2018年10月18日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(896話)

『勉強合宿にて』





7月某日 赤木家



ギン!!



桜木が仁王立ち、そして口火を切る


「勝負の勉強合宿だ、インターハイに行けるかどうかがこれにかかっている、この追試の鬼・桜木様がいる限り手を抜く事は絶対に許さん、いいかお前ら、必死でついてこーーーい!!!!」





天崎、そして荒石 「えらそうに…………何が追試の鬼だ……………」(まさに""自分だって""…………の極みだ)



流川はウトウトと寝始める



天崎・荒石「しかし今年はキャプテンがこれだし………」



桑田・須形「ふ、不安だ」









そこへ







「こらっ桜木君!!流川君!!!!」



パンッ!!パンッ!!!



ハリセンの音が鳴る







桜木、振り向く「彩子さん???!!バカな???!」



流川も目覚める(先輩…………?)







しかしそこにいたのは、、、









晴子だった





桜木「晴子さん……………???」



流川「Why…………?」






晴子「こらっ桜木君!!!自分の席に着きなさい!!!流川君も…………起きて………♥️」



その手にはハリセンが





桜木、まだ混乱している「晴子さん、、、一体これは???」





晴子応える「えへっ、ゴメンね、痛かった??
何故かね、これ(ハリセン)が家にあったの、、、けど私がやっても性に合わないかしら…………」不安気







桜木、戸惑いながらも「いや、全然!!!最高す!!!めちゃくちゃイケてるっす!!! むしろ、、晴子さんになら何発ぶたれても大丈夫す!!!!!」顔を赤くし、コクコクと首を振っている




晴子「えーーーー、ホントに?!!!キャーキャー」


バシバシ


「大丈夫す」


バシバシ


「まだまだ」


キャーキャー


二人ではしゃいでいる


桜木(ああ、幸せだ♥️)









流川、欠伸「どあほう………ふあぁ」





晴子少し切り替え「じゃあ桜木君には、あとできっちりマンツーマンで教えるから、とりあえずここまではやっておいてね」





桜木、ほんわー「マンツーマン?!!!はいーーーーーー!!!!」


そして、席に着き、おもむろに勉強し出す


「うおーーーー!!!!最高だぜ!!!!晴子さんとのマンツーマンのために!!!」






その様子を見て


流川「どあほう」


荒石「バカヤロー」


天崎は「これだもの」やれやれと両手の平を上にし、首を横にふる







須形、汗(だが、これに関しては、ツッコむ先輩たちに全く説得力がないんだよなぁ…………)








湘北優等生軍団


晴子、桑田、須形




湘北赤点軍団


流川、桜木、天崎、荒石



桑田「ふぅ~、マネージャーのおかげで桜木は何とかなりそうか?!」



須形「けど、このマネージャーのお兄さんである赤木元・キャプテンの資料があってだいぶ助かりますね!!!」



全員の手元には


『湘北高校追試対策・赤木式メソッド』



のコピーが用意され



※桜木の資料のみゴリラその他落書きと「赤木」の所に二重線が引かれ「ゴリ」に訂正されている


桜木「ニヒヒヒッ」




その問題集を皆、黙々とこなしている


荒石もそれを手に取り


足を組み、ふんぞり返るような体勢で座っている


「さすが先代だ、要点をキッチリついたいい問題だ」



桑田「荒石、それがわかるのか??」



荒石、不敵な笑みで「ああ」


桑田「さすがだよ、オッケーオッケー、こっちもやりやすいよ」(やっぱ地頭はいいんだな………勉強を疎かにするぐらい、この一年、よっぽどバスケにハマったんだな)






天崎は親に電話している「そう、うん、、だ、大丈夫だって!!!皆でマネージャーの家で勉強合宿しているだけだからーーーー 」



桜木「ニヒヒヒ、信用されてねー、ここにも親不孝もんがいてたか」


天崎、ムッ「さ、桜木さんには言われたくないっすよーー!!!」


天崎、電話を続け「大丈夫だって "あの"流川先輩もいるからーーーー」



桜木「ん???」



電話越しの母親「キャーー、流川君もいるの?!それなら安心ねーーーー」



桜木「何ーーーーー???」



ガチャ


電話を切るなり


天崎「ヘヘヘッ、流川さんのファンなんす、またサインでもお願いしときます」ペコリッ



流川、ウトウト



桜木「ぐぬぬぬ…………こんな三年寝太郎のどこが安心なんだ」





カリカリカリ………

ゴシゴシゴシ……


鉛筆の音と、頭をかく音、目をこする音が交錯する静かな部屋


カリカリカリ………

ゴシゴシゴシ……

カリカリカリ………





桜木、少しぼやく「ゴリとリョーちんがいねえと静かだな」




荒石「バカヤロー、それでいいんだよ!!!」


晴子、クスッ「桜木君、淋しいの??」



桜木「いや、そういうわけじゃ…………」



天崎「宮城さん元気かな???」



荒石「結局、先代と一緒の大学行ったからな」



桜木「ぬっ、大学…………???」



天崎「あーーー羨ましい、今や明利も一部だもんな、あんな高いレベルでバスケやりたいよな」



桜木「一部???」



荒石「けっ、先代とリョーさんがいる大学なんて想像しただけで恐ろしいぜ、大学行くんなら明利だけは絶対避けたいぜ」



桜木「いや、根性なしのお前はゴリとリョーちんに鍛え直してもらえ」



荒石「あん?!!うっせー、誰が根性なしだ、花道コラーーー、そーゆーテメーは大学どうなんだ???3年生なら、そろそろ推薦が来る事もあるって聞くぞ」



桜木「ぬっ???そうなのか???」



荒石「へっ、どうやらまだ来てねーみたいだな、ザマーミロー??!
見ろ、キャプテン殿を!!!俺は何件も来てるけどって顔してるじゃねーか??!」



桜木「ぬっ???ルカワ???」








じぃーーーーーーー


一同流川に注目している


静寂ーーーー







流川、目を大きく見開き真顔になるが






ばつが悪くなったのか急に寝ようとする「Zzz…………」








一同(ごまかした???)







桜木「あーーーーー!!!!!このヤローーー!!!!?」



「狸寝入りしやがったな!!!!!?いや、キツネだけにキツネ寝入りかーーーー???」


流川をグラグラ揺する




だが、、、







パンッパンッ!!!!


晴子「はい、私語は終わり!!!集中ーーー!!!」




桜木「は、晴子さん、、、だってーーーー」



晴子「だってもヘチマもないの、桜木君、ほら、ここまで終わればそこからマンツーマンよ、あと少し!!!」



サッ!!!!!


カリカリカリ!!


桜木「うぉぉぉぉぉぉぉーーーーーー」気合いがみなぎる




晴子・桑田・須形「ったく…………」





だが



ヒソヒソヒソヒソ


桑田(今の流川の顔は図星だったな)


荒石(あぁ、俺も核心に触れてしまったぜ)



天崎(俺も思わず凝視してしまったよ)



須形(そーですよ、良く考えたら流川さんなんて大学から引く手数多ですよね)



晴子、見つめる(流川君…………)



桜木(グギギギギ、あのヤロー)





ヒソヒソヒソヒソ









そして再び勉強開始


その間、晴子のマンツーマンもあり



カリカリカリ………

ゴシゴシゴシ……

カリカリカリ………



1時間2時間と経ち





深夜ーーーー


「天才ですから!」


桜木がプリントを晴子に提出



天崎「多分、これで行けるっしょ」



荒石「間違いない、大丈夫だ」



流川も「くあぁ、目がしぱしぱする………」とプリントを提出







須形「皆さん、大丈夫そうですね………」





晴子・桑田・須形「ふぅぅー」大きく息を一つ






そして



晴子が全員分のカツ丼を作り




「美味い美味い美味い!!!!!」


桜木は涙を流しながら食し





睡眠中の流川以外は談笑タイム



ぐーーーーー



荒石「しかし、さっきのキャプテン殿の顔には焦ったぜ、ありゃ相当オファーが来てるな」



晴子「本当に流川君、これからどうするんだろう」



須形「No.1の深体大って可能性もあるかも…………」



天崎「いや、仙道みたいに社会人リーグ、その後統一されるプロリーグって事も考えられる…………」



桜木「ふんっ」



桑田「そいや桜木は進路もう決めたのか???」




桜木即答「大学など興味ない」



桑田「おっ?そうなの??」



荒石「って向こうも興味なさそうじゃねーか、そして学力じゃ確実にムリ!!!ガハハハ」



桜木「くそっ、またこれか」






だが、桜木





「プロだ!!!!!!!」





荒石「あん???テメー意味わかってねーのに言ってるだろ???」



桑田「まあまあ、いいじゃないか」








そこへ





晴子「はじめてダンク決めたのはいつですか?」



「それと………」



「今までで最高のスラムダンクはどれですか?」









一同「何だ?????」







晴子「プロになったら絶対に聞かれるよ…………桜木君」






桜木「晴子さん…………」



希望に満ちた表情








一同首を傾げるが



天崎「まあともかく、桜木さんがプロに行くためには全国で優勝しないと」



荒石「そーだな、そこで活躍しないと大学もプロも夢のまた夢だ」



須形「桜木さん頑張りましょう、絶対に優勝しましょう!!?」



荒石「しゃーねー、協力してやるか」



桜木「お前ら、、、」




晴子「そうよ、桜木君、今年はーーーー」






全員「全国制覇!!!!!!!!!」





夜は更けていく







そして、合宿での特訓の成果もあり、四人とも何とか追試をクリア(ギリギリ)、日一日と近づくインターハイに、湘北は晴れて最強メンバーで臨む事となる



続く
  

2018年10月17日

10月17日の記事

そんな俺より中島すこ


堂安すこ、南野すこ


大迫は日本の芝生あってないのかな(笑)?!一点取ったけど半端なくふかしてたし、、、まぁ言ってもここなファーストチョイスは大迫でええんやけど



二列目トリオ、皆ビッグクラブ行ってほしい



でも3失点、まだまだ甘い、富安もマジこれから楽しみやわぁ




そう、楽しみだらけ



若いってやぱステキやん  

Posted by 赤木夏紀 at 04:40Comments(0)サッカー

2018年10月17日

10月17日の記事

一人でこれ(この売上)出来る俺すこ  

2018年10月16日

ウルグアイ戦

楽しみ~p(^-^)q

【和歌山 バー】【和歌山駅 バー】
【Stylish cafe&bar LET】  

Posted by 赤木夏紀 at 17:00Comments(2)サッカーLET colette chocolet seclet

2018年10月15日

滋賀県のお土産

クラブハリエってとこのバウムクーヘン\(^o^)/

滋賀感はなかった(笑)  

Posted by 赤木夏紀 at 19:16Comments(0)おみや一覧

2018年10月15日

10月15日の記事

ドイツも日本もイタリアも


あっどいつもこいつも



挙って●●はよく吠える  

Posted by 赤木夏紀 at 01:44Comments(0)ツイートブログ

2018年10月14日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(895話)

『2勝3敗? 1勝4敗?』





Xデーがやってきた



桑田「2勝3敗か…………」



石井「何が???」



佐々岡がアレアレと指を指す




湘北高校職員室前



そこには、流川・桜木・天崎の三人が並んでいた


しーーーん


毎年恒例、赤点過多でインターハイに行くことができない男たちが頭を下げる、あの見るも情けないイベントが始まる所だった





だが


石井「あっ?!!」 気づく



桑田「そうだよ、うちのスタメンの勝率、、、」



佐々岡「追試組はこの三人、、、今まではスタメンは四人、今年は三人、これは過去最高の勝率なんだ!!!」




石井「荒石は去年で学力はお墨付、確か学年7位」



桑田「須形はよほど、優秀と聞く…………」






そして案の定、ドーーーーーーーン!!!!!!



『須形拓弥・学年3位』



湘北バスケ部員、震撼!!!!!


「おおおぉぉーーーーーー」



「須形、スゲーーーーー!!!!!」


「バスケも勉強も優秀!!!!!」



桜木・天崎「マジかよ………」


流川、しーーーん




3年生の喜びもひとしお



桑田「遂に、この時が」



石井「2勝3敗!!!見事な成績だーーー!!!」



佐々岡「何か感慨深いな」



希望に満ちた(いや、少しズレている)三人とは別に







流川・桜木「ちぃ!!!!」プイッ




天崎は「たまたまっすよ、たまたま、今回は運が悪かっただけっす」







桜木は赤点8つ「背番号に合わせたまでよ」






流川は7つ、飛躍的に英語の点数だけあがっている「What one likes, one will do well.」


桜木「ルカワのヤロー、この天才より一つ少ない」グギギギギ






天崎は4つ「俺は去年の成績をキープしてますからね!!!」


桜木「たったの4つ、、、、こいつやはりできる!!!」







佐々岡「あぁ、余計な事言ってないで誰かツッコんであげてくれーーーー」



晴子も「あぁ、彩子さんのハリセンがあれば」


桑田「副キャプテンのオレが仕切らなければいけないんだが、、、」(ちょっとムリだ)


石井「あっ、けどこんな時、スタメンであり成績優秀、いつも彼らと対等に振る舞えるのは」





バスケ部全員



『荒石しかいない!!!!!!!!』










しかし、その荒石の姿が見当たらない



桑田「おかしいな…………荒石からしたらこんなの格好の餌なのにな」



石井「普段こんな時は真っ先に皆をからかいに来るのになぁ…………」



佐々岡「あっ!!!いた!!!!」






荒石の姿を見つける








しかし荒石、物陰に隠れオドオド、淀んだ空気、重い足取り








石井、声をかける「ん?荒石??どうした???浮かない顔して」



佐々岡「早く桜木たちをからかいに、いや誘導してあげてくれよ」



桑田「ほらっ」と手を引っ張ろうとしたその時





荒石が一言「シャ……シャレにならん……………」





桑田「何が???」





そして、荒石は返ってきた答案用紙を見つめ、震えている、プルプルプルプル





石井「ん?」と覗き





そして一同「あっ!!!!?」









そこには


30点


29点


25点


28点






と、湘北高校基準の赤点の点数がズラリ!!!!










そう!!!!!!!!



昨年学年7位の成績を収めていた荒石は





一年間で





急激に





成績が





落ちたぁぁぁぁ!!!!!!








荒石、ズッコーーーーン!!!!!!










その様子を直ぐ様嗅ぎ付け桜木、天崎「わはははははは!!!!!!ザマーミロー!!!!!」大爆笑



流川は少し頼っていたので無言








荒石顔面蒼白「バ、バスケやり過ぎた…………」



石井「まぁ確かに、、、」



安西も参加「フムッ困ったものですね…………」












そして桑田「ああぁぁ、今年も1勝4敗だぁぁぁ!!!!!!!」嘆く












成績優秀・須形も登場、心配しているが「先輩たち、大丈夫ですか………???」





流川・桜木・天崎、そして荒石が、須形に僻む「グソゥ、一年坊が、、、」



須形「えっ????」










晴子「じゃあ、桑田君、須形君、一緒に行きましょう!!!!!」



その3人が引率










桜木「いざ、出陣!!!!!!!!」




ガラガラガラガラ、扉を開け




小池、ニヤリッ「例外どもが」









だが、全員で


「お願いします!!!!!!!」






晴子の赤木の妹というコネや、副キャプテン桑田の謙虚な姿勢、須形の成績への温情などから




流川・桜木・天崎・荒石、追試決定!!!!





晴子「ふぅぅー、やれやれ、でも今年はこれもあるし」と『赤木式メソッド』を取り出す



続く  

2018年10月14日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(894話)

『赤木式メソッド』





深沢体育大学バスケットボール部



既に2年生でスタメンの座を奪い取った史上最強の三銃士・牧、諸星、河田が週間バスケットボールを手に取り、高校バスケへ各々の見解を述べている



河田「今年はそれぞれ母校が出場だな」



牧「ああ、だがお前ほどオレらは手放しでは喜べないぞ」



諸星「ああ、山王は相変わらずぶっちぎりで秋田を制覇したみたいだが、オレら(の母校)は二位通過、愛知に関しては、名朋に圧倒的な差をつけられての屈辱的な出場だからな、何か複雑だよ」



牧「年下をこんな呼び方するのも変だが、この表紙の通り名朋には怪物がいるしな!!?」



河田「森重寛か………一度対戦した時はまだ荒削りだったが、今やったらオレもヤバいかもな、それだけのポテンシャルがヤツにはあった」





諸星「オレも嫌な思い出がある…………」冷や汗



牧「オレもだ、アイツに最後の夏は優勝を持っていかれたからな………」







そこへ、監督の唐沢が


「お前らに、ここまで言わせるとは、、、森重寛か………こいつの進路はもう決まってるのか??どうだ河田、ウチに来てもらうか???」







同ポジションの河田、少し考えて



「別に構いませんけど………」



牧・諸星(おおーー、強気だ!!!)



唐沢「フッ、冗談だ、河田、うちは(スカウトは)お前の弟狙いで行くぞ…………」



河田も苦笑いで「それはそれで苦労しますよ、監督………」





王者ながらの余裕にも聞こえる会話が続く










一方、青葉学院大学バスケットボール部



ザシュ、ザシュ、ザシュ



藤真「やっぱりスリーポイントは、お前には敵わないよ」





「神!!!!!」




そこには鳴り物入りで青葉に入った元・海南大附属キャプテンの神がいた



神「ありがとうございます」




藤真が続ける「神、海南インターハイ出場おめでとう、って翔陽が出れなかったりオレも色々複雑なんだけどな………」



神「うちもです、去年の事もあります、、、信長はよく頑張りましたが、やはり湘北に勝てなかった、流川と桜木がまた成長しているのかと思うとゾッとしますね」



藤真「湘北、、、流川と桜木か…………」もの思いにふける



神も「・・・・」遠くを見つめる




藤真と神、二人はここから二年後、大学優勝という大きな栄冠を掴む事になるが、しかしこの二人には、高校時代に共通の挫折があった





それは、ともに流川と桜木という自分より若い才能に敗北を喫し、高校最後の年に、母校を全国に導けなかったという事実






お互い、苦い思い出である










しかし、この挫折を経験していなければ、彼らはその後の大学での栄光を、勝ち取る事が出来なかったのかもしれない






そして二人は、残り何百本とあるスリーポイントの練習に戻る



家村という選手も負けじと練習を繰り返す



既にチーム内でサバイバルが始まっている





その様子を見ていた青葉学院の監督・陸川は


(藤真、家村、そして神、バックコートはこの三人を中心にチーム作りをしていくか………問題はセンターだな)



手にある週間バスケットボールを見つめる










続いては、昨年大学二部で旋風を巻き起こし、晴れて今年度より一部に昇格した明利大学



「3年連続インターハイ、そして今年は優勝、さすがだな」


こちらも週刊バスケットボールを片手に、赤木の横に座る花形


シューズの紐を結んでいる赤木の横に現れた





だが赤木「フン!!まだ県を突破したに過ぎんわ」






そして

「そのとおーーーーーり!!!!」




赤木「ん???」





宮城だった「その通りだ、ダンナ、アイツらは去年このNo.1ガードの宮城様抜きで県を突破している、ここまでは当然の出来…………」





赤木、呆れ顔で「その通りだ!!!誰がNo.1ガードかは別に、あと"様"もおかしいが、まだまだ全国制覇への道のりは長く険しい!!!」




花形「ふっ、厳しい先輩たちだな」





宮城、No.1ガードなどを否定され「ムッ」とし、反撃の糸口を見出だす


「はっ!!?去年は夏は全国ベスト8、冬は3位、、、この宮城キャプテンの体制の下、湘北は歴代最高の成績を残した…………」



赤木「ぬっ???」







宮城「あいつらに残された道はただひとつ、全国制覇のみ!!!!!」会話のイニシアチブを握る







赤木「くっ…………」湘北の成績の事を言われ、一気に分が悪くなる



花形(確か赤木の時の湘北はベスト16だったかな………?)







そこへ、遅れて木暮が登場



「ちゅーす」


「ちゅーす」




木暮、開口一番「けど今年もあの問題があるぞ…………」


赤木・宮城、ぴくぅ!!!!!





花形「ん?何だ?木暮、去年も同じような事言ってなかったか」





宮城はピンと背筋が凍りつく「まさか???」(あれの事なのか???)







赤木は!!!?





ここぞとばかりに反撃「そうだーーーーー!!!うちにはこれがあるんだ(意味不明)!!!!!""今年も""キャプテンが指導出来んヤワな体制だ!!!!ガハハハハハ」(ゴリよ、何故笑う?!!!)





しかし宮城、ズッコーーーーン「やっぱりねーーーー」





湘北高校教室、皆さんお気づきの、まさに期末テスト中の流川「はっ」ピクッ!!!!!









少し全体が落ち着き、、、





赤木「だが木暮、安心しろ、今年は既に手は打ってある!!!!!」





木暮「ん?何???」



そそくさと、その場を立ちさそうとしていた宮城も振り返る「????」(何だ????)






赤木「それはと…………」











赤木、バッグをゴソゴソっと漁り









大量の冊子を取り出す





赤木、ドーーーーン「これだ!!!!!」





そしてその一枚目(表紙)には!!!!!



『湘北高校追試必勝策・赤木式メソッド』と書かれていて








赤木、誇らしげに「既に、この完璧な問題集を晴子に送りこんである、これで全国制覇だ!!!!!」







宮城、ふてくされた顔で「""これで全国制覇だ""は絶対おかしいけどな」ボソッ



花形(全国制覇?何かバスケの資料か???)





木暮は微笑む「フッ」(赤木は、やっぱ何だかんだで後輩思いなんだよな)



宮城、一応中をパラパラと確認、だが「全くわからん…………」









しかし






木暮、ボソッ「けど、これ追試になるのが前提なんだなーーーー」





赤木、固まる「はっ???」(しまったーーーーーー)





宮城・流川(遠隔で)「どあほう………」(しかし語気は弱め)








赤木「と、とにかく、全国制覇で安西先生をオレたちOBも胴上げだ!!!!!」



木暮・宮城「おう!!!!」



「そして、明利もリーグ戦とインカレで優勝だ!!!!!」




木暮・宮城・花形「おう!!!!!」





かなり無理やり感はあったものの、湘北OBが後輩を想う空









湘北高校職員室前ーーーー



流川が眠たい目を擦りながら





桜木「いざ決戦へ」



続く  

2018年10月13日

10月13日の記事

ドイツもイタリアもフランスも!!!


あっ、どいつもこいつも怒!!!  

Posted by 赤木夏紀 at 18:40Comments(0)ツイートブログ

2018年10月13日

NBAグリズリーズの渡邊雄太、プレシーズン最終戦は2得点、2ブロック。CP3にリベンジを誓う

観ました、この出場で2ブロックは立派!!!今日は#5に持っていかれた所もあるけど、NBA(本チャン)のコートにきっと立てる
https://news.yahoo.co.jp/byline/kiyoshimio/20181013-00100337/  

Posted by 赤木夏紀 at 16:57Comments(0)バスケ

2018年10月13日

2018年10月12日

10月12日の記事

ブーブ(ロゼ)の箱、可愛い\(^o^)/鉛筆  

Posted by 赤木夏紀 at 16:54Comments(0)飲~食LET colette chocolet seclet

2018年10月11日

渡邊雄太、プレシーズン3試合連続出場…約6分で2得点1リバウンドを記録

今日も観てたけど、皆控えでアピール合戦&いまだ日本人なのからかパスが回ってこない(゚ω゚;)後一戦かな、頑張れワタナビー

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181011-00100107-bballk-spo  

Posted by 赤木夏紀 at 20:52Comments(0)バスケ

2018年10月11日

ご近所物語121

そや、こないだ仕事の合間に

Stylish cafe&bar LETの向かいの通りにある

梅鳥ものがたり さんへ~


はじめ焼鳥って看板書いてたから待ってたら、自分で焼くシステムやったんやね

美味しかったですm(_ _)m
  

Posted by 赤木夏紀 at 19:35Comments(0)飲~食ご近所物語

2018年10月10日

ご近所物語120

昨日はある企画の打ち上げでそらちゃんとアロチのこうずしさんへ~

久々に寿司食った(*^▽^*)  

Posted by 赤木夏紀 at 16:35Comments(2)飲~食ご近所物語

2018年10月10日

10月10日の記事

怖っ( ̄▽ ̄;)


不正アクセスやん  

2018年10月10日

進撃の巨人 第110話

何かもー辛いのー

クーデターの繰り返しやから

誰が正義だーーー  

2018年10月09日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(893話)

『ニシエヒガシエ』





インターハイ神奈川県予選が終わって一週間、引退した彦一がいる場所は!!!!!?












和歌山!!!!!!!







故郷の大阪を拠点に関西地区をぐるりと一周り、各府県の予選を観戦に訪れ、最後に大阪市から電車で約1時間の和歌山市へ





隣には、


彦一「うっとうしいのーー、何でお前ついてくんねん?!!」









「テルオ!!!!!!!」




そう、彦一と腐れ縁とも言えよう豊玉高校の大川輝男である



輝男「まぁええがな彦一!!?我が最強・豊玉もどこと戦うかわからへんからな、他府県の試合も要チェックしときたいんやーーー」



彦一「ああ?このーーー!!!今、""要チェック""言いよったのーーーー!??」(怒)



輝男「うるさいのー、別にそれぐらいかめへんがな!!!」



しょーもない喧嘩はさておき









彦一は、まず地元大阪の決勝リーグ最終戦を観戦した



輝男のいる豊玉高校と新勢力の守口工業の対戦だ


彦一「さすが激戦区大阪や、常に7、8校は全国レベルにあるわ、、、そして遂にあの大栄学園が全国を逃してしもた」


結果は


豊玉が接戦をモノに優勝を果たした


輝男「なははは、この大川輝男様のおかげや!!!」


彦一「くそぅ、ただのベンチウォーマーのくせに?!!」※実際の輝男の実力はシックスマンぐらいの役割にある


激戦区・大阪の代表はこの対戦の2校がそのままインターハイ出場となっている









そしてここからは輝男も帯同、彼らが向かった先は古都京都



『おいでやす京都』



彦一「はぁ、外人はん多過ぎやわ~」


輝男「彦一、舞妓さんやで、綺麗やのぉ~」





さてここ京都の決勝は、全国優勝の経験もある超名門の洛安と、






彦一「こちらのチームも面白いで!!!」



『東村高校』



年々その洛安に迫る勢いで力をつけ、今年はこの決勝で、一点差まで詰め寄るゲームを繰り広げた



彦一「大阪も京都も、伝統ある強豪校に対し他チームが台頭してきている勢力図が、どことなく最近の神奈川に似とるわ」


京都も上記2校が全国進出を決めた









続いて、彦一with輝男が向かったのは兵庫



輝男「何かオシャレな街やのーーー」


彦一「港町やさかいの、何か横浜に似とるわ、あっ南京町!!!」





そしてこちらは、


ザシュ、ザシュ!!!



北野坂の勢いが止まらない


昨年度より全国でも注目されるようになったエースセンター・樋口が兵庫のインサイドをドミネイト!!!


樋口「ふぅ、、、」(桜木!!待ってろよ!!また全国の舞台で勝負だ!!!)




更には、彦一「何やーーーーーあの速さは!!!??」


樋口の新しいパートナーとなったのが1年の相葉潤という選手


身長165cmという極めて小さい選手だが、圧倒的なスピードとクイックネス、全身バネのような身体で得点を量産!!!


大会新人王にも輝いている




彦一「樋口君と相葉君、、、北野坂はインターハイでもきっとええとこまで行くはずや!!!?」












そして、現在和歌山、、、



彦一「ひょえー、他に比べたら人少ないのーーーー!!!!」泣



輝男「おい彦一、この体育館、くじらの形しよるやんけー?!!」



彦一「おおーー、ホンマや、結構デカイのーーー!!!」



だが、通りすがりのおっちゃん「兄ちゃんら、今日バスケそっちちゃうで!!?」



彦一たち、思いっきり会場を間違う(そのくじらを象った体育館ではなく、駅を挟んで逆方向に1キロぐらいの場所が本日の会場だった)



彦一と輝男は慌てて走り出し




彦一・輝男「ハアハアハアハア」


その会場に到着



ワァァァァァァーーーー



歓声があがっている



彦一「おおぉぉ、かなり盛り上がっとるで、これは要チェックや!!!!!」


会場内


和歌山の決勝は、松下橋本vs雑賀工業


彦一「ここ最近の和歌山は私立の松下橋本が一強、そして残りの公立高校が打倒・マツハシを掲げてる図式やな!!!で、数年に一回どっかがマツハシを倒すんや!!!!!」※松下橋本の略





そして、その""数年に一回""が起こる年となった!!!!!



雑賀工業が優勝!!!!!!!


ワァァァァァァーーーー


輝男「おっ?雑賀が行きよったか!!!?」(隣県なので何度か練習試合経験あり)




その瞬間


ドカドカドカドカドカドカドカドカ


彦一「何や何や??!!!」



何と、嬉しさのあまり下級生や応援団(ガラの悪い)が、応援席から次々と飛び降りる!!!!!


「ひゃっほーい!!!!」


狂喜乱舞を繰り返す!!!!


彦一「危ないーーーー!!!三メートル以上はあるのにーーーーここは道頓堀ちゃうでーーーー!!!!」(まぁ嬉しさはわかるけど)





彦一「にしても、どんなスポーツでも公立が私立を倒すと美談になりやすいわ、これも湘北と今の神奈川に言えたことかもしれん」


和歌山は、この雑賀工業が全国への切符を手に入れた



彦一「さぁ、資料も集まった事やし、和歌山ラーメンでも食べて帰るか?!!」



輝男「おう!!!!!」



ズルズルズルズル



彦一(テルオ、インターハイ頑張れよ)







そして週間バスケットボール社内では、彦一の姉・弥生が仕事に追われている



「要チェックや!!!」


「要チェックやわ!!!!!」




弥生「順番に!!!!速く!!!」



中村「ふぁい!!!!!」必死


各地方予選の結果が上がってき、弥生や中村、町田が入稿に向け大忙し!!!





弥生は、自ら取材した強豪校の結果を改めて分析している

パラパラパラ




愛知県予選決勝ーーーー


名朋工業vs愛和学院




名朋は森重寛を多くの時間、温存する余裕


それでも決勝・愛和学院を相手に120対62とほぼダブルスコアで撃破する



伊達健、伊達翔、そして河村(199cm/3年)、大村(192cm/3年)とスタメンのビッグマンが奮起し、どこからでも点が取れるチームに


弥生「タレント、サイズ、バランス、経験などを見ても名朋史上でも最強のチームね、まさに名朋王朝時代!!!!!冬に続きインターハイも優勝候補の筆頭格!!!!」


中村「王者・名朋、死角は無しか…………」






続いて秋田県予選決勝ーーーー

『ビーーーーー、試合終了』


山王工業161
昭和農業 27



弥生「・・・・」



中村「・・・・」



樽瀬が50得点16アシスト
若月が18リバウンド
菊地が9本のスリーポイント
畑山も3本のスリーポイント10アシスト
河田も25得点10ブロック



弥生「秋田県で山王が敗れる時代なんて来るのかしら…………」



中村「全く想像出来ません…………」





弥生「い、いずれにせよ、山王も、名朋に冬の雪辱を果たすため、原点に戻って一から鍛え直しているみたいよ」








そして、表紙が出来てき


見出しは


『インターハイ出場校出揃う!!!~Who stops the Monster?~』


弥生「フフッ、まあまあね…………」



中村「誰がその""怪物""を止めるのか???ですね」



怪物ーーーー



それは勿論、昨年の冬の王者・名朋工業の絶対的なエース・森重の事だった



全国の強豪たちが打倒・名朋、打倒・森重を誓う






写真も



森重を中心に、全国の有力選手が並ぶ形の構図で出来上がる



2番目の大きさで山王からは樽瀬が



その次に湘北から流川と桜木が



カマラや樋口、笹岡(宮城)、常誠(静岡)メンバーの姿もある







発売日


湘北高校・バスケットボールでは




鬼の形相で



「許さーーーーーん!!!(写真が)小さ過ぎる!!!打倒・メイホー!!!!!打倒・デカ坊主!!!!!」



流川は(日本一!!!!!)




インターハイまで1ヶ月、男たちの戦いは既に始まっている



続く  

2018年10月08日

2018年10月07日