2019年04月27日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(916話)

『再会』





山形史上最高と言われたチームが散った



キャプテン・佐藤は後半、スリーを何本か決めるが、時既に遅し



同じくエースセンターの伊藤も30点を上げるが、勝負を左右するものではなかった





対する湘北は、ベンチメンバー全員が得点









桑田(今日は出場時間も沢山貰えた………チームの決め事もある程度はこなせたぞ!!?)自信がつく



佐々岡「オレが全国の舞台で得点を取れるなんて………」感極まっている




石井「ぐひっ………湘北に入ってよかった………」崩壊









そこへ桜木「フンッ、調子に乗りおって………まだ3回戦を突破したに過ぎん!!!」





石井、涙を拭う「ご、ごめん、、、そうだね、、、あと三つ頑張らないとね、、目標は………」





桜木「全国制覇!!!!!!!」





石井「うん………」







そして桜木、石井たちを指指しこう告げる「次も頼むぞ、三年坊主ども!!!!!」





桑田・石井・佐々岡「おう!!!!!」





安西もこのやり取りを見て、にこりと微笑む




湘北、心・技・体全てでチームの成長を窺わせる












記者席


弥生「主力の温存、そして控えの成長、、、これはトーナメントを勝ち抜いていく上で最も重要な事………」



町田「優勝を狙うなら、全部で5試合か6試合を戦わなくてはいけない、、若いと言ってもどこかで必ず疲れは来るもの………」



中村「甲子園もそうですよね?!!!怪物と言われた松坂投手や田中投手でも、全イニング投げて決勝まで行ったわけじゃない(まあほぼ出場してたけど)!!?」



彦一「トーナメントを勝ち上がるにはチーム力が必要と………」カチカチカチカチ



「総力戦や!!!!
!!!」







敗れた南大塚の佐藤と伊藤が、流川と桜木に声をかける



佐藤「完璧にヤられた………湘北はスゴいチームだな………」



流川「・・・・」



伊藤「おめぇ(桜木)、ホントにスゴかったんべ、オレ自分より小さい選手にブロックさされたのは、初めてだった、、、一体何食っだらあんなジャンプ出来るな??!」



桜木「フフフ、さくらんぼ以外も食べなさい、チェリー君たち………」



佐藤、顔を真っ赤に「そ、それより流川、勿論冬も出るんだよな??!」









流川、少し考えこう返す「今は目の前の敵を倒すのみ………このインターハイで日本一になる………」ギン!!!!





佐藤「フッ、なるほどな、まあいいか、、、また冬で湘北と対戦してリベンジ出来るといいんだがな、、、」





ギュッ



キャプテン同士、固い握手を交わす





伊藤「桜木、大学どこさ行ぐの??!」



桜木「ぬっ?またワカヤマの奴らと同じ質問………チェリー君たちはどっか行くのか???」



伊藤「んだ、俺も佐藤も関東一部の大学さ行ぐつもりだ………」



桜木「なぬっ??!そ、それはスカウトが来てるという事か??!」



伊藤「んだ、大体だがよ………冬もそうだけど、大学さの再会も期待してるな!!!」



桜木、たじろぐ「お、おうよ」(ぐぬぬ、何故この天才にはまだ何も来とらんのだ………)





佐藤「次は宮城・笹岡に決まったようだな??!正直あいつらは相当厄介だぞ!!!?」



流川「・・・・」



佐藤「年々、山王に迫る実力で、今年は更にスーパールーキーを二人も獲得した………お前らもあの二人にはだいぶ手こずるんじゃないか?!!」





桜木「フンッ、どこが相手でもぶっ倒す!!!!!
!!」



流川「蹴散らす」





佐藤・伊藤「ふっ、頑張ってけろな!!!!!」









湘北、準々決勝進出







ベスト8が出揃った



・名朋工業(愛知)

・種子島工科大附属(鹿児島)

・海南大附属(神奈川)

・博多商大附属(福岡)

・湘北(神奈川)

・笹岡(宮城)

・洛安(京都)

・山王工業(秋田)







弥生「流石にベスト8は、ほとんど常連校………」



町田「番狂わせがあったとしたら種子島の所かな?!」



中村「ええ、地元の種子島がベスト8に残ってるんで鹿児島は大盛り上がりですね………」



弥生「明日は、地元総出の大応援団だそうよ………」



彦一「あと忘れちゃいかんのが、我らが神奈川でっせー、去年同様ベスト8に2チーム残っとるんや!!!」誇らしげ



弥生「県予選の時、私が言った通りになってきたわね」誇らしげ



[気が早いけど私はこのカードが全国のベスト8か4、いや決勝であっても良いぐらいね]


と確かに言っている





弥生「フフッ、次も勝ってベスト4に神奈川が2校、これも十分に有り得るわね!!!」



彦一「そうなりゃ神奈川史上初なんちゃうか?!!快挙やでーーー!!!!!」



町田「二年前の愛知と言い、こんな事滅多に見れるもんじゃない、、、」



弥生「ここ数年の神奈川のレベルの高さが証明されるわね!!?さっ、準々決勝の見所をもう一度まとめるわよ!!!」



中村・町田・彦一「はい!!!!!!」










その夜



温泉ホテル原別荘



湘北が宿泊するその宿の近くの路地



二人の男が話合っている



「よっ、久しぶり!!!」



「あぁ、わざわざ悪いね!!!」






その一人は、湘北のスーパールーキー・須形である








そしてもう一人の男は???





次戦、まさに湘北と戦う事となる笹岡のルーキー・夏嶋誠であった



続く