2018年10月27日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(897話)

『トーナメント表、湘北愛』





湘北高校ーーーー


赤点組が追試をパスし夏休みに差し掛かった頃



週間バスケットボールにインターハイの組み合わせが掲載された



『第●●回全国高等学校総合体育大会組み合わせ表』




ドーーーーーーーーーーーン






「おおぉぉぉーーーーーー」


「スゲーーーー!!!!!」


「第3シードきたぁぁぁーーーーー!!!」




部員たちが、右上隅の『湘北』の文字を確認




桑田「昨年冬の3位からこの夏予選の優勝で、まさに自ら獲得した第3シード………」



石井「あぁ、前回のシードは、陵南の恩恵を受けていたからね………」



佐々岡「けど、これで準決まで山王と、、決勝まで名朋と戦わなくて済む…………」



桑田「勝ち上がっていくと一試合少ないのも体力面でアドバンテージになるぞ」



石井「緒戦は、和歌山と青森の勝ち上がった方とか…………どんなチームなんだろう」(ミカンvsリンゴ…………)



佐々岡「とりあえずベスト4までは上がっていかなくちゃ…………」



桑田「けど、このブロックで目ぼしい所と言えば………南大塚(山形)と笹岡(宮城)、樋口のいる北野坂(兵庫)、って所か…………?」



石井「いや、青鳳(宮崎)や金山商業(新潟)、今年の豊玉(大阪)も良いと聞く、激戦区じゃないか?!!」



佐々岡、ゴクリッ





部員たちが騒いでいる





そこへ、、、






バシッ!!バシッ!!!バシィィ!!!!





チョップが三発!!!






桑田・石井・佐々岡「痛っ!!痛っ!!!痛っ!!!!」











桜木「バカモノ、何をヤワな事を言っとるのだ!!!」



桑田・石井・佐々岡「桜木…………」







桜木「目指すは全国制覇!!!!全部勝てばいいだけだ!!細かい事をいちいち気にするな、三年坊が!!!」








桑田、言い返す「そりゃそうなんだけど、、、一応一試合ずつ慎重に、、、優勝するにもプロセスってもんがあるだろ??!」





桜木「むっ???プロミス???」








そこへ流川



「どあほう………processだ………だが、、、」





桜木「むっ???ルカワ???」(英語???)







だが流川、桜木とほぼ同意見「日本一になるためには、遅かれ早かれ全部蹴散らすのみ!!!」ギラッ





桑田・石井・佐々岡(この二人、今回は言ってる事が大体同じだ…………)








しかし天の邪鬼な桜木、実は"これ"だけは気にしていた、、、


(奴は反対側、決勝で目にもの見せてやるわ!!!)






桜木の""奴""は勿論、""名朋工業・森重""の事だった









そこへ、何故か関西弁のこの男登場!!!!





「今で一勝一敗でっせー?!!!」




陵南・彦一!!!!!




桜木「あん???彦一!!!?何故ここに??!」






同様に湘北メンバー「あっ、陵南のマネージャーだ?!!」



「引退したんじゃ!??」


「得意の偵察か!??」








彦一反論「むっ??!ちゃうちゅーーうに!!!元・キャプテン言ってくれるか??!」


「しかも歴代一湘北を苦しめた""代の陵南キャプテン・相田彦一""や!!!」




湘北メンバー(誰が歴代一苦しんだって決めたんだ…………)





彦一 「と、とにかく、ワイは湘北に、神奈川の代表として頑張ってほしいさかい、ほれ、また要チェックなデータを沢山持ってきたんやで!!!!」


何十、いや何百枚になろうとする資料を持ってきている



彦一「各校の選手データ、戦力分析、過去の対戦成績まで調べに調べあげてきましたよって!!!」



一同、少し引いている



そして彦一、続ける



「あっ、ほやから、桜木さん、一勝一敗でっしゃろ???」







桜木「ん?だから、何だそれは?????」









彦一、答える「決まってますやん!!!名朋の森重君との対戦成績でっせ!!!?」





桜木、反応「デカ坊主との・・・?」




彦一が資料をパラパラとめくりだし「ええ、だって去年の国体は準決勝で、神奈川が愛知を下しとる、、、そして記憶に新しいところ、選抜は残念ながら名朋に湘北が負けとる、これは紛れもなく一勝一敗ちゃいますか、ハッ????」



彦一、説明しながら気づく「あっ、けどこれ、こと桜木さんVS森重君の個人の対決やったらどうや…………」





その場にいた荒石「あっ」



天崎も「それタブー」





流川「・・・・」





晴子も「桜木君…………」と気にする





その様子を見て彦一(ハッ!!しもた!!!)



(やはり両方桜木さんの中で敗けになっとるんか???)






一同、心配そうに桜木の様子を窺う、チラッ















だが当の桜木「一勝一敗、、、はて???」(どれがどう………???)









彦一、拍子抜け「あれ????」

















つまり桜木、森重に完膚なきまでに敗れた事は、身体にも、そして脳裏に深く刻まれているが、どれがどの大会のどの試合かなどの詳細は、全く気にしていなかった模様







桜木「国体?神奈川??個人??? いちいちややこしい事を…………」パニック




彦一(そんなにややこしないやろ)










「負けは負けだ…………」






彦一(あっ、それは認識あるんや…………)










そして、桜木は彦一に確認する





「要は湘北が負けたのは一回だな??!」











彦一「ええ、その通りです…………」(ってかそれぐらい覚えといてや)










桜木「って事は次、湘北が勝てばチャラって事だな???」





彦一「ええ、チャラって言うか、、、そーなったら湘北としての成績が一勝一敗になります」










桜木納得




「OK!!!めんどくさいのは無しだ!!!」







彦一(いやだから元々そんなにめんどくさくないんやって!!?)









そして、少し間が空き







桜木「俺は、、、」







彦一「俺は?」


































くわっ!!!!!!!!














「湘北で勝つ!!!!!!!!!!」








晴子「桜木君!!!!!!!」大喜び





彦一「ハッ??!!!」









聞き耳を立てていた荒石・天崎・須形のスタメン組、そして湘北全員が希望に満ち溢れた表情へと変わる



荒石「花道…………」



天崎・須形「桜木さん…………」



「桜木…………」



「桜木さん…………」





流川は珍しく桜木の言葉にコクっと頷く








彦一も脱帽、言葉にならない「はあーーーー」(湘北愛や!!!!!この人、何でたまにこんなにカッコエエんや??!)







湘北愛ーーーーーー








そこへ、安西


「ホッホッ、桜木君、湘北が勝つために今年も猛特訓が待っていますよ」









桜木「オヤジーーーー?????」



須形「猛特訓…………」



荒石「って事は…………」



桑田「合宿ですか???」



須形「合宿…………???」



天崎「そうか、もうそんな時期か…………」






桜木は悪寒「合宿…………待てよ…………って事は俺は今年はどっちだ???」



須形「どっち???」



晴子が「個人の居残り特訓かどこかの学校へ帯同するか…………」




桑田「常誠とは今年既に武蔵カップでやってるし、、」



天崎「去年みたいに陵南と合同とか???」



たまたま居合わせた陵南・彦一「いや、そんな予定はありまへんわ」首を横に振る



会場はどこだーーーー???


合同相手はあるのかーーーー???


桜木は残るのかーーーー???







それと桜木は、一つの事が気がかり





荒石が代弁「オヤジ殿、合同合宿やるにしたってよ、花道が森重対策するにはよーー、そこらの高校生じゃ全く意味ないぜ??!あと俺だってそれなりの練習相手がほしいぜ!!!」





桑田も「確かに、あのクラスのセンターは全国どこ探しても高校生には全くいませんよ…………」






安西、少しとぼけた表情(ん?)「高校生…………???」





そして、





「会場はここ湘北高校、合宿と言うよりは、今日から五日間ゲストを呼んでおります、桜木君、そして皆さん、胸を借りるつもりでみっちりと合同で練習させて頂きましょう」



「ここ(湘北)???ゲスト???」


「胸を借りる???」


全員が?(クエスチョン)マーク









その時



安西「おやっ来ましたね??!!」





「ちゅーーーーーーーす!!!!!!!!」


大きな声が体育館に木霊する



そして、数名の人影が差し込む





湘北部員全員が振り返る「誰?????」





男たち、その中でも極めて大きな二つの影



ジャージ姿



その胸には















『明利大学』の文字が







背中には『AKAGI』





そして『HANAGATA』







桜木「ゴリーーーーー!!!!!!!!?」



晴子「お兄ちゃん!!!!!?」




荒石「何ぃぃぃーーーー???先代ーーーー????」




ざわざわざわざわ


「赤木さんだ!!!!」


「デケェ!!!ゴツい!!!」


「翔陽出身の花形もいる!!!」


「大学生だ!!!!!関東一部の明利だ!!!!!」



そわそわ







安西ニッコリ「フムッ」




赤木、真っ先に安西に挨拶に「安西先生、本日からよろしくお願いいたします」



安西「こちらこそ忙しい時にありがとうございます、五日間胸を借りるつもりでいてますので、どうぞよろしくお願いしますね」



赤木、フッ「いえいえ、ちょうどオフでしたので、、、しかしあの問題児軍団相手にお役に立てるかどうか…………」





湘北部員はまだザワついている




桜木もチームメイトとして散々過ごしてきた相手だが、物珍しいものを見るようにキョトンとしている


「ゴリ…………」







そして、部員たちも


「そうか?高校生には森重クラスはいないが」


「大学生にはいた!!!」


「それが赤木さんだよ!!!」
ヒソヒソヒソヒソ

「しかも花形さんも連れてだよ」


「その他にも確かあれ明利のレギュラーたち(三、四年生)だよ??!」(宮城さんの姿がないが…………)


「超豪華な練習相手………」


「これは目から鱗が落ちたよ」




荒石も納得「そーゆー事か…………これはまさに相手に不足はねぇ、、、」ワクワクドキドキ





彦一「おお、湘北VS明利や、これは""超要チェック""やで!!!!!」







そして、赤木が桜木に近づいてくる



ドシッ、ドシッ、ドシッ


サッ


桜木、汗「ぬっ?ゴリ???」







赤木「手加減は無しだ」





桜木、不敵に笑う「おう」




明利との合同練習が始まる



続く  

2018年10月27日