2017年12月21日
2017年12月21日
スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(851話)
『試合前の空気』
海南vs翔陽戦が行われてから数時間
会場は不思議な空気感にあった
「湘北が次勝てばあっさりとインターハイ行きが決まる」
「俺は最終戦まで、もつれてほしいぞ」
「陵南にとっては生きるか死ぬか運命の一戦だな」
観客はこういう時は勝手なものである、、、それぞれのチームの想いとは関係なしに、４チームがもつれ、より展開が面白くなる事を期待しているようだ
そんな会場の空気感とはまるで違い、陵南のロッカールームは緊張に包まれている
彦一「負ければここで夏は終わりや」
菅平「２試合目でここまで追い込まれるとは………」
外川「それが今の神奈川の勢力図、そして俺たちの実力の無さだ………」
更には
１、２年生(何人かの３年生は引退を表明している………)
田岡が口を開く「俺は、かつて湘北を下に見ていた、そして少しずつライバル視するようになった、、、だが２年が経ち、立場は完全に入れ替わった、、、湘北はチャンピオンベルトを取り王者となり、うちはそれを追いかけるチャレンジャーだ」
「湘北には何度も負けて、お前らの先輩たちは涙を流し引退していった」
２年前に湘北に負け引退した魚住・池上、昨年の夏予選も唯一の１敗を湘北に喫して、その冬には天才・仙道さえも湘北に敗れ引退していった
彼らの顔が脳裏に浮かぶ
彦一「仙道さん…………」ググッと拳を握る
田岡、続ける「だが、、、」
田岡「もう湘北には負けない」
陵南メンバー「？？？？？」
"魔法のような"言葉だった
田岡、ニコリッ
「負けたことがある者は強い…………」
全員の目が輝く
彦一「よしっ、絶対勝ぁぁぁぁつ！！！！！」
「おお！！！！！！！」
一方、湘北ロッカールームは余裕からなのだろうか、和やかな空気にあった
３年生
桑田「勝てば全国………」
石井「２試合目で決めれるなんて初めてだ」
佐々岡「海南と戦わずして全国ってスゴいな………」
流川「・・・・」
２年生
天崎「今日勝ってインターハイ出場だ！！！」
荒石「よしっ湘北史上最速狙っちゃいますか？と………」
野茂「前は27点差か………」
与田「勝って海南戦は消化試合がベスト………」
桜木「・・・・」
荒石(何だよ花道の野郎、最近妙に大人しいじゃねぇかよ？？？)
１年生
須形(僕の相手は宮野か相田………)
長谷川(また俺も出て活躍するぞ)
下柳はアップをしている「フンッ、フンッ！！」
流川・桜木「・・・・」
会場、記者席に戻り
弥生「湘北にとっては難しい試合になるかも知れないわね………」
中村「と言うと？？？」
弥生「陵南は絶対に勝たなくてはいけない、湘北は負けても次がある、そのモチベーションの差ね、湘北の属性は崖っぷちに追い込まれるほど、がむしゃらになって強くなるチーム、フワッとした目標だとまた集中力が途切れたりするものよ」
中村「なるほど、、、でも武蔵カップでは27点差でしたよ？流石に、この実力差は覆らないでしょう？」
弥生「フッ、あんたバスケは、もう何試合も見てきたんでしょ？スポーツの点差なんてコンディションやその集中力によっては全く違う展開になるでしょ？！」
「2014年サッカーW杯の準決勝・ブラジルvsドイツ戦、観たでしょ？？？ 1-7でブラジルにとれば歴史的大敗、無惨な試合結果になった、、、元々の実力は拮抗していたはず、10回やればブラジルが何回か勝てたはずよ、ただ集中力が途切れれば世界最高の強豪チームでもああいう試合展開になるの、バスケにも往々にしてあるわ」
中村「あっそうか、バスケのプロでも同じチームが二日連続対戦すると、点差がバラバラだったり勝敗が逆になる事が良くある…………」
弥生「今日も50点差になるかもしれないし27点差になるかも、もしくは陵南が勝つかも、過去の結果はあまりあてにならないわ」(まぁ我々もそういうのにこだわって取材するんだけどね)
そして、両チームが登場！！！
「頑張れ！！！！湘北！！！！」
「フレーフレー、陵南！！！！」
試合を終えて観客席に着く海南・清田は、またもやクールに分析、そして一言
「陵南の方が空気がいい…………」
湘北vs陵南、運命の一戦が始まる
続く
【スラムダンクの続き】【スラムダンクの続きを勝手に考えてみる】
海南vs翔陽戦が行われてから数時間
会場は不思議な空気感にあった
「湘北が次勝てばあっさりとインターハイ行きが決まる」
「俺は最終戦まで、もつれてほしいぞ」
「陵南にとっては生きるか死ぬか運命の一戦だな」
観客はこういう時は勝手なものである、、、それぞれのチームの想いとは関係なしに、４チームがもつれ、より展開が面白くなる事を期待しているようだ
そんな会場の空気感とはまるで違い、陵南のロッカールームは緊張に包まれている
彦一「負ければここで夏は終わりや」
菅平「２試合目でここまで追い込まれるとは………」
外川「それが今の神奈川の勢力図、そして俺たちの実力の無さだ………」
更には
１、２年生(何人かの３年生は引退を表明している………)
田岡が口を開く「俺は、かつて湘北を下に見ていた、そして少しずつライバル視するようになった、、、だが２年が経ち、立場は完全に入れ替わった、、、湘北はチャンピオンベルトを取り王者となり、うちはそれを追いかけるチャレンジャーだ」
「湘北には何度も負けて、お前らの先輩たちは涙を流し引退していった」
２年前に湘北に負け引退した魚住・池上、昨年の夏予選も唯一の１敗を湘北に喫して、その冬には天才・仙道さえも湘北に敗れ引退していった
彼らの顔が脳裏に浮かぶ
彦一「仙道さん…………」ググッと拳を握る
田岡、続ける「だが、、、」
田岡「もう湘北には負けない」
陵南メンバー「？？？？？」
"魔法のような"言葉だった
田岡、ニコリッ
「負けたことがある者は強い…………」
全員の目が輝く
彦一「よしっ、絶対勝ぁぁぁぁつ！！！！！」
「おお！！！！！！！」
一方、湘北ロッカールームは余裕からなのだろうか、和やかな空気にあった
３年生
桑田「勝てば全国………」
石井「２試合目で決めれるなんて初めてだ」
佐々岡「海南と戦わずして全国ってスゴいな………」
流川「・・・・」
２年生
天崎「今日勝ってインターハイ出場だ！！！」
荒石「よしっ湘北史上最速狙っちゃいますか？と………」
野茂「前は27点差か………」
与田「勝って海南戦は消化試合がベスト………」
桜木「・・・・」
荒石(何だよ花道の野郎、最近妙に大人しいじゃねぇかよ？？？)
１年生
須形(僕の相手は宮野か相田………)
長谷川(また俺も出て活躍するぞ)
下柳はアップをしている「フンッ、フンッ！！」
流川・桜木「・・・・」
会場、記者席に戻り
弥生「湘北にとっては難しい試合になるかも知れないわね………」
中村「と言うと？？？」
弥生「陵南は絶対に勝たなくてはいけない、湘北は負けても次がある、そのモチベーションの差ね、湘北の属性は崖っぷちに追い込まれるほど、がむしゃらになって強くなるチーム、フワッとした目標だとまた集中力が途切れたりするものよ」
中村「なるほど、、、でも武蔵カップでは27点差でしたよ？流石に、この実力差は覆らないでしょう？」
弥生「フッ、あんたバスケは、もう何試合も見てきたんでしょ？スポーツの点差なんてコンディションやその集中力によっては全く違う展開になるでしょ？！」
「2014年サッカーW杯の準決勝・ブラジルvsドイツ戦、観たでしょ？？？ 1-7でブラジルにとれば歴史的大敗、無惨な試合結果になった、、、元々の実力は拮抗していたはず、10回やればブラジルが何回か勝てたはずよ、ただ集中力が途切れれば世界最高の強豪チームでもああいう試合展開になるの、バスケにも往々にしてあるわ」
中村「あっそうか、バスケのプロでも同じチームが二日連続対戦すると、点差がバラバラだったり勝敗が逆になる事が良くある…………」
弥生「今日も50点差になるかもしれないし27点差になるかも、もしくは陵南が勝つかも、過去の結果はあまりあてにならないわ」(まぁ我々もそういうのにこだわって取材するんだけどね)
そして、両チームが登場！！！
「頑張れ！！！！湘北！！！！」
「フレーフレー、陵南！！！！」
試合を終えて観客席に着く海南・清田は、またもやクールに分析、そして一言
「陵南の方が空気がいい…………」
湘北vs陵南、運命の一戦が始まる
続く
【スラムダンクの続き】【スラムダンクの続きを勝手に考えてみる】