2018年11月20日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(900話)

『First Round@KAGOSHIMA』





一回戦が二会場で、順に行われている





大きな番狂わせはなく、強豪と呼ばれるチーム、前評判が高いチームは、順当に勝利を収め二回戦へと駒を進める





高見沢(北海道)VS屋良城(沖縄)は


屋良城留学生エースのフレデリック・カマラ(200cm)が、50得点19リバウンド6ブロック、ダンク5本の大暴れ


その類いまれな身体能力で、格の違いを見せつける



弥生「さすがカマラ君ね、ベスト16で名朋と対戦するはずやわ………要チェックや!!!」



カマラ(メイホーにゲコクジョーだ!!!そしてサクラギ、またショウブしよう!!!!!)



高見沢(北海道) 77
屋良城(沖 縄)119






次に登場したのは今年、スタメンの平均身長が全国一の摩天楼軍団、静岡・常誠、彼らもその高さを遺憾なく発揮し、一回戦突破



房総工業(千 葉)52
常 誠(静 岡)82


キャプテン・丸尾「ズバリ常誠が優勝でしょう!!!」


副キャプテン・花輪「ベイビーたち、MVPは僕がいただくよ~」








このブロックで、唯一波乱があったとすれば開催地・鹿児島の種子島工科大学附属が、四国の雄・土佐義塾を破った事だった



地元だけあって、大声援に後押しされるように




記者たちが慌てる


「おい、インタビュー取れ!!!」


「日本語は?!!」


「にしても、、、マイク届くか??」背伸びをして腕を思いっきり高くあげ、ようやく届く高さ



「とにかく高い!!!!!!!汗」



そう!!!インタビューを受けているのは種子島工科大学附属をインターハイ初勝利に導いた


中国からの留学生・陽明命(ようめいめい)という選手であった


213cm(7フッター)/121kg


野太い声、若干伝わる日本語でインタビューに応じている





弥生「まさに""万里の長城""ね…………」



中村「こちらもベスト16でその常誠と高さ対決実現なるか、"要チェック"だ」



弥生「あっまた使ったな!!4000年早いわ!!!!!」バコッ!!!!!



種子島 (鹿児島)80
土佐義塾(高 知)68











次のブロックでの強豪は、言わずと知れた神奈川・海南大附属高校



ドカァァァァァァァァ!!!!!!!


清田がダンクを決めた所で、ゲームセット




海南大附属(神奈川)110
王子学園 (奈 良) 39



「スゲー、海南は流石の強さだ!!!」


「あれで神奈川じゃ2位だってよ?!!」


「じゃあ湘北って、どんだけ強いんだよ??!」





清田「ムッ?やはりその評価かよ」(いつまでも湘北が付きまとうのかよ)イライラ



一ノ瀬「まぁしょうがないですよ、このまま上まで行って決勝で湘北も観衆も見返してやりましょ?!!」



清田「お、おぉ…………」(ホントこいつしっかりしてきたぜ)





弥生(湘北との再戦は決勝まで進まないといけない、さて両校どこまで上がれるか??)







湘北がシードのブロックでは北野坂(兵庫)が、昨年の強豪・白松(福島)を下す



樋口「ベスト8で湘北にリベンジだ!!!」27得点/14リバウンド/4ブロック


パートナーの相葉も31得点/10アシスト/5スティール


北野坂(兵 庫)99
白 松(福 島)49








一回戦屈指の好カード


熊本第三(熊本)と豊玉(大阪)は大接戦



熊本第三スタメン


PG/9.松原光真/2年/174cm
SG/15.嘉多元気/1年/179cm
SF/6.有上希/3年/185cm
PF/4.内村勇気/3年/188cm
C/5.泉谷力/3年/200cm





豊玉スタメン


PG/8.市川稔/3年/165cm
SG/10.須藤龍河/2年/179cm
SF/6.渡辺光樹/3年/190cm
PF/4.山本貞高/3年/193cm
C/5.白間みちる/2年/194cm


「昨年のスタメンがまた一掃されてるぞ!!!」


「何故???」


「知らん!!!」


「作者の都合だ!!!」





応援席にはくまモン、大応援団(隣の県というのもあって)



晴子「キャッ、可愛い」



桜木「グヌヌ…………くまモンめ…………」



荒石「何に焼き餅焼いてんだよ汗」





試合は、熊本1年生のスラムダンカー嘉多が躍動


試合終盤に逆転のジャンプシュートを決め、チームに勝利をもたらす



観客は大興奮



元気と勇気、希望を受け取る







そして豊玉・テルオの夏が終わる



テルオ、涙



熊本第三(熊 本)93
豊 玉(大 阪)92









その他の強豪も二回戦進出を決めた


南大塚(山 形) 99
湖谷南(鳥 取) 74



笹 岡(宮 城)110
岩清水(北海道) 43



洛 安(京 都)121
湯来実業(広 島) 58



浦安商業(千 葉) 88
馬宮西 (岩 手) 50




湘北メンバー



桑田「同ブロックの南大塚と笹岡、どっちもいいチームだな、、、」



石井「ああ、どっちもかなり強いぞ、、、何で秋田筆頭に、東北はこんなに強豪ばっかなんだ」



佐々岡「3回戦は南大塚、準々決勝は笹岡なんてあるかもな(で準決が山王なら三連続東北!!?)」






この試合は、以前にも紹介した笹岡のルーキーである野比と夏嶋が、旋風を巻き起こす



2mちょうどの野比俊輔は、スリーポイントとミドルのフェイダウェイジャンプショットで41点の荒稼ぎ



桑田「神奈川で言ったら一ノ瀬に近いんだけど、、2mあるのに一ノ瀬より更に、外を好むタイプなのか………?」



その野比に繰り返しアシストするのは、PG172cmの夏嶋誠

21得点13アシスト



石井「伊達の兄とかと近いオールドスクール型かな?けど得点能力も高いな!?」




佐々岡「何せ笹岡は強いぞ!!!!!」












そして!!!!!



湘北の緒戦の相手が決まる



雑賀工業(和歌山)72
町田三商(青 森)66



湘北メンバー全員が、この試合を観戦






桜木呟く「ワカヤマか…………」







天崎「あれっ桜木さん、和歌山の事何か知ってるんすか?」












桜木自信ありげに





「桃太郎だ!!!!!!!」









しかし荒石「バカ野郎、それは岡山だ!!!!!」






桜木「ぬっ?アラシ??そうなのか???ではこれはどうだ??!」







荒石「何だ???」











桜木「武蔵だ!!!!バガボンドだ!!!!!」





須形「あー、それも岡山ですよ!!!そして宮本武蔵の出生は諸説ありです!!!」









桜木「ぐっ、スガタ、、、ではこれは、、、」





荒石・須形「おう(はい)???」










桜木「Kさんの出身地だ!!!!!!!」






荒石・天崎・須形「だぁぁぁーーーーー!!!!!だからそれも岡山ーーーーーーー」(俺たちにはわかる)









桑田、汗「と、とにかく和歌山の雑賀工業があがってきた…………」



石井「あぁ、中外とスタメン全員が好プレイヤーだったな…………」



佐々岡「PFの寺下とSGの福元が得点源…………桜木のポジションが重要になってくるんじゃ???」








桜木「ふんっ、恐るるに足らん!!!!!」





流川はウトウトしている







湘北はその足で、最寄りの高校の体育館を借り最終調整



安西「緒戦の入り方が重要ですよ」



桜木「ぬかりはないぜ、オヤジ!!!!!」



ガコォォォォォォォォン!!!!!!



安西、にこり













夜が更けてくる





弥生「フゥ、内容盛り沢山の一回戦やったわ」とネタを整理する







中村は「ヒック、ウィ、あっ相田さん、この芋焼酎美味いっすよ~」





弥生、プルプルプルプル「このアホ!!!!」バコッ!!!!!









インターハイ2日目、湘北にとっての緒戦が始まる



続く