2018年11月27日

ボヘミアン・ラプソディー

皆さんに触発されて#ボヘミアンラプソディー #映画 観に行ってきました♪♪
元ミュージシャンとしてこれは絶対!!と思ってたら案の定、最高に面白かったす!! よくある音楽映画やとは思うんですが、やっぱり#queen の楽曲と#フレディマーキュリー の波瀾万丈な人生だけでご飯何杯でもイケる感じになりました!!あぁこれぞ#ロックミュージシャン やなぁてなった♪まだ高揚感に浸っております

あっやぱりブライアンメイが最高す!!!   

Posted by 赤木夏紀 at 18:59Comments(0)音楽映画

2018年11月27日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(901話)

『勢いのあるチーム、そして先制点の真相』





鹿児島インターハイは2日目を迎える




二回戦、いよいよシード校が登場し、会場は盛り上がりを見せる



それぞれが格の違いを魅せつける





第1シード、優勝候補筆頭格の名朋工業は、激戦区福岡2位の北条四商を全く寄せつけず圧勝


後半のほとんどの時間で主力を温存


名朋111
北条 45


森重寛は27分の出場で42得点





その福岡を1位突破した博多商大附属も危なげなく滋賀の湖星に勝利している







昨年の選抜大会、準優勝で王座から陥落した第2シードの山王工業は、栃木・加臥工業と


伝家の宝刀・ゾーンプレス・ディフェンスが炸裂!!!


得意の速いテンポに持ち込み、圧倒!!!


山王119
加臥 39


樽瀬俊輔は、名朋へのリベンジを誓い虎視眈々と優勝を狙っている















そして


湘北(神奈川)×雑賀工業(和歌山)

の開始時間が刻一刻と迫っている






ドーーーーーーーーーン



『初志貫徹』



そう書かれた横断幕が応援席から垂れさがっている



和歌山・雑賀工業の横断幕である



和歌山側の応援席にも徐々に人が集まってきている


少し豊玉に似た雰囲気のある応援団





中村「相田さん、和歌山ってバスケ事情はどうなんですか??!」



弥生「そうね、バスケは弱小県ってイメージだから今や湘北からしても格下と言えるわ…………ランクもとりあえずはCにしたし…………だけど、県予選で和歌山の絶対的王者マツハシ(松下橋本)を倒し、昨日もBランクの格上・青森との接戦を制している、今最も勢いのあるチームの一つね」



中村「なるほど、勢いのあるチームか…………そう言えば当時の湘北もスゴい勢いでしたもんね?!無名校からAAランクの山王に勝ち、そして伝説を作った………今度は湘北が追われる立場なんだ」








湘北応援席



水戸「おっ、間に合った間に合った」



大楠、欠伸「にしても遠かったなぁー」



野間「出陣じゃーーー!!!」



高宮「これキンキンに冷えてて美味ぇぞ」手には鹿児島名物『白くま』




桜木軍団上陸!!!!!!!!





ざわざわざわざわ




湘北部員たち


「桜木軍団だ………」


「おいおい、ここ鹿児島だぞ………」


「どこまでも来るな、あの人ら…………」





コートと応援席を行き来していた晴子が


「あっ、洋平くん!!!」



水戸「よぉ晴子ちゃん!!!」



晴子驚く「ウソーーー、ここ鹿児島よ、皆どうやって来たの???」



大楠が「これこれ、4人乗りで」バイクのアクセルをぐいぐいと回すジェスチャー



晴子「えっ???本当に?」



水戸「ウソウソ、こいつの冗談だよ、俺らは飛行機組~」



晴子「もぉ~」クスッと笑う



高宮「俺らこのためにバイトしてるようなもんだぜ、なぁチュウ??!」






野間は既にハチマキを巻きせっせと応援旗などの準備を始めている


「頼むぞ湘北」ブツブツブツブツ





そんな応援席の和やかな雰囲気とは対照的に、選手らは真剣そのもの、気を高めている





大楠「花道のやつ、相手は格下ぽいのに何か妙に集中しているな~」



水戸「相手がどうとかじゃなく緒戦の入り方を重んじているんだよ、そういう調整の仕方も、強豪校へ成長した証だな」



野間「俺らも同様、集中だぞ………」ブツブツブツブツ



高宮は薩摩揚げをほおばる「ふーん」

















そして


『ビーーーーーーーーーーー!!!!!!』


館内にブザーが鳴り響く


試合開始を告げるブザー



「さあ、来た来たああああーーーーー!!!!!」


「昨年全国3位の湘北だ!!!!!」


「神奈川を1位突破した実力は如何に??!」


「一体どんなチームに仕上がってるんだ!!??」


大歓声!!!!!!!!!





中村「やはりこの試合、湘北への注目度はかなり高いですね!!!!!」



弥生「ええ、湘北は三年連続インターハイ出場&選抜3位、今年こそはと周りの期待も高い!!!!!」




更には


「L・O・V・E、る・か・わ♥️」


「天崎くーーーん!!!」


「俺は玄人好みの荒石に注目だ!!!」


「中学MVPの須形も加わったって?!!最強かよ!!!」


「赤頭ーーー!!!!!!!こらぁぁぁーーー桜木!!!!!ぶっ潰すぞ!!!!!」


黄色い声援から罵声のようなものまで




弥生「そして湘北はユニークなキャラクターが揃ったチーム!!!人気も抜群よ!!!」


中村(野次もスゴいけど…………汗)








流川「集合~」



「おう!!!!!」



スタメンを中心に安西を囲う



安西「さあ緒戦です、雑賀は勢いのあるチームですよ、、、だが逆に我々がこの試合に勝って勢いをつける、、、」



「おう!!!!!」





「そして流川君、桜木君…………」




流川「うすっ」



桜木「おぉ、オヤジ!!!!!」







「君たちにとって最後のインターハイ、悔いは残してはいけません」





流川、こくりっ



桜木「最後…………??!」




周りも反応


(そうか、当たり前だけど3年生にとって最後の夏、冬もこのメンバーで出来るとは限らない、絶対に悔いは残したくない)







安西「悔いを残さない方法は勿論……… ?」







流川「日本一」



桜木「全国制覇!!!!!」



安西「よろしい」にこりっ









インターハイ2回戦

湘北高校(神奈川)×雑賀工業高校(和歌山)



『ピーーーーーー!!!!』


「整列!!!!!」

レフェリーの笛が鳴る


流川「行くぞ」

「オウ!!!!!!!!!」



ガンガンガンガンガン!!!!!

湘北応援席、メガホンが打ち鳴らされる


「湘北ファイトーーーーーーーーーーー!!!!!!」


桜木軍団もペットボトル

「行けえ!!!花道ーーーーーーーーー!!!!!」




5人の背中を見つめる晴子


晴子(桜木君、最後の夏よ、絶対優勝よ!!!!!)






雑賀も


「行けーー!!!太地!!!!!」


「湘北いわしたれ!!!!」


「オッオーオッオーーージャンプ!!!ジャンプ!!!」


メガホンからの激しい応援





両校、整列

「赤・湘北、白・雑賀」



湘北高校 スターティングラインナップ

PG/13 須形拓弥(1年/181cm/68kg)
SG/9  天崎和彦(2年/180cm/69kg)
SF/4  流川 楓(3年/193cm/82kg)
PF/8  桜木花道(3年/195cm/90kg)
C /10 荒石淳也(2年/194cm/82kg)




雑賀工業高校 スターティングラインナップ

PG/4  岡本修爾(3年/170cm/57kg)
SG/9  福元秀典(2年/175cm/65kg)
SF/8  谷本浩二(3年/185cm/74kg)
PF/5  寺下太地(3年/190cm/81kg)
C /10 小林祐一(2年/197cm/90kg)






中村「和歌山も身長は比較的バランスが取れたチームですね」



弥生「ええ、けどそれでも全体的に湘北のほうが高い、PGは11cmのミスマッチ、この辺りがどう試合に影響するか」




須形「・・・・」


岡本「・・・・」




ジャンプボールに


湘北・桜木、雑賀・小林がセンターサークルに立つ



ドキドキ、ドキドキ



ガンガンガンガン


「オッオーオッオーーーオッオーオッオーーー!!!!」



晴子が手を合わせ祈る


ドクン、ドクン




静寂と喧騒のコントラスト








そして遂に






レフェリーがボールをトス!!!!



スッ





ティップ・オフ!!!!!!!!!!!


カシャッカシャッ、カシャッカシャッ!!!!!フラッシュの嵐


「始まったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」








ダンッ!!!!!!!!!



両者が跳ぶ







「ふんがーーーーーー!!!!!!!!!!」


バッシイイイ!!!!!



桜木・圧勝!!!!!!


小林のはるか上


小林驚く「何っ?????」(何だこの高さは???)




晴子「よしっ!!!」小さく拳を握る






天崎が取る「ふんがーーーーー!!!!」






石井「おお、桜木も天崎も気合い十分だ!!!!」



佐々岡「まずはマイボールスタート」



桑田「よしっ落ち着いて行こう!!!!」





湘北ボールでスタート




須形にボールが渡り、慎重に組み立てる

「一本、一本!!!」




雑賀のディフェンスはマンツー、ポジション通りにつく



チラッ、チラッ


須形、全ポジションを確認





そして



須形(ここだ!!!!!)




サッ!!!


パスを送る





水戸「おっ??!!!」










ローポストの桜木にボールが渡る






高宮「一本目から花道…………」



大楠「流川じゃねぇんだな?!」



野間「湘北は、一本目を花道に託した!!?」



水戸「県予選での"あの爆発"で流川にも負けない信頼を勝ち取ったかな?!!それに花道が決めると勢いに乗る」







桜木、ローポストから強烈なインサイドアタック


相手のPFの寺下をぐいぐい押し込む



寺下「くっ???!!」



よろめく






そして



バスッ!!!!!




湘北が桜木のゴール下で先制点!!!!!





ワァァァァァーーーー!!!!!!!!!!


会場爆発


「桜木の先制点!!!!!!!!」


「流川じゃなく桜木!!!!!」


「何か"桜木のくせに"、シンプルに決めたぞ」




湘北ベンチ


「よしっ!!!!!(今シーズン)全国初得点!!!!!」


「桜木さん!!!!!ナイッシュー!!!!!」


「末広がり・桜木!!!!!」


拍手やガッツポーズ






桜木もガッツポーズで応える、ググッ



水戸「おっ、何かカッコいいな!!!」







中村「何かインサイドから簡単に決めましたね、桜木君ってあんなプレイヤーでしたっけ?」



弥生「確かに、、2年時ぐらいから少しずつポストプレイも増えてきたけど、あんなに綺麗なのは今までなかったわ?!」



町田「シンプルにやってのけたぞ、今のは完全に自分のモノにしている感じだったぞ」



中村「県予選でもなかったっす、この短期間で一体何が???」



弥生「その答え、、、今のはまるで、、、」


















水戸「ゴリだな……………」



桜木軍団「ああ、ゴリだ!!!!完全にゴリだった!!!!」


「キングコング・弟!!!!!」





湘北ベンチも


桑田「早くも赤木さんとの猛特訓の成果が出てるぞ!!」



石井「あぁ、しかも確か、2年前の湘北全国初得点が赤木さんで全く同じような形だった」



佐々岡「それ何か感慨深いな…………」





晴子は早くも泣きそうになる(お兄ちゃん!!!桜木君!!!)






弥生「明利大学の赤木君との特訓があったと彦一が言っていた…………」



中村「あっ!!!確かに今のプレーは赤木君だ!!!!!」


町田「短期間であのローポストのパワーアタックをマスターしてきたのか??!」


弥生「桜木君、あなたはまだ進化を遂げるの…………」





桜木、ニヤリッ「ウホッ」




桜木のゴリ直伝のインサイドアタックにより、幕があがった



続く