2019年01月10日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(905話)

『high voltage』





三回戦屈指の好カード、名朋(愛知)×屋良城(沖縄)の試合の幕が上がった


名朋はジャンプボール直後、伊達兄弟が相手のふいを突き先制


逆に屋良城の攻撃は失敗に終わる


最初の攻撃は両者明暗が分かれる形となった





弥生「最初の攻撃は名朋の勝ちね………だけど………」


中村「今から名朋のセットですね………」


町田「あぁ、実質ここからが本当の勝負だな………」


彦一「超・超・要チェックやでぇぇぇ!!!」カチカチカチカチ








屋良城のディフェンスは????









カマラが森重につく!!!!!



その他メンバーも、ナンバーコールをして自分のマークマンをきっちり捕らえる


マッチアップは

伊達翔(180cm)×並 里(171cm)
伊達健(182cm)×津 山(179cm)
大 村(192cm)×澤 岻(180cm)
河 村(199cm)×山 城(189cm)
森 重(206cm)×カマラ(200cm)




有識者、記者たちは驚く


「マンツー????」


「身長差があるのに何故??!」



弥生も「これは意外ね、ほとんどのポジションでミスマッチが生じる屋良城は、絶対にゾーンを選択するべきだと?!!」


町田「いや、多分ゾーンにすると、森重を警戒しても伊達兄弟と確か大村も長距離があるし、非効率だと考えたんじゃ??!」


彦一「それにおそらく、屋良城はどこを取ってもタレント力は名朋に負けていないように感じるで、身長差があれど自分らの得意なマンツーで挑むっちゅー事ちゃうか??!」


中村「なるほど、、、屋良城はパワーのあるセンター山城君、そして好ガード三枚がいるし全員1on1では負けないと自信があるわけか?!」



弥生「そうね、、そして、、、何より""この対決""よ!!!!!!!」







『森重VSフレッド!!!!!!』



ワァァァァァーーーーー

ワァァァァァーーーーー


観客大喜び !!!大歓声が上がる!!!!!



「よしっ、俺はこの対決を観にはるばる鹿児島まで来たんだ!!!」


「日本人最強の森重が、外国人相手にどれだけやれるのか??!」


「いや、逆だ!!!フレッドが王者・名朋に通用するのか??!」


「一体どっちが上なんだ??!」


「さぁ世紀の一戦だ!!!!!!」


ハイボルテージ




弥生(確かに、彦一や観客の言う通り、屋良城はタレント揃い、、、だが私の見解はチームとしては総合的に見てまだ名朋の方が一枚も二枚も上手なはず、、、順当に行けば名朋、、、)








(ただ!!!?波乱があるとすれば、、、未知数のこの対決、森重VSカマラ、、、この高校生最強の勝負、、、、、)




ローポストの森重にボールが渡る



観客は更に沸く、大注目


「さぁ1on1来い!!!!!」


「森重行けーーーー!!!!」


「カマラ、止めろーーー!!!!」








当のカマラは「コイ、モリシゲ………」



森重「・・・」







弥生、汗(森重君が勝てば、、、恐らく名朋のワンサイドゲームに、、、)





カマラは、森重の背後にぴったりとつく






次は会場全体が緊張感に包まれる







そして弥生が口を開く「だが、、、」



町田・中村・彦一「だが???」





弥生「カマラ君が勝てば、、、」


町田・中村・彦一「勝てば??!」












瞬間ーーーーーーー








森重動く!!!!!!!!


????


ドリブルとともにインサイドアタック!!!!!



カマラ(キタッ!!!!!)



ドンッドンッドンッ


カマラを背中と肩、いや身体全体で押す









しかし!!!!!!!





森重「?????」





押し切れない!!!!!!





ワァァァァァーーーーー


観客沸く!!!!


「フレッドが森重を止めてるぞ!!!!!!?」


「スゲー足腰だ!!!!!」


「やっぱり日本人とじゃモノが違うのか??!」







だが!!!!!!



桜木食い入るように「いや、デカ坊主は速い!!!!」




くるっ


森重高速フロントターン



流川「テクもある…………」



森重、フック気味にシュートを放つ



「ベビーフック????!」



観客も「森重にはこれがある!!!!!!」












が、、、、、





















バシィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!











何と!!!!!カマラが、完璧なタイミングでこれをブロックする!!!!!





森重「えっ??????」



桜木「何っ??????」





伊達兄弟「森重(さん)?????」



豊田も心配そうに驚く「ヒロシーーーーーー!!????」





カマラ、白い歯が光る、ニヤリッ「ゲコクジョーダ、モリシゲ!!!!!」









この時弥生が溢す「屋良城が勝つかもしれない………」






館内は唸り


ウォォォォォォォォーーーー


「おいおい、フレッドが206cmの森重を止めたーー!!?!!」


「""森重のあれ""を止めるかーーー????」


「まずはフレッドの勝利だぁぁぁぁ!!!!」


「やっぱり外人ってハンパないぜ!!!!」


「これで本当に下剋上あるんじゃねぇか???」


興奮




屋良城は直ぐ様速攻



澤岻から津山、並里へと渡り、並里レイアップ



伊達兄弟「あっ???!!」


天崎「速い!!!!」



ザシュ!!!!


名 朋2
屋良城2


屋良城、得意の速攻が決まった!!!!!!!



屋良城応援団は歓喜!!!!

三線の花が咲く





更には!!!!!



バッ!!!!!!





湘北メンバー「あ、あれは????!!」


「うちにも使ってきた、、、」





「1-2-1-1のゾーンプレス!!!!!」



彦一「屋良城伝統の!!!!?」



桜木「またヤマオーのやつか!!!?」(次の試合湘北のウエポンとなるはずだったのに!!?)



天崎、冷や汗(うわっ、俺らが去年何回か引っかかったヤツだ)



ウワァァァァァーーーーー


観客「先に仕掛けたのは屋良城だ!!!!!」


「屋良城伝統のゾーンプレス!!!!」





名朋監督・豊田「ちぃ、調子に乗りおって」







だが、、、





名朋、伊達翔を中心に、これを難なく突破



屋良城メンバー「何?????」



豊田、ホッと胸を撫で下ろす




名朋、相手が陣形を整える前、右コーナーでフリーでいた大村にボールが渡り、大村スリーポイントの構え



サッ





今度は!!!!慌てて戻った屋良城のメンバーだが後手後手に、、、大村はフェイント、同サイド45度でフリーになった伊達健にパス



伊達健、ノーマーク、完璧なタイミングでスリーを放つ



湘北・野茂「最高のリズム!!?」


山王・菊地「決まった………」



屋良城・津山「ヤられた、、、」と悔しげに目を瞑る





ボールは案の定



スッ



リングに吸い込まれる




ザシュ!!!!!


名 朋5
屋良城2





伊達健、ガッツポーズ!!!!!




観客は、その目まぐるしい展開に、驚愕、爆発


ワァァァァァーーーーー

「何だ何だ何だーーーーー????」

ワァァァァァーーーーー

「森重vsカマラの対決から一瞬で何か色々あったぞ!!!」

ワァァァァァーーーーー

「あぁ、フレッドが森重を止めて屋良城が自分たちの得意のランニングゲームに持ち込もうとしたのに、、
、」


ワァァァァァーーーーー

「伊達兄が突破して、また弟が決めた!!!」

ワァァァァァーーーーー


「恐るべし伊達兄弟!!!!!」






「何だよ、この試合!!!?見所は森重vsフレッドの所だけじゃねぇぞ!!!」



観衆も少し我に返る








豊田、得意気に「フッ、うちにゾーンプレスは二度と通用しねーからな!!!」(去年湘北にヤられたのは忘れちゃいねー、山王のも含め対策はしてきた)





弥生「カマラ君のブロックから自分たちのペースに持ち込もうとした屋良城だったが、簡単にそうさせないのが、これまた王者・名朋の力か、、、」







そして豊田は、一つ冷静に問いかける

「何とか翔太と健太のおかげで相手の勢いは防いだがよ、、、さっきのブロック、、、黙っちゃいねーよな??!ヒロシ???」ニヤリッ、不敵な笑み





町田、ゴクリッ


ドシドシ、ドシドシ


会場全体が


ゆっくりとディフェンスのポジションについた

名朋の背番号5番から、おぞましい程のオーラを感じていた



続く

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(802話)
 スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(991話) (2023-10-26 10:37)
 スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(990話) (2023-10-02 14:19)
 スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(989話) (2023-09-20 22:11)
 スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(988話) (2023-08-28 12:42)
 スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(987話) (2023-08-19 10:04)
 スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(986話) (2023-07-21 16:34)
この記事へのコメント
赤木さーーん、ありがとうございます

湘北と山王を研究してきた、豊田監督に恐ろしさを感じまね(^^;;

さて。名朋の伊達兄弟相手に安西先生はどのような策を練るのか、そして桑田 天崎 須形がどのように対抗するのか楽しみです^_^
Posted by ミッチー at 2019年01月10日 13:56
湘北VS神奈川❻
3クォーター
湘北VS神奈川
湘北 宮城 三井 木暮 荒石 赤木
神奈川 藤真 牧 清田 福田 魚住
ピピー、赤5番ファウルバスケットカウントワンスロー
木暮『牧が後半に入って5連続得点、三井も牧について2個のファウルを取られて相当疲れている』
三井(チッ、牧の調子が良くなってきやがった。くそっ、目がチカチカしやがる)

宮城『まずいな、三井さんの運動量がガクッと落ちている、藤真との連携も厄介だ』
長谷川『タイムアウト赤』
清田『流石、牧さんナイスプレー』
高頭『このまま攻めて攻めて海南のバスケを見せてやれ』
藤真 花形 仙道 福田 魚住(海南以外に俺らもいるんだが…)
木暮『先生、少し三井を流川か天崎と交代させた方が…』
安西『その必要はありません!三井君なら牧くんに対抗できますよ。』
三井『先生!』
荒石(オヤジ殿にあそこまで言われるとは中学MVPも凄いな)
安西『さぁ、一気にひっくり返しましょう』
Posted by ミッチー at 2019年01月10日 14:00
湘北VS神奈川❼
湘北 宮城 三井 木暮 荒石 赤木
神奈川 藤真 牧 神 福田 魚住
観客『湘北は三井を下げずにそのまま行くぞ、大丈夫なのか?』
三井『ゼェゼェ、牧、オレの名前を言ってみろ!俺は誰なんだ!』
牧(三井の奴急にどうしたんだ)
神『牧さんスクリーン!』
牧『かかるか!』
高頭『ダブルスクリーンだと‼︎』
三井『おう、俺は三井。諦めの悪い男』
ザシュ‼︎
観客『スリー来た!これで3点縮まったぞ』
藤真『お返しだ』
バッシィ‼︎
宮城のブロックだ!
藤真『なんだと』
宮城『撃たすかよ!』
仙道『流石、宮城よく飛ぶな』

田岡『三井、宮城なぜ陵南に来なかった…』
Posted by ミッチー at 2019年01月10日 14:05
湘北VS神奈川❽
観客『また、三井のスリーポイントだ、これで5連続だ!』
牧『三井のやつ、スクリーンを使うのが抜群に上手い、それに荒石、木暮のスクリーンも上手い。』
魚住『赤木め勝負から逃げるとは』
観客『今度は赤木のスクリーンを使ってフリーになった、フリーになるのが上手い』
魚住『撃たせん』
仙道『‼︎魚住さん、ストップ!』
だが少し声が遅かった。
高砂『ピピー、白8番ファウル、バスケットカウントワンスロー』
観客『三井のバックステップスリー、4点プレイだ、しかも魚住4つめ、もう後がないぞ!』
高砂『交代白 魚住OUT 花形in 福田OUT仙道in
赤交代荒石OUT桜木in宮城OUT流川in』
長谷川(流石三井寿、俺に勝った男)
田岡『魚住、自分を抑えれないようでは湘北には勝てないぞ、4クォーター残り7分になったらお前を投入する、それまで我慢だ』
ボス猿『先生』
高頭『魚住が抜けてゴール下は手薄になったが、湘北のゴール下に対抗するには魚住の高さが必要だ。全員でゴール下を死守だ』
彦一『魚住さんは4ファウルになってもうたけどこっからやで、天才仙道さん、牧さん藤真さんにゴッドハンド神さん、他にもいるんやから魚住さんが抜けてもまだまだいけるで』
魚住(ズーン…)
清田 花形(他…)
福田(元々チームメイトの俺にまで)
Posted by ミッチー at 2019年01月10日 14:11
うげー、風邪引いた喉痛いー!
つくづく名朋の方が一歩上手な感じがしますねー、伊達兄弟はオリジナルとは思えないキャラの立ちっぷりやね!

スガタくんもがんばれっ!
Posted by こばやかわ at 2019年01月10日 15:04
ミッチーさん→お返事遅れて申し訳ない、もう次話更新してしまいました(笑)
王者・名朋ですもんね~
早く湘北戦も描きたい(笑)
Posted by 赤木夏紀赤木夏紀 at 2019年01月15日 19:34
こばやかわさん→お返事遅れちゃいましたお身体大丈夫ですか?
それめちゃ嬉しいお言葉、伊達兄弟の凄さを描きたい、、って次話にめちゃ反映された(笑)お楽しみ下さいm(._.)m
Posted by 赤木夏紀赤木夏紀 at 2019年01月15日 19:36
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。