2017年10月03日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(836話)

『翔陽強し』





翔陽のディフェンスはボックス・ワン


今野が流川を徹底マークし、他メンバーもゾーンで足を動かす


観客「今野のディフェンスがスゲー!!!」


観客「あんなにベタベタについて、体力は持つのか???」


今野、集中している、キュッ、、、キュッ、キュッ「…………」






湘北は

須形(クソッ、あれじゃ流川さんにパスが出せない!!)



荒石「俺たち四人はゾーンで守れるって事かよ?!!」


天崎「俺たちに外がないと思ってるのか?」
※ゾーンディフェンスは外への守りが手薄になる事が多い


桜木「この真のエースにはマークを付けず、キツネごときに………絶対に許さん!!!」



湘北、最初の攻撃、しばらく流川以外の四人でボールを回し、天崎がスリーを打つ


天崎(入れ!!!!)




しかし、ガンッ!!!!



シュートは落ちる!!!





リバウンドは古賀!!!




弥生「少し打たされた感じがあったかしら?!」


記者・中村「最初の攻撃と言えどリズムが悪かったですね」


弥生「エース・流川にボールが回らないのが湘北の攻撃のバランスを崩した」









そして、翔陽の攻撃に対しては湘北はハーフコート・マンツーマン




弥生「湘北は通常通り、、、やはり奇襲を仕掛けたのは挑戦者の翔陽………」


記者・中村「しかし、個々の能力はどのポジションも湘北のほうが上ですよね、このマンツーマンから点を取るのは難しいのでは………」


弥生「桜木・荒石の(元)素人コンビも武蔵カップまででほとんど弱点がなくなっていたわ、ただ…………」


記者・中村「スポーツは個人の能力だけではないと………?」


弥生、「ハッ????」(この子、やはり成長しているわ………)






そして、案の定、翔陽はスクリーンをいくつも駆使しセットプレイで、中村(俊)がオープン!!!!


マークマンの流川もスクリーンにかかり、チェックが遅れる



中村(俊)が、スリーポイントシュートを放つ!!!!



シュッ!!!!




流川、やはりブロックが届かなかった

流川「チッ!!!」




観客「しかも左利き!!!!」




ボールはキレイな弧を描き






ザシュ!!!!




観客「ワァァァァーーーーー!!!!!先制点は翔陽・中村のスリー!!!!!!!」



湘北0
翔陽3



翔陽はコート、ベンチ、応援団が爆発して喜ぶ!!!!!!!



中村(俊)も、ガッツポーズ!!!!!

中村(俊)「ヨシッ!!!!!!」






弥生「中村俊樹…………3年生…………中学時代はクラブチームでプレイ、名門・翔陽に入ったものの身体も小さく高1時代はボール拾いなど不遇の時代もあったみたい………2年生になり徐々に身体も大きくなり試合にも出れるように………そして今年はエースとして臨む大会よ!!彼のサウスポーのスリーポイントは芸術品、翔陽で左利きでエース、藤真君を彷彿とさせるわね、要チェックやわ!!!」



記者・中村「早熟や晩成型とか個人とそのチーム事情によっても十人十色なんですね、まだまだ色んな選手がいるもんですね」


弥生「そうね、名門ならではの人数の多さに、中村君は努力を重ね、徐々に才能を開花していった方の選手ね」





次の湘北の攻撃も同じ


翔陽のボックス・ワン!!!



そして、桜木が左コーナースリーポイントラインやや前でボールを貰う



しかし、ゾーンは一番近い古賀を初めチェックに行かない

古賀(桜木にこの距離はない)




弥生「ここも研究している」






桜木「出てこないのか???」



桜木ノーマークのジャンプショットを打つ!!!





しかし、ガンッ!!!!




桜木「あっ!!!!!」





記者・中村「また打たされた感じだった!!!!」



弥生「逆にディフェンスが出てこない事を意識し過ぎた!!!」





そして、翔陽の速攻!!!!




石川が先頭で走り出す!!!!


観客「速ぁぁぁぁい!!!!!!」





須形と天崎が追いかける!!!!!

天崎(追いつける!!!)



しかし、ボールは阿部を経由して、サッ!!!!




ボールを受け取ったのは、ノーマークの中村(俊)!!!!

天崎「あっ!!!!」


その瞬間






流川、「チェック!!!!」大声で叫ぶ





が、シュッ!!!!!!




中村(俊)は、左45度から躊躇なくスリーポイント!!!!






これが、、、













ザシュ!!!!





またもや決まる!!!!!



湘北0
翔陽6





観客「わぁぁぁぁーーーー!!!!中村の連続スリー!!!!」






周囲はかなり驚いている


観客「二連続得点は翔陽!!!」




記者・中村「石川君のスピードに吊られたんだ!!?」


弥生「そして、、、ゾーン(ボックス・ワン)からの速攻の利点をついた!!!」


記者・中村「えっ?どういう事ですか???」


弥生、説明する「もしマンツーマンならほとんどの場合、カウンターで速攻になったとしても自分の相手が近くにいるものよ、何故ならさっきまでその相手を守ってたんだから、、、しかしゾーン(ボックス・ワンも含む)なら自分のマークマンが全く逆サイドにいる状態でカウンターを仕掛けれる事なんてざらにあるわ、、だから本来、中村(俊)君をマークするはずの流川君がだいぶ遠い場所にいた、更に、、、」






今野が流川の前で笑みを浮かべている


流川「にゃろう………」




弥生「今野君がファウルにならない程度でディフェンスに戻る流川君を遮った」



記者・中村「す、すごい………」



弥生「立場が変わったとしてもやはりバスケ名門校、堅実、または狡猾なバスケが出来るもの、試合巧者よ!!!」


観客「奇襲大成功!!!」


観客「翔陽強し!!!」



湘北、ピンチ!!!!



続く

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