2015年06月03日

続ける事< 辞める事

男尊女卑などの話かもしれないが、昔からこんな事を言ってきてたような気がする、まわりも言うやつ多かった


女は羨ましい、仕事をバッサリ辞めても[家事手伝い]とか[花嫁修行中]とか肩書きがあり、現実に家庭に入るパターンもある

その世間体などの重圧から逃れられる"言葉"があるのが羨ましいと


その点、男は大概はキャリアアップ、もしくはより自分の肌にあった転職などはあるものの、中々辞めれない(勿論例外はあります)




やはり語弊があるかな、、、すみません、女性でも大概の人は続けてます!!!仕事を!!!主婦を!!!ママを!!!自分の考えを!!!
そして俺ら世代とかで男女ともにそんな投げ出すようなやつはさすがにほとんどいてない


こと一人の男の僕に関しては
社会人になり仕事をやり始めてから、"仕事をやってない期間"は楽器屋からヴィンテージに移る二週間ぐらいだったろう

要は次のキャリアアップ的な仕事は決まっていたわけだ



僕は21〜楽器屋で約4年、25〜ヴィンテージで約5年、かぶりながら29〜レット設立〜グループ拡大って感じの人生で

昔の人みたいに終身雇用とまではいかないが、おそらくレットグループはダメにならない限り一生だし、その前の2つも、"仕事は長くこなす""石の上にも三年"がモットーである




それは何回も武勇伝として言うが、中学の時、和歌山で一番厳しいバスケ部のキャプテン辞めずに続けたり、音楽で大学入ったりと、それらによるものだが、ブレずに続けるといった美学を持っているのだ
ヤマハを未だに狙っているのもそれだ


碇シンジの逃げちゃダメだじゃないですが、何か嫌な事から逃げるのは自分の中でタブーとしてきた、ダサいと思うし、その癖がついちゃうとずっとそーゆー事から逃げる人間になるのは自分自身嫌だったからだ

その時間の単位が短ければ短い奴ほど信用がないと思ってきた

1ヶ月単位で手のひら返しで考え変えたり、3ヶ月や半年でもとにかく短い

などと、、、





けれど、色んな人が何かを辞め解放されて晴れやかな表情など見てると


美徳はどこへやら


その、「すっぽかす」、「逃げる」、「普通に辞める」、「やり遂げる」、「勇気ある撤退」どれであっても、辞める事のほうが現代社会にフィットしているのかと僕自身も新たな考えが最近生まれつつある

プロセスも大義もへったくれもないのでは??と


"無理に続ける美学"よりか、"楽に辞める美徳" が市民権を得てきてるのではないかと


そんな事はないと信じたいが


"勇気ある撤退"って言葉は嫌いじゃないし、それはあり!!!そこまでは昔から思ってた


けど、こと世を賢く生きる方法としては、後者のほうが正しいのかもしれないと、、何だか教えられる最近なのです


それで本人がリフレッシュ出来るのであれば、苦しんで続ける人間より、よっほど賢明な選択だと思う

立派な処世術だ




繰り返しになるが、
日毎にとか、短い単位でブレブレになりそゆ事を繰り返ししてる人間は信用出来ない、それを"閃き"とか"直感"とか"新たなる道"とかそんな言葉を安易には使わないでほしい
お前こないだ言ってた事と全然ちゃうやないけ!!それに何人の人がどんだけ振り回されて迷惑か考えろ


ただ終身雇用がなくなりつつあり、仕事や結婚の形が多様化、デイトレードで億万長者になるやつなんかもいる、離婚率何割とかニート万歳のこの時代

あんまりカタにハマった、僕のような"続ける事"に美学持った古い考えなのもどうかなと思ってきた

一回全てを放り投げるような日が来てもいいのかな…と思う今日この頃



まぁとりあえず方針は決めたから、またやり遂げるけど


またイギリス?
インド?行かなね…(;_;)/~~~

  

Posted by 赤木夏紀 at 05:35Comments(0)思想