2018年09月01日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(886話)

『スモールフォワード』





海南メンバー


PG/小林誠/1年/178cm
SG/清田信長/3年/182cm
SF/嶋宏基/2年/183cm
PF/一ノ瀬剛士/2年/194cm
C/里崎智樹/3年/197cm


「安倍は、もう少し休憩させるようだ」


「控えガードの小林をそのまま、清田が2番か!!?」






湘北メンバー


PG/須形拓弥/1年/180cm
SG/流川楓/3年/192cm
SF/桜木花道/3年/194cm
PF/荒石淳也/2年/193cm
C/下柳健/1年/195cm


「センターの下柳を出してきたぞ!!!」


「190台四枚の大型ラインナップだが、、、」


「えっ??桜木は何番やるの??!!!」



観衆はザワついている





弥生「下柳君と荒石君がアウトサイドとは考えにくい、まさか桜木君が3番をやるの???」



記者・中村「スモールフォワード、、、インサイドプレイヤーとしての印象が強い桜木君が???」





清田(赤毛猿が3番…………???)


高頭は冷静に「・・・・」




『ピッ』海南ボールで第4クォーターの幕が開けた




清田「って事は………」



湘北はこの試合、終始マンツーマン





清田の前には





流川!!!!!




観客「おおーーー、エースで#4番(キャプテン)対決!!!」



観客「さっき一本あったが、こっからは同ポジションでガチガチのマッチアップじゃねぇかよ?!!!」



観客「こっちはこっちで注目だ!!!!!」



彦一「流川君vs清田君、要チェックや!!要チェックやーーー!!!」カチカチカチカチ





バッ!!!!!



キュッ、キュッキュッ




流川、清田に隙を与えない



清田「くっ!!!?こいつ!!!」







桑田「おお、流川気合い十分だ!!!」



石井「さっき清田に一本止められたんで火がついた?!!」



佐々岡「あと、第4クォーターの(桜木主体で攻める)作戦ありきでディフェンスに専念出来るんじゃ?!!」






流川「何もやらせねぇ」ゴォォォォォと闘志を燃やす



清田「ちぃ!!!」



清田は味方に一時パス、24秒ギリギリで小林が無理な体勢のシュートを打たされ、これはリングに嫌われる



湘北ディフェンスの勝利


















そして、、、



大注目の湘北の攻撃!!!!!



荒石と下柳がインサイドでポジションを取る



桜木は観衆の予想通り、外で待ち構えている



桜木(いつものルカワのポジションと………)






オォォォォォォーーーー



どよめき



「やっぱり桜木が3番やるっぽいぞ!!!?」


「確かスリーはないだろう???」


「あのポジション出来たっけ???」



陵南・外川「桜木…………」






海南ディフェンスは


清田「赤毛猿の3番は奇妙だが、、、」



とりあえず、流川へ清田がつき、ボックスワンを崩さない


残りの四人は四角形でゾーンを組む




高頭「それでいい、湘北には流川以外はマンツーよりゾーンが鉄則だ、そして、、、」






右45度スリーポイントライン、アイソレーション気味で桜木にボールが渡る




弥生「アイソレーション??!あれは前回の冬にあった覚醒された桜木君シフト!!!それでも、海南のディフェンスはあくまで(流川君だけの)ボックスワン??!」





桜木に一番近い嶋は、ある程度距離を空ける



嶋(桜木にスリーはない………)





観客「ああぁぁ、桜木にスリーは無しと見てむちゃくちゃ離してるじゃないか?!」


観客「あれじゃ桜木の良さが全く活きないんじゃ!!!?」


観客「桜木の3番は早くも失敗か?!!」




高頭、ニヤリッ「桜木に外はない、そうやって離して守れ」



桜木は、ほぼフリーな状態なのにスリーポイントを打てない



下柳や荒石もどぎまぎしている



高頭「更に大型ラインナップで、機動力という湘北の良さも落ちている」



高頭、ニヤリッ「安西先生、桜木に付け焼き刃のSF(スモールフォワード)をやらせることは、愚策なのでは?!」



キュッ、キュッキュッ




嶋はドライブのみに警戒



海南ベンチ・安倍も「よしっ!!それでいいぞ!!!」手を叩く










だが









流川「どあほう相手にそれでいいのかよ」



清田「????」


















桜木、何に応えたのか 「よくない………」ギラッ



ザァァァァァァ!!!!!!!!


嶋「えっ???」






桜木、距離を開けていたにも関わらず爆発的な一歩目で嶋に近づき、二歩目で置き去り



キュッ



シュッ




急ストップでジャンプショット



場所はフリースローレーン横あたり右45度ミドルレンジ




後列の里崎がブロックに跳ぶが



全く届かない、お構い無しに



里崎「ちぃ!!!?」(速いし高ぇ!!!)





ザシュ!!!!!




高頭「な、何ぃ??!!」


海南ベンチも唖然





観衆からはどよめき



オォォォォォォーーーー



「桜木が難なく決めた!!!!」


「海南のディフェンスを突破した!!!」


「桜木3番初得点!!!?」




湘北67
海南75



ワァァァァァァ


ワァァァァァァ




高頭、まだ驚いた様子で「・・・・」



清田は気づく「ちぃ、あれは去年散々ヤられたやつかよ」





まだ海南&会場全体がざわついてる中









海南の攻撃は



嶋がスリーを放つ



「フリーになる天才!!!!?」



海南応援席は「イエーーーース」とスリーのジェスチャー







を、









バシィィィィィ!!!!!!!!






桜木がハエたたき


「飛んで火に入る夏予選の虫・二匹目…………」





嶋「なっ????」




観衆「何ぃぃぃぃぃぃ!!!??」








「神の後継者・嶋だぞ!!!!??」



「何故あんな簡単に??!!」









桜木「後継者は後継者、恐るるに足らず、、、」




そして会場全体、そして弥生もハっと気づく


「そもそも桜木君は去年、本家本元の神君を捕らえている、そして海南を、、、」




湘北ベンチは確信、全員が口を揃え





弥生・湘北メンバー「超えている!!!!!」



清田が思い出し「くそがぁぁぁーーーーーーー」(神さん!!!)








観客「スゲー、第4クォーター、桜木が攻守に渡っていきなり仕事したぁぁぁ!!!!!」







そしてまた湘北の攻撃は


桜木が全く同じ位置、右45度スリーポイントライン、ボールが渡る



だが、海南は何も変えれない、嶋もやはり距離を開けた位置取り、複雑そうな顔をしている


嶋(くそっ)



桜木はまたもやフリーな状態



記者・中村「さっき決めたばかりの桜木君をフリーに??」


弥生「ゾーンの弱さが出てるわね、位置取りの縛り、闇雲に人についていけない、チームの決め事は咄嗟に変えれるものではない」



弥生「そして何度も言っているけど、ゾーンはある意味、圧倒的な"個"にマークをつけていないという自殺行為のディフェンス………」




桜木は、爆発的ドライブで再度嶋を置き去り、今度は里崎までをフェイントでかわしレイアップを決める


ザシュ!!!



湘北69
海南75


ワァァァァァァーーー


観衆は爆発!!!!


「桜木、3番に入って早くも二連続得点!!」



「海南ディフェンスを超えたぁ!!!!」






そして桜木「ここに天才スモールフォワード・桜木誕生!!!」(まだポジションの事はそれほど理解していないが)




記者席、識者の間でも新たな評価が


記者・中村「桜木君みたいなスリーポイントのない選手でもスモールフォワードをやるのは可能なんだ………」


弥生「そうね、バスケットも進化を重ねハイブリッドな選手が増えてポジションの定義は無くなっては来たけど、言ってもスモールフォワードはど真ん中のポジション、攻撃のバリエーションは求められるわ、スリーポイントも打てる選手の方が重宝されるでしょうが、、、」



「桜木君にはそのハンディを凌駕する、相手を一瞬で置き去りにする爆発的なドライブ、そして誰も止められない打点の高い正確なジャンプショットがある!!!」



桜木(合宿シュートだ!!!!!)



「それらを活かせるポジションは、実はスモールフォワードだったのかもしれない………」



「チーム事情で毎回とは行かないかも知れないけど、桜木君の3番は湘北の新たな武器ね………」



安西、キラッ、メガネが光る




逆に高頭は「くそっ、桜木はいつもこちらの予想を超えてくるじゃないか!!!?」バキッ、扇子が折れる



海南はやむを得ず安倍を再投入、ディフェンスを※トライアングル・ツーに変更


※相手二人にはマンツーマン、残りの三人で三角形のゾーンを作るディフェンス(この場合、流川に清田、桜木に安倍、残りはゾーン)





湘北はこの後、桜木のドライブからフリーになった須形へボールが渡り、須形がこの日二本目のスリーポイントを決める


一気に3点まで点差を縮める事に



湘北ベンチはお祭り騒ぎ


「ナイスパーーース、桜木!!!」


「ナイッシューーー、須形!!!」








「す、スゴい…………」





会場全体、そして湘北メンバーさえもが、桜木の進化と才能に驚き、そして酔いしれ、風あざみ



第4クォーター序盤が過ぎる



続く