2018年04月24日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(868話)

『カタルシス』





まだ会場はざわついている



弥生「仙道君♥」


桜木「センドー」


流川「にゃろう」


田岡、ニヤリッ「仙道!!!」


清田「仙道…………さん」



「仙道」「せんどう」「センドー」「SENDOH」






弥生「スゴい!!現役選手より注目される辺り、さすがスーパースターね♥」



ジーーー、記者・中村、弥生を呆れ顔で見るも「確かにいまだカリスマ性は半端ない、もはや神みたいな存在だ…………」




仙道の横には、越野、植草、福田の昨年度のOBカルテットが



越野「おらっ、オメーら負けんじゃねぇ!!」





菅平「越野さん…………」



高橋や宮野も「先輩…………」


高松もパンパンと自分の顔を叩き気合いを入れ直す



陵南選手全員の顔つきが変わる



彦一(ワイらには仙道さんがついとる)



外川(仙道さんに陵南が負ける姿は絶対に見せれない)



「仙道さん!!」「仙道さん!!」


「福さん」「越野さん」「植草さん」



彦一「行ける、行ける!!まだ行けるで!!!」



外川「絶対勝つぞ!!!!」


陵南メンバー「おおおおーーーー!!!!」












湘北ベンチ


天崎「あれっ?何か復活した???」


荒石「ああ、あいつらまだ諦めてねぇ」


須形(あれが、イサキ自動車の仙道さんか………)ゴクリッ



桜木「ふん、ドン・キホーテどもが」



安西「注目~」


そして流川と安西が締める


流川「最後まで絶対に油断するな」


湘北メンバー「おお!!!!」


安西「陵南は顔つきが変わりましたよ、こちらも再度集中です」


湘北メンバー「はい!!!!」



桜木「勝ぁぁぁーーーーーつ!!!!」



湘北メンバー「おお!!!!」








「ラスト1分半、さぁいよいよ大詰めだ!!!」


「これで、陵南の敗退、湘北の全国行きが決まるか???」


「10点差!!!スリーポイント三本でも追い付けない!!」(こういう計算しちゃうよね~)


「俺は、ほぼ無理とみた!!!」


「アホ、普通そうだよ!!!」



会場の大半が、湘北が逃げ切ると予想










しかしここから陵南メンバーが、これらの予想を覆し奇跡を魅せる事となる



この試合、幾度となく相手との"リアル"な実力差に、挫けそうになった陵南、、、それでも様々な手札で必死に食らいついてきた、、、しかし、王者相手にラスト1分半で10点ビハインドをつけられ、彼らとてほぼ勝負を諦めかけていた




そんな時、OBでカリスマ的存在の仙道が現れた




陵南は最大限の集中力と120%の、いやこの試合今までがそれに当たるから、それ以上の更なる力が、仙道らの存在によって引き出される事となる








ザシュ!!!!



「えっ???」




外川がスリーポイントラインより1メール以上後方からシュートを決めていた!!!



桜木「いっ????」


桜木軍団「何じゃーーーーー???」



ワァァァァァァーーー



観客「スゲーーーーーー!!!!!」


観客「外川、スリーポイント一本返した!!!」


観客「超ロングスリー!!!」



仙道、ニコリッ


越野・植草はガッツポーズ


福田もフルフルフルフル「うおーーー!!!!頑張れ陵南!!!」






観客「あれは桜木でも止められん、って言うかあの距離から打ってくると思ってなかっただろ!??」





桜木、図星「マジ???」



湘北、少し焦りだす



桑田「大丈夫、まだまだ点差はある、落ち着いて行こう!!!」





決めた外川は直ぐ様、ディフェンスに集中


外川「ディフェンスだ!!!」



勿論、フルコートプレス!!!





そして今度は


天崎が彦一に抑えられる、グッ(この人、こんなにディフェンス良かったかよ?)


「凄い気迫だ!!!」


バシィィィ!!!!


天崎「あーーーーーー」


彦一、何とそのまま天崎からスティール!!!



陵南、沸く!!!!!


「キャプテン!!!!」



彦一、ゴールに突進


天崎「この野郎ーーーーー」


天崎も後方から追いかけるが、彦一が後ろをケアし、わざと一回背中を天崎に当てコースを遮断


ザシュ!!!


そのままレイアップ成功!!!



「いぃぃぃーーーー???」



ワァァァァァァーーー!!!!


「ナイスプレー!!!」


「さすが、陵南のキャプテン!!!」


陵南ベンチは全員立ち上がっている


もう既に感極まって泣く者も


「キャプテン!!!」





クライマックス


(公平な立場と言っていた)弥生も遂に「彦一!!!頑張れーーー!!!」涙を流す



記者・中村も涙「頑張れぇ!!!!」(弟さん!!!)









「えっ???5点差!!」



「わからん???わからんぞーーー???」








湘北のメンバーも集中していないわけではない



ただ陵南、カタルシス!!!


奇跡の展開ーーーーー




湘北ベンチ・応援団ともに驚愕、更に不安になる


水戸「何だ、この力は…………」


桑田「今までで1番強い陵南…………」



晴子「仙道さんが声をかけてからだわ…………」




決めた彦一本人は「とにかくディフェンスや!!!」自分がビッグプレーを決めた事など忘れている模様



次は湘北は何とかプレスを突破


陵南はハーフでも迫るようにタイトなディフェンス



石井「時間をかけろ!!!」


湘北、パスを回し24秒ショットクロック残り10秒まで時間稼ぎ



しかし、



高頭「リズムが悪い…………」


清田「こういうのを後手後手って言うんだ………」


荒石がギリギリで打ったジャンプショットは外れる



ガンッ!!!



リバウンドは高松


ガシィ!!!!




荒石「くそがーーーーーー」



「残り50秒!!!」



田岡は、自分たちのペースなのでタイムアウトを取らない事を決断




ハーフコートに進入、外川に先程と同じような位置でボールが渡る



佐々岡「あぁぁぁ、スリー気をつけろ!!!」



桜木と他のメンバーも慌ててロングスリーを警戒



桜木、くわっ!!!!



ビュン!!!!



桜木「えっ???」



桜木の顔面スレスレを、物凄い速さでボールが横切る



外川のプレイはショルダーからワンハンドのノールックパスだった、遠心力を使った高速パス、体勢も反転している


ガシィ!!!!


それがゴール下に走り込んだ宮野に渡り、宮野レイアップを決める!!!


ザシュ!!!



会場、一瞬何が起きたかわからない





高頭も唖然「・・・・」



清田「グッドリズムだ………」汗



ワァァァァァァーーー



観客「外川が上手えぇぇーーーー!!」


観客「ロングスリーを逆手に取った!!!」


観客「ナーーーイスパス!!!カッコええ!!!!」


観客「宮野も良く走り込んだぁぁぁ!!!!」




「何点差??何秒???」



残り時間35秒


湘北80
陵南77




湘北ベンチは騒然





「3点差???もう???」


「陵南、驚異の粘りだぞ!!!」


「信じられん!!!!」



会場全体が爆発し続ける



陵南、フルコートプレス


決めた宮野も「ディフェンス!!!!まだだ!!!まだやれる!!!」



天崎、何とか掻い潜る




だが、「攻める?攻めない???」


湘北メンバー、なるべく時間を使うが、点差など状況が変わったので迷走する



流川にもパスが回らない




湘北が、"時間は使うものの時間に追い込まれる"




須形のジャンプショット







を、



「どりゃーーーーーー!!!!」バシィィィ!!!!!!!!



ヘルプの外川がブロックに!!!!


湘北「何ぃぃぃーーーーーー???!」



ピキィ、外川「くっ」




須形(くそっ、この人怪我なんじゃ???)



外川、着地!!ズキンッ「ぐっ」



陵南マネージャー、祈る



しかし外川はそのままの進行方向でルーズボールを掴み速攻の先頭に!!!





ズキンズキン


外川が走る



湘北全員が必死で追いかける


「うぉぉぉぉぉぉーーーーー」




外川、急ストップ





そこはまたもやスリーポイントラインやや後ろ、今度は???



















シュッ!!!










クイックリリースでスリーポイントを放った外川












ボールは高く







真っ直ぐに








ゴールに向かい
















ガガガガガン







リングの縁に細かく当たり振動するも








シュゥゥゥ










そのままネットをくぐる








「は、入った…………」





会場、静寂の後






今日一の爆発!!!!!!




ワァァァァァァァァァァーーーーー


「同点だーーーーーー!!!!!」


「10点差追いついたぁぁぁぁ!!!!」


外川もようやくガッツポーズ!!!!



陵南マネージャーは泣き崩れる


心願成就



湘北は落胆、呆然



会場全体も歓喜、感涙、悲鳴



湘北80
陵南80





同点





残り時間は




6秒








シュッ




シュッ








「えっ?」






「えっ?」











ガシィィィィィ!!!!!!!!!!










逆ゴール前・空中で大男が接触






くるっ







それは、ダブルクラッチなどと呼べる代物とは程遠い










だが、桜木が流川からのパスを受けとった後、ゴール下に突進

高松の決死のブロックに接触した瞬間、とっさにボールをくるりと回し、そのまま高くシュートを放つ












桜木「ふんっ」











そのボールは

















ころっ








リングに吸い込まれていた



続く

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この記事へのコメント
いつもありがとうございます_(._.)_

仙道、福田、越野、植草来た~

陵南の追い上げは凄いですが、それを食い止める花道の一発❗❗

まだ先ですが湘北VS海南が楽しみです

桜木『宇宙人二号だと!』
宮益『いいからこい、桜木』みたいな
Posted by ミッチー at 2018年04月24日 14:47
これ要は、オリジナルの陵南との練習試合の仙道にやられた事を二年経って花道が成長して出来てるって話でしょ?
なら、あんた天才だよ・・・・
Posted by こち鶴 at 2018年04月24日 19:06
ミッチーさん→ありがとうございますp(^^)q長かった陵南戦(自己最長)も終わろうとしています。。。
そうですね、ネタバレになるでしょうけど、陵南より海南のほうが更に強いので、宮益弟も含めどんな試合書こうか色々考え中ですp(^^)q


こち鶴さん→初コメントありがとうございます(о´∀`о)そうなんです、オリジナルの仙道の最後ダブルクラッチやられたのが昔かなり印象的やって、花道の成長とともにリベンジ(お返し)的な意味で試合を書いてしまいましたm(__)m
それに気づいてくれるこち鶴さんが天才ですよ(^o^)v
Posted by 赤木夏紀赤木夏紀 at 2018年04月25日 09:31
なんかメチャクチャ
Posted by 匿さん at 2021年10月22日 20:20
匿さん→すみません、何となくわかります。
Posted by 赤木夏紀赤木夏紀 at 2021年10月27日 17:26
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