、ボールを弾き、アウトオブバウンズ


トントントントン


観客は「ああぁぁ、惜しい~、伊達兄のめっちゃナイスなプレイだったのに~」






だが


桜木は



「バカめ、黒坊主、あんなパスはガイジンには通用しねーぞ!!!」



流川「・・・・」(確かに今のは通らねえ)






名朋、仕切り直し、スローインからボールが回り、右コーナーから伊達健太がスリーポイントを狙う



天崎「あーーーー、フリー???!!くそっ伊達健太おいしすぎる!!!!」







が、、、







バシィィィィ!!!!!!!






伊達健「なっ?????」



天崎「嘘だろ???!」






今の今までゴール下にいたカマラが、猛ダッシュから思いっきりジャンプ



そして豪快なブロックで伊達健太のシュートを叩き落とす!!!!!





ボールは記者席の方まで





再度アウトオブバウンズ



観衆騒然


ざわざわざわざわ

「うわっ、マジかよ???!!」


「ゴール下から咄嗟に走ってあれをブロック出来るのかよ………」


「やっぱりフレッド恐るべしだよ………」







桜木、イライラ「フンッ、ガイジンはあれぐらいの距離は詰めてくるんだよ!!!しっかりしろが茶坊主!!!」



流川「・・・・」(確かに外人にゃ、あの距離があっても警戒心は必要だ)







次は大村がジャンプショットを放つが、これはコースが逸れ、大村自ら「リバウンドだ!!!!!」と大きく声を掛ける




案の定、、、ゴンッ、シュートは外れる



そのボールは



完全にゴール下で山城からポジションを取っていた名朋・河村(199cm)の方に跳ね返る



荒石(スクリーンアウトも完璧と………あの河村ってやつも相当グッドプレイヤーだな)


河村「よしっ!!!!」(オフェンスリバウンド取れる!!!!)







だが、、、



ガバァァァァァァァ!!!!!!!



自身のポジションより随分遠くにボールが流れたにも係わらず、カマラがその長いリーチでもぎ取る


カマラ、ニヤリッ、白い歯が光る



河村「えっ????」



荒石「なっ???」




観客「凄いリバウンドだ!!!!!」


「完全に不利な場所からもぎ取ったぞ!!!!」


「リバウンドも桁違い!!!!!」


「これぞ世界基準だぁぁぁ!!!!!」




カマラ「I am rebound leader!!!!!」






ここまで、割りとまだ冷静だった桜木も、さすがにカマラのこのプレイと発言には乗り出し反応「野郎!!!!!!!」("リバウンドリーダー"だと???!!あの野郎"リバウンド王"はこの桜木様なんだよ!!!!)



流川(世界基準………)









そしてカマラ「ソッコーダヨ!!!!」



屋良城・澤岻が速攻からジャンプショットを決め、更に点差を縮める


ザシュッ!!!!



名 朋79
屋良城65





審判『ビィィィィーーー、チャージド・タイムアウト・白(名朋)』


豊田「ちぃ、、、」






観客

「うわぁぁぁぁーーー、名朋たまらずタイムアウト!!!!」


「屋良城、第4クォーター、怒濤の追い上げラッシュだ!!!」


「まだ名朋は3点しか取れてねぇ!!!!」


「とにかくカマラがスゲー!!!!!」



桜木、必死の抵抗「うるせーうるせーうるせーーー!!!!!!!」







だが、どよめきは続く



ざわざわざわざわ

「カマラ、第4クォーターに入って攻守ともに大爆発だな………」


「あぁ、アリウープは決めるし、ほとんどカマラの得点だし」


「いや、ディフェンスがハンパないんだ、、、伊達兄のパスをカット、弟のシュートをブロック、そして世界基準のリバウンド………」






名朋ベンチ

伊達兄弟、大村、河村が厳しい表情、ハアハアハアハア







記者席

中村「名朋の面子は、外国人の能力ってのを肌で感じていますね……」


町田「さ、流石の伊達兄弟でさえも怒濤の追い上げとあのディフェンスを受けて心身ともに疲弊しているように見えますね…………」


弥生「そうね、カマラ君は自分たちが思ってるより零コンマ何秒かもだけど速く迫って来、数センチかも知れないけど長かったり高かったりと、対戦相手はいつもよりかなり多くの事を意識しなくてはいけない、、、外国人の身体能力は私たちの常識を、はるかに超越しているのよ」


彦一「スポーツでは、その極僅かな差が絶大的やからな!!!そうや、同じく、その差を体感した人らがおるやないか??!」チラッと観客席を見る






そこには



ぷるぷるぷるぷる


桜木が怒りと悔しさで


「ぐそぅ、、、ガイジンが………」




流川も「にゃろう………」噛み締める



荒石、天崎、須形も険しい表情






屋良城ベンチはさっきまでとは一変、完全に復活


カマラがパチパチと手を叩き鼓舞!!!

「イケルヨイケルヨ!!!!!」


チームメイトも諦めるなと気持ちを奮い立たせる










再び名朋ベンチ



豊田「ちぃ、あの外人が、、調子に乗りおって、、、」



まざまざとカマラの恐ろしさを痛感したメンバーは気落ち


キャプテン・伊達翔太が声を掛けるが、やはりその空気は重い



豊田、ふぅーと一つ大きく息をした後



「外人の力に惑わされるな、総合力じゃお前たちがNo.1だ、チャンプじゃねぇか?!今までやってきた事をすれば勝てるんだからよー」



決して口達者な方ではない豊田だが、名朋メンバーには何故か安心感や奔放さを与え、その効果は抜群である







そして最後に彼にこう声を掛ける





「外人の力はどうだよ?あれが世界よ、、、」





「ヒロシ???!!」



桜木や流川が意識する『世界』を



森重に問う















森重「世界ってなんなん?おっちゃん」










伊達兄弟と大村・河村はポカーンとした表情


「(今まで戦ってきたのに)きょ、興味なしか………」(マイペース過ぎる………)




だが


豊田、にやりっ(いや、本当に気に掛けてないのか強がりなのかは、よくわからねーが、そのぶっきらぼうなのがヒロシ、お前の良い所だ!!!外人相手でもまだまだやれるってか??!)







そして豊田告げる「あの外人に勝ってこい………」










森重、それには少し考え













応える「あいよ………」








豊田、にやりっ





他メンバーも確信へ、晴れやかな表情


伊達翔「フッ、世界ってなんなん?か………」



伊達健「スゲー、、まだ余裕って事じゃないすか?!」



大村(オレらが今まさに感じていた世界やカマラの恐ろしさを、、、気にも止めてないってか、、、チームメイトとしてこんな心強い事はないよ)



河村「森重………おみゃあ、フレッド倒しやあ?!!」






森重、不敵な笑みで「おうよ………」









伊達翔「よしっ、行くぞ!!!!!!!」



「おう!!!!!!!!」







名朋、森重を中心に五人がコートへと戻る



最終決戦



続く  

2019年02月13日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(909話)

『筋肉の話から』





桜木嬉しそうに「まだあのガイジン諦めてねーぜ!!?」にやりっ



名 朋76
屋良城48



石井「とは言え、君が簡単に言うよーな点差じゃないよ、これは…………」ゴクリッ(28点差………汗)



桜木「バカめ………おめーら世界を知らぬものの常識は、この天才・桜木様とあのガイジンには通用しねぇ!!!ヤツなら何とかする!!!」





石井「ぐっ、自分だって世界なんて知らないじゃないか………」ボソッ



桜木、ギロッ


石井「ひぃ!!!」





流川「いや、外人の実力はまだまだあんなもんじゃねー」(世界はもっと…………)



石井「えっ???」



流川「ヤツ(カマラ)なら何とかするかもな」(世界ならよ…………)ゴォォォォー



荒石(同調!!?またかよ!!!しかもキャプテン殿は何か燃えてるし汗)



石井(そうか?世界はともかく、二人ともフレッドと戦っただけに彼の本当の力はわかるんだった、、、)






沢北との出会い、フレッドとの出会いが、いつしか二人に世界を意識させるようになっていた






カマラ、ローポストで貰うやいなや、くるっ!!!




森重「あっ??!」



カマラ、背後の森重を一瞬でターンでかわし、リバースレイアップ!!!!



ザシュッ!!!!!



桜木「ほれーーーーー!!!!」


湘北メンバー(ほれーって???!)



観客「上手ぇぇぇ!!!



「今のはめちゃくちゃ速かったぞ!!!」




「カマラ、もしやまだ諦めてねー???!」







名朋の攻撃



ローポストの森重




パワーアタックでカマラを押し込む!!!!





だが、カマラ(ヤラセナイ!!!!)





ギリギリで森重の動きを封じる



森重(こいつ、また重くなったな?!!)



森重、スピンムーブ!!!!



そこへ



ドカァァァァァーーーー!!!!



ピィィィーーーー


大きな笛


大きなジェスチャー


『オフェンス・チャージング!!!!!白(名朋)#5番(森重)!!!!!』



ワァァァァァーーー


ワァァァァァーーー


「カマラが止めたーーー」





桜木「ガイジンが一瞬速くコースに入った!!!?」



流川「それに、あの状態からのオフェンスチャージングを貰うには、かなりの技術がないと無理だ」




荒石、あんぐり「ま、、た、、、」




ワァァァァァーーー


カマラはガッツポーズで応える



森重「ちぃ・・・・」






屋良城がリズムに乗りだした!!!!




ザシュッ!!!



安谷屋がスリーポイントをねじ込む



名 朋79
屋良城60



「19点差!!?」


「元々は28点差あったんだぞ」


「一気に屋良城が9点縮めてきた?!!!」


「ああ、完全に流れは屋良城だ!!!!!」






名朋、再度ローポストの森重へ



森重、強引にアタック



ドッ!!!!!!ずしっ!!!!!!



カマラ、これに腰を下ろし重心を掛ける、神経を研ぎ澄まし、集中!!!!!



そして、封殺!!!!!!


「????」



記者席

中村「またカマラ君が森重君を止めている???」


町田「本当だ、森重の本気にヤられていた時間もあったのに」


弥生「そうね、はじめ一本ブロック出来たもののその後ローポストの勝負は森重君優勢のイメージがついていた………」



彦一「何でや???パワーでは森重君やったんちゃうんか???」





観客席、湘北メンバー


桑田「108キロvs94キロ、、、体重差はかなりあるのに何故!!?」



石井「馴れてきたとはいえーーー」



佐々岡「パワーでは森重圧倒的有利かと思ったが??!」







そこへ



桜木「あれぐらいの差は関係ない、集中したら誰でも止められるわ!!凡人どもめが…………」(俺様もいつも止めてただろうが)




一同(誰でもって、、君(あんた)は特別だよ………汗)






だが



流川「ある程度の体重差はあてにならねぇ、体幹があるかねーかだ」(オレのように)



桜木「ぬっ???ルカワ!!!」







桜木「筋肉の質だ!!!!!」



流川「それと身体の使い方と瞬発力だ!!!!!」



あーだこーだ




桜木・流川「俺(様)のように………」




桜木・流川「ぬっ???」ぷいっ




荒石、ぼやく「最早会話のコンビプレイだよ、こりゃ汗」(そんだけ花道のバスケの視点が成長してるって事か?!)



だが、話題は

「今流行りの体幹か、、、確かにな、、、」



荒石「体重差は不利なのは間違いねーが、俺も(体重のある)高松には、腰を落としてその都度集中すれば何とかなったしあれも使い方か、確かに花道とキャプテン殿が言うよう一概に体重差では語れないか、、」



天崎「体重が増えにくい俺たちも考えさせられる話だな………」


須形「ええ………」





桑田・石井・佐々岡(そうか、集中した時の桜木は河田や森重にパワー勝負で圧倒的にヤられる事はない、、逆に線の細い流川も、その桜木にも練習で力負けする所を最近ほとんど見ていない、ダンクでデカい奴らをぶっ飛ばす事もある)


(筋肉の質や体幹、身体の使い方によっては、"ある程度の"体重差はカバー出来る)


「概ね体重差は関係ない!!!!!」


全員が納得



桜木・流川「ふんっ」






試合は


依然として屋良城ペース



中村「何故???」



弥生「カマラ君が森重君から決め、森重君を止めているからよ!!!?」





またもやカマラが森重を止める



森重「野郎………」



カマラ集中している「・・・・」




名朋のシュートが落ち、カマラがリバウンド!!!



屋良城の攻撃!!!!



今度はハイポストのカマラにボールが渡る、背後には森重



津山がそのボールを手渡しで受け取りに



(またパターンを変えてきた??!)



確かに、津山にボールが渡る!!!!!




だが瞬間、津山





サッ!!!!!


ボールをゴールの方に高く放る









そのボールに反応したのは

津山にボールを渡した瞬間くるっと身体を入れ替え、ゴールへ動いたこの男






フレデリック・カマラ!!!!!!




全員が津山の動きに釣られ、ボールウォッチャーになり




森重が気づいたが「あっ???」




時既に遅し

























ドカァァァァァァーーーー!!!!!!!!!






アリウープが炸裂する!!!!!!!!



会場、そして豊田「何ぃぃぃぃぃーーーー???」





森重は遅れ気味にカマラに触れてしまい、ファウルの宣告


少しよろめく


森重「っとっと」
















観衆ーーーー





超・超・超・超爆発!!!!!!!!!



「な、な、な、何ーーーーーー?????」



沖縄応援団、三線、そしてカチャーシーの舞い♪♪♪


うねり、衝撃、どよめき


ワァァァァァーーーー


ワァァァァァーーーー


ワァァァァァーーーー


「フレッドのダンク来たぁぁぁぁ!!!!!!」



「津山とカマラが見事なパス&ランからアリウープを決めたーーーー!!!!!」


「前半のお返しだ!!!!!!」


「敵討ち!!!!!」


「しかもバスカンだぁぁーーー!!!!!」





「""フレッド・インパクト""再びだぁぁぁぁ!!!!!!!」


ワァァァァァーーーー


ワァァァァァーーーー


ワァァァァァーーーー








カマラ、雄叫び「ウォォォォォーーー!!!!!!」



そして、森重を指指し「マダマダダ、モリシゲ、""カタキウチ""ダ!!!Bring it on!!!」



森重「野郎…………」





第4クォーター残り5分19秒


名 朋79
屋良城62



続く  

2019年02月05日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(908話)

『カタキウチ』





インターハイ三回戦屈指の好カード、名朋VS屋良城の試合


日本の未来を占うとも言われるこの一戦は


第2クォーターラスト、名朋が少しずつ点差を広げるものの、その両エース(森重・カマラ)の超ハイレベルな対決に、観衆誰もが酔いしれた



そんな矢先





悲劇が起こる





名朋の速攻、森重のアリウープダンクに屋良城のエースガード・並里が巻き込まれてしまった


ドカァァァァァァァァーーー



並里はそのまま吹き飛ばされゴールの柱にぶつかる


ザァァァーーー、ドスッ!!!!!!!



クッション(マット)があるとは言えかなりの衝撃






森重は素早くリングから降りる


「おっと、、、」



ドスンッ!!!!!





審判のジャッジにより、そのまま得点は認められ、更にカウントワンスローが言い渡される


が、



その無情な判定後、審判が慌てて!!!!




ピピィィィーーーーーーー


大きなホイッスルを鳴らし


『レフェリータイム!!
!!!』


を告げる






直ぐ様審判が並里に声をかける


「大丈夫かーーーーー???キミーー???」





チームメイトも「並里ーーー???」


「キャプテンーーー!!!」


「猛(タケシ)ーー!!!
!!」


群がる


全員がパニックに





並里は目を瞑って倒れたかと思いきや



無意識に起き上がろうとする、ムクッ


審判「よし、大丈夫か?!!」





だが、ヨロッ!!!!



「あっ???」



審判が咄嗟に支えるが



並里は膝から崩れ、フロアに尻餅をついた状態で座り、そこから呼び掛けには一切応えなくなる


目は虚ろ、ぼぉーーとしている





審判、大声で「ダメだ!!!完全に脳震盪を起こしている、担架だ!!!担架を早く!!!」



スタッフが誘導され、並里が担架で運ばれていく



タッタッタッタッ



全員が心配そうにその様子を目で追い





館内は一時大騒然



ざわざわざわざわ


「並里、大丈夫か?」


ざわざわざわざわ


「脳震盪気味だったな………」







「そりゃあんな巨体に思いっきりぶつかられたんだからな、、、」



「森重にはこれがあるんだよな………」



「恐怖でしかないよ、あんなの………俺だったら逃げ出すよ………」










国体で同様の被害に遭った流川は黙り「・・・・」



そして桜木も「野郎………」



二人とも、最強(恐)の敵に厳しい表情、グッと噛み締めている








そしてこんな声も



「あーあ、折角面白い試合だったのに森重、水を差してくれたぜ!!!」


「危ないだろうが、あんなの卑怯だぞーーー!!!!」


「並里返せーーー!!!!」


boo----boo----!!!!!







豊田は、意に介さずあしらう「フンッ…しょーがねーだろが………」



森重はいつも通り淡々と「・・・・」






流川「・・・・」



桜木「・・・・」










しかしこの男、、、






いつも陽気で優しかったカマラが


グッと拳を握り「モリシゲ、、、ヨクモボクノタイセツナナカマヲ、、、ゼッタイニ""カタキウチ""ダヨ…………」闘志をメラメラと燃やす




『黒船』と呼ばれる外国人・カマラだが


仲間を大切に、礼を重んじ高潔、ある意味日本人より日本人らしいこの男、、覚えたての""その日本語""を交えながら



並里の""敵討ち""を誓う






屋良城、並里のポジションには控えに回っていた3年の安谷屋(174cm)が入る








後半戦ーーーー



そのカマラが孤軍奮闘!!!!!


バスッ!!!!!


バスッ!!!!!




ディフェンスをゾーンに戻した名朋に対して、半ば強引に攻め続けジャンプショットやゴール下を決める!!!!!




その数、第3クォーター5分までで十一得点


「スゲー、このクォーター、カマラが一人で点を取りまくっている!!!」


「並里の離脱から侍魂に火が点いたぞ??!」


「""フレッド・インパクト""再びか??!!」













だが、、、



バスッ!!!!!!!!








それと同じだけ









森重が









点を返す!!!!!!!





互角ーーーーー


ワァァァァァーーーー

「スゲー、森重も一歩も引かない!!!!」


「やられたらやり返す!!!!!」


「相討ち???!」






カマラ「クッ!!!!!」












そしてこれが違った、、、



ザシュ!!!!!!!



大村のジャンプショット





ドカァァァァ!!!!!!



河村のダンクが決まる





伊達兄弟は、それぞれスリーポイントを






そう!!!!!


このクォーター、屋良城はカマラ一辺倒で攻めた、いや攻めざるを得なかったのに対し、、、名朋は森重以外の得点も伸びる、第3クォーター、両チームのスコアは29-15とほぼ倍近くに終わり




実にトータルスコアが


名 朋76
屋良城48


と、屋良城にとってあまりにも絶望的な点差が開いてしまった




並里のペネトレイトの崩しから攻撃を組み立てていた分、屋良城のオフェンスは全く噛み合わず



名朋とのチーム力の差が如実に現れてしまい





勝負はほぼ決した








弥生「残念ながらここで勝負ありね、、、」



中村「いや、奇跡の大逆転はーーー、、、うーん、流石にないか………」自己完結



町田「やっぱり森重のアタックが決め手かよ??!」ゴクリッ



彦一「カマラ君の奮闘も虚しくか、、、」







湘北メンバーは



桑田「並里の離脱がターニングポイントだったな」


石井「あぁ、もしかしたらチームの誰よりも司令塔である彼(並里)が抜ける事が最大の痛手だったのかもな、、ある意味フレッドより、、、」


佐々岡「正PGてそれぐらい重要なポジションなんだな………」



須形、厳しい表情「・・・・」




野茂「得意のスリー攻勢も並里が居なくなりリズムが悪いままでほとんど外れていますね」





そんな時、与田が質問を投げ掛ける「森重のあれはやっぱりわざとなんですかね?だとするとかなり悪質ーーー」





桜木、即答「関係ない!!!!!!」





与田「えっ???」







桜木「勝負の世界だ!!!!!あれも野郎の武器だ、あのパワーにーーーー」



荒石(おっ、珍しく相性の悪い与田に反論か??!)


与田「はい、あのパワーに…………???」




しかし




「あのパワーに、、、」少し低めのトーンの声




全員がその声の出所、桜木とは違う方へ振り返る




「当たられても耐えられるだけの身体を作らねーといけねー、無いならちゃんと避(よ)けなくちゃいけねー、それがバスケの世界だ」



桜木がウンウンと頷くが「そうそう、ん?」



その続きを発したのは桜木でなく流川だった


桜木「ぬっ?ルカワ??!」



晴子「流川くん、、、」



与田「流川さん…………」



桑田(あの国体の自身へのアクシデントから教訓を得て、今度は自分にも皆にも言い聞かすように………)





荒石(何か最近、花道とキャプテン殿、同意見多いよな…………)



桜木「ぐぬぬぬ、ルカワのヤロー、この天才の話を横取りしやがったな………」



流川「ふんっ」





天崎「けれど、もう流石にこの点差は無理があるかな…………」



荒石「ああ、屋良城のメンバーも下向いちまってる」



桜木「ふんっ、情けねぇ奴らだ、、、湘北ならーーーーん???」










「アキラメナイヨ!!!!!!!!」館内にひときわ大きな声が響き渡る




そして、手を叩いて



「Don't give up!!Do my bestだ!!!!!」



カマラが心を奮わす




その様子を見て桜木は「ほう、ガイジンめ、わかってやがるな」(英語はわからんが)ニヤリッ



(諦めたらそこで試合終了だからよ)






他の選手も目の輝きを取り戻し、最終クォーターへ向かう



名朋VS屋良城、そして森重VSカマラの最終決戦が幕を開ける



続く  

2019年01月22日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(907話)

『ヒロシの可能性』





屋良城の攻撃



名朋は相変わらずの2-3のゾーンディフェンス



だが、、、



屋良城は、エース・カマラからガード陣中心に戦法を変え、徐々にこれを突破、攻略



並里がピックを使い、切り込む!!!!!



これに後手後手になる



並里が、森重がブロックに寄ったギリギリのギリギリでパス


森重「????」


カマラがゴール下を決める!!!



会場が沸く!!!!



「オッケー、いいぞ屋良城!!!」


「並里のドライブからの合わせ!!!カマラもこの形なら得点が取れている!!!」


「さすが、沖縄アシスト王・並里、その並外れたパスセンス!!!?」


名 朋39
屋良城31


並里とカマラがハイタッチ!!!!!


カマラ「ナイスダヨ!!!!」




だが、名朋の攻撃!!!



伊達翔から伊達健、ディフェンスが寄った所ーーーー



森重へ!!!!


バスッ!!!!!


森重、楽々ワンハンドジャンパー!!!!!


名 朋41
屋良城31


似たような形


「カマラが決めれば森重!!!!」


「お互い似たような形だった!!!?」





弥生「森重VSカマラは、直接の1on1とはいかないものの、お互い他からの合わせで得点している!!!?」


彦一「お互い焦点を替えてガード陣で仕掛けてからの得点や!!!?」


中村「けど、どちらも崩されている状態、このままでいいんですか??!」


町田「そうだ、今度はディフェンスでの対策が必要になってくるぞ?!!」







そして次の屋良城の攻撃!!!!


の時点で!!!!!



「あっ????!」



「やっぱり変えてきた????!」







名朋が、遂にマンツーマンに変更!!!!!!



マッチアップは相手と同じ、PFカマラにC森重がつく!!!!



だが、

「おい、あれだと、森重が外に駆り出されるぞ???!」


「初めに懸念していた事なのに何故???!」


「いくらゾーンを突破されているからって勝っている名朋が、賭けに出る必要はまだないだろ??!」






弥生「そう、ゾーンが破られたからと言って、森重君にカマラ君のマークは物理的に不可能!!?これは無謀な賭けじゃなくて?!!豊田監督?!!」遠目で訴える







名朋監督・豊田



図星だった、、、



豊田「あぁ、確かに相手の長距離砲&合わせはゾーンじゃ守りにくくなったわい、更にマンツーマンにしたところで、ヒロシに外の守りはない、、、されどもよ、他のメンバーがあの外人に付く事の方が滑稽じゃねぇか、、、なら、、、」




なら?????!!!!

















豊田「オレはヒロシの可能性に賭けるんだよ…………」





森重寛の可能性とはーーーー




バッ!!!!!

カマラ、即座に勝負所を察知し外へ!!!!!




森重も、案の定外へ!!!!!


右45度スリーポイント付近


カマラ(この位置ならモリシゲに勝てる…………)



ドライブの構え



森重も、手を大きく横に広げディフェンス



だが、、、観客から、、、



「おいおい、やっぱり変だぞ、ククク、、、」


「あぁ、腰も落とせてないし、足取りがおぼつかない、、、森重のあの距離のディフェンスはやっぱおかしいよ、、、」



不格好、違和感が募る





そんな中、お構い無しに



カマラ、仕掛ける!!!!!!!!!




ズバァァァァァァァァ!!!!!!!!


「来たぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」






森重を抜く!!!!!!



観客たちは「やっぱり!!!!!!!!」


ダッ!!!!!


ヘルプに河村が来るが!!!!



くるっ



カマラ、ロールターンでかわす!!!!!



河村「????」(何て奴だ??!!)






カマラ、そのままワンバンドダンクへ!!!!!!





バァァァァァァァァン!!!!!!!!!

























ボールは弾かれた











カマラ、またもや「???????」
















森重寛!!!!!!!!!











一度抜かれた森重が後ろからブロック!!!!!!!










豊田、呟く「これがヒロシの可能性よ…………」ニヤリッ




弥生「一度抜かれてもワンクッション(ヘルプが)あれば大丈夫って事???!」









桜木「クソッ!!!?」



流川「・・・・」







名朋の速攻を、伊達翔がレイアップ!!!!!



ザシュ!!!!!



名 朋43
屋良城31



観客はもう止むことはない



ワァァァァーーーーーー


ワァァァァーーーーーー


ドワァァァーーーーーー


「嘘だ嘘だ嘘だーーーー!!!!!?」


「森重がまたカマラをブロックしたぁぁぁぁ!!!!」


「一度抜かれたのに追い付いて!!!!」


「外国人にも遠慮なし!!!!!」


「あぁ、屈する事なく!!!!!」


「本当に森重のあの能力は日本人のレベルかよ??!!!」








そして、森重とカマラがコート上で対峙、見つめ合う







その時





森重が発する





「これでいい………俺の勝ちだ…………」





""これでいい""、、、一度抜かれながらも、味方のヘルプの間に、直ぐ様追いつきブロック、、、全てを見越しカマラの攻撃を止めた森重の勝利となった、、、




普段、無口な森重だが、海を渡ってやってきた最強の敵との初対決に、秘めたる闘争心が、言の葉となった









そしてカマラも、心の底から悔しがる「ハァハァ、モリシゲ…………ナンテJapaneseダ…………fuckn'」




観衆も騒然



「おいおい、あの二人、何かスゲーぞ!!!!」


「あぁ、ライバル心むき出しだ!!!!」


「しかも、森重が二度目のブロックで一歩リード???」



それは、日本トップレベルの、いや世界を見据えた戦いが続く



「そして、この試合最大の12点差!!!!!」



「ここが屋良城、踏ん張りどころだ!!!??」






だが更に、バスッ!!!!!



その森重がローポストのアタックからゴール下をねじ込む!!!!!



「いっ????」汗



名 朋45
屋良城31



「ええぇぇーーー!!!!!??」


観衆大爆発



「森重が1on1から決めたーーーー!!!!!」


「カマラが後ろにいたのに??!!!」


「あぁ、今確かにカマラがよろめいた!!!??」


「第1クォーターの最初は止めたのにどういう事だ??!」








カマラ、ハァハァ(ツヨクナッタ???)






そこへ桜木「野郎(森重)は、ゲーム中にパワーを上げてくるんだ!!!!!」



桑田「上げてくる???」



そこへ流川「あぁ、奴(森重)はいつも初めに相手の力を計っている、そして徐々に自分の力を相手に合わせて調整してくる…………」



桑田「本気を出してなかったと??!」



流川「そうとも言えるが、奴なりにいつも相手によってその力を自然と変えてくる、50%なのか100%なのかそれ以上なのか、、そして、本能的にあの外人相手に""その本気""を出して来やがった…………」



桜木、険しい表情「・・・・」



桑田、他の部員も「な、なるほど………」(昔仙道にも似たような事を木暮さんが言ってたかな)




(桜木も流川も実際に対決してきたからこその意見なんだ………)






桜木・流川(だが、、、)



(それは外人にも言える!!!!!!!)





次はカマラが森重をかわした後、すぐさまジャンプショット


森重対応出来ない


バンクで決まる


ガバスッ!!!!



名 朋45
屋良城33



「うわぁ、森重が決めたら今度はカマラ!!!!」


「カマラも学習してきやがったぞ!!!!」


「あぁ、森重の追いかけてくるブロックを意識したプレイだった??!」


「カマラも森重相手にゲーム内で成長している?!!」





第2クォーター終盤は、遂に両エースが覚醒、互いに点を取り合う超ハイレベルな展開に、、、





これで(気持ちよく)終えようとしていた時、、、











「大凶」が起きてしまった




ドシッドシッ、ドシッドシッ


森重が速攻に参加、伊達翔からの超ビッグプレイ、アリウープパスに反応!!!!!



ドカァァァァァァァァ!!!!!!!!!



決まる!!!!!!!!!



森重が、この試合自身初のダンクをアリウープで!!!!!!!



名朋サイドの興奮は最高潮に達した




















だがそこには、171cm、屋良城のキャプテンにしてエースガード・並里猛が倒れていた…………



並里、動けない



続く  

2019年01月15日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(906話)

『吉?凶?』





豊田「ヤられっぱなしはよくねーよな、ヒロシ??!」







屋良城の攻撃



並里~津山~澤岻とボールを外で回すが


名朋の卓越された2-3のゾーンディフェンスが立ちはだかる


「あぁ、ダメだ、外で回してるだけだ………」


「伊達兄弟のフットワークが良すぎてシュートが打てない………」


「あいつら二人で一体どんだけの範囲守るんだよ………」



「そして、何より、、、」





「フレッドにボールが入らない!!!!」



「スゲー、中でフレッドが貰おうとすると、徹底して囲んで来るぞ!!!」





弥生「あれよ、、、あくまで屋良城の核はカマラ君、まずは彼にボールが入らない限り、攻撃は上手くいかない!!!」





カマラ、舌打ち「Oh,shit!!!」





そんなカマラが取った行動は




ダダダダッ





「カマラが外へ出た??!!」





中村「これでいいんすか?!!」


弥生「苦渋の選択ね、だけど前述の通り、チームの心臓であるカマラ君がボールを持たなくては、屋良城のリズムが生まれない、応急処置的な意味ではイエスよ!!!」




左45度カマラにボールが渡る



前列右の伊達翔太がチェックに入る



サッ


カマラが1on1の構え



「そこを突破するつもりか?」


「平面なら伊達兄に分があるはず?!!」



だが、、、



カマラ「カンケイナイヨ」


ズバッァァァァァ!!!!!!



カマラ、強引に伊達翔の横を切り裂く!!!!!!



伊達翔「????」


伊達翔、脚はついていくものの、カマラのスケールとパワーに圧倒され、抜かれる形に


伊達翔「くそっ!!」


「うわっ、マジ伊達兄でも関係ない?!!!」


「あれが外国人のドライブだ!!!!」



カマラ、次はステップでヘルプに来た同サイド後ろの河村をかわす!!!!


河村、驚愕(これが外国人????)



「次はテクニックでかわした???」





ブワッ


カマラ、そのままダンクに跳ぶ!!!!!!
















が!!!!!!!!!!















バシィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!





そのダンクを阻む!!!!!!!!!





その男



森重寛!!!!!!!!!!!



カマラ、驚きの表情「What??????」



森重、一言「やり返す、、、」




ボールは大村が保持、一旦落ちつかす






そして、会場は遅れて爆発!!!!!!!!!!


どよめき、唸り、ざわめき!!!!!!!


ウワァァァァァーーーーー


ドワァァァァーーーーーー


「マジかよーーーー?!!!!」


「今度は"あの"カマラがブロックされたーーー!!!!」


「森重のお返しだぁぁ!!!!!!」


「日本人が外国人をブロック???!!」


「嘘だろ??!こんな事ってありえるのかよ???!!」


しばらく騒然としている





屋良城はディフェンス(ハーフのマンツーマン)に戻る(ゴールを決めた時のみフルコートプレス)



名朋は伊達翔がセットを組み立てる


ダムダム、ダムダム




森重もゆっくりと攻撃に移っている


ドッドッドッドッ



その後ろ姿

日本人離れした圧倒的な体格そしてオーラに、会場全体は改めて戦慄を覚える


サァァァァーーーー




記者席でさえもまだザワつく


町田「確かにカマラが、伊達兄~河村と強引に突破した後の(態勢の悪い)ダンクだったとは言え、、、」


中村「日本人が外国人相手にあんなブロックが出来るなんて、、、」


弥生「森重寛、、、彼のポテンシャルとは一体、、、」


彦一「日本人の未来、可能性、、、この試合早速、歴史が動いとるで、、、」



唖然、、、








ディフェンスに戻るカマラ、驚きを隠せない(Japanese Monster、、、モリシゲ、、、)







そんな時、観客席のこの男は?!!


ウズウズ、ウズウズ、、


そして爆発!!!!!!




桜木「こらぁぁぁぁぁーーーーー、ゲージン野郎!!!!!!!!何デカ坊主なんかにヤられてんだーーー???!!!」Boooo!!!



流川も(What's happened??! Come on!!!)厳しい視線を送る



叱咤、、、激励???



観客「おお?何だ何だ???湘北の桜木だ??!流川だ??!」


「そっち(フレッド)の応援なのか???」


桜木軍団「いやどっちが勝っても悔しいんだ??!」笑笑


ざわざわざわざわ






カマラ気づく「""HINOMARU""(Red) Hair サクラギ??!」





そしてカマラ、笑顔で拳を挙げ応える「Yes!!!サクラギ!!!!」キラッ


再度気合いがみなぎる








弥生「これで実質、森重VSカマラは、ともに一回ずつ止めた形となった…………この勝負、この先どうなっていくの???」










だが実際はこの後、森重、カマラは自身の得意な形では得点は取れず、互いに4点ずつのみで第1クォーター終了



両チームのスコアは


名 朋17
屋良城11



「ロースコア???!!!」


「守り合い???」


「あぁ、お互いに相手の核となる森重、カマラを抑え合ってる分、チームの得点が伸びないんだ…………」


「あぁ、本来なら二人とも一試合40点も50点も取る選手だ、その二人が4点ずつってのがそのままチームの得点に反映されている!!!」


「その中でチーム力で、やや名朋が上回っているという感じか???」





弥生「屋良城はこのスコアを、吉と取るか凶と取るかね???」


町田「えぇ、王者相手に良くやっているんですが、このままジリジリ引き離されて行くのかも???」


中村「こういう時は何か仕掛けが必要なんでしょうが………」


彦一「もう既にフルコートプレスを敷いたり、カマラ君が一人で、ある程度森重君を抑えたりと、ディフェンスでは手は尽くしてあるように見える(フルコートプレスは伊達兄弟に突破されとるし)………」



弥生「負けてる屋良城としては攻撃のオプションが必要となってきそうね??!」






弥生たちの予想通り


第2クォーター、屋良城は早速、目に見えて攻撃のパターンを変更!!!!




フレッドは従来通り中へ



高速PG・並里とシューター・津山で攻める!!!!!



相手がゾーンにも係わらず、スクリーンを多用


「ゾーンにスクリーン???!」


「いや、効果的だ!!!」


彼らをまずフリーにさす作戦へ!!!!



並里のドライブに対し澤岻と山城が順番に壁に!!!!!


名朋のゾーンが崩れた所、並里が大きくサイドチェンジでパスを送り、津山がクイックリリースからスリーポイント!!!



湘北・野茂「あっ、今回はいいリズムだ!!?」



山王・菊地「入る!!!?」




ザシュ!!!!!!!



名 朋17
屋良城14


屋良城応援団、沸く!!!!!





町田「早速変えてきた??!」


弥生「えぇ、カマラ至上主義じゃなく自慢のガード陣中心に??!これは少し意外ね(カマラ君は一旦おあずけ?)」


中村「けど今のほうが無理なくいいリズムが生まれてた気がする??!」


弥生「吉と出るか凶と出るかよ???」


彦一「さっ得点後はまだフルコートプレスやるみたいや??!」



だが、



名朋、またもやこれを簡単に突破!!!



最後方の山城のブロック届かず、森重がゴール下をあっさり決める!!!


ザシュ!!!



名 朋19
屋良城14







暫くこの展開が続く



屋良城は

並里のドライブにカマラが合わせ、この日ファースト・ダンクを決める!!!



森重「・・・・」





だが名朋は、フルコートプレスを伊達兄弟が難なく突破


その展開から、得点を重ねる



第2クォーター序盤は一転、点の取り合いへ


第2クォーター残り5分12秒


名 朋36
屋良城29



中村「屋良城が動いたおかげでゲームの展開もかなり変わりましたね??!」


町田「あぁ、極端に森重とカマラにスポットが当たらずとも、両チーム点が取れている」


彦一「点差はほとんど変わっとらんが、得点が動きやすくなっている分、屋良城は詰めれるチャンスもあるで………」


弥生「屋良城にとっては、吉と出たわね、、、」





彦一「ただ、どうしてもフルコートプレスが伊達兄弟には効かんから、自分たちのペースとまでは行かんのや!!?」



中村「ならそのフルコートプレスを辞めたらどうなんですか???」



弥生「ランニングゲームを好む屋良城、点の取り合いも出来て追い付ける可能性がある分、簡単には辞めれないというジレンマがある………」



中村「なるほど…………」





そんな中


ザシュ!!!!!


伊達翔のスリーポイントが決まる!!!!



彦一、苦い顔をして「しかもこれや…………」



名 朋39
屋良城29



「伊達兄のスリーポイント!!!!」


「これで兄弟あわせて6本目のスリー!!!!!!」


「10点開いた!!!!!」


「やはり名朋の方が一枚も二枚も上手なんだーーー!!!!」




彦一「この試合ここまで、伊達兄弟の存在感はえげつないで…………」





そしてこの後、屋良城に『大凶』が起こる



続く  

2019年01月10日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(905話)

『high voltage』





三回戦屈指の好カード、名朋(愛知)×屋良城(沖縄)の試合の幕が上がった


名朋はジャンプボール直後、伊達兄弟が相手のふいを突き先制


逆に屋良城の攻撃は失敗に終わる


最初の攻撃は両者明暗が分かれる形となった





弥生「最初の攻撃は名朋の勝ちね………だけど………」


中村「今から名朋のセットですね………」


町田「あぁ、実質ここからが本当の勝負だな………」


彦一「超・超・要チェックやでぇぇぇ!!!」カチカチカチカチ








屋良城のディフェンスは????









カマラが森重につく!!!!!



その他メンバーも、ナンバーコールをして自分のマークマンをきっちり捕らえる


マッチアップは

伊達翔(180cm)×並 里(171cm)
伊達健(182cm)×津 山(179cm)
大 村(192cm)×澤 岻(180cm)
河 村(199cm)×山 城(189cm)
森 重(206cm)×カマラ(200cm)




有識者、記者たちは驚く


「マンツー????」


「身長差があるのに何故??!」



弥生も「これは意外ね、ほとんどのポジションでミスマッチが生じる屋良城は、絶対にゾーンを選択するべきだと?!!」


町田「いや、多分ゾーンにすると、森重を警戒しても伊達兄弟と確か大村も長距離があるし、非効率だと考えたんじゃ??!」


彦一「それにおそらく、屋良城はどこを取ってもタレント力は名朋に負けていないように感じるで、身長差があれど自分らの得意なマンツーで挑むっちゅー事ちゃうか??!」


中村「なるほど、、、屋良城はパワーのあるセンター山城君、そして好ガード三枚がいるし全員1on1では負けないと自信があるわけか?!」



弥生「そうね、、そして、、、何より""この対決""よ!!!!!!!」







『森重VSフレッド!!!!!!』



ワァァァァァーーーーー

ワァァァァァーーーーー


観客大喜び !!!大歓声が上がる!!!!!



「よしっ、俺はこの対決を観にはるばる鹿児島まで来たんだ!!!」


「日本人最強の森重が、外国人相手にどれだけやれるのか??!」


「いや、逆だ!!!フレッドが王者・名朋に通用するのか??!」


「一体どっちが上なんだ??!」


「さぁ世紀の一戦だ!!!!!!」


ハイボルテージ




弥生(確かに、彦一や観客の言う通り、屋良城はタレント揃い、、、だが私の見解はチームとしては総合的に見てまだ名朋の方が一枚も二枚も上手なはず、、、順当に行けば名朋、、、)








(ただ!!!?波乱があるとすれば、、、未知数のこの対決、森重VSカマラ、、、この高校生最強の勝負、、、、、)




ローポストの森重にボールが渡る



観客は更に沸く、大注目


「さぁ1on1来い!!!!!」


「森重行けーーーー!!!!」


「カマラ、止めろーーー!!!!」








当のカマラは「コイ、モリシゲ………」



森重「・・・」







弥生、汗(森重君が勝てば、、、恐らく名朋のワンサイドゲームに、、、)





カマラは、森重の背後にぴったりとつく






次は会場全体が緊張感に包まれる







そして弥生が口を開く「だが、、、」



町田・中村・彦一「だが???」





弥生「カマラ君が勝てば、、、」


町田・中村・彦一「勝てば??!」












瞬間ーーーーーーー








森重動く!!!!!!!!


????


ドリブルとともにインサイドアタック!!!!!



カマラ(キタッ!!!!!)



ドンッドンッドンッ


カマラを背中と肩、いや身体全体で押す









しかし!!!!!!!





森重「?????」





押し切れない!!!!!!





ワァァァァァーーーーー


観客沸く!!!!


「フレッドが森重を止めてるぞ!!!!!!?」


「スゲー足腰だ!!!!!」


「やっぱり日本人とじゃモノが違うのか??!」







だが!!!!!!



桜木食い入るように「いや、デカ坊主は速い!!!!」




くるっ


森重高速フロントターン



流川「テクもある…………」



森重、フック気味にシュートを放つ



「ベビーフック????!」



観客も「森重にはこれがある!!!!!!」












が、、、、、





















バシィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!











何と!!!!!カマラが、完璧なタイミングでこれをブロックする!!!!!





森重「えっ??????」



桜木「何っ??????」





伊達兄弟「森重(さん)?????」



豊田も心配そうに驚く「ヒロシーーーーーー!!????」





カマラ、白い歯が光る、ニヤリッ「ゲコクジョーダ、モリシゲ!!!!!」









この時弥生が溢す「屋良城が勝つかもしれない………」






館内は唸り


ウォォォォォォォォーーーー


「おいおい、フレッドが206cmの森重を止めたーー!!?!!」


「""森重のあれ""を止めるかーーー????」


「まずはフレッドの勝利だぁぁぁぁ!!!!」


「やっぱり外人ってハンパないぜ!!!!」


「これで本当に下剋上あるんじゃねぇか???」


興奮




屋良城は直ぐ様速攻



澤岻から津山、並里へと渡り、並里レイアップ



伊達兄弟「あっ???!!」


天崎「速い!!!!」



ザシュ!!!!


名 朋2
屋良城2


屋良城、得意の速攻が決まった!!!!!!!



屋良城応援団は歓喜!!!!

三線の花が咲く





更には!!!!!



バッ!!!!!!





湘北メンバー「あ、あれは????!!」


「うちにも使ってきた、、、」





「1-2-1-1のゾーンプレス!!!!!」



彦一「屋良城伝統の!!!!?」



桜木「またヤマオーのやつか!!!?」(次の試合湘北のウエポンとなるはずだったのに!!?)



天崎、冷や汗(うわっ、俺らが去年何回か引っかかったヤツだ)



ウワァァァァァーーーーー


観客「先に仕掛けたのは屋良城だ!!!!!」


「屋良城伝統のゾーンプレス!!!!」





名朋監督・豊田「ちぃ、調子に乗りおって」







だが、、、





名朋、伊達翔を中心に、これを難なく突破



屋良城メンバー「何?????」



豊田、ホッと胸を撫で下ろす




名朋、相手が陣形を整える前、右コーナーでフリーでいた大村にボールが渡り、大村スリーポイントの構え



サッ





今度は!!!!慌てて戻った屋良城のメンバーだが後手後手に、、、大村はフェイント、同サイド45度でフリーになった伊達健にパス



伊達健、ノーマーク、完璧なタイミングでスリーを放つ



湘北・野茂「最高のリズム!!?」


山王・菊地「決まった………」



屋良城・津山「ヤられた、、、」と悔しげに目を瞑る





ボールは案の定



スッ



リングに吸い込まれる




ザシュ!!!!!


名 朋5
屋良城2





伊達健、ガッツポーズ!!!!!




観客は、その目まぐるしい展開に、驚愕、爆発


ワァァァァァーーーーー

「何だ何だ何だーーーーー????」

ワァァァァァーーーーー

「森重vsカマラの対決から一瞬で何か色々あったぞ!!!」

ワァァァァァーーーーー

「あぁ、フレッドが森重を止めて屋良城が自分たちの得意のランニングゲームに持ち込もうとしたのに、、
、」


ワァァァァァーーーーー

「伊達兄が突破して、また弟が決めた!!!」

ワァァァァァーーーーー


「恐るべし伊達兄弟!!!!!」






「何だよ、この試合!!!?見所は森重vsフレッドの所だけじゃねぇぞ!!!」



観衆も少し我に返る








豊田、得意気に「フッ、うちにゾーンプレスは二度と通用しねーからな!!!」(去年湘北にヤられたのは忘れちゃいねー、山王のも含め対策はしてきた)





弥生「カマラ君のブロックから自分たちのペースに持ち込もうとした屋良城だったが、簡単にそうさせないのが、これまた王者・名朋の力か、、、」







そして豊田は、一つ冷静に問いかける

「何とか翔太と健太のおかげで相手の勢いは防いだがよ、、、さっきのブロック、、、黙っちゃいねーよな??!ヒロシ???」ニヤリッ、不敵な笑み





町田、ゴクリッ


ドシドシ、ドシドシ


会場全体が


ゆっくりとディフェンスのポジションについた

名朋の背番号5番から、おぞましい程のオーラを感じていた



続く  

2018年12月22日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(904話)

『判断と反応』





鹿児島インターハイ会場にこの男が到着



「ふぅ、何とか間に合ったわ」


「要チェックやで!!!」



彦一!!!!!




プレス席の姉の元へ


「姉ちゃん!!!!」




姉・弥生は驚く!!!


弥生「彦一、、、あんた…………ここ鹿児島やで??!」



彦一「へへ、ワイも来たったで」



弥生「どうやって来たん?お金はどうしたん???」



彦一「飛行機や、お金はおかんに前借りや、出世払いやで!!!」



弥生「出世払いって、、、あんた、受験勉強やらんでええの??」



彦一「フフフッ、姉ちゃん、ワイの夢はスポーツライターやで、、、この試合は""日本バスケの歴史を占う一戦""と言われてるんやろ?!日本一のチェック男・相田彦一が見に来やんでどないするんや??これも勉強や勉強!!!!あっ因みにこのまま決勝まで鹿児島におるつもりやさかい、さっさっ、要チェックやーーー!!!!!」



弥生、呆れ顔「やれやれ、これで大学受験失敗しやんときよ…………」



彦一、苦そうな顔「うるさいの~わかっとるわ~」



だが弥生「ほらっ、これ着けて!!!」



と余っていたスタッフオンリーの腕章を渡す



彦一「えっ?!!ね、姉ちゃん、、、」驚いている



弥生、人差し指を立て「シーやで、シー!!!」



彦一、涙「姉ちゃん!!!!」感動で震える



彦一は、そのままプレス席で観させて貰う事に、、、




そして大興奮「おーーーーー、ここやったら要チェック抜群や!!!!やったるでやったるでーー!!!!日本一のチェックや、要チェックやでーーー!!!!!」カチカチカチカチ



弥生「バカ、バカァァ、うるさい!!!!!」








観客席には多くの人が集まる


山王工業、博多商大附属、その他強豪校の面子が揃う




山王監督・堂本「美紀男、樽瀬、しっかり観ておけよ」


河田、樽瀬、コクっと頷く「ふぁい………」







いよいよ世紀の一戦が行われる



名朋工業高校 スターティングラインナップ

PG/4  伊達翔太(3年/180cm/70kg)
SG/8  伊達健太(2年/182cm/71kg)
SF/6  大村博満(3年/192cm/82kg)
PF/7  河村重雄(3年/199cm/90kg)
C /5  森重 寛(3年/206cm/108kg)





屋良城高校 スターティングラインナップ

PG/4  並里 猛(3年/171cm/61kg)
SG/13 津山尚之(1年/179cm/72kg)
SF/7  澤岻安人(3年/180cm/74kg)
PF/11 フレデリック・カマラ(3年/200cm/94kg)
C /6  山城吉彦(3年/189cm/93kg)



弥生「両校、新チームにはなったが、昨年のスタメンも多く残り3年生を中心に、円熟度も増しているはず」


町田「名朋は森重と伊達兄弟プラス河村&大村のビッグマンを入れた磐石の布陣だな、、、河村は森重がいなかったらエースセンターとして十分やれるレベルの選手、大村は攻守とも中外こなせる万能型プレイヤーだ」


彦一「屋良城も去年のメンバーがほとんど残っとるがSGはルーキーの津山君で勝負やな、澤岻(たくし)君までの三人が3ガードとして攻める作戦か?!!」



観衆も「高さは名朋に敵わないと見て、屋良城はスピードで勝負するつもりだ!!?」


「そこに森重VSフレッドの最強の個の1on1がどう絡んでくるか???」




「一体どんな試合になるんだ?!!」興奮が止まらない




先程まで威勢の良かった桜木も顔つきが変わる「デカ坊主………ガイジン………」



流川「・・・・」








『ビィィィーーーー!!!!』試合開始のブザー


ワァァァァァァーーーーー


割れんばかりの歓声




審判が『青・名朋、白・屋良城』




そしてセンターサークルに、""その二人""が立つ



フレッドが「ヨロシク」



森重もふてぶてしく「うぃーす」




町田「ジャンプボールからこの二人………」


弥生「大注目よ」


中村「いよいよだーーー」ドキドキ





観衆も


ドクンドクン、ドクンドクン


ドクンドクン、ドクンドクン



河田、ドクンドクン


樽瀬、ドクンドクン





桜木、ドクンドクン


流川、ドクンドクン









時が止まる






そして



審判が高くボールを放り上げる


フワッ


『ティップ・オフ!!!!!!!!!!!!!』





「始まった!!!!!」


ワァァァァァァーーーーー


カシャカシャ、カシャカシャ

カシャカシャ、カシャカシャ


フラッシュの嵐









そして


バシイィィィィィィィ!!!!!!! !!
















完全なる互角!!!!!!




森重「????????」



カマラ「????????」








桜木、咄嗟に「次はパワーだ??!!!」






桜木の言う通り




ググググッ!!!!!!!!



森重とカマラがボールをそのまま押し合うが





押しきれない





「これも互角?!!!!!」




だが、ボールは弾かれた!!!!!!!





パァァァァン!!!!!





それが、ちょうど伊達翔の目の前に落ちる





観客「互角の後、ちょうど伊達翔太の前へ、名朋ボールでスタート、、、」一息つこうとする瞬間







サッ






山なりのパス


屋良城、並里・津山「えっ????」振り返る



だがボールは既にゴール前にあった





伊達健太が楽々レイアップシュート



ザシュ!!!!!



名朋に得点が刻まれる

名 朋2
屋良城0




桜木「あっ、あれは湘北の必殺技????(リョーちんの)」



流川「いや、質が少し違う」



桜木「ぬっ???ルカワ」





そして、会場がどよめき!!!!!!


「な、な、な、な、何ぃぃぃぃーーーーーー???!!!!」


「何だ今のーーーー??!!!」


「名朋が先制点!!!!!!」


「伊達兄弟が何かあっさりやってのけたーーー!!!!!」


「全員が森重VSカマラのジャンプボールの結果に気をとられた隙に、、、」


「伊達兄は冷静にパス、それに追い付いて弟は先制点!!!!」





流川「狙っていたわけじゃねぇ、ジャンプボールはあくまで互角だった、伊達兄が""判断""し、そして弟は""反応""した」



桜木「なぬっ???」



荒石「うちのように狙ったわけじゃなく咄嗟に身体が動いたって事か、、、」



同ポジションの須形・天崎(くそっ、スゲーな)ゴクリッ








ワァァァァァァーーーーー


ワァァァァァァーーーーー


ワァァァァァァーーーーー


「やっぱあの兄弟はスゲーよ!!!」


「さすが兄弟コンビ、何かシンクロ感がパネーー」


「あっさり先制点!!!!!」



森重VSカマラに注目がいきあまり注目されていなかったが、改めて伊達兄弟の凄さに気づく




弥生「そう、プレイはさほど難しいものではない、だがかつての山王(特に深津君など)のように淡々と決めてくるあたりが王者、、、名朋はこの二年で王者のバスケットをするようになった………」


中村「王者のバスケ…………」


町田「それをあっさりやってのけた伊達兄弟か、、、」


彦一「アンビリーバブルや………」





樽瀬「・・・・」






豊田「フッ、うちの兄弟をナメるなよ」




伊達兄弟は軽くハイタッチ





名朋はディフェンスでも奇策は無し、会場の大方の予想、セオリー通りに動く



「ゾーン?!!!!」


2-3のゾーンを敷く



豊田「ふっ、ヒロシは外に出させねーよ」



弥生「そうね、観客はやっぱり森重VSカマラの1on1が見たいでしょうが、カマラ君はドライブもある選手、、森重君がマンツーでついたら外に引き出されるだけのただただ滑稽な形になってしまう、ここはゾーンで森重君をゴール下で構えさすのがセオリー、あえて暴挙に出るような真似を選ばないのも王者としての鉄則ね」


中村「けど、絶対的な"個"にマークをつけないのはマズイんじゃなかったでしたっけ??!予選の桜木君の時みたいに、、、」





だが、コート上のカマラ、かなり攻めにくそうにしている


カマラ(クソッ)



弥生「いや、そこ(カマラ)に対してはちゃんと意識しているみたい、、カマラ君に入った時はかなりタイトに、そして一時的に複数人で囲むようにしている」



カマラ、たまらず外へ

「クソッ、ヒトマズオアズケダ」



シューター津山に


津山がスリーを狙うが伊達翔のディフェンスが信じられない速さで近づく


「伊達翔のディフェンス!!!!!」


津山「クソッ!!!」そのまま難しい体制でシュートを放つ








が、落ちる!!!!!



ゴンッ!!!!!!!!



野茂「一本目を外した!!!!?」



山王・菊地「今のは外れる雰囲気だった」






弥生「まだ一回ずつの攻撃だけど、淡々と決めた名朋とミスに終わった屋良城、今の差が何かこの試合の行方を占うプレイに見えるわ」







ジャンプボールこそクローズアップされたが、名朋の王者たるプレイによりゲームスタート



続く  

2018年12月16日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(903話)

『歴史が動く戦い、、、三回戦なのに………』





湘北のメンバーが次の対戦相手、山形県代表・南大塚の県予選の試合の映像を観ている



モニター内では

今大会屈指の2mセンター伊藤(切れ長の目、基本クールな男)がリバウンド、そしてゴール下を決める


バスッ!!!!!



キャプテン佐藤はスリーポイントラインより随分後ろからゴールを決める


(175cmでごく平均的な身長のポイントガード、坊っちゃん刈りのようにしているが端正な顔立ち)


次いでのプレイもその佐藤が相手のボールをスティール、そのままゴールに繋げる





湘北メンバーは固唾を呑んでいる


ごくりっ


桑田「こ、これは??」


石井「かなりスゴいチームじゃないか?!」


佐々岡「あぁ、何でも山形県史上最強のチームとまで言われているそうだ」





荒石「特にこの二人だ!!伊藤は絶対的な高さで得点を量産!!北野坂の樋口に近いタイプか、ウイングスパンもこりゃ相当長いな…………」


須形「この佐藤さんって人もめちゃくちゃいいガードだ、キャプテンシーもある…………」


天崎「二人とも一年生の時からかなり注目されてたみたいだ(俺のように………)」


与田「そして他の選手も193、190、185cmと高さも申し分ない」


野茂「ガード陣はかなり遠い位置からスリーを狙ってくるな………」


長谷川「弱点らしい弱点が見当たらない………?どうすれば???」


下柳(俺の出番………???)





全員が少し不安気な表情の中、キャプテンが口火を切った





流川「弱点はある…………」




全員がキャプテンに注目


(きた、この流川さんだけが気づいているパターン)


(何だ何だ、弱点て???)


ヒソヒソヒソヒソ






そして、何故かこの男が口を開く



桜木「何だキツネ、言ってみろ!!この天才が一応聞いといてやる…………」





流川「エラソーに…誰がテメーなんかに………」(やっぱよそうかな………)ふてくされる



他メンバー(横やりを入れないでくれ~汗)





だが、流川



「機動力は大した事ねー、明日は走る!!!」







全員が頷く「はっ??!確かに!!!」








そこへ安西が、、、




「その通りです、南大塚はフロアバランスはいいが、速い展開が得意なわけではない、、、そこを突きます」



桜木「ぬっ?オヤジ、急に、、」




安西が続ける「うちには赤木君たちから教わったインサイドプレイによるハーフコートバスケ、そして宮城君が残していった走るバスケ、、、湘北は今やどんなバスケも出来る………」





須形(宮城キャプテン………)





安西「明日は走ります、始めから最後までフルコートプレスです」





全員驚愕「フルコートプレス?!!始めから最後まで??!!!!」





桜木「フルコートプレス???」



天崎、須形、ヒソヒソ(また出たよ、桜木さんの専門用語全く知らないパターン)



荒石「あぁ、また、バカ野郎………練習でやってるだろ??!フルコートプレスって事はーーー」



安西「山王のように!!!!!」



桜木「ん???ヤマオーのように???」



安西、コクッ「山王のように走る…………」



桜木「ヤマオーのように走る…………?」






安西、再度冷静に「君たちは必ずこの大会、準決勝で今の山王にリベンジを果たさなくてはならない………」


桜木「おうよ、オヤジ!!!」


流川、コクッ



安西「明日の試合は全て同じ会場で行われます、お客さんも多いでしょう…………」



桜木「おうよ、オヤジ!!!よしっ、その客たちをこの天才のプレイで魅了してーーー」


安西が食い気味で同調「そうです」


桜木「おう………」


そして安西「湘北ももう一度、全国に、いや山王に走れるチームだと魅せる必要がある…………出来ますね桜木君??皆さん???」





湘北メンバーは、不安から決意に満ちた表情へ


返事をホテル館内いっぱいに

「おう(はい)!!!!!!!!!」(勝負師・安西来たり!!!!)



安西「よろしい」にこりっ



夜が更けていく











翌日、会場は朝から満員となり、観客が今か今かと首を長くし試合を待ちわびている



本日はベスト16の対戦(三回戦)8試合が行われ


そのプログラムは


1)名朋工業(愛知1)×屋良城(沖縄)

2)常誠(静岡1)×種子島工科大学附属(鹿児島)

3)海南大附属(神奈川2)×道後大附属(愛媛)

4)草津第一(群馬)×博多商大附属(福岡1)

5)湘北(神奈川1)×南大塚(山形)

6)北野坂(兵庫1)×笹岡(宮城)

7)洛安(京都1)×浦安商業(千葉1)

8)堀(福井)×山王工業(秋田)




弥生「さあ、今日はいいカードが目白押しよ」


町田「強豪校が順当に勝ち上がってきている」


中村「各地方ちょうど均等に残っている印象ですね」


弥生「唯一、二校残ってるのは神奈川のみ、やはり県自体のレベルの高さを伺わせるわ」


町田「うーん、俺はこのカードとこのカードが楽しみだ」


中村「僕はこれとこれっすね」


町田・中村「これだ、これっすよ、これだ、これっす」


弥生「オッケー、全試合の注目ポイントを絞っていくわ」


「1)名朋VS屋良城は、勿論、怪物・森重VS最強の留学生・カマラのおそらく"個"の頂上決戦ね!!?そして本日の最注目カード、この対戦は決勝で見たかったぐらいね」


「2)常誠VS種子島は""高さ""対決ね!!スタメンの平均身長が全国一の常誠VS今大会最長身213cmの陽明命君との対決が楽しみなカード」


「3)海南VS道後は神奈川No.2の海南がどこまで勝ち上がれるか?道後は総合力で勝負ね」


「4)草津VS博多は去年ベスト4の博多が新チームになって戦力がやや落ちているように見える、去年を超えられるかどうか??」


「6)北野坂VS笹岡はまさにこのブロックの鍵となる大事な戦い、樋口君率いる北野坂と事実上東北2位の笹岡との一戦」


「7)洛安VS浦安商業はインターハイ優勝経験もある古豪・洛安に浦安のスーパールーキー鵜澤君が挑む形ね」


「8)堀VS山王、こちらも全国常連の堀が、前回夏の王者の山王にどこまで立ちはだかれるか?堀の2年生ガードと樽瀬君との同学年対決も楽しみね」





「そして!!! 5)湘北VS南大塚は??!」





「歴代最強対決か否かね………」



「湘北は優勝してその称号を獲れるか、今年の南大塚も山形史上最高の成績を残せる可能性を秘めたチームなのよ」



町田・中村「あぁ、やっぱりどれもこれも楽しみだーーーー!!!!!」意気投合


弥生「こらこら、楽しむばかりじゃなく仕事もちゃんとこなしてね………さぁ私たちも準備よ」






弥生たちが談笑する丁度その頃、湘北高校が会場に到着、観客席に



桜木「おっしゃーーー!!!!待たせたな、皆の衆、天才桜木様が率いる史上最強チーム・湘北のお出ましだ!!!!!勝負だぜ史上最強のチェリー軍団!!!!」

どーーーーーーーーーーん

意気揚々と会場に乗り込む



だが、観客無反応



そして晴子が「桜木君、けれどその前にあれ………」オドオドしながら指を指す



桜木「えっ???晴子さん」


その瞬間

ワァァァァァァーーーーーーーーー



桜木「なぬーーー????」



割れんばかりの歓声、地響き



ワァァァァァァーーーーー


ワァァァァァァーーーーー

止まない



体育館は熱気、熱気、熱気!!!!!!




三回戦の第一試合目、弥生たちが言った本日の最注目カード


名朋工業VS屋良城の戦いが始まろうとしていたからだ


報道陣、スカウトマン、協会関係者も多数、日本中のバスケファンが""高々高校生の三回戦""に集まってきている


決勝戦さながら超満員!!!!!!!!


決して隣のコートで同時進行で始まる海南VS道後の試合が注目されていないわけではないが、観衆の視線は圧倒的にこの名朋VS屋良城の試合に比重が注がれる



しかし、その多くの注目が集まる理由も頷ける


ワァァァァァァーーーーー


ワァァァァァァーーーーー


ワァァァァァァーーーーー


「待ってましたぁぁぁ!!!!!」


「第1シード王者・名朋に最強留学生のいる屋良城!!!」

「こりゃ事実上の決勝戦か?!!」

「森重VSカマラ!!!!!」

「"あの"森重が外国人相手にどこまでやれるんだ!!!??」

「怪物VS黒船!!!!!」

「これは""日本の歴史""が動くぞ!!!!!」







桜木「ぬっ?!!!デカ坊主!!!ガイジン!!!!!」


清田「ちぃ!!!こっちも今から試合だっちゅーのに!!!」



桜木・清田「こらーーーー俺らにも注目しろーーー!!!!!」Booー Booー






弥生「"歴史が動く"………確かに、、、桜木君たちには悪いけど、森重VSフレッド…………この対決は日本バスケ界全てが注目、この試合が日本バスケの行く末を決めると言っても過言じゃない………」


(日本人そのもののレベル、現在地、未来、インサイドの在り方、留学生の在り方など………全てがこの対決に集約されているわ)





一度フレッドと対戦した湘北の二人


桜木「ぐぬぬぬ……ガイジンめ………」


流川からは内に秘めた闘志を感じる「・・・・」



弥生(あの二人も思うところがあるはず………)






屋良城は(一応)隣県沖縄からの大応援団♪♪♪

かりゆしに身をまとい三線の音を持ち込む♪♪♪



そして、屋良城を全国の強豪校へとのし上げたスーパーヒーロー・カマラに大声援が注がれる


昨年からの『フレッド・インパクト』は続いている


ワァァァァァァーーーーー


ワァァァァァァーーーーー


「フレッド、お前が最強だぁぁぁ!!!!!」


「カマラ!!!!森重を倒してくれーーー!!!!」


「下剋上だぞ!!!!」




カマラも応援に手を振って応える


『OK、ゲコクジョー!!!!!』














一方の王者・名朋工業は



淡々と



監督・豊田、一言





「蹴散らせ…………」







森重



「ハイヨ、おっちゃん」



続く  

2018年12月08日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(902話)

『vs勢いのあるチーム~史上最強のチーム』





湘北!!!桜木による赤木ばりのインサイドアタックで先制点!!!



桜木「ウホッ!!!」



会場・湘北サイドは大盛りあがり



「湘北が先制点!!!」


「桜木のゴール下!!!」


「何か見た事あるようなプレイ………」


「ま、まるでゴリラだ!!!」





だが、雑賀も負けじと



ザシュッ!!!!!



SG福元がディフェンスの網をくぐり抜け、ジャンプショットでスリーポイントを決める!!!


キャーーーー!!!!!


湘北2
雑賀3



天崎「あちゃー、、、汗」



流川「バカ野郎、2番(SG)と4番(PF)が得点源だって言ってただろ?!もっとタイトにつけ!!!」



天崎「はい!!!!」



流川「テメーなら止められる」



天崎「はい!!!!!」(キャプテン!!!)





湘北はその流川が、ポストプレイからのフェイダウェイ・ジャンプショットを鮮やかに決める!!!!!



「流川が決めた!!!」


「キャプテンにしてエース!!!!!」


「よっ、お見事!!!!!」


「あれもまさに芸術品だよな!!?」



湘北4
雑賀3



雑賀は寺下がドライブ、弱冠それに遅れた桜木がファウル



桜木「ああぁぁーーーー」



寺下、奪ったフリースロー二本を沈める




寺下その後も、ルーズボールやスクリーンなど数字に残らないプレイでチームに貢献、会場を盛り上げる



「いいぞ!!!寺下!!!!」


「寺さーーーん!!!!」


「太地先輩!!!ナイスファイト!!!!」





弥生「寺下太地………自ら得点が取れるにも係わらず、労を惜しまないプレイでチームを盛り上げる、いい選手ね!!!」


中村「人気も抜群ですね!!?」



桜木「ちぃ…………」




第1クォーターは、この寺下の頑張りで、雑賀は思いの外、シードの湘北に善戦し五点差で終える


湘北20
雑賀15





しかし、第2クォーターは



ハイポストの荒石からローポストの桜木にパスが渡り、桜木がボースハンドダンクを決める



ドカァァァァァァ!!!!!


「出たぁぁぁ、桜木のスラムダンク!!!!!」


「ゴリラダンク?!!!!」


「いや、"妙に"荒石とのコンビネーションが良かったぞ!!!」






中村「あっ、あれも…………???」



弥生「明利の花形~赤木のホットラインの形だわ!!!?相当彼らに鍛えられたみたいね………」





桜木と荒石が憎まれ口を叩き合いながらも


荒石「へっ、珍しく位置取りが良かったじゃねぇか?!!」


桜木「お前もやっとこの天才の動きに気づく事が出来たか?!!」



パチンッ!!!!!!!



何やかんやでハイタッチ!!!!!






更には、須形のポストプレイ、ミスマッチを突く



PG岡本「くそっ!!!」



ヘルプディフェンスが集中した所、またもや桜木にボールが



ザシュッ!!!



「ナイスパス!!!」


「ルーキー・須形から桜木!!!」


「にしても、あいつ(桜木)何点取るんだよ?!」


「あんなに得点能力のある選手だったか?!!」





弥生「須形君が1番になった事、そして桜木君のエース級の得点能力、、、これはまだ全国にはさほど知れ渡っていない…………」





ディフェンスでは、天崎が奮闘、相手エース・福元を前半5点に抑える





第2クォーター終了時のスコアを


湘北50
雑賀24


とし、格の違いを見せつける





後半は控え中心に


PG/桑田
SG/須形
SF/与田
PF/長谷川
C/下柳



須形が点を取り始める



ザシュッ!!!


ザシュッ!!!


ザシュッ!!!



騒然とする館内



「誰だあの#13番は???」


「バカ、お前モグリか?全中MVPの須形だよ!!!」


「何ーーーー?!!!中学No.1プレイヤーが湘北に入ってるのか??!」


「だーかーら、さっきから言ってるだろ??!」




須形の全国デビュー、センセーショナルを与える


清田「あん???」




須形、応援にガッツポーズで応える





湘北はこの後、ベンチメンバー全員が出場を果たす




雑賀も終盤、自身へのマークが手薄になった福元が得点を決め返すが





湘北の経験値と総合力に全く力及ばず、勝負あり





『ビィィィーーーーー!!!!!試合終了!!!!!』



「ヨッシャーーーー!!!!!!」



湘北サイド、歓喜!!!!!



湘北109
雑賀 48



終わってみれば60点差の圧勝



県予選から勢いのあった和歌山・雑賀工業を見事打ち破った





同学年同ポジション、この試合でもマッチアップした、寺下が桜木に声を掛ける


ハアハア

「完敗や桜木、俺らの分も頑張ってくれよ、、、そや!!?俺は関西の大学に行くんやけど、お前は大学は決まっとるん??!一緒に同じ大学行こらよ?!!」







桜木応える「ふんっ、大学は行かん!!!プロだ!!!!!」


荒石(まだスカウトも何も来てねーだろが)





寺下「プロか?!!なら俺もいつかプロに行くつもりやから、その時また勝負やな??!」





桜木「おう!!!!!」



ギュッと固い握手をかわす





桜木軍団・野間は早くも涙腺崩壊「おおーー、いいぞ!!!俺たちの湘北!!!!」


水戸「まだ、緒戦だっちゅーの」




そして湘北ベンチは


「よしっ、これでまず一勝!!!」


「ってかシードだからもうベスト16だよ!!!」


「このまま一気に優勝だ!!!!」



上昇気運!!!!!






観衆は初お披露目となった"今年の湘北"に、まだザワついている



ざわざわざわざわ



「おいおい、今年の湘北もめちゃくちゃ強いぞ!!!」


「去年のスタメン四人とスーパールーキー須形!!!」


「ベンチメンバーもいい、連係もあがっている………」



「このチームなら今年こそは優勝を狙えるぞ!!!!」




約2ヶ月前の神奈川と同じような反応


旋風を巻き起こす



弥生・中村「ふふっ、だから言ったやない(じゃないか)?!」ドヤ顔



町田「ハッ、何を???」







流川・桜木は「ふんっ、まだ一勝したに過ぎん…………ぬっ??!」プイッ





何はともあれ、湘北は雑賀の勢いを受け継ぎ、早くもベスト16進出を果たす





その他二回戦は、屋良城、常誠、種子島、海南、洛安、堀が一回戦同様、それぞれ強さを見せつけベスト16進出





湘北のブロックでは


熊本第三の勢いを笹岡が止めベスト16入りを決める

くまモン、涙



樋口のいる北野坂も、金山商業に4点差で競り勝つ

樋口「よしっ、後一つで桜木と再戦や!!!」





そして、湘北の次の対戦相手も決まった



青 鳳(宮崎)59
南大塚(山形)78




町田「おっ、やっぱり南大塚か、、、」


弥生「今年の南大塚は、好ガードのキャプテン佐藤君と2mセンターの伊藤君を中心に、山形史上最強とまで言われているチーム」



中村「史上最強の………神奈川は(いつの)どのチームになるんですかね…………」



弥生「フフフッ面白い事言うわね、、、それは歴代最高位の牧君率いる海南大附属、最強・山王を破り伝説となった赤木君時代の湘北、天才・仙道君を擁しインターハイベスト4の陵南、悩む所だわ、、、そしてその上を行ける可能性があるのは、、、」





「今年の湘北ね!!!!!」





「彼らが、どこまで上がって行けるかが、この論議の答えになってきそうね」








温泉ホテル原別荘ーーーー


湘北メンバーは宿泊したホテルに戻り


しばしの休息の後



リラックスルームにて、彦一により追加されていた南大塚の地区予選の映像を観、次の試合の作戦を入念に考える



桜木「お次は、チェリー軍団ね…………」ニヤリッ



続く  

2018年11月27日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(901話)

『勢いのあるチーム、そして先制点の真相』





鹿児島インターハイは2日目を迎える




二回戦、いよいよシード校が登場し、会場は盛り上がりを見せる



それぞれが格の違いを魅せつける





第1シード、優勝候補筆頭格の名朋工業は、激戦区福岡2位の北条四商を全く寄せつけず圧勝


後半のほとんどの時間で主力を温存


名朋111
北条 45


森重寛は27分の出場で42得点





その福岡を1位突破した博多商大附属も危なげなく滋賀の湖星に勝利している







昨年の選抜大会、準優勝で王座から陥落した第2シードの山王工業は、栃木・加臥工業と


伝家の宝刀・ゾーンプレス・ディフェンスが炸裂!!!


得意の速いテンポに持ち込み、圧倒!!!


山王119
加臥 39


樽瀬俊輔は、名朋へのリベンジを誓い虎視眈々と優勝を狙っている















そして


湘北(神奈川)×雑賀工業(和歌山)

の開始時間が刻一刻と迫っている






ドーーーーーーーーーン



『初志貫徹』



そう書かれた横断幕が応援席から垂れさがっている



和歌山・雑賀工業の横断幕である



和歌山側の応援席にも徐々に人が集まってきている


少し豊玉に似た雰囲気のある応援団





中村「相田さん、和歌山ってバスケ事情はどうなんですか??!」



弥生「そうね、バスケは弱小県ってイメージだから今や湘北からしても格下と言えるわ…………ランクもとりあえずはCにしたし…………だけど、県予選で和歌山の絶対的王者マツハシ(松下橋本)を倒し、昨日もBランクの格上・青森との接戦を制している、今最も勢いのあるチームの一つね」



中村「なるほど、勢いのあるチームか…………そう言えば当時の湘北もスゴい勢いでしたもんね?!無名校からAAランクの山王に勝ち、そして伝説を作った………今度は湘北が追われる立場なんだ」








湘北応援席



水戸「おっ、間に合った間に合った」



大楠、欠伸「にしても遠かったなぁー」



野間「出陣じゃーーー!!!」



高宮「これキンキンに冷えてて美味ぇぞ」手には鹿児島名物『白くま』




桜木軍団上陸!!!!!!!!





ざわざわざわざわ




湘北部員たち


「桜木軍団だ………」


「おいおい、ここ鹿児島だぞ………」


「どこまでも来るな、あの人ら…………」





コートと応援席を行き来していた晴子が


「あっ、洋平くん!!!」



水戸「よぉ晴子ちゃん!!!」



晴子驚く「ウソーーー、ここ鹿児島よ、皆どうやって来たの???」



大楠が「これこれ、4人乗りで」バイクのアクセルをぐいぐいと回すジェスチャー



晴子「えっ???本当に?」



水戸「ウソウソ、こいつの冗談だよ、俺らは飛行機組~」



晴子「もぉ~」クスッと笑う



高宮「俺らこのためにバイトしてるようなもんだぜ、なぁチュウ??!」






野間は既にハチマキを巻きせっせと応援旗などの準備を始めている


「頼むぞ湘北」ブツブツブツブツ





そんな応援席の和やかな雰囲気とは対照的に、選手らは真剣そのもの、気を高めている





大楠「花道のやつ、相手は格下ぽいのに何か妙に集中しているな~」



水戸「相手がどうとかじゃなく緒戦の入り方を重んじているんだよ、そういう調整の仕方も、強豪校へ成長した証だな」



野間「俺らも同様、集中だぞ………」ブツブツブツブツ



高宮は薩摩揚げをほおばる「ふーん」

















そして


『ビーーーーーーーーーーー!!!!!!』


館内にブザーが鳴り響く


試合開始を告げるブザー



「さあ、来た来たああああーーーーー!!!!!」


「昨年全国3位の湘北だ!!!!!」


「神奈川を1位突破した実力は如何に??!」


「一体どんなチームに仕上がってるんだ!!??」


大歓声!!!!!!!!!





中村「やはりこの試合、湘北への注目度はかなり高いですね!!!!!」



弥生「ええ、湘北は三年連続インターハイ出場&選抜3位、今年こそはと周りの期待も高い!!!!!」




更には


「L・O・V・E、る・か・わ♥️」


「天崎くーーーん!!!」


「俺は玄人好みの荒石に注目だ!!!」


「中学MVPの須形も加わったって?!!最強かよ!!!」


「赤頭ーーー!!!!!!!こらぁぁぁーーー桜木!!!!!ぶっ潰すぞ!!!!!」


黄色い声援から罵声のようなものまで




弥生「そして湘北はユニークなキャラクターが揃ったチーム!!!人気も抜群よ!!!」


中村(野次もスゴいけど…………汗)








流川「集合~」



「おう!!!!!」



スタメンを中心に安西を囲う



安西「さあ緒戦です、雑賀は勢いのあるチームですよ、、、だが逆に我々がこの試合に勝って勢いをつける、、、」



「おう!!!!!」





「そして流川君、桜木君…………」




流川「うすっ」



桜木「おぉ、オヤジ!!!!!」







「君たちにとって最後のインターハイ、悔いは残してはいけません」





流川、こくりっ



桜木「最後…………??!」




周りも反応


(そうか、当たり前だけど3年生にとって最後の夏、冬もこのメンバーで出来るとは限らない、絶対に悔いは残したくない)







安西「悔いを残さない方法は勿論……… ?」







流川「日本一」



桜木「全国制覇!!!!!」



安西「よろしい」にこりっ









インターハイ2回戦

湘北高校(神奈川)×雑賀工業高校(和歌山)



『ピーーーーーー!!!!』


「整列!!!!!」

レフェリーの笛が鳴る


流川「行くぞ」

「オウ!!!!!!!!!」



ガンガンガンガンガン!!!!!

湘北応援席、メガホンが打ち鳴らされる


「湘北ファイトーーーーーーーーーーー!!!!!!」


桜木軍団もペットボトル

「行けえ!!!花道ーーーーーーーーー!!!!!」




5人の背中を見つめる晴子


晴子(桜木君、最後の夏よ、絶対優勝よ!!!!!)






雑賀も


「行けーー!!!太地!!!!!」


「湘北いわしたれ!!!!」


「オッオーオッオーーージャンプ!!!ジャンプ!!!」


メガホンからの激しい応援





両校、整列

「赤・湘北、白・雑賀」



湘北高校 スターティングラインナップ

PG/13 須形拓弥(1年/181cm/68kg)
SG/9  天崎和彦(2年/180cm/69kg)
SF/4  流川 楓(3年/193cm/82kg)
PF/8  桜木花道(3年/195cm/90kg)
C /10 荒石淳也(2年/194cm/82kg)




雑賀工業高校 スターティングラインナップ

PG/4  岡本修爾(3年/170cm/57kg)
SG/9  福元秀典(2年/175cm/65kg)
SF/8  谷本浩二(3年/185cm/74kg)
PF/5  寺下太地(3年/190cm/81kg)
C /10 小林祐一(2年/197cm/90kg)






中村「和歌山も身長は比較的バランスが取れたチームですね」



弥生「ええ、けどそれでも全体的に湘北のほうが高い、PGは11cmのミスマッチ、この辺りがどう試合に影響するか」




須形「・・・・」


岡本「・・・・」




ジャンプボールに


湘北・桜木、雑賀・小林がセンターサークルに立つ



ドキドキ、ドキドキ



ガンガンガンガン


「オッオーオッオーーーオッオーオッオーーー!!!!」



晴子が手を合わせ祈る


ドクン、ドクン




静寂と喧騒のコントラスト








そして遂に






レフェリーがボールをトス!!!!



スッ





ティップ・オフ!!!!!!!!!!!


カシャッカシャッ、カシャッカシャッ!!!!!フラッシュの嵐


「始まったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」








ダンッ!!!!!!!!!



両者が跳ぶ







「ふんがーーーーーー!!!!!!!!!!」


バッシイイイ!!!!!



桜木・圧勝!!!!!!


小林のはるか上


小林驚く「何っ?????」(何だこの高さは???)




晴子「よしっ!!!」小さく拳を握る






天崎が取る「ふんがーーーーー!!!!」






石井「おお、桜木も天崎も気合い十分だ!!!!」



佐々岡「まずはマイボールスタート」



桑田「よしっ落ち着いて行こう!!!!」





湘北ボールでスタート




須形にボールが渡り、慎重に組み立てる

「一本、一本!!!」




雑賀のディフェンスはマンツー、ポジション通りにつく



チラッ、チラッ


須形、全ポジションを確認





そして



須形(ここだ!!!!!)




サッ!!!


パスを送る





水戸「おっ??!!!」










ローポストの桜木にボールが渡る






高宮「一本目から花道…………」



大楠「流川じゃねぇんだな?!」



野間「湘北は、一本目を花道に託した!!?」



水戸「県予選での"あの爆発"で流川にも負けない信頼を勝ち取ったかな?!!それに花道が決めると勢いに乗る」







桜木、ローポストから強烈なインサイドアタック


相手のPFの寺下をぐいぐい押し込む



寺下「くっ???!!」



よろめく






そして



バスッ!!!!!




湘北が桜木のゴール下で先制点!!!!!





ワァァァァァーーーー!!!!!!!!!!


会場爆発


「桜木の先制点!!!!!!!!」


「流川じゃなく桜木!!!!!」


「何か"桜木のくせに"、シンプルに決めたぞ」




湘北ベンチ


「よしっ!!!!!(今シーズン)全国初得点!!!!!」


「桜木さん!!!!!ナイッシュー!!!!!」


「末広がり・桜木!!!!!」


拍手やガッツポーズ






桜木もガッツポーズで応える、ググッ



水戸「おっ、何かカッコいいな!!!」







中村「何かインサイドから簡単に決めましたね、桜木君ってあんなプレイヤーでしたっけ?」



弥生「確かに、、2年時ぐらいから少しずつポストプレイも増えてきたけど、あんなに綺麗なのは今までなかったわ?!」



町田「シンプルにやってのけたぞ、今のは完全に自分のモノにしている感じだったぞ」



中村「県予選でもなかったっす、この短期間で一体何が???」



弥生「その答え、、、今のはまるで、、、」


















水戸「ゴリだな……………」



桜木軍団「ああ、ゴリだ!!!!完全にゴリだった!!!!」


「キングコング・弟!!!!!」





湘北ベンチも


桑田「早くも赤木さんとの猛特訓の成果が出てるぞ!!」



石井「あぁ、しかも確か、2年前の湘北全国初得点が赤木さんで全く同じような形だった」



佐々岡「それ何か感慨深いな…………」





晴子は早くも泣きそうになる(お兄ちゃん!!!桜木君!!!)






弥生「明利大学の赤木君との特訓があったと彦一が言っていた…………」



中村「あっ!!!確かに今のプレーは赤木君だ!!!!!」


町田「短期間であのローポストのパワーアタックをマスターしてきたのか??!」


弥生「桜木君、あなたはまだ進化を遂げるの…………」





桜木、ニヤリッ「ウホッ」




桜木のゴリ直伝のインサイドアタックにより、幕があがった



続く  

2018年11月20日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(900話)

『First Round@KAGOSHIMA』





一回戦が二会場で順に行われている





大きな番狂わせはなく、強豪と呼ばれるチーム、前評判が高いチームは、順当に勝利を収め二回戦へと駒を進める





高見沢(北海道)VS屋良城(沖縄)は


屋良城留学人エースのフレデリック・カマラ(200cm)が50得点19リバウンド6ブロック、ダンク5本の大暴れ


その類いまれな身体能力で格の違いを見せつける



弥生「さすがカマラ君ね、ベスト16で名朋と対戦するはずやわ………要チェックや!!!」



カマラ(メイホーにゲコクジョーだ!!!そしてサクラギ、またショウブしよう!!!!!)



高見沢(北海道) 77
屋良城(沖 縄)119






次に登場したのは今年、スタメンの平均身長が全国一の摩天楼軍団、静岡・常誠、彼らもその高さを遺憾なく発揮し一回戦突破



房総工業(千 葉)52
常 誠(静 岡)82


キャプテン・丸尾「ズバリ常誠が優勝でしょう!!!」


副キャプテン・花輪「ベイビーたち、MVPは僕がいただくよ~」








このブロックで、唯一波乱があったとすれば開催地・鹿児島の種子島工科大学附属が四国の雄・土佐義塾を破った事だった



地元だけあって大声援に後押しされるように




記者たちが慌てる


「おい、インタビュー取れ!!!」


「日本語は?!!」


「にしても、、、マイク届くか??」背伸びをして腕を思いっきり高くあげ、ようやく届く高さ



「とにかく高い!!!!!!!汗」



そう!!!インタビューを受けているのは種子島工科大学附属をインターハイ初勝利に導いた


中国からの留学生・陽明命(ようめいめい)という選手であった


213cm(7フッター)/121kg


野太い声、若干伝わる日本語でインタビューに応じている





弥生「まさに""万里の長城""ね…………」



中村「こちらもベスト16でその常誠と高さ対決実現なるか、"要チェック"だ」



弥生「あっまた使ったな!!4000年早いわ!!!!!」バコッ!!!!!



種子島 (鹿児島)80
土佐義塾(高 知)68











次のブロックでの強豪は、言わずと知れた神奈川・海南大附属高校



ドカァァァァァァァァ!!!!!!!


清田がダンクを決めた所で、ゲームセット




海南大附属(神奈川)110
王子学園 (奈 良) 39



「スゲー、海南は流石の強さだ!!!」


「あれで神奈川じゃ2位だってよ?!!」


「じゃあ湘北ってどんだけ強いんだよ??!」





清田「ムッ?やはりその評価かよ」(いつまでも湘北が付きまとうのかよ)イライラ



一ノ瀬「まぁしょうがないですよ、このまま上まで行って決勝で湘北も観衆も見返してやりましょ?!!」



清田「お、おぉ…………」(ホントこいつしっかりしてきたぜ)





弥生(湘北との再戦は決勝まで進まないといけない、さて両校どこまで上がれるか??)







湘北がシードのブロックでは北野坂(兵庫)が、昨年の強豪・白松(福島)を下す



樋口「ベスト8で湘北にリベンジだ!!!」27得点/14リバウンド/4ブロック


パートナーの相葉も31得点/10アシスト/5スティール


北野坂(兵 庫)99
白 松(福 島)49








一回戦屈指の好カード


熊本第三(熊本)と豊玉(大阪)は大接戦



熊本第三スタメン


PG/9.松原光真/2年/174cm
SG/15.嘉多元気/1年/179cm
SF/6.有上希/3年/185cm
PF/4.内村勇気/3年/188cm
C/5.泉谷力/3年/200cm





豊玉スタメン


PG/8.市川稔/3年/165cm
SG/10.須藤龍河/2年/179cm
SF/6.渡辺光樹/3年/190cm
PF/4.山本貞高/3年/193cm
C/5.白間みちる/2年/194cm


「昨年のスタメンがまた一掃されてるぞ!!!」


「何故???」


「知らん!!!」


「作者の都合だ!!!」





応援席にはくまモン、大応援団(隣の県というのもあって)



晴子「キャッ、可愛い」



桜木「グヌヌ…………くまモンめ…………」



荒石「何に焼き餅焼いてんだよ汗」





試合は熊本1年生のスラムダンカー嘉多が躍動


試合終盤に逆転のジャンプシュートを決めチームに勝利をもたらす



観客は大興奮



元気と勇気、希望を受け取る







そして豊玉・テルオの夏が終わる



テルオ、涙



熊本第三(熊 本)93
豊 玉(大 阪)92









その他の強豪も二回戦進出を決めた


南大塚(山 形) 99
湖谷南(鳥 取) 74



笹 岡(宮 城)110
岩清水(北海道) 43



洛 安(京 都)121
湯来実業(広 島) 58



浦安商業(千 葉) 88
馬宮西 (岩 手) 50




湘北メンバー



桑田「同ブロックの南大塚と笹岡、どっちもいいチームだな、、、」



石井「ああ、どっちもかなり強いぞ、、、何で秋田筆頭に東北はこんなに強豪ばっかなんだ」



佐々岡「3回戦は南大塚、準々決勝は笹岡なんてあるかもな(で準決が山王なら三連続東北!!?)」






この試合は、以前にも紹介した笹岡のルーキーである野比と夏嶋が旋風を巻き起こす



2mちょうどの野比俊輔はスリーポイントとミドルのフェイダウェイジャンプショットで41点の荒稼ぎ



桑田「神奈川で言ったら一ノ瀬に近いんだけど、、2mあるのに一ノ瀬より更に外を好むタイプなのか………?」



その野比に繰り返しアシストするのはPG172cmの夏嶋誠

21得点13アシスト



石井「伊達の兄とかと近いオールドスクール型かな?けど得点能力も高いな!?」




佐々岡「何せ笹岡は強いぞ!!!!!」












そして!!!!!



湘北の緒戦の相手が決まる



雑賀工業(和歌山)72
町田三商(青 森)66



湘北メンバー全員がこの試合を観戦






桜木呟く「ワカヤマか…………」







天崎「あれっ桜木さん、和歌山の事何か知ってるんすか?」












桜木自信ありげに





「桃太郎だ!!!!!!!」









しかし荒石「バカ野郎、それは岡山だ!!!!!」






桜木「ぬっ?アラシ??そうなのか???ではこれはどうだ??!」







荒石「何だ???」











桜木「武蔵だ!!!!バガボンドだ!!!!!」





須形「あー、それも岡山ですよ!!!そして宮本武蔵の出生は諸説ありです!!!」









桜木「ぐっ、スガタ、、、ではこれは、、、」





荒石・須形「おう(はい)???」










桜木「Kさんの出身地だ!!!!!!!」






荒石・天崎・須形「だぁぁぁーーーーー!!!!!だからそれも岡山ーーーーーーー」(俺たちにはわかる)









桑田、汗「と、とにかく和歌山の雑賀工業があがってきた…………」



石井「あぁ中外とスタメン全員が好プレイヤーだったな…………」



佐々岡「PFの寺下とSGの福元が得点源…………桜木のポジションが重要になってくるんじゃ???」








桜木「ふんっ、恐るるに足らん!!!!!」





流川はウトウトしている







湘北はその足で、最寄りの高校の体育館を借り最終調整



安西「緒戦の入り方が重要ですよ」



桜木「ぬかりはないぜ、オヤジ!!!!!」



ガコォォォォォォォォン!!!!!!



安西、にこり













夜が更けてくる





弥生「フゥ、内容盛り沢山の一回戦やったわ」とネタを整理する







中村は「ヒック、ウィ、あっ相田さん、この芋焼酎美味いっすよ~」





弥生、プルプルプルプル「このアホ!!!!」バコッ!!!!!









インターハイ2日目、湘北にとっての緒戦が始まる



続く  

2018年11月12日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(899話)

『鹿児島~チェスト~』





8月



鹿児島県





車内アナウンス


「まもなく鹿児島中央~鹿児島中央~」



むにゃむにゃ


新幹線内、寝ていた生徒たちが起き出す





そして到着、ホームへ降りる







桑田「やっと着いたーーーーー」



石井「始発で出たのにもう昼間…………」



佐々岡「過去最長の距離だよ、これ?!!」



須形「何せ本土の最南端ですもんね!!?」



天崎「南国って感じーー!!!」



荒石「暑すぎだっちゅーの!!!」





そして何人かの生徒が


「あっ!!あれ桜島ーーーー」



指差す方、遠目に桜島



オオオオーーーー


どよめき







だが、





ぬっ!!!!!



「どれだ?サクラギジマは??!」





桜木が遮るように止まって確認、そして





桜木「ふん、この偉大なるサクラギ様の名を冠しているのに全然小さい…………」







「サ・ク・ラ・島ですよーーーー」





桜木「ぬっ??!」





桜木「角刈り………」






与田だった



「それに、ここから10キロは離れてるんですから小さく見えるのはしょうがないですよ、近くへ行けば大迫力のパノラマで観れますよ」





桜木「グヌヌヌヌ、、、こいつはいつも、、、」




そんな時




「ジャマだ」


ドガァァ!!!!


桜木の背中にキックを入れる流川


「そんなトコに突っ立ってたら進めないだろうが、どあほう」



桜木「コラア!!!ルカワーーーーー!!!二年連続で駅のホームで人の事蹴りやがったなーーーー!!!!!!」



大男たちが騒いでいる






湘北高校バスケットボール部


インターハイの開催地、鹿児島に乗り込む





看板には『ゆくさ おじゃったもした(ようこそいらっしゃいました)』の文字



「西郷どんだ!!!」


「長渕剛だ!!!」セイッ♪♪♪


「井上雄彦先生!!!」オオオオーーーー





様々な意味で聖地となるこの場所で、男たちは一週間に渡る熱き戦いを繰り広げる



桜木「勝あああーーーーーーーつ!!!!!!!!!」






『温泉ホテル原別荘』


湘北メンバーの宿泊先となるホテルである





「こんにちわ~~~」


晴子が元気よく挨拶する



安西「湘北高校です、今日からお世話になります」


晴子「よろしくお願いします」


フロントスタッフたちが笑顔で迎える

「ゆくさ、おじゃったもした~長旅でお疲れでしょう??」




そして、女性のスタッフが選手を見回す


「おお~、みんな大っきか、さすが全国大会に出るチームじゃ~」



そして、桜木を見つける


「兄ちゃんどげんしたと?その派手な髪ば?キミが一番目立っちょるからエースなのけ?」



ピク!!!


桜木、ニヤリ


「ふっふっふ、分かるかね」




しかし、直後に流川を発見


「いや、こっちけ?こっちのお兄ちゃんのほうがエースの顔やぃよ」



桜木「なっ…………!!!?」





荒石「お、この流れは」



天崎「去年もあったな?笑」


須形「客商売のプロですね?!」



一同、大きくうなずく




桜木も思い出していた


「グヌヌヌヌ、グソッまたこの流れか…………」








しかし!!!!!!!







今年は!!!!!!!











「あっ桜木君ね???」





桜木「ん?」



振り向くと







家族連れ


そして「やっぱり…………」母親が確認



そして父親が幼稚園か小学校低学年ほどの子の手を引っ張り



「こんわろ(この子)も、バスケしちょる、わい(キミ)の大ファンやけ、ほれ!!!」






そして少年は前へ出て、恥ずかしそうに一言



か細い声で、だが目は輝いている



「きばいやんせ(頑張れ)…………」













桜木、何となく伝わる











そして











桜木「少年よ、おいにまかせんか!!!!!!!!!!」(何故か鹿児島の方言で笑!!!!!)





ピースサインで応える








周り「オオオオーーーー、一応全国区ーーー!!!!!!!!!」







そんな出会いもあり






総勢60名の生徒がいくつかの部屋割りで過ごす





3年生の部屋



石井「いや~それにしても遠かった~」



佐々岡「あぁ、鹿児島までこんな大人数で…………」



桑田「何でも多大な寄付金が集まったようだよ、ありがたい事だ」



桜木「・・・・」



流川「Zzz………」







2年生のユニフォーム組の部屋



野茂「明日は開幕式と一回戦、俺たちは見学だよ」



天崎「シードだもんね、高みの見物っと」



与田「青森と和歌山の勝者がうちと…………」



荒石「和歌山は絶対的王者を倒して勝ち上がって来たらしいじゃねぇか、そーゆー勢いのあるチームには気をつけねーとな」



天崎(また勉強熱心だ………)







1年ユニフォーム組の部屋



須形「いよいよ高校になって初めての全国大会だ」



長谷川「あぁ、けど何回経験しても緊張するよ」



下柳「同じく…………」



須形「二日後の試合時間にピークを合わせれるよう調整しよう!!!」



長谷川・下柳「おう!!!
!」



かつてないエリートたちの会話だった、、、







そしてマネージャーの部屋



後輩マネージャー1「あぁ、晴子先輩~私まで緊張してきちゃった~」



晴子「大丈夫よ、ほらっ深呼吸深呼吸、スーハースーハー」



後輩マネージャー2「天崎君、活躍するかなぁ~」



晴子「こらっ、えこひいきはダメ!!!」



後輩マネージャー1、2「自分だってーーー」じぃーーーー



晴子、焦りながら「自分だってって何よーーー!?わかったの?湘北皆を平等に応援するのよ!!!」





だが、晴子続ける



キリッ

「違うわ、私たちも応援するんじゃなくて""戦う""のよ!!!!!」



後輩マネージャーも感銘「はい!!!!!」









そして、翌日


ホテルからバスで約10分


メインとなる鹿児島で一番大きい体育館へ



古代円形劇場をイメージされたノスタルジーかつ雄大な外観



3面用意されたコートで同時に、一回戦が順に行われていく





晴子の手には最新の週間バスケットボールと大会パンフレット



晴子「フフッ、桜木君!!!今回のランクは遂にAA(ダブルエー)よ!!」



桜木「当然っすよ、晴子さん!!!」







荒石「だが山王と名朋はAAA(トリプルエー)だとよ」不満げ



天崎「えーー、去年AAAなんてありました??!」こちらも



「なかった」


「何だよその分け方」


「山王だって名朋に大差で負けたじゃねーか」


グチグチグチグチグチグチ






だが












くわっ!!!!!!!


桜木「かまわん、ヤマオーとメーホーに勝って""フォー・エー""ランクだ!!!!」



「おお!!!!!!!!」




須形「まぁフォーじゃないんですけどね…………」呆れ顔



流川「どあほう…………」だが汗をかいている



荒石(キャプテン殿も知らなかったな、さては)







週間バスケットボールーーーー


神奈川県立湘北高校


3年連続3回目出場


ランクーーーAA


評価ーーー前年度、夏ベスト8、冬3位の好成績、④流川と⑧桜木の二人を中心に過去最高のチームを作ってきた。目指すは初の全国制覇だ!!






そして、全国の登録メンバーは県予選と変わらず以下となっている(身長体重は最終登録時のもの)



4  流川 楓 (3年/193cm/82kg)
5  桑田登紀 (3年/168cm/56kg)
6  石井健太郎(3年/172cm/60kg)
7  佐々岡智 (3年/175cm/63kg)
8  桜木花道 (3年/195cm/90kg)
9  天崎和彦 (2年/180cm/69kg)
10 荒石淳也 (2年/194cm/82kg)
11 野茂健司 (2年/177cm/66kg)
12 与田隆之 (2年/182cm/71kg)
13 須形拓弥 (1年/181cm/68kg)
14 長谷川滋晴(1年/185cm/75kg)
15 下柳 健  (1年/196cm/88kg)





湘北はこのメンバーで明日からのトーナメントを戦っていく



全国制覇への階段を一歩ずつ駆け昇れ、チェスト!!!!!!きばいやんせ湘北!!!!



続く   

2018年11月05日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(898話)

『合同練習、そして全国へ、、、』





「ギャハハハハハハハハハ!!!!!」






桜木・天崎・荒石の笑い声が響き渡る








赤木「笑い事じゃなーーーーーい!!!!!!」





そのまま3人は腹を抱えて






桜木「だってよー、リョーちんwwwwwwwww」


















天崎「追試でさーーーーーwwwwwwwww」













荒石「来れないってよーーーーwwwwwwwww」













桜木「情けなすぎるwwwwwwwww」





ギャハハハハハハハハハハハ





明利大学構内・宮城「お願いしますお願いします!!!」と一人で教授に土下座している








ドカァ、ドカァ、ドカァ!!!!!





桜木・天崎・荒石「はぅぅぅ!!!!!!!!!」




赤木のげんこつが飛ぶ



赤木「バカモノ!!!赤点軍団のお前たちが言うな!!!?反省しろ!!!!!!!」








三人とも悶え





桜木「くそぅ、ゴリのやつ、ゴリラっぷりは健在だ…………」



天崎・荒石「ひでぇ、オレたちは初対面なのに…………」



晴子「お兄ちゃん………桜木君………」





そこへ木暮がフォロー「推薦入学でも一般とほとんど同じように授業に出てテストも受けて単位を取らなくちゃいけないんだよ」





桜木「プククク、それでもよーーー、メガネくん、大学でもまだ追試ってーーーープクッーーーー」笑いが止まらない



荒石も天崎もやはり吹き出す「キャハハハ、いやー、リョーさんには頭があがらないぜ、いや、今頃頭を下げてるのは、リョーさんってか?ガハハハハハハ」





宮城「お願いしますお願いします!!!!!」ペコリッペコリッ





宮城を知る他の者にも笑いが伝染している



クスクス、クスクス





流川も「やれやれ、どあほうが3人、そして大学にも1人か…………」ため息をつき達観











だが!!!!!!!!!






ゴツン!!!!!!!!




横に並んでいた赤木「バカモノ!!!流川、お前もだ!!キャプテンだろ、もっとしっかりしろ!!!!!」




流川は頭を押さえ震えている、プルプルプルプル







笑っていた下級生も呆然、静まり返る



「あっ、あれが、赤木さん…………」



「あぁ、最強・山王を倒した時のキャプテンだ…………」



「す、スゴい貫禄だ…………」



「桜木さんや流川さんがまるで赤子のように…………」










部員たちは気を引き締め






合同練習に移る





午前中はランニング、フットワーク、ボールハンドリングにドリブル、パス、ランニングシュート、ツーメン、スリーメン


そしてポジション別に分かれてのシュート、ここからようやく1on1、2on2



基礎的なメニューが続く







午後からは3on3、アウトナンバー、4on4、セットプレイ、プレスの突破など実践的なメニューをこなし、そして最終夕方頃から5on5のミニゲームをこなす








アウトサイド組は、



明利の西川(4年)、目(さっか)(4年)、安藤(3年)、中東(3年)と、大学界きっての実力者たちと練習、多くのモノを吸収する





三年生、天崎、野茂、与田、他二年、そして須形は通用する部分、そうでない部分を自己分析


そうでない部分は徹底的に反復練習を行う








流川は







ドカァァァァァァァァ!!!!!!!!!!







一番目立っている…………







明利メンバー騒然「流川楓…………」



赤木・木暮「また上手くなってる…………」







そしてインサイドは



「ふんぬーーーー!!!!」


「ちがーーーーーーう!!!!」


「ふんがーーーー!!!!」


「まだまだーーーー!!!!」





赤木・花形の明利二人と桜木・荒石・下柳、そして時折、流川やユーティリティなプレイヤーである与田や長谷川もこちら側に加わり、ハイポスト、ローポストからの1on1を繰り返す




ハイポストからの動きを花形が荒石たちに指導


「荒石だっけ??いい線してるよ!!!だがこの時は"こう"動いたほうがいいぞ!!!その時に"ここ"を気をつけろ!!!」など




荒石「おう!!!!」と叫んで応える





湘北部員たちも「あの花形さんってめちゃくちゃ巧いよな」



「あぁ、翔陽出身で国体のスタメンの実力は伊達じゃないよ」



「ハイポストからの捌きは芸術的だよな~」



「あれこそ""柔のセンター""だ!!!!!」





桜木「ちぃ、メガネ…………」





荒石は「もう一丁!!!!!」気合いがみなぎる












一方、ローポスト



バシィィィィィィ!!!!!



「桜木さんがまたブロックされた!!!」



「何だ!!?あのゴール下のディフェンスは!!!」



桑田・石井・佐々岡「元祖・ハエたたき!!!!!」



赤木「バカモノーーーー、バカ正直に"こう"来るやつがあるか???例えば、お前の一瞬の速さで"ここ"へ来るとか"こう"するとかあるだろ!!?」ジェスチャーを交えてアドバイスを送る



桜木「ぐぬぬぬ、ゴリめ………」








そして攻守が入れ替わっても



くるりっ



ローポストのアタックから



赤木が桜木をかわしゴール下を決める



ザシュ



桜木「ああぁぁぁーーーーーーーー」叫ぶ



赤木が心配そうに


「バカタレが!!!何度同じ事をやられとる!!!"ここ"へ先、足を出さんか!!!」






赤木のプレイを初めて見る1、2年生は感心「スゲーーーー、何て上手いポストプレイだ!!!?」



「生粋のセンターって感じだよな…………」



「ローポストの強烈なパワーアタックからのゴール下は最早神業だ!!!?」






そして赤木は、この単語を何度も口に出し、桜木の頭に植え付ける「そんな事では"森重寛"に勝てんぞ!!!!!」


「"森重"には!!!」


「"森重"に勝つには!!!」






桜木、反応「くそっ?!デカ坊主が!!!!」気合いを入れ直す





ここで安西と赤木はあるDVDを桜木に見せる



それは、NBA史上でも最強のセンターだったシャキール・オニールに対しリバウンド王のデニス・ロッドマンがディフェンスをする貴重な映像だった

https://youtu.be/q4Lr2_mwCPY


ロッドマンのほうが10cm以上低い、そして体重も何十キロと軽い



その姿はどことなく森重と桜木に似ている





だが、ロッドマンはシャックを抑える




狡猾に巧妙に、そして圧倒的な巨体に立ち向かう勇気と闘志剥き出しのプレイ







桜木「はっ!!!?今の所もう一回!!!」何度も巻き戻してスロー再生



「そうか、先に"こう"すれば??!」


「あいつをイラつかせれば??!」





そして即赤木との実践



「そうだ!!!!!」


「今のだ!!!!!」


「よぉーーーーし!!!」




その様子を見て安西、ニコリッ





赤木は完全に桜木目線で指導をしてくれている



自分を森重と仮定し







そう!!!!!



この合同練習での最重要課題は「森重対策」に他ならなかった



森重にリベンジを誓う桜木、、、本番前にその高いレベルでの練習が必要とされていたが、どの高校にも"森重クラス"の相手を探すのは、至難の業だった



だが安西、「仮想森重」として湘北OBであり、大学界きってのパワー型センター・赤木にアポイントメントを取り、DVDを手に桜木の練習に



森重対策、特にディフェンスを徹底しインサイドの強化を図る


インターハイを控える彼らにとってこんなありがたい事はなかった


時々こぼれる愚痴もご愛嬌


桜木は必死で練習に打ち込む














更には、ここまでとは対照的に、桜木の3番、荒石のどのポジションでも守れるディフェンスなどに特化したポジションレスの練習も取り入れる



桜木は外から1on1、荒石も明利のガード陣へのディフェンスを徹底的に、天崎や須形も自分より10cmは背の高いガードたちと対決と貴重な経験




全員が「ありがてえ…………」





そしてミニゲームでは湘北は15名ほどのいわゆる一軍をローテーションで試しつつ



時折、その爆発力を魅せ、明利を上回る回も!!!



「いいぞ!!!荒石、ナイスディフェンス!!!」



「天崎、大学生より速いぞ!!!!」



「須形が""あの安藤さん""を抜いたーーー!!!」












合同練習最終日、、、



この日は午前に一試合、午後に一試合と本番さながらの4Q制のゲームを実施








一本目は、10点差で明利大学の勝利






だが、(午後の)二本目は







湘北は修正


試合終盤に、桜木が遂に赤木のローポストのパワーアタックを防ぐ


「グギギギギギギ」


そして赤木がくるりとターンをし、ダンクを狙う時







「ウホッ!!!!!!!!!!!!」



パァァァァァァァァン!!!!!!



桜木のブロックが炸裂!!!!!!





赤木「何っ????!」







部員たち「ナーーイスディフェンス!!!!!!」



「赤木さんを止めたぁぁぁぁ!!!!!!!」






ここでタイムアップ





湘北75
明利74






審判係『ピィィィーーーーー!!!試合終了』




湘北ベンチは大喜び「大学生に勝ったぁぁぁぁ!!!!!!」


「快挙だぁぁぁ!!!!」


「先輩たち、スゲーーーー!!!!!」





相手のベンチワークが乏しかったにせよ、湘北は大学一部の明利大学に価値のある大勝利!!!!



一勝一敗



追試中の宮城だけニヤリッ「やはりこの大学No.1ガードの宮城様がいなければ………」カリカリ、ゴシゴシ






安西もご満悦「ほっほっほっ、勝っちゃいましたね」







明利大学部員


赤木は、桜木を見つめている「あいつ…………」ハアハアハアハア



木暮「いやぁ、スゴいな、あいつら?!!!」



花形「正直これは、ひょっとしたらひょっとするぞ」



中東「ああ、荒削りな部分もあるけど」



安藤「ツボにはまった時はおそろしく強いよ」



西川「流川楓と桜木花道…………こいつら、手がつけられん」


目「湘北高校………」




赤木が先輩たちに挨拶
「先輩方すみません、私が不甲斐ないばっかりに負けてしまって、、、そして五日間後輩たちのために本当にありがとうございました」ペコリッ







そして、桜木・流川と目が合い



赤木「フンッ、一勝一敗だわい、本気の明利はもっと強い!!!調子に乗るな!!!」



宮城「本気の明利、それは即ちこのNo.1ガード宮城様のーーーー」


試験官「宮城、うるさい!!!」








だが桜木「ゴリ…………」いつもより大人し目







赤木「ん?」(調子に乗っていない???)








赤木、桜木の大人しさ故に彼の決意を悟ったのか








赤木、くわっ!!!!!!!!!!



「最後のブロックを忘れるな!!!!!ゴール下は戦場だ!!自分のゴールを森重から死守しろ!!!!」












桜木、くわっ!!!!!!!!


「おうよ!!!ゴリ!!!湘北のゴール下は任せろ!!!!!!!!!」










そして赤木「流川、、、湘北を頼んだぞ」





流川「うすっ」コクッ






二人がそれぞれ赤木と握手を交わし(いつも間接)





赤木「いいか?必ず全国制覇だぞ!!!!!」




流川・桜木「おう!!!!!!」




そして安西「この合同練習で学んだ事を全国の舞台で思う存分発揮しましょう」



湘北メンバー「はい!!!!!!!」





全員「ありがとうございました!!!!!!!!!」









その後も、夜更けまでほとんどのメンバーの居残り練習が続いた











合同練習は大成功に終わった



湘北メンバーそれぞれが、大幅なレベルアップを遂げ、大きな自信と新しい武器を身に付け




そして



桜木「ダンコたる決意ーーーーーーー!!!!!!!!!!!」



を胸に






全国に向け



全てが整った










三日後



インターハイ会場、聖地・鹿児島へ、いざ出陣





行ってくっでーぇえええ!!!



続く   

2018年10月27日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(897話)

『トーナメント表、湘北愛』





湘北高校ーーーー


赤点組が追試をパスし夏休みに差し掛かった頃



週間バスケットボールにインターハイの組み合わせが掲載された



『第●●回全国高等学校総合体育大会組み合わせ表』




ドーーーーーーーーーーーン






「おおぉぉぉーーーーーー」


「スゲーーーー!!!!!」


「第3シードきたぁぁぁーーーーー!!!」




部員たちが、右上隅の『湘北』の文字を確認




桑田「昨年冬の3位からこの夏予選の優勝で、まさに自ら獲得した第3シード………」



石井「あぁ、前回のシードは、陵南の恩恵を受けていたからね………」



佐々岡「けど、これで準決まで山王と、、決勝まで名朋と戦わなくて済む…………」



桑田「勝ち上がっていくと一試合少ないのも体力面でアドバンテージになるぞ」



石井「緒戦は、和歌山と青森の勝ち上がった方とか…………どんなチームなんだろう」(ミカンvsリンゴ…………)



佐々岡「とりあえずベスト4までは上がっていかなくちゃ…………」



桑田「けど、このブロックで目ぼしい所と言えば………南大塚(山形)と笹岡(宮城)、樋口のいる北野坂(兵庫)、って所か…………?」



石井「いや、青鳳(宮崎)や金山商業(新潟)、今年の豊玉(大阪)も良いと聞く、激戦区じゃないか?!!」



佐々岡、ゴクリッ





部員たちが騒いでいる





そこへ、、、






バシッ!!バシッ!!!バシィィ!!!!





チョップが三発!!!






桑田・石井・佐々岡「痛っ!!痛っ!!!痛っ!!!!」











桜木「バカモノ、何をヤワな事を言っとるのだ!!!」



桑田・石井・佐々岡「桜木…………」







桜木「目指すは全国制覇!!!!全部勝てばいいだけだ!!細かい事をいちいち気にするな、三年坊が!!!」








桑田、言い返す「そりゃそうなんだけど、、、一応一試合ずつ慎重に、、、優勝するにもプロセスってもんがあるだろ??!」





桜木「むっ???プロミス???」








そこへ流川



「どあほう………processだ………だが、、、」





桜木「むっ???ルカワ???」(英語???)







だが流川、桜木とほぼ同意見「日本一になるためには、遅かれ早かれ全部蹴散らすのみ!!!」ギラッ





桑田・石井・佐々岡(この二人、今回は言ってる事が大体同じだ…………)








しかし天の邪鬼な桜木、実は"これ"だけは気にしていた、、、


(奴は反対側、決勝で目にもの見せてやるわ!!!)






桜木の""奴""は勿論、""名朋工業・森重""の事だった









そこへ、何故か関西弁のこの男登場!!!!





「今で一勝一敗でっせー?!!!」




陵南・彦一!!!!!




桜木「あん???彦一!!!?何故ここに??!」






同様に湘北メンバー「あっ、陵南のマネージャーだ?!!」



「引退したんじゃ!??」


「得意の偵察か!??」








彦一反論「むっ??!ちゃうちゅーーうに!!!元・キャプテン言ってくれるか??!」


「しかも歴代一湘北を苦しめた""代の陵南キャプテン・相田彦一""や!!!」




湘北メンバー(誰が歴代一苦しんだって決めたんだ…………)





彦一 「と、とにかく、ワイは湘北に、神奈川の代表として頑張ってほしいさかい、ほれ、また要チェックなデータを沢山持ってきたんやで!!!!」


何十、いや何百枚になろうとする資料を持ってきている



彦一「各校の選手データ、戦力分析、過去の対戦成績まで調べに調べあげてきましたよって!!!」



一同、少し引いている



そして彦一、続ける



「あっ、ほやから、桜木さん、一勝一敗でっしゃろ???」







桜木「ん?だから、何だそれは?????」









彦一、答える「決まってますやん!!!名朋の森重君との対戦成績でっせ!!!?」





桜木、反応「デカ坊主との・・・?」




彦一が資料をパラパラとめくりだし「ええ、だって去年の国体は準決勝で、神奈川が愛知を下しとる、、、そして記憶に新しいところ、選抜は残念ながら名朋に湘北が負けとる、これは紛れもなく一勝一敗ちゃいますか、ハッ????」



彦一、説明しながら気づく「あっ、けどこれ、こと桜木さんVS森重君の個人の対決やったらどうや…………」





その場にいた荒石「あっ」



天崎も「それタブー」





流川「・・・・」





晴子も「桜木君…………」と気にする





その様子を見て彦一(ハッ!!しもた!!!)



(やはり両方桜木さんの中で敗けになっとるんか???)






一同、心配そうに桜木の様子を窺う、チラッ















だが当の桜木「一勝一敗、、、はて???」(どれがどう………???)









彦一、拍子抜け「あれ????」

















つまり桜木、森重に完膚なきまでに敗れた事は、身体にも、そして脳裏に深く刻まれているが、どれがどの大会のどの試合かなどの詳細は、全く気にしていなかった模様







桜木「国体?神奈川??個人??? いちいちややこしい事を…………」パニック




彦一(そんなにややこしないやろ)










「負けは負けだ…………」






彦一(あっ、それは認識あるんや…………)










そして、桜木は彦一に確認する





「要は湘北が負けたのは一回だな??!」











彦一「ええ、その通りです…………」(ってかそれぐらい覚えといてや)










桜木「って事は次、湘北が勝てばチャラって事だな???」





彦一「ええ、チャラって言うか、、、そーなったら湘北としての成績が一勝一敗になります」










桜木納得




「OK!!!めんどくさいのは無しだ!!!」







彦一(いやだから元々そんなにめんどくさくないんやって!!?)









そして、少し間が空き







桜木「俺は、、、」







彦一「俺は?」


































くわっ!!!!!!!!














「湘北で勝つ!!!!!!!!!!」








晴子「桜木君!!!!!!!」大喜び





彦一「ハッ??!!!」









聞き耳を立てていた荒石・天崎・須形のスタメン組、そして湘北全員が希望に満ち溢れた表情へと変わる



荒石「花道…………」



天崎・須形「桜木さん…………」



「桜木…………」



「桜木さん…………」





流川は珍しく桜木の言葉にコクっと頷く








彦一も脱帽、言葉にならない「はあーーーー」(湘北愛や!!!!!この人、何でたまにこんなにカッコエエんや??!)







湘北愛ーーーーーー








そこへ、安西


「ホッホッ、桜木君、湘北が勝つために今年も猛特訓が待っていますよ」









桜木「オヤジーーーー?????」



須形「猛特訓…………」



荒石「って事は…………」



桑田「合宿ですか???」



須形「合宿…………???」



天崎「そうか、もうそんな時期か…………」






桜木は悪寒「合宿…………待てよ…………って事は俺は今年はどっちだ???」



須形「どっち???」



晴子が「個人の居残り特訓かどこかの学校へ帯同するか…………」




桑田「常誠とは今年既に武蔵カップでやってるし、、」



天崎「去年みたいに陵南と合同とか???」



たまたま居合わせた陵南・彦一「いや、そんな予定はありまへんわ」首を横に振る



会場はどこだーーーー???


合同相手はあるのかーーーー???


桜木は残るのかーーーー???







それと桜木は、一つの事が気がかり





荒石が代弁「オヤジ殿、合同合宿やるにしたってよ、花道が森重対策するにはよーー、そこらの高校生じゃ全く意味ないぜ??!あと俺だってそれなりの練習相手がほしいぜ!!!」





桑田も「確かに、あのクラスのセンターは全国どこ探しても高校生には全くいませんよ…………」






安西、少しとぼけた表情(ん?)「高校生…………???」





そして、





「会場はここ湘北高校、合宿と言うよりは、今日から五日間ゲストを呼んでおります、桜木君、そして皆さん、胸を借りるつもりでみっちりと合同で練習させて頂きましょう」



「ここ(湘北)???ゲスト???」


「胸を借りる???」


全員が?(クエスチョン)マーク









その時



安西「おやっ来ましたね??!!」





「ちゅーーーーーーーす!!!!!!!!」


大きな声が体育館に木霊する



そして、数名の人影が差し込む





湘北部員全員が振り返る「誰?????」





男たち、その中でも極めて大きな二つの影



ジャージ姿



その胸には















『明利大学』の文字が







背中には『AKAGI』





そして『HANAGATA』







桜木「ゴリーーーーー!!!!!!!!?」



晴子「お兄ちゃん!!!!!?」




荒石「何ぃぃぃーーーー???先代ーーーー????」




ざわざわざわざわ


「赤木さんだ!!!!」


「デケェ!!!ゴツい!!!」


「翔陽出身の花形もいる!!!」


「大学生だ!!!!!関東一部の明利だ!!!!!」



そわそわ







安西ニッコリ「フムッ」




赤木、真っ先に安西に挨拶に「安西先生、本日からよろしくお願いいたします」



安西「こちらこそ忙しい時にありがとうございます、五日間胸を借りるつもりでいてますので、どうぞよろしくお願いしますね」



赤木、フッ「いえいえ、ちょうどオフでしたので、、、しかしあの問題児軍団相手にお役に立てるかどうか…………」





湘北部員はまだザワついている




桜木もチームメイトとして散々過ごしてきた相手だが、物珍しいものを見るようにキョトンとしている


「ゴリ…………」







そして、部員たちも


「そうか?高校生には森重クラスはいないが」


「大学生にはいた!!!」


「それが赤木さんだよ!!!」
ヒソヒソヒソヒソ

「しかも花形さんも連れてだよ」


「その他にも確かあれ明利のレギュラーたち(三、四年生)だよ??!」(宮城さんの姿がないが…………)


「超豪華な練習相手………」


「これは目から鱗が落ちたよ」




荒石も納得「そーゆー事か…………これはまさに相手に不足はねぇ、、、」ワクワクドキドキ





彦一「おお、湘北VS明利や、これは""超要チェック""やで!!!!!」







そして、赤木が桜木に近づいてくる



ドシッ、ドシッ、ドシッ


サッ


桜木、汗「ぬっ?ゴリ???」







赤木「手加減は無しだ」





桜木、不敵に笑う「おう」




明利との合同練習が始まる



続く  

2018年10月18日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(896話)

『勉強合宿にて』





7月某日 赤木家



ギン!!



桜木が仁王立ち、そして口火を切る


「勝負の勉強合宿だ、インターハイに行けるかどうかがこれにかかっている、この追試の鬼・桜木様がいる限り手を抜く事は絶対に許さん、いいかお前ら、必死でついてこーーーい!!!!」





天崎、そして荒石 「えらそうに…………何が追試の鬼だ……………」(まさに""自分だって""…………の極みだ)



流川はウトウトと寝始める



天崎・荒石「しかし今年はキャプテンがこれだし………」



桑田・須形「ふ、不安だ」









そこへ







「こらっ桜木君!!流川君!!!!」



パンッ!!パンッ!!!



ハリセンの音が鳴る







桜木、振り向く「彩子さん???!!バカな???!」



流川も目覚める(先輩…………?)







しかしそこにいたのは、、、









晴子だった





桜木「晴子さん……………???」



流川「Why…………?」






晴子「こらっ桜木君!!!自分の席に着きなさい!!!流川君も…………起きて………♥️」



その手にはハリセンが





桜木、まだ混乱している「晴子さん、、、一体これは???」





晴子応える「えへっ、ゴメンね、痛かった??
何故かね、これ(ハリセン)が家にあったの、、、けど私がやっても性に合わないかしら…………」不安気







桜木、戸惑いながらも「いや、全然!!!最高す!!!めちゃくちゃイケてるっす!!! むしろ、、晴子さんになら何発ぶたれても大丈夫す!!!!!」顔を赤くし、コクコクと首を振っている




晴子「えーーーー、ホントに?!!!キャーキャー」


バシバシ


「大丈夫す」


バシバシ


「まだまだ」


キャーキャー


二人ではしゃいでいる


桜木(ああ、幸せだ♥️)









流川、欠伸「どあほう………ふあぁ」





晴子少し切り替え「じゃあ桜木君には、あとできっちりマンツーマンで教えるから、とりあえずここまではやっておいてね」





桜木、ほんわー「マンツーマン?!!!はいーーーーーー!!!!」


そして、席に着き、おもむろに勉強し出す


「うおーーーー!!!!最高だぜ!!!!晴子さんとのマンツーマンのために!!!」






その様子を見て


流川「どあほう」


荒石「バカヤロー」


天崎は「これだもの」やれやれと両手の平を上にし、首を横にふる







須形、汗(だが、これに関しては、ツッコむ先輩たちに全く説得力がないんだよなぁ…………)








湘北優等生軍団


晴子、桑田、須形




湘北赤点軍団


流川、桜木、天崎、荒石



桑田「ふぅ~、マネージャーのおかげで桜木は何とかなりそうか?!」



須形「けど、このマネージャーのお兄さんである赤木元・キャプテンの資料があってだいぶ助かりますね!!!」



全員の手元には


『湘北高校追試対策・赤木式メソッド』



のコピーが用意され



※桜木の資料のみゴリラその他落書きと「赤木」の所に二重線が引かれ「ゴリ」に訂正されている


桜木「ニヒヒヒッ」




その問題集を皆、黙々とこなしている


荒石もそれを手に取り


足を組み、ふんぞり返るような体勢で座っている


「さすが先代だ、要点をキッチリついたいい問題だ」



桑田「荒石、それがわかるのか??」



荒石、不敵な笑みで「ああ」


桑田「さすがだよ、オッケーオッケー、こっちもやりやすいよ」(やっぱ地頭はいいんだな………勉強を疎かにするぐらい、この一年、よっぽどバスケにハマったんだな)






天崎は親に電話している「そう、うん、、だ、大丈夫だって!!!皆でマネージャーの家で勉強合宿しているだけだからーーーー 」



桜木「ニヒヒヒ、信用されてねー、ここにも親不孝もんがいてたか」


天崎、ムッ「さ、桜木さんには言われたくないっすよーー!!!」


天崎、電話を続け「大丈夫だって "あの"流川先輩もいるからーーーー」



桜木「ん???」



電話越しの母親「キャーー、流川君もいるの?!それなら安心ねーーーー」



桜木「何ーーーーー???」



ガチャ


電話を切るなり


天崎「ヘヘヘッ、流川さんのファンなんす、またサインでもお願いしときます」ペコリッ



流川、ウトウト



桜木「ぐぬぬぬ…………こんな三年寝太郎のどこが安心なんだ」





カリカリカリ………

ゴシゴシゴシ……


鉛筆の音と、頭をかく音、目をこする音が交錯する静かな部屋


カリカリカリ………

ゴシゴシゴシ……

カリカリカリ………





桜木、少しぼやく「ゴリとリョーちんがいねえと静かだな」




荒石「バカヤロー、それでいいんだよ!!!」


晴子、クスッ「桜木君、淋しいの??」



桜木「いや、そういうわけじゃ…………」



天崎「宮城さん元気かな???」



荒石「結局、先代と一緒の大学行ったからな」



桜木「ぬっ、大学…………???」



天崎「あーーー羨ましい、今や明利も一部だもんな、あんな高いレベルでバスケやりたいよな」



桜木「一部???」



荒石「けっ、先代とリョーさんがいる大学なんて想像しただけで恐ろしいぜ、大学行くんなら明利だけは絶対避けたいぜ」



桜木「いや、根性なしのお前はゴリとリョーちんに鍛え直してもらえ」



荒石「あん?!!うっせー、誰が根性なしだ、花道コラーーー、そーゆーテメーは大学どうなんだ???3年生なら、そろそろ推薦が来る事もあるって聞くぞ」



桜木「ぬっ???そうなのか???」



荒石「へっ、どうやらまだ来てねーみたいだな、ザマーミロー??!
見ろ、キャプテン殿を!!!俺は何件も来てるけどって顔してるじゃねーか??!」



桜木「ぬっ???ルカワ???」








じぃーーーーーーー


一同流川に注目している


静寂ーーーー







流川、目を大きく見開き真顔になるが






ばつが悪くなったのか急に寝ようとする「Zzz…………」








一同(ごまかした???)







桜木「あーーーーー!!!!!このヤローーー!!!!?」



「狸寝入りしやがったな!!!!!?いや、キツネだけにキツネ寝入りかーーーー???」


流川をグラグラ揺する




だが、、、







パンッパンッ!!!!


晴子「はい、私語は終わり!!!集中ーーー!!!」




桜木「は、晴子さん、、、だってーーーー」



晴子「だってもヘチマもないの、桜木君、ほら、ここまで終わればそこからマンツーマンよ、あと少し!!!」



サッ!!!!!


カリカリカリ!!


桜木「うぉぉぉぉぉぉぉーーーーーー」気合いがみなぎる




晴子・桑田・須形「ったく…………」





だが



ヒソヒソヒソヒソ


桑田(今の流川の顔は図星だったな)


荒石(あぁ、俺も核心に触れてしまったぜ)



天崎(俺も思わず凝視してしまったよ)



須形(そーですよ、良く考えたら流川さんなんて大学から引く手数多ですよね)



晴子、見つめる(流川君…………)



桜木(グギギギギ、あのヤロー)





ヒソヒソヒソヒソ









そして再び勉強開始


その間、晴子のマンツーマンもあり



カリカリカリ………

ゴシゴシゴシ……

カリカリカリ………



1時間2時間と経ち





深夜ーーーー


「天才ですから!」


桜木がプリントを晴子に提出



天崎「多分、これで行けるっしょ」



荒石「間違いない、大丈夫だ」



流川も「くあぁ、目がしぱしぱする………」とプリントを提出







須形「皆さん、大丈夫そうですね………」





晴子・桑田・須形「ふぅぅー」大きく息を一つ






そして



晴子が全員分のカツ丼を作り




「美味い美味い美味い!!!!!」


桜木は涙を流しながら食し





睡眠中の流川以外は談笑タイム



ぐーーーーー



荒石「しかし、さっきのキャプテン殿の顔には焦ったぜ、ありゃ相当オファーが来てるな」



晴子「本当に流川君、これからどうするんだろう」



須形「No.1の深体大って可能性もあるかも…………」



天崎「いや、仙道みたいに社会人リーグ、その後統一されるプロリーグって事も考えられる…………」



桜木「ふんっ」



桑田「そいや桜木は進路もう決めたのか???」




桜木即答「大学など興味ない」



桑田「おっ?そうなの??」



荒石「って向こうも興味なさそうじゃねーか、そして学力じゃ確実にムリ!!!ガハハハ」



桜木「くそっ、またこれか」






だが、桜木





「プロだ!!!!!!!」





荒石「あん???テメー意味わかってねーのに言ってるだろ???」



桑田「まあまあ、いいじゃないか」








そこへ





晴子「はじめてダンク決めたのはいつですか?」



「それと………」



「今までで最高のスラムダンクはどれですか?」









一同「何だ?????」







晴子「プロになったら絶対に聞かれるよ…………桜木君」






桜木「晴子さん…………」



希望に満ちた表情








一同首を傾げるが



天崎「まあともかく、桜木さんがプロに行くためには全国で優勝しないと」



荒石「そーだな、そこで活躍しないと大学もプロも夢のまた夢だ」



須形「桜木さん頑張りましょう、絶対に優勝しましょう!!?」



荒石「しゃーねー、協力してやるか」



桜木「お前ら、、、」




晴子「そうよ、桜木君、今年はーーーー」






全員「全国制覇!!!!!!!!!」





夜は更けていく







そして、合宿での特訓の成果もあり、四人とも何とか追試をクリア(ギリギリ)、日一日と近づくインターハイに、湘北は晴れて最強メンバーで臨む事となる



続く