2018年10月03日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(892話)

『M●P』





試合終了


湘北 96
海南 89



「優勝だぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」


湘北ベンチメンバー全員が一斉にコートに飛び出す!!!!!




桜木は、誰よりも空高く跳び両腕を突き上げる


天崎と須形は抱きあう


荒石が空気を殴るようにコブシを突き出す


流川は、ホッと息を吐く


「キャプテン、もっと嬉しそうにしろぃーーーー」荒石のツッコミがきっかけで、部員たちが流川に群がり手荒い祝福(おっしゃーーー、今日は無礼講だ!!!!!)ドカドカ、バシバシ


流川(痛ぇ、痛ぇ)




安西も拍手で選手に賛辞を贈る


晴子は、やはり泣いている「皆、お、おめでとう、グヒッ」




湘北高校が初めて""神奈川の夏""を制した瞬間である





一方、海南は色々な表情が入り交じっている


その中でも、清田信長は人目もはばからず大声で泣き叫ぶ「うお゛あぉぉぉぉんーーーーーー」






記者・中村「海南は(二位で)全国に行ける、何故あんなにーーーー」



弥生「それだけ流川君、桜木君、そして湘北に勝つ事にかけていた、それに、、、」



清田は、何となく感じていた、得意の動物的カンからなのか、おそらく""桜木と流川がいる湘北""と戦うのはこれが最後になるかもしれない、という事を、、、それがわかるのはもう少し未来の話



そして



パチパチパチパチパチパチ!!!!!


大きな歓声と大きな拍手

両軍の健闘を会場中が称える


「ナイスゲーム!!最高の試合だったぞ!!!」


「お互い全国行っても頑張れよ!!!!!」


「最強・神奈川!!!!」





桜木軍団も野間を中心に


「花道ーーーー」


「流川ーーーー」


「野猿ーーーー」


湘北・海南分け隔てなく選手の名を大声で叫ぶ









そして最後に出場していた両メンバーが整列し






審判「96対89、赤(湘北)!!!」



「あ(りがとうございま)した!!!!!!!!!」



パチパチパチパチパチパチパチパチ




大歓声の中、両軍選手が握手をかわす


荒石と一ノ瀬が


天崎と嶋が





だが清田は、まだ涙を流し嗚咽、憔悴仕切っている、里崎が肩を貸してようやく歩けるぐらい、この試合にどれ程の気力と体力を費やしたかが窺える







そこへ







流川が無言で手を出す










清田が気づき、、、「流川…………」





少し復活










そして



ギュッゥ









流川と清田の、最初で最後の握手





同学年のライバルとして三年間凌ぎを削り、今大会、お互いにキャプテンとしてチームを引っ張り全力を出しきった



そして今、互いの健闘を称えあった




観客も涙が止まらない


「清田ーーーー!!!!」


「流川ーーーー!!!!」


「いいぞー、両キャプテン!!!!」


「感動をありがとうーーー!!!!」





彦一・菅平・外川の陵南、古賀・中村・中澤などの翔陽、他会場にいる同学年の面々も、その様子に惜しみ無い拍手を贈る







桜木はモジモジ恥ずかしそうにその様子を見守る


荒石はニヤニヤしながら「キャプテン殿が行ったんだ、花道も握手してこいよ」と煽る



桜木、噴火「誰が野猿ごときと握手するかーーーーーーーーーー!!!!!!!」






その様子を察知し清田も「うるせーーーー、テメーとの握手なんて、こっちから願い下げなんだよ!!!!!!」



里崎「おっ?!!」



清田も元気が出てき




""神奈川""のいつもの雰囲気に戻る








弥生はスコアブックを確認し


「三人ともこの試合30点超え、三者三様の大活躍、まさに彼らの集大成となった大会だったわ…………」(まぁ三年生は冬がメインな所もあるけど)


そして、クォーター別の数字も見て


1Q 2Q 3Q 4Q
(19|10|36|31)96
(20|21|34|14)89


記者・中村「湘北は後半67点、県大会と言えど決勝でこの爆発力は脅威ですね!!!?」


弥生「そうね、特に第4クォーターの桜木君の超エース級の活躍は、最も印象に残るプレイだったわ」



彦一「これはMVPも期待出来まっせ??!」(ワイもベスト5ぐらいいけるか!!!?)








閉会式ーーーー



最終順位


湘北 3勝0敗(+31)優勝
海南 2勝1敗(+88)準優勝
ーーーーーーーーーインターハイ出場ライン
陵南 1勝2敗(-53)3位
翔陽 0勝3敗(-66)4位





『優勝は』



『湘北高校!!!!!』



ワァァァァァァーーーー

ワァァァァァァーーーー


パチパチパチパチパチパチパチパチ



流川・桑田・石井・佐々岡の背番号の若い順でこの四人が前へ出て、優勝トロフィーや表彰状、記念品などをいただく


ーーーー桑田・石井・佐々岡「いいのか?俺たちろくに試合に出れてないのに、、、荒石や天崎たちが行くべきじゃ、、、」


荒石「いいっていいって、俺らは来年、自分らの学年でまた優勝するんだからよ!!!」


天崎「そうっすよー、来年もタイトル総ナメすよ!!だから先輩、ほらほら」


石井「ぐひっ、湘北に入ってよかった…………」泣いているーーーー





荒石「おっと、花道テメーはいいのかよ???超目立ちたがり屋のくせに、、、あのど真ん中でインタビューでも受けたいんじゃねぇのか??!」



桜木「いい、あいつらが行けば…………」



荒石「けっ、仲間思いなこった」



桜木「狙うはMVPのみ!!!!!だから今はいい!!!」



荒石「やっぱりかよ!!!」ツッコミ



(だけど、あの第4クォーターの花道の爆発っぷりは本当に凄かったぞ、ひょっとしたらひょっとするぞ)





海南の準優勝も表彰され







『続きまして、今大会の各賞を発表します』




荒石「きたきた」





『最優秀選手賞………』



桜木「サイユーシュー??!」



会場が、一瞬静まる







『湘北高校、流川楓君』




大拍手と大歓声


「うおおおーーーーーーーー!!!!」


「流川来たぁぁぁーーー!!!!!」


「優勝チームのキャプテンで大会得点王、""この賞""も文句無しの選出!!!!!」




荒石「やっぱりかよ?!!」





桜木軍団も根拠はないが「ああぁぁ、やっぱり流川だ、、花道惜しいーー!!!!」そして、千円札を水戸と野間が、大楠と高宮に払っている



弥生(本当に桜木君とは僅差だったのかもしれないわ、そして海南が勝っていれば)チラッ



清田はこの様子を黙って見つめている



桜木、少しずつ思いだし何か悪い予感がする「サイユーシューって確か…………」



荒石と湘北メンバーは慌てて「あーーーー、はいはい次々!!!!!」と誤魔化す






続いて新人王



『湘北高校、須形拓弥君』



須形「はい!!!!!」



「おおおおおーーーーーーーー!!!湘北の須形!!!」


「額面通りの活躍だったぞ!!!!」


「これで新人王は3年連続湘北!!!」


「湘北、強いわけだぜ!!!!?」


「これはしばらく王朝が続くか??!」








荒石「まぁそうなるわな」(今年は須形の断トツか??!)


昨年の受賞者・天崎「須形もなかなか」何故か勝ち誇っている






そして、ベスト5



流川楓 (湘北3年)
桜木花道 (湘北3年)
清田信長 (海南3年)
一ノ瀬剛士(海南2年)
外川晴樹 (陵南3年)



荒石「あーーーー!!!!!一ノ瀬!!!!」めちゃくちゃ悔しそう


荒石「何故だ??俺様のディフェンスのほうが上だったんじゃねぇのかよ??!」


天崎も「チェッ、同じ2年なのに、、、けど他の試合で30点連発してたからしょーがないか…………」



荒石「くそっ」グググと堪える




彦一、外川に「くそっ、獲られてもうたわ」








『続きましてーーーー』



荒石「ん?まだ何かあるのか???」



桜木「ついにMVPかーーーーー??!!!!」待ちわびる



荒石(だからそれは、さっきのキャプテン殿のやつだよ)



流川「どあほう」





『ええと、こちらは今シーズンから導入され、最も印象に残ったプレイヤーに与えられる賞でありましてーーーー』グダグダグダグダ




『""MIP""はーーー!!!??』



桜木「エムアイピー????」(MVPは無くなったのか??!)



弥生「今年から新設された賞よ!!!Most Impressive Player、、、優秀な数字やタイトルを残したMVPとは少し属性が違い、最も印象に残ったプレイヤーに与えられる賞」











『湘北高校・桜木花道君!!!!!!』


オオオオーーーーーー



「桜木来たーーーーー」







だが当の桜木は、まだしっくりきていない「俺???エムアイピー、、、」




弥生「まあ、こちらの選考は桜木君で文句無しなんだけど、、、」(桜木君がMVPを逃して暴れたりする時の特別措置だったりして、いやまさか…………)変な勘ぐりをしてしまった




桜木軍団は「花道、何かわからんが貰えるものは貰っておけ!!!!」



桜木、まだ怪訝「お、おう」





だが、晴子が「キャー、桜木君、スゴいわ、MIP!!!!!いきなり新しい賞を取るなんて、、、それだけ桜木君のプレイが皆を感動させて印象に多く残ったって事なのよ!!!!」鶴の一声



桜木、豹変「そうすか~♥️」ほんわ~



流川・清田「どあほう」



湘北メンバー「いや、ナイスマネージャーだ!!!!」






少し狐につままれたような感じもあるが





観衆も


「いいぞーーー、桜木!!!!」


「初代MIP!!!!!」


「そうだ、お前が最も俺たちに感動を与えてくれた選手なんだ!!!!」


称賛の声ーーーー





桜木は堂々と前へ



カシャカシャ、カシャカシャ

フラッシュの嵐




インタビュアーがいくつか質問して、


『最後に全国に向けて意気込みをどうぞ??!』




桜木!!!!!






くわっ!!!!!!!




「このエムアイピー・桜木がいる限り湘北は負けん!!!!!全国制覇だ!!!!!待ってろよ、ヤマオー、そしてデカ坊主!!!!!」


オオォォォーーーーー

大歓声!!!!!!!



続く