2018年03月13日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(862話)

『落とし穴?』





ワァァァァァーーーー


第4クォーター先取点は、陵南が必死の想いで掴み取った




彦一、ガッツポーズ「どやーーーーーー??!!!」



外川も彦一を指差し讃える「おっしゃーーー!!!」







そして、会場と陵南ベンチは騒ぐ!!!!



「エースからキャプテン、最高の形での得点!!!」


「スゲーぞ、あの二人!!!桜木と流川の読みを上回った!!!」


「そして絶対に欲しかった先制点が陵南に入った!!!」








記者・中村「湘北が決めていれば19か20点差、、一心不乱に守りきった後、自分たちが最高の形で逆に14点差に縮めた」



弥生「陵南はそれこそ120%以上、覚醒、底力が出ているわ、この得点はチームに勢いを与えるわ!!!」(よー決めたで、彦一!!!)








そしてこの二人は、悔しさを滲ませる


桜木・流川「にゃろう………」ゴオオオ、炎があがる


湘北61
陵南47








陵南はディフェンスにも勢いが出る



今度は桜木・流川には、四人がかりという奇策ではなくダブルチームなどできっちり抑える



桜木・流川「チッ!!!?」



観客「おおおーーー、さっきより陵南のディフェンスが良くなった!!!」


観客「足が動いている!!!!」



時間ギリギリで下柳がミドルのジャンプショットを放つが


高松「この距離はテメーにはねぇ!!!」


ガンッ!!!


湘北ベンチ「あぁぁぁ、自分のポジションでプレイさせて貰えなかった」汗








そして

高橋(天崎よりこいつの方が楽だ)


高橋が野茂のディフェンスをレッグスルーでかわしジャンプショットを決める


ザシュ!!!


湘北61
陵南49


「一気に5点縮めた!!!」





高橋、ディフェンスに戻る際トラッシュトーク「テメーはEランクか?!!」




野茂、「ムカッ!!!」





野茂、ショットクロック早々にスリーを放つが


弥生「流れが悪い!!!」



湘北ベンチも悟る「早いって!!!!」



ガンッ!!!



リバウンドは陵南メンバー全員が全神経を集中させ、きっちりスクリーンアウト



高松が取る!!!



「湘北三連続で攻撃失敗!!!」


「完全に陵南ペース!!!」







次は高松が下柳を押し込みゴール下を決める!!!



ザシュ!!!


湘北61
陵南51


「ワァァァァァ!!高松もエンジンがかかってきた!!!」


「やっぱあの1年となら高松の方が上か?!!」



記者・中村「さっきは抑えていたのに???」


弥生「集中力と勢いの差ね、陵南は最早"個"でも負けていないわ!!!」


ベンチの荒石「チッ、あの野郎」





「10点?10点差だ!!!」


「あっという間に!!!?」


記者・中村「これを止めてもう一本決めれば早くも"その一桁だ"!!!?」




ザシュ!!!



記者・中村「ん???」



流川「させねぇ」











観客遅れて「ウワァァァァァ、流川が無理やりねじ込んだ!!!!」



そのプレイ、流川へのディフェンスは徹底したダブルチームだったが、彼はものともせず無理やりゴール下を決めていた






それを見た湘北、陵南、そして会場全体がシンクロ



『そんなの関係ねぇ!!!』


記者・中村(ちょっとこっちが油断した隙に)


田岡と陵南ベンチは、流川の逸脱したプレイにヤられる事が毎度お馴染みとなってしまっている(ハッ、いかん、敵プレイヤーだぞ)




湘北63
陵南51






陵南の次の攻撃は、菅平のパスから高松が再度ゴール下!!!



バスッ!!!


湘北63
陵南53



「菅平の巧みなパス!!!」


「見事なハイ・ロー!!!」


「高松連続得点!!!」





下柳「ガッデム!!!」



桜木「ん???」





「ピピーーーーーー」


ここで安西、コートメンバーにスタメンを戻す



「確かに今のメンバーじゃ、流川以外イニシアチブを持っていかれてたからな」


「安西監督の対処が早い!!!」


「スタメンなら湘北(のはず)だ!!!」


「いや、陵南のプレイヤーも覚醒しているからわからんぞ!!!」


「PG(須形VS彦一)の所がミスマッチになる!!」




陵南は直ぐ様ディフェンスをゾーンに戻しミスマッチを解消するが



前半にゾーンの攻略方法を会得した湘北、流川がフリーとなりスリーを決める!!!


ザシュ!!!


湘北66
陵南53


「また離れた!!!」


「流川、スゲー!!!」


「あいつ今日シュート外したか?!!」


「いや、全弾命中じゃねぇ?!!」





流川、スコアボードを指差して味方に告げる「決して一桁に追いつかさないように」



須形・天崎「はい!!!!」(スゴい人だ)(やぱ頼りになる)


荒石「おうよ!!!」(何て強気なんだよ)苦笑い



桜木「な、な、なまいーーーー」しかし口をつぐむ(違う、キツネの言う通りここで一桁にさせると相手が調子づく、俺様が決めなくては)






桜木軍団・水戸、ボソッ「また大人だ、ただ………」


大楠「どうした、洋平?」


水戸「いや、何でもない」


野間「何だよ、気持ち悪い」


高宮、パクパク「これ美味ぇ、てりたまバーガー」







しかし次の攻撃は、外川~菅平~相田と繋いで、彦一がジャンプショットを決める!!!



ザシュ!!!



湘北66
陵南55


「おーーー!!!陵南の3年生トリオ!!!」


「連係も抜群だったぞ!!!」



田岡「陵南の3年をナメるなよ、湘北!!!」




「後一つで一桁!!!」




だがしかし、ここからはしばらく互いに得点を積み重ねる展開に



湘北は、天崎や須形のジャンプショット、桜木のゴール下で再度16点差まで広げるが


陵南も、高橋と高松が連続得点で応戦



早くも第4クォーター半分の5分が過ぎスコアは


湘北74
陵南62


陵南「くそっ、一桁が遠い、、、」ハアハア



湘北「突き放す事も出来ない、、、」ハアハア



観客「両チーム全力でやりあってて相変わらず好ゲームだな」


観客「また何かきっかけがあって一桁になれば更に面白いんだが?!!」


桜木軍団「あっ落とし穴の予感とか…………???」ゴクリッ












そんな時、『ピーーーーー!!!!』審判の強い笛がなる!!!





「何だ???」





「オフェンス・チャージング!!!赤8番(桜木)!!!」



桜木のカットインに対しコースに入りチャージングを取る




観客「おーーー、桜木のチャージングを取りやがったぞ!!!?」



「取ったのはーーーー???」











「エース・外川!!!」



「ナイスディフェンス!!!」



「これで陵南の反撃の狼煙になる!!!」






だが、
















「痛えぇ、、、」大声







外川、膝を押さえながらうずくまっている












田岡「外川ーーーーーーー!!!!!」



彦一「担架や!!はよ担架やーーーーーー!!!」


二人の声が木霊する




会場騒然



「ウワァァァァァ、接触だ!!!!」


「外川、怪我!!!!?」






彦一、冷静になり「膝や………」(1年からの怪我の所や)





宮野が慌てて準備をする



『レフェリータイム!!』



外川はそのまま担架で医務室に運ばれる




桜木その際、不安そうに声を掛ける「お、おい…………」



外川、何とか親指を立ててOKのサイン、桜木に返事を返す








応援席の彼らも神妙な面持ちで

水戸「ちょっと質は違うが、花道の性格を考えると…………」


桜木軍団「落とし穴だな………」







一本止めた陵南だったが、エースの離脱、万事休すか?


そして、罪の意識に囚われやすい桜木の精神状態はいかに?



続く
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