2020年07月31日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(947話)

『通過点だから』





ザァァァァァーーーー!!!!!!


時は夕刻



館内にも響き渡る雨の音




轟音!!!!!!!






晴子「雨………???!」




水戸「相当降ってるみたいだな??!」


ゴロゴロゴロゴロ
大楠「うわっ、雷も鳴ったぞ………」



高宮「いやっ悪い………それ俺の腹………」
水戸・大楠・野間「・・・・」


野間「湘北災いの刻、必ずや雷鳴響く………」ブツブツ





鹿児島インターハイ・準決勝・第2試合


湘北VS山王


因縁の対決と題されたこのカードも


試合の半分を消化し



山王の14点リードーーーー



湘北からすれば、前半のうちに点差を縮めたかっただけに、不本意な終わり方となった



逆に山王は、エースであり、高校バスケ界のスーパースター・樽瀬が、第1クォーター同様に、最後の最後で流れを自陣に引き戻した




ゴォォォォーーーー!!!!!



雨音が増す



記者席

中村「スゴいや樽瀬君は…………湘北に傾いた流れを、1人で引き戻した………」


町田「しかも観客を味方につけた………」


弥生「やはりスター性は抜群ね………」


彦一「樽瀬君………まさに日本の宝やで………」





また過去二回のデータを取っても


彦一「前半だけなら、初めての対戦は、湘北の2点リード、、二回目は同点、、、14点差は、湘北にとって、今までにないどギツい展開になったと言えるで!!!?あぁぁーー、、一体後半どうなっていくんやーーー???!」少し湘北贔屓が戻る







伊達翔「確かに結構開いちまったな………」


伊達健「あぁ、樽瀬が最後流れを変えた………やはりただ者ではない………くそっ………」


森重「Zzz………」



ザァァァァァーーーー!!!!!!



清田「後半に圧倒的に強い奴らだから、セーフティリードは無い、、とは言ったが、14点差は大きい………」汗


里崎「元々実力が拮抗しているだけに、この点差は、大きなアドバンテージとなるな………」


一ノ瀬「山王は後半かなり有利にゲームを進められますね………」










ザァァァァァーーーー!!!!!!



点差もそうだが、湘北には不安要素が他にもある



ザァァァァァーーーー!!!!!!



湘北ロッカールームに暗雲が立ち込める




以前より圧倒的に選手層が厚くなった湘北ではあるが、、、


前半、キーマンとなっている樽瀬・菊地・河田のマーク、、即ち天崎・流川・桜木の三人が、この試合ずっと出続けている事


体力面が心配されていたのだ



イニシアチブを取り返した流川・桜木は比較的穏やかだが





""あの天崎""が、疲弊している



天崎「ハァハァハァハァ」





桑田(あの体力自慢の天崎が、ここまで疲れるなんて………)


石井(前半、フルコートプレスと樽瀬のフェイスガードで、走りっぱなしだったからな??!)


佐々岡(それにも係わらず、要所で樽瀬にヤられていたから、、精神的にも、体力を削られている感じか??!」







そこで安西は

「天崎君、、桑田君と交代です………樽瀬君のマークは、須形君で行きましょう………」



天崎「・・・・」


無念にも交代を告げられた天崎だが





今までなら、ここでエゴや意地で、反発もしてしまっていたが、、翔陽戦や前(さき)の笹岡戦での桑田の活躍を見て、今の湘北の控えを尊重し、仲間を信じる事を胸に、、、更には、自身のパフォーマンスや体力も鑑みて、戦況を自己分析出来ている分、安西のこの指示に従う





天崎「はい………」ググっと拳を握る





安西「天崎君………樽瀬君を止められるのは君しかいない、直ぐにコートに戻します、、集中を切らさないで、心も体も、その瞬間にきっちりと備えていて下さい………」



天崎「はい!!!!!」





安西「そして恐らく、山王は後半またフルコートプレスを仕掛けてくる………桑田君と須形君で、これをしっかり突破して下さい………」





桑田・須形「はい!!!!!」



石井(その事も見込んでのツーガードか??!)



佐々岡(さすが安西先生、常に先手を取る!!!)





そして、安西は締めにかかる場面で唐突に、、、







「優勝を目指している………」








全員「????????????」








安西「確か、、、」






「山王は通過点でしたね………桜木君………??!」












桜木、少し間を空け、応える

「おう、その通りだぜ!!!オヤジ!!!!!」











安西、続ける



「ここはまだ準決勝………勝って次なる強敵に挑む…………」






桜木「ぬっ?」(デカ坊主…………)









安西・桜木、ハモる「全国制覇!!!!!!!」






安西「ここで負けるわけにはいきません………」







全員「はい!!!!!!!」









そして安西、彼に告げる



「流川君………日本一ですよ…………」










流川、頷く


「はい…………」








ここで




天崎「よぉぉぉぉし!!!!あれ!!!あれ、やりましょう!!!!!??」





佐々岡「おっ???」(リフレッシュ出来たか??!)












そして円陣が組まれ





「行くぞぉぉぉーーーーー!!!!!!!!!!!!」









『オレたちは強い!!!!!!!!!!!!』
















そして両軍、コートに戻る





山王の五名、スタメンのまま、湘北より先にコートに入る


河田、若月、樽瀬、菊地、畑山


その並びで、自然と強烈な威圧感を与える



観客

「カッコいいよな~!!!!!」


「オーラ、パネー(半端ない)!!!!!」


「何か最強の五人って感じだ??!!!」


「あぁ、二年前とはカラーは違うけど、この五人もバランス良くて好きなんだよな~!!!!!」

カシャカシャ、カシャカシャ、フラッシュの嵐


「そう!!!彼らは山王工業!!!!!」


「その名のもとに、決して負けるわけにはいかないんだ!!!!」











『王朝』



「優勝して当たり前」、いつしかそう言われるようになった





だが、歴史は動いた





二年前、、、





目の前の得体の知れない奴らによって




その神話は崩された





樽瀬、改めてその伝統と誇りを胸に誓う


(湘北には二度と負けない!!!!!)












そして、湘北のメンバーが、それぞれの位置につく


観客

「あっ、#5番(桑田)が入ってるぞ!!!!?」


「笹岡戦で、結構いい仕事してた奴だ!!!?」


「樽瀬のマークは、どうするんだ??!」





桑田(相手が山王だって関係ない!!!!自分のやるべき事をやるだけだ!!!!)





(それに…………)





チラッ、チラッ





桑田「この二人がいる湘北は負けない!!!!!」






流川、怖いぐらいの鋭い目つきで、既にゲームに入っている





桜木は、何故かブツブツ言いながら試合に入る






河田「ん………???」









そして


弥生「いよいよ運命の、後半戦が始まるわ!!!!!」



彦一「あかーーん、こっちまでドキがムネムネや!!!!!」





湘北のスローインで、試合が再開する!!!!!



「ピッ!!!!!!!!」



早々湘北、桑田がセットを要求


「5番、5番!!!!!」





観客

「5番???」


「確かさっき、荒石の動きから、須形がスリー決めた形か???」


「いや、フィニッシュはアドリブっぽかったぞ!!!?」


「湘北得意の、自由度の高いセットだ!!!!!」






伊達翔「確かに!!!!!」



伊達健「さっきと少し動きが違うか??!!!」




清田「ちぃ??!次はコイツら何やってくんだよ??!」


一ノ瀬「荒石の動きに注目です!!!!!」




その荒石が、桜木と上下入れ替わるよう、ローポスト付近で交錯




観客

「ここから荒石がハイポストのはずだがーーーー????」





ダダダダッ!!!!!!!



観客の予想に、間違いは無かった




荒石は、そのまま全速力でハイポストに上がった



「やっぱり!!!!!」


「荒石に入れて捌く形か???!」



山王も、ここを最優先にケア


「前半ここから何度もヤられたから???!」




だが!!!!!!


観衆・そして山王メンバーの視線が、荒石に注がれたその時!!!!!!!





















「行け…………」


















ガシィィィィィィィ!!!!!!!!!













観衆

「???????」
















その瞬間






右45度、完全にオープンになった男





















そして彼は叫ぶ



桜木「この天才バスケットマン・桜木のスーパー・スクリーン!!!!!!」







「だから、おらぁぁぁぁぁ!!!!絶対決めやがれ!!!!!!!」

































「ルカワ!!!!!!!!!!!」














ボールは、その男に渡り



シュートが放たれた



シュッ!!!!!!!!!
















流星光底!!!!!!!!!




ボールは見事リングに吸い込まれる!!!!!!!!



桑田「よしっ!!!!!」


湘北、後半先取点はスリーポイント


湘北31
山王42


観衆大爆発!!!!!!!

ドワァァァァーーーー!!!!!!

「後半早々スリーポイント!!!!!」

ワァァァァーーーーー!!!!!

「流川が決めたぁぁぁ!!!!!」





のち、このような声が



『沢北だぁぁぁぁ!!!!!!!!』





そう、二年前の同一カードで、後半開始直後スクリーンからオープンになり、確実にそのスリーを決めた、当時の山王のエース・沢北とダブる




それを思い出した者たちが騒ぐ

「ありゃ沢北栄治だよ!!!」

「流川も、もう同じレベルだよ!!!」

「あぁ、あの時は沢北、今は流川………日本一のプレイヤーって感じだぜ??!」


ザワザワ、ザワザワ






だが、、、



同じ""あの""試合を観た他の者からは、こういった意見も!!!!?







「いや、あれは、、、」



『三井寿だ!!!!!!!』





「あぁ、今のは完全に、二年前の三井と赤木と同じだ!!!!!!!!」


「湘北の先輩の?????」


「それを流川と桜木再現した???!!」





「荒石に気を取られていたが…………」


「あの桜木が、更にスクリーンをかけてやがった…………」


「しかも流川をオープンにするために…………」


「俺は見た………めちゃくちゃ上手いスクリーンだったぞ…………」





桜木『桜木スペシャル●●号・スーパー・スクリーンだ…………』



流川は、顔色変える事なくディフェンスに








あのグータッチこそ無いものの、湘北は大いに盛り上がる!!!!!!!



「流川さーーーん!!!!!桜木さーーーん!!!!!!」




晴子、いきなり涙「へぐっ、、、お兄ちゃん………三井さん………」



続く  

2020年07月31日

7月31日の記事

コロナもあったから、、!ジョジョに、いや徐々にと思うんだよなぁ  

2020年07月30日

7月30日の記事

自分がヤられて嫌な事はするな!!!

を、今もしやちょっとしてしまったかも(;∀;)申し訳ない  

Posted by 赤木夏紀 at 03:01Comments(0)ツイートブログ

2020年07月30日

7月30日の記事

意気地無し  

Posted by 赤木夏紀 at 01:05Comments(0)ツイートブログ

2020年07月27日

布マスク8000万枚 さらに配布

俺店にも来たから計八枚あったけど、一回しか使わんと市販の大きいやつばっか使ってるけどな、、いらんいらん
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6366637  

2020年07月27日

7月27日の記事

彼女のmodernってこんな簡単やったんや、、、

あっ勿論素養?教養があっての話ですが  

Posted by 赤木夏紀 at 20:12Comments(0)音楽ツイートブログ

2020年07月26日

ディストラクション・ベイベーズ

『ディストラクション・ベイビーズ』


はじめ柳楽と菅田の演技面白くて期待したのに、何やその終わりかた、、、


例えば弟の復讐しにきた、、みたいなオチあったらあの尺でも良かったんちゃうんかなぁ  

Posted by 赤木夏紀 at 05:46Comments(0)映画

2020年07月25日

「ダラけてたらUVERworldに勝てない」カリスマロッカーが走り続ける理由(BuzzFeed Japan)

HYDEの気持ちよくわかる………って言って炎上してみよう(笑)
ってか自分もほぼ毎日ランニングするのでこの記事は嬉しい
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b1da02859804bb0a554f691d7ba57d57a066f81  

2020年07月23日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(946話)

『173cmの未来』





山王がタイムアウトを取った



堂本が河田を励ます


「美紀男!!!気持ちで負けるな!!!!桜木が色んな動きをしてくる事は、初めからわかっていた事だ!!!お前はお前だ!!!!!続けて、出来る事をやっていけ!!!!





河田「ふぁい!!!!!」








弥生「堂本監督、、直ぐ様タイムで切ってきたわね………」


町田「ちょっと河田が気落ちしてたからな………」


中村「けど山王は、昔と違って、タイムアウトをどの試合も、ちゃんと取るイメージないですか………??!」


弥生「そうね………昔はタイムを取ってるのなんて見た事無かったけど、、最近の試合では、勝ち負けに拘らず、ちゃんとタイムを消化する傾向にあるわ!!!」(その時に堂本監督の喝もよく見るわね………)


町田「昔は選手の自由度を尊重する教えだったけど、、今はその中でも、確認事項をその都度照らし合わす事が、多くなった気がするな………」


彦一「それだけ今年に懸ける想いも強いんちゃいまっか???再び王者に返り咲くために??!」


弥生「山王と言えど、昔と同じ事をやっていては、勝てない時代になってきているのよ………その辺り監督も考えているはずよ??!」


彦一「ましてや因縁の湘北戦や………ポリシーに固執するより、柔軟な対応が求められるっちゅー事か??!現代スポーツ的やな………」カチカチカチカチ





湘北ベンチは勢いに乗っている



桜木は意気揚々と「おらーーー!!!!お前らーーあと10点だ!!!!すぐ追いつくぞ!!!!!この天才・桜木様にボールを回せ!!!!!!!」



流川、ボソッ「さっきまでヤられっぱなしだったくせに………」



桜木「何をーーー!!!!くぉらーーー!!!!ルカワ!!!!!」



安西「ほっほっ………桜木君、そこは解消された………君の方が、河田君より全てにおいて成長している………」



桜木「おうよーー!!!当たり前だぜーー!!!オヤジーーー!!!!!」



安西「よしっ、ラスト2分半………君の言うよう、前半のうちに追いつこう!!!」



桜木・全員「おお!!!!!!!!!!!!」




互いに監督・選手総出の闘いが再開される






観客席


伊達翔「湘北がこのままの勢いで追いつくか、山王が立て直すか???」



清田「湘北相手にセーフティは無いが、、、」



豊田「山王はせめてリードしたまま、、、湘北は前半のうちに少しでも追いつきたいってとこだな………」



高頭「この2チームの立場も、昔とは随分と変わったもんだ…………」




ライバルたちの

前半ラストの焦点は、""そこ""に絞られたようだ






山王のスローインから、ゲームが再開



畑山がゲームコントロール


この試合お馴染みの光景


「タイムアウト後、河田の動きも含め、この攻撃は特に大事だぞ!!!!!?」



かと、思いきや


ダダダダッ



樽瀬が、畑山からスクリーン気味に手渡しでボールを受け取る



そして、ボールを確保、、指を立て


「一本、一本!!!!!」




観客も気づく


「あっ???!!入れ替わってる~???!!」



ここで樽瀬が1番、畑山とPGのポジションが入れ替わった格好だ


「樽瀬が、この試合初めて1番か???!!」


「山王、流れを変えに来たな??!!!」


「樽瀬にボールを持たす意図もある??!!!」




ここまで、樽瀬に激しいディナイ・ディフェンスで、ボールを持たせなかった天崎だが、、この形では、すんなり渡す事に



天崎「くっ??!手渡し???」


そして


(ここで樽瀬が1番で来るのか??!!!)





伊達翔「司令塔を替えるとチームの色もガラッと変わる、、現在劣勢の山王にとって、シンプルだが的を射たいい作戦だ………」


伊達健「今の山王には、この入れ替えがあるからな………樽瀬はどんなゲームメイクをしてくるか??!」





清田「守る方も、1番と2番では(やり方が)全然違う………」


一ノ瀬「その辺をあいつ(天崎)が、どう感じているか?ですね………??!」







観衆・ライバルたちの予感通り、、確かに天崎には、その不安(苦手意識)があった



天崎(オンザボール、オフザボール、、1番と2番の守り方は全然違う………)


(因みに俺は2番、もしくは3番を守る方が好きなんだ………)


(しかもいきなりポジションチェンジ、、)


(やりづれぇーーー!!!!!)










ザクゥゥゥゥ!!!!!


樽瀬が、その天崎を見逃さなかった!!!!!!!!




利き手と逆の左手は、左サイド・畑山と河田に対する指示をジェスチャー


目線もそちら側に


(転回!!!!!)

(こっちに来い!!!!!)

(二人でスクリーン!!!!!)


クイクイっと

その様に見えるジェスチャー






が!!!!!!






瞬間!!!!!!!



バァァァァ!!!!!!



実はその手の動き、目線、表情は全てフェイクであって、、、


樽瀬は、更にその逆・右側(天崎の左)にドライブで、切り込んだのだ!!!!!!!






この、ごく単純なフェイントに、天崎は


引っ掛かった!!!!!!





「騙した!!!!?」


「まさにフェイク!!!!!」


「実に狡猾!!!!!」


「いや、割りと単純なプレイだ!!!!!」




ここで地元の小中学生のファンたちも



「上手ぇぇぇぇ!!!!!!」


「目線だけで??!!」


「樽瀬ーーー!!!!!」


「あれならオレにも出来るかも???!!」










実は



『スポーツとは、この様なものである………』


のではないか………???





複雑なプレイばかり追究するより、ごく単純なこのプレイ


小中学生でも、いや下手すれば素人であれ、出来てしまいそうな「目線やジェスチャーだけの」初歩の初歩のフェイク



しかし案外、こういう単純かつ基礎的なプレイを、いかに簡単に上手くこなせるかが、スポーツの""面白み""なのかも知れない





それを、現在高校トッププレイヤーの一人と呼ばれる樽瀬が示す事により、バスケットの面白さを、子供たちに伝えている


173cmで身体能力に乏しい樽瀬がする事によりーーーー








そして""まんまとそれに""引っ掛かった""ディフェンスに長けた""身体能力のある"天崎


「こっ、こいつ!!!すこっ!!!!!!」


(だって、、、色々変更して、急になんだよ??!!!)



樽瀬「関係ない!!!!!」



樽瀬、ペイントエリアに進入!!!!!!!!



迎え撃つは




「来い!!!!!NBA弟!!!!!!」




桜木ーーーーー





勢いを取り戻した桜木だが、実はこちらにも懸念材料はまだあった



2年国体時、愛知と戦う直前、一ノ瀬や高松から受けたアドバイス



『ギリギリまで待つブロック』


超人めいた身体能力のある桜木を慮ったプレイ













それがーーーー







樽瀬に通用しない事をーーーー






樽瀬のシュートと河田への合わせ(パス)の両方を、ギリギリまで待ってては、防げない!!!!!!





それは、樽瀬の







桜木「へなちょこシュート2!!!!!!!」※フローターシュート



が、あるからである、、、





第1クォーター、一本あったこのプレイが、桜木の脳裏に焼きついていた




案の定





ブンッ!!!!!!!




樽瀬にタイミングと距離をずらされ



その待ちのブロックは、空を斬る






桜木「ああぁぁぁ???!!」





これが、、、





入る!!!!!!!!!





ザシュッ!!!!!!!!!




湘北26
山王38






観客、爆発!!!!!!!

ワァァァァーーーー!!!!!

「決まったぁぁぁぁ!!!!!!」

ワァァァァーーーー!!!!!

「また樽瀬のフローター!!!!!!」

ワァァァァーーーー!!!!!

「困った時の樽瀬!!!!!!!」

ワァァァァーーーー!!!!!

「また点差を広げた!!!!!」

ワァァァァーーーー!!!!!

「スーパースター・樽瀬!!!!!!!!」





第1クォーター終盤同様、山王のピンチの時には、常にその役目を果たす





173cmが、次に魅せたプレイは、


『技術』





「単純な技」と「磨き上げた技」を、二つ連鎖的に使ってきたのだ




小中学生ファン、今度は


「うわっ、上手ぇぇーーー!!!!!」


「樽瀬、カッコいい!!!!!!」


「こーやって、こーやって、ひょい~」


「オレは、絶対今の技を練習するぞ!!!!!」



と、樽瀬のテクニックに、憧れと夢を抱く





記者席も、会場のこの反応に


弥生「凄いわ、、やはりスーパースター………」


中村「また一気に皆の心を掴みましたね………」


町田「サイズも身体能力もない樽瀬のプレイは、日本人の希望なんだよな………」


彦一「樽瀬君………何でこんなに感動させてくれるねん………」(君のプレイは、167cmしかないワイの心を動かすんやで………うぅぅ)感涙








逆に身体能力お化けの集合体・湘北



抜かれ決められた



天崎・桜木「っくしょー、、、」



須形・荒石・流川も「・・・・」と言葉が見つからない





そして、この二年間で飛躍的に認知度が上がり、人気チームになった彼らだったが、、、



「やっぱり小さいプレイヤーが活躍する方が、スカッとするんだよな!!!!」


「樽瀬、カッコいいぞ!!!!!」


「樽瀬くーーん♥️♥️♥️♥️♥️」


おっさん「いいぞー!!!!山王!!!!!」


「よしっ、やっぱり山王を応援するぜ!!!!!」


「湘北!!!身体能力ばっか使って卑怯だぞ!!!」


「ガラも何か悪いわ」






と、ワルモノに戻る場面も!!!!!







桜木・流川「上等だ…………」ゴォォォォ!!!!!






だが、次は山王


一度外にボールが出た際


スロワーの樽瀬が


天崎が、ディナイで逆向きに立ちかけた瞬間


ちょこん


天崎のお尻に当て、そのボールをコート内で自らキャッチ


「あっ、えっ???」

天崎は、何が起きたかわからないまま



樽瀬が一つ、中へ進入



そして、荒石も慌て、ヘルプに飛び出した所



タイミング良く、ゴール下に走り込んだ若月に


ノールックパス!!!!!!



若月、ランニングシュートを決める



ザシュッ!!!!!!!




先程と同じ!!!!!!!!



「ファニーな要素のあるプレイ」と「樽瀬の技術溢れるプレイ」のコンボ


「尻に当てたーーー!!!!?」


「ノールックパス、カッコいい!!!!!」



観客は、酔いしれ、日本の未来に微笑んだ!!!!!!!!




湘北も、何とか一本決め返すが


樽瀬のプレイにより、山王の勢いが増したまま


「ビィィィィィーーーーー!!!!!!」


前半終了のブザーが鳴る!!!!!





スコアは

湘北28
山王42





と、タイムアウト前より開いてしまった形



観衆やライバルたちが拘っていたそのスコアと点差も、湘北に重くのしかかるモノに





湘北、暗雲立ち込める中、ロッカールームへ


桜木・流川「くそっ、、、」



外は雨が降り出していた



続く  

2020年07月21日

7月21日の記事

阪和線止まってるから、車も大渋滞なのか、、、
それかこの時間はいつもそうなのか、、、  

2020年07月20日

2020年07月19日

最高の接客3

昨日、別席に座ってたお客様(推定50代男性/神奈川)が、
本日も来てくれて

「マスター、昨日の接客横で聞いてたけど、話術と人間性めちゃくちゃあるわー」

って言われました



何と、、、

めちゃくちゃ嬉しいな

バーテンやってて良かった

悪く無いだろう  

Posted by 赤木夏紀 at 21:59Comments(0)思想LET colette chocolet seclet

2020年07月16日

僕のワンダフルライフ

誕生日に『僕のワンダフルライフ』って犬の映画を敢えて見てみた

犬飼ってた人間からすれば間違いないし

既存の犬物語とちょっと違う、輪廻転生の面白い視点ではあったが

結局は~「お涙ちょうだい」パターンでもあり

映画としての評価は、いささか疑問である

それでも犬好きにはたまらんわん

イッツ・ア・ワンダフル

骨五つです  

Posted by 赤木夏紀 at 09:00Comments(0)ワンニャン日記映画

2020年07月16日

7月16日の記事

何でなんやろ???  

Posted by 赤木夏紀 at 02:58Comments(0)ツイートブログ

2020年07月14日

7月14日の記事

『万引き家族』面白かったなぁ、、、後5分ほしかったけど

いやいや、なかなか考えさせられる作品やった  

Posted by 赤木夏紀 at 09:12Comments(0)映画

2020年07月12日

7月12日の記事

アタランタ、めちゃくちゃいいサッカーするやんけー、知らなんだ  

Posted by 赤木夏紀 at 05:42Comments(0)サッカーツイートブログ

2020年07月11日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(945話)

『成長』





インターハイ準決勝・湘北VS山王


試合は、第2クォーターも半分を過ぎ


湘北24
山王36


と、依然山王12点リードの展開



だが湘北は、流川と桜木のスーパーディフェンスから、山王の攻撃を1ターン封鎖、、直後の攻撃では、須形が会心のディープスリーを決めた事により



観客も空気的に



ここが、前半の最重要局面と捉える





それはーーーー





河田VS桜木のインサイド対決に準ずる




この対決は過去のデータから、桜木の圧勝と予想されたが、それを覆し、新必殺・フックシュートを会得していた河田が、桜木から三連続で得点を決めている展開


この結果が、両チームの得点差、そしてゲームの流れに、如実に反映される形となってしまっていた


このまま河田が押し切るか、桜木が何か打開策を見出だし止められるか


それがこの試合の行方を占う、大きな焦点となっている、、、




観衆全てが!!!!!


両チーム皆(みな)が!!!!!


それを感じ取っていた、、、






桜木(止める!!!ここで、俺が丸男を止めれば、湘北に流れが来る!!!!!)



河田(さっきは流川君に止められたけど、、、ここで僕が決めれば、、、また相手を突き放すチャンスだ!!!!!)





両名将も静かにこの局面を見守る


安西「・・・・」



堂本「・・・・」







それぞれが強い想いを抱き


ゲームが再び、進行し出す





畑山が、攻撃を組み立てる



両翼の樽瀬・菊地は


それぞれ


バッ、バッ!!!!!!!



天崎と流川が、フェイスガードで、ボールをほとんど入れさせてくれないため



第2クォーターはともに、第1クォーターほどの活躍を出来ずにいる



中村「流川君・天崎君ともに、スゴいディフェンスだ!!!!菊地君・樽瀬君がほとんどボールを持てないでいる!!!!」


弥生「だけどこれで、より明確に各ポジションで、1on1の優劣が見えてくるわ!!!?」


町田「要は、一人で自分の相手を止めないといけないってこった!!!?」


彦一「そう、河田君VS桜木さん所もや!!!さっ、第2ラウンド開始やで!!!!」カチカチカチカチ




海南


清田「さっきは流川のブロックに救われやがったが、、、」


一ノ瀬「次は流川さんは(菊地のディフェンスに集中してるので)、中には居ません、、、」


里崎「一体どうするんだ、何か手立てはあるのか、桜木は???」





再び全員が注目の、桜木VS河田ーーーー




ポジション争いからその勝負は始まる


キュッ!!キュッ!!キュッ!!


ここは、桜木が対森重用で身に付けたフルフロントを、駆使しながら守るのだが、一年時とは違いシュートレンジや可動域を広げ、、更にはボールの受け方のバリエーションとテクニック、スピード全てを上げた河田への、ディフェンスの的が絞れない分



結局ローポスト・フリースローレーン少し外で、面を取られ、ボールを入れられてしまう


「割りとあっさり入った………」


「ポジション争いは、また河田に軍配か??!」


「桜木、やはり成す術無し???」






そもそも論だが!!!!!



とにかく!!!!!





『的がデカい!!!!!!!』




そう!!!桜木が人並み外れた身体能力の持ち主であっても、こちらも縦にも横にも規格外の河田



インサイドの的として、圧倒的に有利なその身体



桜木との身長はいまだに16cm・体重は30kg以上と、異常な程の差







伊達翔「あそこで河田にボールが収まる分、溜めが出来て、山王は攻撃がかなり、やり易い………」


伊達健「河田も今や、あの距離からでも1on1か、上手くパスを捌く事も出来るから、山王の攻撃の幅は、どんどん広がる………ポストプレイってのはそーゆーもんなんですよ………」


森重「ふーん………」






また河田にボールを持たれた形の桜木「ちぃ!!!!?」





「桜木、こっからどうする??!」


「また河田の重いフックが来るぞ!!!!?」






河田、ドリブル開始



ダァーーーム!!!!!


ギラッ!!!!!!!!


パーーーン!!!!!!






河田「?????」



山王メンバー「?????」



観衆も含め


一瞬、何が起きたかわからなかったが





桜木が、ドリブルの一歩目を狙っていた



後ろから巧く手を出し、河田のボールを弾いた!!!!!!



桜木「よしっ!!!!!」



湘北ベンチ「ナイスッ!!!!!!!」



だが、




「ピッ!!!!!」


「赤#8番、ハッキング!!!!!」


桜木、二つ目のファウル



桜木、審判の方を振り向き疑問「なぬぅぅぅーーー??!」





湘北ベンチ・応援団も不服

「ええーーーー!!!!!今のファウル!!!??」


「厳し過ぎるよーーー!!!!!」


「虚を突くディフェンスだったのにーー!!!!!」


「桜木さん、いや、ナイスディフェンスっすよ!!!!!」


「ファウル2つ目!!!!!気をつけて下さい!!!!!」


桜木軍団「花道、絶対退場すんなよーー!!!!」


晴子「そーよう、退場は絶対ダメ!!!!」






河田は助かったと

「ふぅー」と大きく息をする





弥生「うーん、惜しいけど、勿体無いファウルだわ………???」


町田「色気づいて手が出たか???」


中村「あーでもしないと、もう河田君を止められないんでしょうか………??!」


彦一「桜木さん…………」心配する





だが、





桜木の目は、死んでいない


汗を拭い、もう一度気持ちをリセットさせる


こちらも、大きく深呼吸「ふぅーーー」








清田「ん?赤毛猿、あいつ………」



森重「・・・・」



流川「・・・・」



安西「・・・・」







ショットクロックは残り10秒だったので、14秒までリセットされ、再びサイドラインから、山王のスローイン ※現行ルール



樽瀬「1番」と


「また山王のスローイン・セット………」



畑山にボールが入る



すぐ様、菊地にもボールが入るが、流川の隙のないディフェンスにより、シュートを打てる状態に非ず、、、



菊地(くっ、ディフェンスも最強!!!!?)



「スゲー、流川!!!!」


「セットも崩れたか???!」


「こうなりゃ余計にまたーーーー」





同サイド・河田VS桜木へ



ポジション取りの対決


次は桜木、完全なフルフロント



たが、背面を勿論捨てたわけではなく、、、



桜木、後ろ手で河田をベタベタ触り



桜木(丸男は、ここ!!!この動き!!!この距離ならこの天才なら守れる!!!!)



清田「あいつ、、集中してやがる??!」


一ノ瀬「あれは上手いですよ!!!!?」


里崎「過度なのは審判に(ファウルを)取られるが、あの細かい作業は、下でのディフェンスのテクニックでは必要だ!!!!」





桜木確認、全てを計算す!!!!!!!



清田「あの野郎・・・」






この二人は、まだ静観、冷静に桜木の様子を見つめる



流川「・・・・」



安西「・・・・」







だが、、、



キュッ!!!!!!



全てが進化した河田!!!!!



フェイントと、一瞬の機微で、桜木の前へ入る



大きく手を上げ、ボールを要求



一ノ瀬「これまた上手い!!!!?」



里崎「河田が、レベルアップで上回ったか?????」





菊地が瞬間、ボールを放る





だが×2!!!!!!!!












桜木がインターセプト!!!!!!!!!!





菊地のパスが、流川のプレッシャーにより、弱く遅かったせいもあるが





瞬間、桜木が河田を、更に先回り!!!!!



それは、まさに!!!!!!!!!

※スラムダンクオリジナル26巻127頁
両人一年時の初対決、湘北が、河田弟攻略のシミュレーションで、安田が思い返していた「リョータにいつもーーーー」の、宮城が桜木を手玉に取っていたプレイに、ほぼ近い動き



河田「あっーー、しまったーーー!!!!!」







湘北ベンチ



「今度こそ!!!!!!」





「ナイス・カァーーーット!!!!!!!!」





と、大きく叫ぶ!!!!!!!





「遂に桜木が、河田からボールを取ったぁぁぁぁ!!!!!!!!!」



大いに沸く!!!!!!!!!!



しかし、湘北3年生は

桑田「三年越しに、宮城さんの動き???!」

と、何かを奇怪に感じる





桜木自身は「よっしゃー!!!!」と喜ぶが、いつもよりボリュームは小さ目、直ぐに攻撃に移る





ここで、この二人の反応も変わってきた



流川「ふんっ」



安西「ふむ………」




記者席では、二つの争点を含んだ解説が、、、

中村は興奮気味に「二回連続で、山王の攻撃を止めましたよ、相田さん!!!??」


弥生「それも河田君から桜木君が、ボールを奪ったのも大きいわ!!!??」


町田「あぁ、ここで湘北が点を取れば、大きく流れが変わるぞ!!!!」


彦一「桜木さん、遂にやったでー!!!攻撃も頼むでーー!!!!!」




その攻撃


記者席以外も完全合致


「この攻撃、大事だぞ!!!!!!」



意味合いも勿論一緒


『山王の攻撃を止めた後、点差を詰め流れを変えるチャンスだから』



だから、より慎重で大事なものであれ



専らの考え!!!!!!!!






そんな時



ボールが渡ったのは、スリーポイントラインの桜木

山王はゾーンのままだが、これを警戒



「桜木が、久々外に開いた!!!!」


「自ら攻めるか???!」


「絶対決めろよ、桜木???!」


期待が高まる一方、やはり""慎重に""の声も強い





桜木、打つことはなかったが


「ほっ!!!!!!」


と、フェイントと爆発的な一歩目のドライブで、樽瀬をかわし


樽瀬「くっ???!」(速いし重い!!!!)



河田「樽瀬君????」




そして次のディフェンス(菊地)が来る前に


スリーポイントより、1メートル程入った辺り(ロングレンジ)で、




シュッ!!!!!!!




このショットには、観衆全てが、度肝を抜かれた



「えっ????!」



「早いって!!!!!」



「そして少し遠目!!!!!」




河田「打った????!」






シュートは?????








ガコンッ!!!!!!!!





落ちたーーーー!!!!!!!!





リバウンドは???????





ガシィィィィ!!!!!!




若月が、あっさり掴む!!!!!!


山王ボールで、落ち着く



山王サイドはホッとした様子「よしっ!!!!!!!」






ここで、観衆


「バカヤロー!!!桜木!!!!!!」


「何慌てて打ってんだよ!!!!??」


「折角のチャンスが台無じゃねーか!!!!!」


罵声、野次、怒号が飛び交う







晴子も心配そうに「桜木くん………どうして??!」






だが、当の本人・桜木は




そんな晴子の顔さえ視界に入らない


ましてや観衆の声など、全く聞こえて来ない



ただただ真っ直ぐ前を向いて、ディフェンスに戻り、次の河田との勝負に備える





この様子を見て、安西は



にこりと笑い



「ほう」顎を擦る



今度はそれに気づいた隣の席の晴子は


「安西……先生………???」



と、首を傾げる





そしてもう一人大きく考える男は、巨体の河田


どすどすどすどす


(桜木君………あんな遠くから????)






山王の攻撃ーーーー


暫く河田を軸にしてきたが、先程の桜木のカットで余計に、全員が、河田以外の攻めを意識し、模索するようになる





だが、上手くいかない!!!!!



山王、攻撃がチグハグ!!!!!





伊達翔「そりゃそうさ、、、ずっと河田一辺倒だったんだ………他がボールを持たな過ぎた………」


伊達健「しかも、ついさっき俺らも、ポストで収まる事の重要性を、唱えたばっかだし………」汗


森重「うん………」







河田VS桜木は




桜木、とにかくフルフロント!!!!!!


徹底してきた



「パワー勝負はもうやらねーのか???!」



更に、


キュッ、キュッキュッ、、サッ、サッサッ!!!!!!



脚も(先程の)手も、良く動かし、完璧に河田の動きを読み、封殺!!!!!!!



河田「くっ???!!」





周囲は


「裏、通せないわけじゃないんだろうけど…………」



「さっきの二度に渡る桜木のカットを見たら、やはり少し怖いか???!」




名手・畑山だが、躊躇う



畑山「うっ???!」





ここで須形が、畑山へプレッシャーを強める



山王ボールが上手く回らず、そのまま畑山が、24秒間際、苦し紛れにスリーを放つが、これはリングに嫌われる


ガコンッ!!!!!


リバウンドは荒石!!!!!





山王、何と三連続で攻撃失敗!!!!!!!!!



ここで、大きな声を出したのは










「うおらぁぁぁーーーーーお前ら!!!!ソッコー!!!!!!!!」





一目散に走り出した





桜木だった!!!!!!!!!!





フルフロントの体勢も利いたのか、河田を置き去りどころか、一気に速攻の先頭へ駆け出す!!!!!!!



逆に一番後方で河田は「えっ???まさか先頭で????」



荒石から須形経由で、その桜木にボールが渡り



山王も数名は戻るが、アウトナンバー+桜木のスピードでこれを止められず



バスッ!!!!!!!!



桜木のレイアップが、鮮やかに決まる!!!!!!!



湘北26
山王36


大歓声!!!!!!!!


ワァァァァーーーー!!!!!


「湘北、また一本返したぞ!!!!!」


「10点差まで縮めた!!!!!」


「桜木、さっきのシュートは腹立ったけど、今回はOKだぜ!!!!!」


久々、ゲンキンな声





河田は、肩で息をし始める
ハアハア、ハアハア

(くそっ、、あんなに速く、、、何て脚力だ、、、)








ここで安西が呟く


「あの時と逆ですね………」





流川も悟ったかのよう


「上等だ………」





晴子や桑田たちベンチメンバーは


「逆?????」


「上等?????」



全く理解不能











そして安西が語り出す



「あの時は確か………彼の性格からか………私が""動きの速さと量、すなわち機動力""で河田君に勝つよう指示しましたが、、彼はまず""力""で証明した………そして後に、赤木君に促され、それら全てを以て、河田君を倒した…………」




「ですが2年経ち、河田君の成長を、肌で感じ取った桜木君は、今回は逆で、言うなれば""パワー勝負""を早めに封印させた………勇気ある撤退だ………」




「彼の性格からしたら、、悔しい所も沢山あるでしょうが、、、桜木君は、チームの勝利を優先し、今回は""河田君より勝るもの""、、それを先に選んだ………そして更には、相手へ幾つもの布石を投じ、刷り込みも行った……」



晴子「布石、、刷り込み………???」




桑田「あっ??あのファウルも、徹底したフルフロントも、、、宮城さん流のカットも!!!?」



石井「まさか、あの慌てた感じで打ったロングも刷り込み???!」




佐々岡「今の速攻がトドメとか………???」






安西「そう………今の河田君の表情を見て下さい、、、明らかに動揺を隠し切れていない………また苦手意識が芽生えて来たと見える………それは、この試合隠れていた、桜木君と河田君との明らかな差、スピードやテクニック、プレイの幅、それを桜木君が彼に見せつけるために、""敢えて""そういった仕掛けを沢山と、行っていった………」







晴子「あえて、、、そ、そんな事が………桜木君………スゴすぎる………」





安西「今、私たちも含め、会場全体が注目していた河田君との対決、、これをより分かりやすく勝利という結果で我々に示してくれた………」








「そしてそれは!!!彼が、考える事の出来る大人になり!!!!!チームのために、最善を尽くすジェントルマンになったという証拠だ!!!!!」








桑田・石井・佐々岡「大人……??ジェ、ジェントルマン………???あの………桜木が…………」ごくりっ






河田は、安西の言うよう苦い記憶(トラウマ)を思い出し、自信喪失気味に………



(桜木君………うちの樽瀬を抜くスピード、テクニック……外れたけどシュートレンジも広い………色んなポジションも出来るし………)



「やっぱり僕じゃ敵わないんじゃ………??!!」



そんな事まで、思わすほどの、、、








安西(悪いが堂本君………この三年間、精神面も含め成長させてもらったのは、桜木君の方だ!!!!)



続く  

2020年07月09日

7月9日の記事

次は二回連続で乾顔(似てる)と言われた


鼻キュンってなってる感じの犬顔かな


渡部と言い、旬なやり●ん達に似てると言われるのは、まぁ本望


そいや、昔ユッキーナ好きやったなぁ

勿論、今全くやで  

Posted by 赤木夏紀 at 04:49Comments(0)自己紹介ツイートブログ

2020年07月08日

7月8日の記事

大差ない私どす  

2020年07月07日