2018年01月31日

皆既月食

欠けてきた


後で写真の上手い母にええのを貰おう、、、  

2018年01月31日

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(856話)

『田岡の憂鬱』





陵南の攻撃は、またもや1on1を意識し集中した湘北ディフェンスに阻まれる



どのポジションでも攻め手がなく、彦一が24秒ギリギリに慌ててスリーポイントを放つが、それもエアーボール



彦一「くそっ」


田岡「????」



『ビーーーー!!!!』とブザーが鳴りながら


桜木がボールをキャッチし、そのまま速攻スタート(続けていいんだよな?!!)


ブンッ



須形が中継


サッ、シュッ



天崎がレイアップ!!!



ザシュ!!!



湘北28
陵南31



「速ぁぁぁぁいーーーー!!!!」


「また天崎のスピード!!!」


「いや、全員の動作に全く無駄がない!!!」


「湘北タイムアウト後、四連続得点!!!!」


「後3点で同点だぁ!!!」




陵南ベンチは、落ち込む


「あぁぁぁ………」


田岡、プルプル「くそ!!!"個"の差につけこみおって、、、」






弥生「相も変わらず、このモードに入った湘北は強いわね」


中村「全国でも有数の爆発力だ…………」






湘北、前半ラストの攻撃も、須形のポストアップ



陵南ディフェンスは彦一と須形のミスマッチに対しヘルプに行かざるを得ない!!


その瞬間、須形はシュート体勢からパスアウト


そこから湘北のパスが2つ素早く回り、ヘルプディフェンスは後手後手







最終、ボールを持ったのはこの男!!!!














「流川!!!!!」




田岡「いかーーーーーーん!!!!!」





流川、ほぼノーマークでスリーポイントを放つ!!!



シュッ



ブザーも鳴る「ビーーーーー!!!!」














ザシュ!!!




田岡・陵南ベンチは、コートから目を背ける「くっ!!!」









『ピーーー、前半終了ーーー!!!!』





湘北31
陵南31



ワァァァァァァ!!!!


「湘北は前半のうちに11点差追いつきやがったぁ!!!」


「怒濤の追い上げラッシュだったぞ!!!!」


「最後はキャプテン・流川のブザービーター!!!!!」






湘北ベンチは最高潮


次々にハイタッチで流川を迎える



桜木は、勿論その輪の中に入らず、つまらなそうに「ふんっ、俺だって、、、」






呆然と立ち尽くす田岡、湘北のいずれかのメンバーと目が合う、そして一言呟く「やはり"個"なのか…………」



選手たちはそのままロッカールームに引き上げる










ハーフタイムーーーーー



記者・中村「最後は流川君のスリーポイントで同点に追い付いた、湘北は最高の形で前半を折り返しましたね」


弥生「ええ、前半終了間際のスリーポイント、このカードの三井君を思い出すわ…………」


中村「このまま湘北が逆転しますかね??!」


弥生「そうなるかも知れないけど、、、いずれにせよ試合はリセット、陵南は笛に救われた、湘北はちょっと損した気分ね」








湘北ロッカールーム



天崎「あーーー、あのまま逆転したかったなぁ!!!」


荒石「完全にうちのペースだっただけにな!!?」


須形「流れが途切れるからちょっと損した気分だ………」



少し余裕の発言にも聞こえるが、二試合連続で試合の入り方やベクトルの違いを指摘されたメンバーなだけに、流石に集中力は途切れていない


高過ぎず低過ぎず、良い精神状態にある





流川「相手は絶対に立て直してくる、油断するな」



「おう!!!!」



桜木「へっ!!陵南め、またこの天才の"こ"の実力を見せつけてやるぜ!!!」





安西「ふむっ、最後の追い上げはとても良かったですよ、点差もなくなったので、本当の意味でここで一旦リセットですよ、、、後半、湘北の全てを出しましょう」


「はい!!!!!」





桜木「オヤジ、勝って全国に行くぞ!!!?」





安西、ニコリッ「よろしい」








「オレたちは強い!!!!!!!!!!!」














陵南ロッカールーム



前半終了間際、湘北の"個"の能力に完全にヤられ田岡は茫然自失、まだブツブツ何かを呟いている「流川、、、桜木、、、個、、、」


そして、過去の湘北戦での敗北や、流川へのスカウト時の事などを思い出している(近いから近いから近いから近いから…………)


田岡「くっ、、、」





そんな監督を横目に選手たちは、、、









""死んでいない""





彦一「まだや!!!まだ同点や!!!こっからやで!!!」手を叩いて他選手を鼓舞



田岡、顔を上げる「彦一…………」



菅平「ヘルプでの"約束事"をちゃんと決めておこう!!!」



田岡「菅平…………」



高松「引き続きボール回して下さい、荒石には絶対負けません!!!」



田岡「高松…………」



外川「俺もファウル貰うぐらいでもっと攻める、流川にも屈しない」



田岡「外川…………」



高橋「湘北はSランクだが、海南より感触的に弱い、勝てるぞ」



田岡「高橋…………」



宮野「現に前半オメーら同点じゃねーか!!?後半俺がやってやるよ」



田岡「宮野…………」



彦一「よしよしよし、後半勝負や、絶対勝って今年も全国行くんや!!!」



他メンバー「負けたらここで夏は終わりなんだ、絶対に勝つんだ!!!」



田岡「お前ら…………」珍しく感極まっていた






彦一「監督???監督ってば、作戦お願いします?!!」



田岡、ハッと気づき「おお、すまんすまん、まずディフェンスだがーーーーー」
(いかん、俺がこんな気持ちでどうする、まだまだ作戦はいくらでもあるんだ、こいつらを信じるんだ!!!)



田岡「よしっ後半、陵南の全てを出しきろう!!!お前らなら勝てる!!!」





細かい作戦と、彦一と宮野の再メンバーチェンジを告げる


彦一「ワイはかまへんで、フォアザチームや!!!全員で勝つんや!!!」


彦一「絶対負けへんで!!!!!」


「陵南ーーーーー!!!!ファイ!!!!」


「オオーーーーー!!!!!!!」









陵南にとって負ければここで夏は終わる、湘北もこの試合で「インターハイ出場を決める」という強い想い


全国を賭けた神奈川因縁の対決は、同点で後半を迎える



続く
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