2019年07月13日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(922話)

『夏嶋&野比』





桜木「ふんがーーーーー!!!!!」



自分より、身長が5cm高い野比を、ものともしない!!!



桜木、ジャンプボールを制す!!!!!!!






野比、驚愕(何だこの高さはーー???!!)汗





湘北ベンチ「よしっ!!!!!」



晴子「桜木君!!!!」



桜木軍団「花道ーー!!!!」ガッツポーズ



清田「ちぃ!!!!」



お決まりに弥生・彦一「当然や!!!!」








桜木、ターゲットは「スガタ!!!!!」




須形「はいっ!!!!!」




須形は、ピンポイントで落ちてきたボールをしっかりキャッチ!!!!




そして、、、透かさず、オーバースローの構え





だが、、、




「?????」


晴子「あっ???」





クッ!!!!!



須形、動きを止める




須形「くそっ………」



流川「なるほど………」



天崎・荒石も、その光景に苦笑い「あちゃー」「そう来るか???」





桜木は余裕の表情で「ほう………」



「調べてきたのか………さすがスパイ軍団め………」ニヤリッ







笹岡メンバーは、ジャンプボールで桜木に負ける事を、おおよそ予想


その瞬間に、全員がダッシュで、自陣に戻っていた


更には、流川を特別に警戒、、湘北の必殺『ロケット・スタート』を切らせない


湘北の事を、かなり研究してきた模様





湘北メンバー全員が感じる(さすがベスト8、これまでのチームとは違うって事か………)



「あの海南が敗けているんだ………」



桑田が、彦一の資料を捲り、約三ヶ月前の山王カップの海南vs笹岡のスコアを見直している


『海南81-88笹岡』



「七点差………うちと同じ…………」





安西「ふむ………笹岡高校か………」









ドッドッドッドッ


そして野比も、定位置につく


定位置ーーーー



「3-2のゾーンか………」




笹岡、前線に村山-柏倉-夏嶋、後方に加藤-野比の3-2のゾーン




弥生「流川君のポジションがミスマッチだから、、、マンツーではなく、ゾーンが得策と言えるわね………」


町田「湘北は須形、天崎、流川と、三枚のスリーがあるから、前が厚目の3―2なんだな………」


中村「けど逆に、中が薄い分、湘北がそこを突いてくるんじゃ………」


彦一「そうやで!!赤木さんと花形さんに鍛えられた、桜木さんと荒石君のインサイドを舐めたらあきまへんで!!!更に流川君も必ず中に絡んでくるはずや!!!!」







湘北、様子を窺いながら、そのインサイドの桜木にボールが渡る



彦一「来たで!!!!」







だが!!!?





バッ!!!!!!



笹岡、素早いプレス、桜木を囲う!!!!!



山王・樽瀬(速い!!!?)





ガシィ!!ガシィ!!!



猛烈なプレッシャーで身体がぶつかる



天崎「ファウルだ!!!!?」訴える



しかし笛は鳴らない!!!



山王・畑山「ギリギリだ?!!!」




キュッ、キュッ、、、


桜木「くっ???こいつら!!?」




予想以上に苦しむ桜木





そして荒石「花道!!!!こっちだ!!!!」ボールを呼び込む


くっ!!!!!


桜木、苦し紛れに荒石にパス!!!!「アラシ!!!!!」







を!!!!!







バッ!!!!!!







カットされる!!!!!




桜木、叫ぶ「ああぁぁーーー!!!!!」




夏嶋!!!!!!



須形「誠??!!!」



桜木「スパイ!!!!!?」







観客沸く「さすが夏嶋!!!!」



笹岡ベンチも「ナイススティール!!!!」



ザァァァァーーーー!!!!


夏嶋、透かさず「速攻!!!!!」





柏倉、村上が走る!!!!






バッ!!!!!






しかし、今度は、、、



湘北の速い戻りに、速攻は止まる


須形「させない!!!」



夏嶋「くっ!!!?」(さすが湘北!!?戻りが速い!!!)






笹岡、切り替えそのまま夏嶋が組み立てる





湘北はポジション通りのマンツーマン



弥生「湘北側は、逆にセオリー通りのマンツーマン………」


中村「個の対決なら負けまいと言った所でしょうか………?」


町田「あぁ、湘北は今回、平均身長でも5cmほど上回ってるしな………」


彦一「笹岡は、この身長差を考慮しながら、攻めなあかんのやで!!!」






だが、笹岡



一度止まったかに見えた攻撃だが



柏倉、夏嶋、村上のガードの三人が、目線でやり取り


(よしっ、行くぞ!!!!)


すると、※クリスクロスのスリーメンで素早いパス交換

※説明しにくいのでググって下さい(笑)



バッ!!バッ!!!バッ!!!!


バッ!!バッ!!!バッ!!!!


名朋・伊達翔「クリスクロスからエントリー?!!」


名朋・伊達健「しかも速い!!!」





湘北バックコート陣、困惑しながらも必死で、自分のマークマンを追いかける





バッ、バッ、バッ!!!!






桜木はその動きに「何だあれは???!」イライラ






そして、バッ!!!!!



瞬間!!!!!



笹岡が、仕掛ける!!!!!





夏嶋が中へ、ドリブルで斬り込む!!!!!




須形「来た!!!!?」



須形、夏嶋についていく



須形(マークは外さない!!!)



夏嶋、強引にゴール下までアタック!!!!





須形、並走!!!!





そして、ベストのタイミングで、桜木にヘルプを要求「桜木さん!!!!」



桜木「おうよ!!!!!」



桜木、ヘルプに!!!!!






だが、、、



それは二人の""フリ""だった



アイコンタクトで



須形(彼はギリギリでパスをします!!!)



桜木(オッケーだ、最後は、のび太くんだろ??!)



シンクローーーー







そして、夏嶋がゴール下レイアップの構え



バァァァァァ!!!!!!



須形が後ろから


桜木は、真正面から、夏嶋を覆うように全てのシュートコースとパスコースを消す





桜木「完璧に防いだぁぁぁ!!!!!」



須形も(捕らえた!!!)









いや、かの様に思えた













既にボードの裏にある夏嶋の身体


瞬間


そこから、桜木の背中を沿って巻くように、夏嶋の腕が伸びる


逆手


そして、桜木の脇の下からボールが前へ出てくる



にゅ



桜木「えっ???!」






桜木が気づいた時には





野比がワンハンドジャンパーを決めていた



バスッ!!!!!



タンッ



桜木「何っ????!」





須形「・・・・」





会場全体も「?????」





一瞬のクエスチョンマークの後





爆発!!!!!!!!


ワァァァァーーーー!!!!!


「ドワァァァァァーーーーー!!!!!!」


ワァァァァーーーー!!!!!


「何じゃぁぁぉ、今の!!????」


ワァァァァーーーー!!!!!


「スゲーパスが出たぁぁぁ!!!!」


ワァァァァーーーー!!!!!




彦一も呆然と「何ちゅうパスや…………」





桜木、少し落ち着かない様子で、須形にジェスチャーを使って問う「全部パスコースは切ったぞ………な、何かこっからパスが出てきた………?」







須形、コクリッ「あれが、夏嶋です………僕たちの予想より更に上のパスを出してきます………」そう応える




それぞれパスの名手たちも


山王・樽瀬「凄いパスだった………」



名朋・伊達翔「パスセンスだけなら全学年合わせても、一番じゃないか………??!」



海南・清田「ちぃ、俺たち(海南)もあれにヤられたんだ」イライライライラ







弥生「夏嶋誠………そのパスセンスも含め、改めて凄いルーキーやわ!!!!!」



彦一「マジシャンや………魔術師や………」驚嘆





桜木、何故か聞こえて「なぬっ、スパイの次は、マジシャンか………ぐそぅ………」






会場が、まだ夏嶋のパスにザワついている中、湘北の攻撃が始まる




弥生「さぁ、先程は一つ止められた湘北、、この一本注目よ!!!」



彦一「どこで攻めて来るんや??!やっぱ流川君か?桜木さんか?」




しかし


キュッ、キュッキュッ!!!!



山王・樽瀬「にしても、速いですね」


畑山「あぁ、とにかく前の三人がよく動く」


堂本「笹岡""も""伝統的に走れるチームだ、よく鍛えられている!!!」


樽瀬「""も""………」フッと笑う




キュッ、キュッキュッ!!!!!



フロントの三人が、軽快なフットワークで右へ左へ動く





湘北やはりこのディフェンスに苦戦


その笹岡のディフェンスに、自分たちのリズムが見出だせない





天崎、苦し紛れにスリーを打つ「くっ!!!」(ダメだ)





ガコンッ!!!!!





案の定そのシュートは落ち、加藤がきっちりリバウンド!!!!





湘北、またもや攻撃失敗



弥生・彦一「二連続攻撃失敗………?!!」






湘北ベンチ「ああぁぁ………」落胆



天崎「くそぅ!!!!!」







再度、笹岡の攻撃



笹岡、今度は柏倉から、シンプルに右45度ミドルレンジで面を取っていた野比に、ボールを入れる




背後には桜木



「野比にボールが渡った!!!」


「来るか、野比のミドルからの1on1!!!!」


「野比vs桜木!!!!!」





野比、背中で桜木を背負い



桜木「来い!!!!!のび太!!!!」




野比、ドリブルを二回、インサイドアタックを開始



だが、



「?????」




桜木「へっ!!!!」笑う





野比が、中へ押し込めない!!!!!



桜木が、完全に動きを止める!!!!!



桜木(この程度のパワーか???!!)




森重や河田兄弟とインサイドでパワー勝負を重ねてきた桜木にとって



野比は



「軽い!!!!!!!」




観衆も「桜木の勝ちだ!!!!!!!」





くるっ




桜木「????」




シュッ!!!!!


















届かない!!!!!!!!!











桜木のブロックが!!!!!!!!





ザシュッ!!!!!!!





シュートが決まった!!!!!!!




湘北0
笹岡4




桜木「何だと???!!」







会場、静寂の後、再度爆発!!!!!!!!



ウォォォォォーーーー!!!!!



ウォォォォォーーーー!!!!!



『野比の必殺フェイダウェーーイ!!!!!!!!』



「桜木にインサイドアタックを抑えられたと思いきや、ターンアラウンドからのフェイダウェイシュート!!!!!!」



「鮮やか!!!!!!」


「高い!!!!!!」


「精密機械!!!!」


「超絶必殺!!!!!」



野比、いきなりの連続得点!!!!!





桜木との初勝負を制す





弥生「桜木君が止められなかった………2m野比俊輔………やはりスーパールーキー………」





桜木「野郎………」



続く

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この記事へのコメント
須形と花道のアイコンタクト、上手くいくと思いましたが、相手が少し上だった!

そして全学年合わせてパスセンスナンバーワンの夏島に軽やかな動きからフェイダウェイシュートまで撃てる野比!まるで藤真&花形の翔陽コンビ!

やり返せ、須形、花道^_^
須形と花道は仲が良いように見えますね^_^

だが相手は追い詰められると青ダヌキを出してくるかもしれない、出されたら勝ち目はないような笑笑
そこでボス猿さんに試合に出てもらって退治してもらいましょう笑笑
Posted by ミッチー at 2019年07月13日 18:30
笹岡とルーキー二人、ずっと温めてましたもんね~今までのチームと違い強いチームです\(^^)/
Posted by 神奈川のバスケ部 at 2019年07月13日 22:54
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