2018年12月16日
2018年12月16日
スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(903話)
『歴史が動く戦い、、、三回戦なのに………』
湘北のメンバーが次の対戦相手、山形県代表・南大塚の県予選の試合の映像を観ている
モニター内では
今大会屈指の2mセンター伊藤(切れ長の目、基本クールな男)がリバウンド、そしてゴール下を決める
バスッ!!!!!
キャプテン佐藤はスリーポイントラインより随分後ろからゴールを決める
(175cmでごく平均的な身長のポイントガード、坊っちゃん刈りのようにしているが端正な顔立ち)
次いでのプレイもその佐藤が相手のボールをスティール、そのままゴールに繋げる
湘北メンバーは固唾を呑んでいる
ごくりっ
桑田「こ、これは??」
石井「かなりスゴいチームじゃないか?!」
佐々岡「あぁ、何でも山形県史上最強のチームとまで言われているそうだ」
荒石「特にこの二人だ!!伊藤は絶対的な高さで得点を量産!!北野坂の樋口に近いタイプか、ウイングスパンもこりゃ相当長いな…………」
須形「この佐藤さんって人もめちゃくちゃいいガードだ、キャプテンシーもある…………」
天崎「二人とも一年生の時からかなり注目されてたみたいだ(俺のように………)」
与田「そして他の選手も193、190、185cmと高さも申し分ない」
野茂「ガード陣はかなり遠い位置からスリーを狙ってくるな………」
長谷川「弱点らしい弱点が見当たらない………?どうすれば???」
下柳(俺の出番………???)
全員が少し不安気な表情の中、キャプテンが口火を切った
流川「弱点はある…………」
全員がキャプテンに注目
(きた、この流川さんだけが気づいているパターン)
(何だ何だ、弱点て???)
ヒソヒソヒソヒソ
そして、何故かこの男が口を開く
桜木「何だキツネ、言ってみろ!!この天才が一応聞いといてやる…………」
流川「エラソーに…誰がテメーなんかに………」(やっぱよそうかな………)ふてくされる
他メンバー(横やりを入れないでくれ~汗)
だが、流川
「機動力は大した事ねー、明日は走る!!!」
全員が頷く「はっ??!確かに!!!」
そこへ安西が、、、
「その通りです、南大塚はフロアバランスはいいが、速い展開が得意なわけではない、、、そこを突きます」
桜木「ぬっ?オヤジ、急に、、」
安西が続ける「うちには赤木君たちから教わったインサイドプレイによるハーフコートバスケ、そして宮城君が残していった走るバスケ、、、湘北は今やどんなバスケも出来る………」
須形(宮城キャプテン………)
安西「明日は走ります、始めから最後までフルコートプレスです」
全員驚愕「フルコートプレス?!!始めから最後まで??!!!!」
桜木「フルコートプレス???」
天崎、須形、ヒソヒソ(また出たよ、桜木さんの専門用語全く知らないパターン)
荒石「あぁ、また、バカ野郎………練習でやってるだろ??!フルコートプレスって事はーーー」
安西「山王のように!!!!!」
桜木「ん???ヤマオーのように???」
安西、コクッ「山王のように走る…………」
桜木「ヤマオーのように走る…………?」
安西、再度冷静に「君たちは必ずこの大会、準決勝で今の山王にリベンジを果たさなくてはならない………」
桜木「おうよ、オヤジ!!!」
流川、コクッ
安西「明日の試合は全て同じ会場で行われます、お客さんも多いでしょう…………」
桜木「おうよ、オヤジ!!!よしっ、その客たちをこの天才のプレイで魅了してーーー」
安西が食い気味で同調「そうです」
桜木「おう………」
そして安西「湘北ももう一度、全国に、いや山王に走れるチームだと魅せる必要がある…………出来ますね桜木君??皆さん???」
湘北メンバーは、不安から決意に満ちた表情へ
返事をホテル館内いっぱいに
「おう(はい)!!!!!!!!!」(勝負師・安西来たり!!!!)
安西「よろしい」にこりっ
夜が更けていく
翌日、会場は朝から満員となり、観客が今か今かと首を長くし試合を待ちわびている
本日はベスト16の対戦(三回戦)8試合が行われ
そのプログラムは
1)名朋工業(愛知1)×屋良城(沖縄)
2)常誠(静岡1)×種子島工科大学附属(鹿児島)
3)海南大附属(神奈川2)×道後大附属(愛媛)
4)草津第一(群馬)×博多商大附属(福岡1)
5)湘北(神奈川1)×南大塚(山形)
6)北野坂(兵庫1)×笹岡(宮城)
7)洛安(京都1)×浦安商業(千葉1)
8)堀(福井)×山王工業(秋田)
弥生「さあ、今日はいいカードが目白押しよ」
町田「強豪校が順当に勝ち上がってきている」
中村「各地方ちょうど均等に残っている印象ですね」
弥生「唯一、二校残ってるのは神奈川のみ、やはり県自体のレベルの高さを伺わせるわ」
町田「うーん、俺はこのカードとこのカードが楽しみだ」
中村「僕はこれとこれっすね」
町田・中村「これだ、これっすよ、これだ、これっす」
弥生「オッケー、全試合の注目ポイントを絞っていくわ」
「1)名朋VS屋良城は、勿論、怪物・森重VS最強の留学生・カマラのおそらく"個"の頂上決戦ね!!?そして本日の最注目カード、この対戦は決勝で見たかったぐらいね」
「2)常誠VS種子島は""高さ""対決ね!!スタメンの平均身長が全国一の常誠VS今大会最長身213cmの陽明命君との対決が楽しみなカード」
「3)海南VS道後は神奈川No.2の海南がどこまで勝ち上がれるか?道後は総合力で勝負ね」
「4)草津VS博多は去年ベスト4の博多が新チームになって戦力がやや落ちているように見える、去年を超えられるかどうか??」
「6)北野坂VS笹岡はまさにこのブロックの鍵となる大事な戦い、樋口君率いる北野坂と事実上東北2位の笹岡との一戦」
「7)洛安VS浦安商業はインターハイ優勝経験もある古豪・洛安に浦安のスーパールーキー鵜澤君が挑む形ね」
「8)堀VS山王、こちらも全国常連の堀が、前回夏の王者の山王にどこまで立ちはだかれるか?堀の2年生ガードと樽瀬君との同学年対決も楽しみね」
「そして!!! 5)湘北VS南大塚は??!」
「歴代最強対決か否かね………」
「湘北は優勝してその称号を獲れるか、今年の南大塚も山形史上最高の成績を残せる可能性を秘めたチームなのよ」
町田・中村「あぁ、やっぱりどれもこれも楽しみだーーーー!!!!!」意気投合
弥生「こらこら、楽しむばかりじゃなく仕事もちゃんとこなしてね………さぁ私たちも準備よ」
弥生たちが談笑する丁度その頃、湘北高校が会場に到着、観客席に
桜木「おっしゃーーー!!!!待たせたな、皆の衆、天才桜木様が率いる史上最強チーム・湘北のお出ましだ!!!!!勝負だぜ史上最強のチェリー軍団!!!!」
どーーーーーーーーーーん
意気揚々と会場に乗り込む
だが、観客無反応
そして晴子が「桜木君、けれどその前にあれ………」オドオドしながら指を指す
桜木「えっ???晴子さん」
その瞬間
ワァァァァァァーーーーーーーーー
桜木「なぬーーー????」
割れんばかりの歓声、地響き
ワァァァァァァーーーーー
ワァァァァァァーーーーー
止まない
体育館は熱気、熱気、熱気!!!!!!
三回戦の第一試合目、弥生たちが言った本日の最注目カード
名朋工業VS屋良城の戦いが始まろうとしていたからだ
報道陣、スカウトマン、協会関係者も多数、日本中のバスケファンが""高々高校生の三回戦""に集まってきている
決勝戦さながら超満員!!!!!!!!
決して隣のコートで同時進行で始まる海南VS道後の試合が注目されていないわけではないが、観衆の視線は圧倒的にこの名朋VS屋良城の試合に比重が注がれる
しかし、その多くの注目が集まる理由も頷ける
ワァァァァァァーーーーー
ワァァァァァァーーーーー
ワァァァァァァーーーーー
「待ってましたぁぁぁ!!!!!」
「第1シード王者・名朋に最強留学生のいる屋良城!!!」
「こりゃ事実上の決勝戦か?!!」
「森重VSカマラ!!!!!」
「"あの"森重が外国人相手にどこまでやれるんだ!!!??」
「怪物VS黒船!!!!!」
「これは""日本の歴史""が動くぞ!!!!!」
桜木「ぬっ?!!!デカ坊主!!!ガイジン!!!!!」
清田「ちぃ!!!こっちも今から試合だっちゅーのに!!!」
桜木・清田「こらーーーー俺らにも注目しろーーー!!!!!」Booー Booー
弥生「"歴史が動く"………確かに、、、桜木君たちには悪いけど、森重VSフレッド…………この対決は日本バスケ界全てが注目、この試合が日本バスケの行く末を決めると言っても過言じゃない………」
(日本人そのもののレベル、現在地、未来、インサイドの在り方、留学生の在り方など………全てがこの対決に集約されているわ)
一度フレッドと対戦した湘北の二人
桜木「ぐぬぬぬ……ガイジンめ………」
流川からは内に秘めた闘志を感じる「・・・・」
弥生(あの二人も思うところがあるはず………)
屋良城は(一応)隣県沖縄からの大応援団♪♪♪
かりゆしに身をまとい三線の音を持ち込む♪♪♪
そして、屋良城を全国の強豪校へとのし上げたスーパーヒーロー・カマラに大声援が注がれる
昨年からの『フレッド・インパクト』は続いている
ワァァァァァァーーーーー
ワァァァァァァーーーーー
「フレッド、お前が最強だぁぁぁ!!!!!」
「カマラ!!!!森重を倒してくれーーー!!!!」
「下剋上だぞ!!!!」
カマラも応援に手を振って応える
『OK、ゲコクジョー!!!!!』
一方の王者・名朋工業は
淡々と
監督・豊田、一言
「蹴散らせ…………」
森重
「ハイヨ、おっちゃん」
続く
湘北のメンバーが次の対戦相手、山形県代表・南大塚の県予選の試合の映像を観ている
モニター内では
今大会屈指の2mセンター伊藤(切れ長の目、基本クールな男)がリバウンド、そしてゴール下を決める
バスッ!!!!!
キャプテン佐藤はスリーポイントラインより随分後ろからゴールを決める
(175cmでごく平均的な身長のポイントガード、坊っちゃん刈りのようにしているが端正な顔立ち)
次いでのプレイもその佐藤が相手のボールをスティール、そのままゴールに繋げる
湘北メンバーは固唾を呑んでいる
ごくりっ
桑田「こ、これは??」
石井「かなりスゴいチームじゃないか?!」
佐々岡「あぁ、何でも山形県史上最強のチームとまで言われているそうだ」
荒石「特にこの二人だ!!伊藤は絶対的な高さで得点を量産!!北野坂の樋口に近いタイプか、ウイングスパンもこりゃ相当長いな…………」
須形「この佐藤さんって人もめちゃくちゃいいガードだ、キャプテンシーもある…………」
天崎「二人とも一年生の時からかなり注目されてたみたいだ(俺のように………)」
与田「そして他の選手も193、190、185cmと高さも申し分ない」
野茂「ガード陣はかなり遠い位置からスリーを狙ってくるな………」
長谷川「弱点らしい弱点が見当たらない………?どうすれば???」
下柳(俺の出番………???)
全員が少し不安気な表情の中、キャプテンが口火を切った
流川「弱点はある…………」
全員がキャプテンに注目
(きた、この流川さんだけが気づいているパターン)
(何だ何だ、弱点て???)
ヒソヒソヒソヒソ
そして、何故かこの男が口を開く
桜木「何だキツネ、言ってみろ!!この天才が一応聞いといてやる…………」
流川「エラソーに…誰がテメーなんかに………」(やっぱよそうかな………)ふてくされる
他メンバー(横やりを入れないでくれ~汗)
だが、流川
「機動力は大した事ねー、明日は走る!!!」
全員が頷く「はっ??!確かに!!!」
そこへ安西が、、、
「その通りです、南大塚はフロアバランスはいいが、速い展開が得意なわけではない、、、そこを突きます」
桜木「ぬっ?オヤジ、急に、、」
安西が続ける「うちには赤木君たちから教わったインサイドプレイによるハーフコートバスケ、そして宮城君が残していった走るバスケ、、、湘北は今やどんなバスケも出来る………」
須形(宮城キャプテン………)
安西「明日は走ります、始めから最後までフルコートプレスです」
全員驚愕「フルコートプレス?!!始めから最後まで??!!!!」
桜木「フルコートプレス???」
天崎、須形、ヒソヒソ(また出たよ、桜木さんの専門用語全く知らないパターン)
荒石「あぁ、また、バカ野郎………練習でやってるだろ??!フルコートプレスって事はーーー」
安西「山王のように!!!!!」
桜木「ん???ヤマオーのように???」
安西、コクッ「山王のように走る…………」
桜木「ヤマオーのように走る…………?」
安西、再度冷静に「君たちは必ずこの大会、準決勝で今の山王にリベンジを果たさなくてはならない………」
桜木「おうよ、オヤジ!!!」
流川、コクッ
安西「明日の試合は全て同じ会場で行われます、お客さんも多いでしょう…………」
桜木「おうよ、オヤジ!!!よしっ、その客たちをこの天才のプレイで魅了してーーー」
安西が食い気味で同調「そうです」
桜木「おう………」
そして安西「湘北ももう一度、全国に、いや山王に走れるチームだと魅せる必要がある…………出来ますね桜木君??皆さん???」
湘北メンバーは、不安から決意に満ちた表情へ
返事をホテル館内いっぱいに
「おう(はい)!!!!!!!!!」(勝負師・安西来たり!!!!)
安西「よろしい」にこりっ
夜が更けていく
翌日、会場は朝から満員となり、観客が今か今かと首を長くし試合を待ちわびている
本日はベスト16の対戦(三回戦)8試合が行われ
そのプログラムは
1)名朋工業(愛知1)×屋良城(沖縄)
2)常誠(静岡1)×種子島工科大学附属(鹿児島)
3)海南大附属(神奈川2)×道後大附属(愛媛)
4)草津第一(群馬)×博多商大附属(福岡1)
5)湘北(神奈川1)×南大塚(山形)
6)北野坂(兵庫1)×笹岡(宮城)
7)洛安(京都1)×浦安商業(千葉1)
8)堀(福井)×山王工業(秋田)
弥生「さあ、今日はいいカードが目白押しよ」
町田「強豪校が順当に勝ち上がってきている」
中村「各地方ちょうど均等に残っている印象ですね」
弥生「唯一、二校残ってるのは神奈川のみ、やはり県自体のレベルの高さを伺わせるわ」
町田「うーん、俺はこのカードとこのカードが楽しみだ」
中村「僕はこれとこれっすね」
町田・中村「これだ、これっすよ、これだ、これっす」
弥生「オッケー、全試合の注目ポイントを絞っていくわ」
「1)名朋VS屋良城は、勿論、怪物・森重VS最強の留学生・カマラのおそらく"個"の頂上決戦ね!!?そして本日の最注目カード、この対戦は決勝で見たかったぐらいね」
「2)常誠VS種子島は""高さ""対決ね!!スタメンの平均身長が全国一の常誠VS今大会最長身213cmの陽明命君との対決が楽しみなカード」
「3)海南VS道後は神奈川No.2の海南がどこまで勝ち上がれるか?道後は総合力で勝負ね」
「4)草津VS博多は去年ベスト4の博多が新チームになって戦力がやや落ちているように見える、去年を超えられるかどうか??」
「6)北野坂VS笹岡はまさにこのブロックの鍵となる大事な戦い、樋口君率いる北野坂と事実上東北2位の笹岡との一戦」
「7)洛安VS浦安商業はインターハイ優勝経験もある古豪・洛安に浦安のスーパールーキー鵜澤君が挑む形ね」
「8)堀VS山王、こちらも全国常連の堀が、前回夏の王者の山王にどこまで立ちはだかれるか?堀の2年生ガードと樽瀬君との同学年対決も楽しみね」
「そして!!! 5)湘北VS南大塚は??!」
「歴代最強対決か否かね………」
「湘北は優勝してその称号を獲れるか、今年の南大塚も山形史上最高の成績を残せる可能性を秘めたチームなのよ」
町田・中村「あぁ、やっぱりどれもこれも楽しみだーーーー!!!!!」意気投合
弥生「こらこら、楽しむばかりじゃなく仕事もちゃんとこなしてね………さぁ私たちも準備よ」
弥生たちが談笑する丁度その頃、湘北高校が会場に到着、観客席に
桜木「おっしゃーーー!!!!待たせたな、皆の衆、天才桜木様が率いる史上最強チーム・湘北のお出ましだ!!!!!勝負だぜ史上最強のチェリー軍団!!!!」
どーーーーーーーーーーん
意気揚々と会場に乗り込む
だが、観客無反応
そして晴子が「桜木君、けれどその前にあれ………」オドオドしながら指を指す
桜木「えっ???晴子さん」
その瞬間
ワァァァァァァーーーーーーーーー
桜木「なぬーーー????」
割れんばかりの歓声、地響き
ワァァァァァァーーーーー
ワァァァァァァーーーーー
止まない
体育館は熱気、熱気、熱気!!!!!!
三回戦の第一試合目、弥生たちが言った本日の最注目カード
名朋工業VS屋良城の戦いが始まろうとしていたからだ
報道陣、スカウトマン、協会関係者も多数、日本中のバスケファンが""高々高校生の三回戦""に集まってきている
決勝戦さながら超満員!!!!!!!!
決して隣のコートで同時進行で始まる海南VS道後の試合が注目されていないわけではないが、観衆の視線は圧倒的にこの名朋VS屋良城の試合に比重が注がれる
しかし、その多くの注目が集まる理由も頷ける
ワァァァァァァーーーーー
ワァァァァァァーーーーー
ワァァァァァァーーーーー
「待ってましたぁぁぁ!!!!!」
「第1シード王者・名朋に最強留学生のいる屋良城!!!」
「こりゃ事実上の決勝戦か?!!」
「森重VSカマラ!!!!!」
「"あの"森重が外国人相手にどこまでやれるんだ!!!??」
「怪物VS黒船!!!!!」
「これは""日本の歴史""が動くぞ!!!!!」
桜木「ぬっ?!!!デカ坊主!!!ガイジン!!!!!」
清田「ちぃ!!!こっちも今から試合だっちゅーのに!!!」
桜木・清田「こらーーーー俺らにも注目しろーーー!!!!!」Booー Booー
弥生「"歴史が動く"………確かに、、、桜木君たちには悪いけど、森重VSフレッド…………この対決は日本バスケ界全てが注目、この試合が日本バスケの行く末を決めると言っても過言じゃない………」
(日本人そのもののレベル、現在地、未来、インサイドの在り方、留学生の在り方など………全てがこの対決に集約されているわ)
一度フレッドと対戦した湘北の二人
桜木「ぐぬぬぬ……ガイジンめ………」
流川からは内に秘めた闘志を感じる「・・・・」
弥生(あの二人も思うところがあるはず………)
屋良城は(一応)隣県沖縄からの大応援団♪♪♪
かりゆしに身をまとい三線の音を持ち込む♪♪♪
そして、屋良城を全国の強豪校へとのし上げたスーパーヒーロー・カマラに大声援が注がれる
昨年からの『フレッド・インパクト』は続いている
ワァァァァァァーーーーー
ワァァァァァァーーーーー
「フレッド、お前が最強だぁぁぁ!!!!!」
「カマラ!!!!森重を倒してくれーーー!!!!」
「下剋上だぞ!!!!」
カマラも応援に手を振って応える
『OK、ゲコクジョー!!!!!』
一方の王者・名朋工業は
淡々と
監督・豊田、一言
「蹴散らせ…………」
森重
「ハイヨ、おっちゃん」
続く